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【メルマガ日台共栄:第2429号】 銅像になった日本人25人の一人として八田與一を紹介する『日本の心は銅像にあった』

2015/07/05

>>>>> http://www.ritouki.jp/ ━━━━━━━━━━━━━平成27年(2015年)7月5日】

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1>> 銅像になった日本人25人の一人として八田與一を紹介する『日本の心は銅像にあった』
2>> レポート:顔銘緯さんと語る会  多田 恵
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1>> 銅像になった日本人25人の一人として八田與一を紹介する『日本の心は銅像にあった』

 台湾では、烏山頭ダムを建設した八田與一(はった・よいち)の名前を知らない人はいないと
言っても過言ではない。

 李登輝氏が総統時代に取り組んだ教育改革の一環として、1997年(平成9年)に中学生用教科書
のサブテキストとして刊行した『認識台湾』(歴史編)に八田與一が登場し、最近では魏徳聖氏が
プロデュースした映画「KANO」でも八田を登場させている。

 毎年5月8日の八田の命日には烏山頭ダムの畔に建つ銅像とお墓の前で追悼式が行われ、すでに今
年で73回を迎えている。この追悼式には、反日と言われている総統の馬英九氏も参列したことがあ
り、八田與一記念公園をも建設している。

 李登輝元総統が講演や論考で繰り返して八田の功績を取り上げられたことなどが奏功し、日本で
もようやく八田の名前が浸透してきた。

 中学校の歴史教科書(育鵬社、自由社)にも掲載されるようになり、本年2月に刊行された大学
生用の英語教科書『Japan Innovation―ジャパン イノベーション』でも取り上げられている。

 最近は道徳教育をめぐる論議が活発化していて、ここでも八田與一がからんできている。

 道徳教育をすすめる有識者の会(渡部昇一・代表世話人)の編著による『はじめての道徳教科
書』(育鵬社、2013年11月)では、やなせたかし、夏目漱石、松井秀喜、佐藤真海、中江藤樹など
とともに八田與一を取り上げた。

 また、育鵬社はその翌年11月に刊行した貝塚茂樹・柳沼良太編『学校で学びたい日本の偉人』
で、小学生が学びたい日本の偉人の一人として6人の日本人を取り上げ、中江藤樹、杉原千畝、田
中正造、野口英世、二宮尊徳とともに八田與一を紹介している。

 さらに、育鵬社は今年7月1日に発売した渡部昇一監修、丸岡慎弥著の『日本の心は銅像にあっ
た』でも、銅像になった日本の偉人25人の一人として八田與一を紹介している。

 25人は、古代・中世編(紫式部や楠木正成ら3人)、戦国編(加藤清正や長宗我部元親ら3人)、
近世編(伊達政宗や二宮金次郎ら8人)、近現代編(明治天皇や勝海舟、特攻隊など9人)、そして
最後の海外編で、八田與一が遠山正瑛(中国に植林を続けた功績で、中国政府が建てた日本人の銅
像)とともに紹介されている。

 いずれも6ページから8ページを使い、最初のページにその人物の銅像写真を掲げ、次ページに簡
単なプロフィールと銅像が建っている地図を掲載、その後に本文が続く構成となっていてたいへん
読みやすい。

 驚いたのは、八田を除く24人は最初のページの銅像写真だけだが、八田のみは本文でも写真が使
われていることだ。その写真は、八田外代樹(はった・とよき)夫人の銅像だった。

 周知のように、外代樹夫人がお子さんを抱いた銅像は2013年9月1日に除幕式が行われている。思
いを巡らしてみれば、夫と妻の銅像が別々に造られた偉人はいないかもしれない。台湾の人々が八
田與一のみならず夫人をも敬愛していたという証左であろう。それを汲んで取り上げた著者の周到
さに敬意を表したい。

 なお、戦後、台湾に逃げ込んで占領した蔣介石は、自らの銅像を台湾の隅々にまで建てて偶像崇
拝教育を徹底した。後藤新平や児玉源太郎の銅像を撤去し、その台座にまで自らの銅像を建てて
行った。台湾では現在、蒋介石が独裁した白色テロ時代に反発し、高校生までが蒋介石の銅像を倒
したり、その頭に袋をかぶせたりしている。

 奇美実業創業者の許文龍氏が台湾の発展に尽くした後藤新平や新渡戸稲造など日本人9人の胸像
を制作して顕彰したように、銅像は人々から尊敬を受けているから建てられる。

 本書を監修した渡部昇一氏は本書の前書きで「銅像には、しぐさや向いている方向、建てられた
場所など細部にわたり多くの人々の想いが込められていますので、子供だけではなく全ての日本人
に大切なことを思い出させてくれる」と述べているように、多くの人々がその人物を顕彰するため
に造るのが銅像であり、その人物を通して大切なことを思い出させるのが本来の銅像だ。

 恐怖心や思い出したくない歴史を思い出させるのが銅像ではない。だから、世界中どこでも独裁
者の銅像は倒されるのだ。

 下記に本書の概要と著者のプロフィールを紹介しておきたい。

                ◇   ◇   ◇

・書 名:日本の心は銅像にあった ISBN:978-4-594-07280-3
・監修者:渡部昇一(上智大学名誉教授)
・著 者:丸岡慎弥(銅像教育研究会代表)
・体 裁:四六判、並製・224ページ
・定 価:本体1300円+税
・発 行:育鵬社
・発 売:扶桑社
・発売日:平成27年7月1日
 http://www.ikuhosha.co.jp/public/introduction07280.html

