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日本の「生命線」台湾との交流活動や、他では知りえない台湾情報などを、日本李登輝友の会の活動とともに配信するメールマガジン。

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【メルマガ日台共栄:第2356号】 川村純彦氏が日本李登輝友の会副会長に就任 新常務理事には辻井正房氏

2015/03/24

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<<INDEX>> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [Vol.2356]
1>> 川村純彦氏が日本李登輝友の会副会長に就任 新常務理事には辻井正房氏
2>> 台湾鉄道との提携が、こんなにも相次ぐ理由  大坂 直樹(「東洋経済」編集局記者)
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1>> 川村純彦氏が日本李登輝友の会副会長に就任 新常務理事には辻井正房氏

 日本李登輝友の会は3月22日に東京都内で理事会と総会を開催、新役員や事業計画、今年度の
「政策提言」などを承認可決した。

 昨年10月に逝去した岡崎久彦・副会長の後任には、岡崎研究所副理事長をつとめる川村純彦(か
わむら・すみひこ)常務理事が就任した。川村常務理事の後任には、千里丘タクシー代表取締役で
大阪府支部長の辻井正房(つじい・まさふさ)理事が就任した。

 新理事には大田一博(おおた・かずひろ)輝生医院院長、加藤晴彦(かとう・はるひこ)尾道学
園理事長、鈴木俊繁(すずき・とししげ)水戸済生会総合病院主任外科部長、山本厚秀(やまも
と・あつひで)群馬県支部長、村上秀次(むらかみ・しゅうじ)公認会計士・税理士、李久惟
(り・じょうい)拓殖大学客員教授の6名が就任。村上新理事は村上俊英(むらかみ・としひで)
理事を父とし、本会初の親子理事の誕生となった。

 また「政策提言」として「新たな対中戦略の策定を急げ─『サラミ・スライス戦術』で勢力圏の
拡大を図る中国」を発表、承認可決された。

 今年度の事業としては「政策提言の実現等」「李登輝元総統の来日歓迎活動」「台湾正名運動の
継続推進」など10項目も承認可決されている。

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2>> 台湾鉄道との提携が、こんなにも相次ぐ理由  大坂 直樹(「東洋経済」編集局記者)

 本誌では日台の自治体同士の都市提携や鉄道提携などについて、できるだけ詳しくタイムリーに
と思いながら伝えてきている。これらの提携が「町おこし」など地域経済の活性化につながってい
るのはもちろんだが、国交のない日本と台湾にもかかわらず、国交を結んでいる国よりもその絆が
どんどん強まっていることを明らかにしたいからだ。また、台湾は中国の一部などではなく、日本
と漁業協定などいろいろな分野で協定を結ぶことができることを明確に示したいからでもある。

 先般も3月14日に西武ホールディングスと台湾鉄道が友好協定を結び、西武鉄道も姉妹鉄道協定
を締結した際も、その提携内容を詳しくお伝えした。

 大手の鉄道会社が台湾と提携するようになって、ようやくメディアも注目しはじめたようで、3
月23日の「東洋経済オンライン」が「台湾鉄道との提携が、こんなにも相次ぐ理由」と題して報じ
ている。ここに改めて、日台間で結ばれた鉄道提携を紹介するとともに、東洋経済の記事を紹介し
たい。

 なお、記事では、2012年2月に「JR北海道が『SL冬の湿原号』と台鉄のSLとの間で『姉妹列車協
定』を結んでいる」と書き、これが日台間初の鉄道関係提携のように受け取られかねないが、1986
年1月の大井川鐵道と阿里山森林鉄道が姉妹鉄道提携の嚆矢。また、そのSL提携は2012年2月ではな
く3月の誤りだ。

 これも記事には出ていないが、今年の秋には岐阜の長良川鉄道と台湾鉄道の姉妹鉄道提携も予定
されている。

【日台鉄道姉妹提携一覧】

1)1986年01月25日 大井川鐵道と阿里山森林鉄道が姉妹鉄道提携
2)2012年03月12日 JR北海道のSL冬の湿原号と台鉄のSL仲夏寶島号が姉妹列車協定
3)2013年04月20日 黒部峡谷鉄道と阿里山森林鉄道が姉妹提携
4)2013年04月23日 江ノ電と平渓線が観光連携協定
5)2013年10月13日 JR四国の松山駅と台湾鉄道の松山駅が姉妹駅提携
6)2014年04月30日 秋田の鳥海山ろく線(由利高原鉄道)と平渓線が姉妹鉄道協定
7)2014年10月28日 千葉のいすみ線と集集線(台湾鉄道)が姉妹鉄道協定
8)2014年12月22日 山陽電鉄と宜蘭線(台湾鉄道)が姉妹鉄道協定
9)2014年12月22日 山陽電鉄の亀山駅と宜蘭線(台湾鉄道)の亀山駅が姉妹駅提携
10)2015年02月12日 東京駅と新竹駅が姉妹駅提携
11)2015年02月26日 京浜急行電鉄と台湾鉄路管理局が友好鉄道協定を締結
12)2015年03月14日 西武ホールディングスと台湾鉄路管理局が友好協定を締結
13)2015年03月14日 西武鉄道が台湾鉄路管理局と姉妹鉄道協定を締結