丸岡慎弥(まるおか・しんや)
銅像教育研究会代表、教育サークルREDS大阪代表、大阪市の公立小学校教諭。昭和58(1983)年神
奈川県で生まれる。幼少より兵庫県、三重県で過ごす。皇學館大学文学部教育学科卒業。その後、
大阪市内の公立小学校に勤務し、銅像を切り口とした偉人教育、道徳教育で子供達に生き方を伝え
続けている。

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2>> レポート:顔銘緯さんと語る会  多田 恵

【台湾の声:2015年7月5日】

 ひまわり学生運動から生まれてきた第三勢力であり、「国民党が倒れなければ、台湾は良くなら
ない(国民党没倒、台湾就[勿会]好)」のスローガンを広めた「基進側翼」のスポークスマン・顔
銘緯氏が東京を訪れた。顔氏は現在19歳で、高雄にある中山大学の学生でもある。顔氏は3日(金
曜日)は早稲田大学の台湾人留学生の勉強会「ナサン・マグ」で学生同士で交流を行い、4日(土
曜日)には、在日台湾同郷会、在日台湾婦女会、日本台湾医師連合が主催する「顔銘緯さんと語る
会」に出席した。

 この「顔銘緯さんと語る会」は、新宿歌舞伎町の台湾料理・青葉の広いフロアを貸し切って行わ
れ、作家の黄文雄氏、台湾独立建国聯盟日本本部の王明理委員長をはじめ小林正成、連根藤、張国
興の各氏、在日台湾同郷会の郭孫雪娥・前会長、三宅清子氏、梶山憲一氏を含む約60名が出席し
た。

 顔銘緯氏は、180センチの長身で、読書が好きだという好青年。昨年の9月に馬英九氏にジョー
ジ・H・カー著『裏切られた台湾』をぶつけたことで一躍、時の人となった。

 顔氏は、台湾語でスピーチを行った。基進側翼の基本的な主張として、1.主権の自主化、2.
政治の民主化、3.社会の自由化、を掲げた。それぞれ、「台湾は台湾人の国である」、「国民党
の不法な党資産を台湾社会が奪還することを含む正義の移行を行う」、「軍公教に対する優遇の問
題などを解決し、社会の公平と正義を図る」ことなどである。印象的だったのは、「国民党の無い
国家を打ち立てる(打造無国民党的国家)」という言葉だ。

 1月の総統選挙で、グリーン陣営が国会の過半数を占めたとしても、民進党の対中姿勢は、台湾
社会が感じている中国資本の浸透などの危機感とは距離があるため、「深緑」の勢力が「緑」であ
る民進党と政策を競うことが必要だという。顔氏は、国民党を追放し、「緑」と「深緑」の間で政
権交代が行われるようにしたいと語った。

 そのために、「2016討党産公投連署運動」と銘打って、国民党が不正に取得した党産を全国民に
返還するよう定める法律制定を促す公民投票(国民投票)を行うための運動をしている。

 基進側翼は2014年末の九合一選挙ではそれなりの得票を得たが、2016年1月の立法委員選挙には
候補者を立てず、ひたすら、この公民投票実現のための署名を集めている。第一段階は10万の署
名、第二段階は100万人の署名が必要だという。

 これまでに台湾団結聯盟が積極的に協力し2万票を集め、民進党もやっと正式に協力することが
発表された。署名用紙の印刷だけでも費用がかかる、という苦しい台所事情も吐露した。「2016年
の総統選挙は、立法委員選挙と同時に行われるが、それにもう1枚の票(公民投票)を加えたい」
と顔氏は語った。

 せめて、台湾で選挙権を持っている人はぜひ基進側翼の「2016討党産公投連署運動」に協力して
ほしい。

◆基進側翼が呼びかける「2016討党産公投連署運動」のホームページ
 http://2016kongtau.blogspot.tw/p/blog-page_2.html

 スピーチの後、白熱する質疑応答が行われ、若い顔氏の力強い答えを聞いた出席者は、「台湾の
希望だ」と語り合った。閉会が近づくと、出席者たちは、競って、顔氏と記念写真を撮った。御婦
人方の熱烈な支持のみならず、在日台湾人運動の男性リーダーたちの強い期待も感じられた。

                                    (執筆:多田恵)

参考資料

◆「ナサン・マグ」での交流の記録(文字記録あり。漢文)
 http://tokyongasan.blogspot.jp/2015/07/26-2016.html

◆「顔銘緯さんと語る会」の写真(フェースブック)
 https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1104089332937821.1073741829.606958152650944

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・野口健先生講演録「台湾からの再出発」(2010年12月23日)
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・2004年 李登輝前総統来日特集(2004年12月27日〜2005年1月2日)
・許世楷先生講演録「台湾の現状と日台関係の展望」(2005年4月3日)
・盧千恵先生講演録「私と世界人権宣言─深い日本との関わり」(2004年12月23日)
・許世楷新駐日代表歓迎会(2004年7月18日)
・平成15年 日台共栄の夕べ(2003年11月30日)
・中嶋嶺雄先生講演録「台湾の将来と日本」(2003年6月1日)
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