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台湾鉄道との提携が、こんなにも相次ぐ理由 京急、西武が「友好協定」を立て続けに調印
大坂 直樹 :東洋経済 編集局記者

http://toyokeizai.net/articles/-/63926
写真:京急と台鉄の調印式。京急の原田一之社長(左)と台鉄の周永暉局長
写真:西武と台鉄の調印式。右が西武の後藤高志社長
写真:台北駅で行われた日本のイラストレーターによる似顔絵イベント

 鉄道業界で、海峡を越えた連携の動きが活発化している。お相手は、台湾の国有鉄道・台湾鉄路
管理局(台鉄)である。

 2月26日に京浜急行電鉄が台湾で「友好鉄道協定」の調印式を開催したのに続いて、3月14日には
西武ホールディングスが東京で「包括的事業連携に伴う友好協定」の調印式を開いた。

◆先行した京急、巻き返した西武

 京急が動き出したのは、2014年10月半ば。台湾からの訪日客のうち、1割近くに当たる27万人が
羽田空港を利用している(2013年)。台湾での知名度を高めることで羽田から都心へのアクセスと
して京急を利用する訪日客が増えれば、同社の収益にも少なからず貢献する。羽田アクセスだけは
なく、横浜、横須賀、三浦海岸など、沿線の観光地を訪れる際に京急が利用される可能性も高ま
る。

 そこで京急は、2月26〜27日に台北駅構内で日本のイラストレーターによる似顔絵作成イベント
を実施した。3月からは台鉄の各駅にポスターを掲示するといったPR展開も行っている。

 一方、日本国内では、友好提携を記念したラッピング列車の運行や、現地を旅行した人から人気
の高い「台鉄弁当」の販売を計画している。

 西武が台鉄に接触したのは11月に入ってから。京急に一歩後れを取った形だが、その後の巻き返
しは早く、2月12日に友好協定締結の発表を行った。京急の友好鉄道協定の発表は6日後の2月18日
である。「わずか4カ月で友好協定を実現することができた」と、西武ホールディングスの後藤高
志社長は胸を張る。

 両社が相互に実施する取り組みは、災害時の相互協力、観光PR、記念乗車券の販売など。さらに
西武側は、埼玉西武ライオンズ主催試合で「台湾デー」を実施したり、台湾への駐在員派遣などを
行う。

 相次いで台鉄との提携を発表した両社だが、今後については「3社連携も考えている」(後藤社
長)という。京急と西武は株式を相互に持ち合うなど、以前から親密な関係にある。「まだ具体策
はない」(同)としながらも、将来的には幅広い連携につながる可能性もある。

 それにしても、なぜ台鉄との提携が相次いだのだろうか。実は京急、西武以外にも台鉄と提携を
結んでいる鉄道会社はいくつもある。

 2012年2月には、JR北海道が「SL冬の湿原号」と台鉄のSLとの間で「姉妹列車協定」を結んでい
る。2013年4月には、江ノ島電鉄と台鉄・平渓線が「観光連携協定」を、同年10月にはJR四国・松
山駅と台鉄・松山駅が「友好駅協定」を締結した。

 2014年11月には、いすみ鉄道と台鉄・集集線が「姉妹鉄道協定」を、翌12月には山陽電車と台
鉄・宜蘭線が「姉妹鉄道協定」を結んだ。今年に入ってからも、2月にJR東日本・東京駅と台鉄・
新竹駅が「姉妹駅関係」になっている。

◆誘客への期待と送客への責任

 それにしても、台鉄が日本の鉄道会社と相次いで連携しているのはなぜなのか。ヒントは、台湾
観光協会が昨年実施した「台日同名32駅観光プロモーション」にある。

 板橋、日南、大山、平和など、台湾と日本には同じ駅名が32存在する。この駅名と同じ名字また
は名前の日本人32人を台湾に招待し、駅長体験してもらうという試みだ。

 台湾からの訪日客は2014年に前年比27%増の297万人を記録した。この数字は中国や韓国を上回
り、国・地域別でトップだが、同年、日本から台湾への旅行者は163万人だった。数としては多い
が、台湾の訪日客と比べ134万人も少ない。

 「交流人口をウィンウィンの関係にしたい」(台湾観光協会)という言葉のとおり、台湾側とし
ては日本からの旅行者をもっと増やしたいわけだ。国有鉄道である台鉄が立て続けに提携を結んで
いる背景には、そうした国策の存在がある。

 とすると、一連の提携のポイントは、台湾からの観光客を増やす以上に、どれだけの日本人旅行
者を台湾に送り込めるか、という点になってくる。しかし、日本の鉄道業界からは「台鉄との提携
で話題性が高められても、日本から台湾への観光客の送り込みで効果が出せていない会社もある」
との声も聞こえる。

 台鉄のパートナーとなった日本の鉄道各社は、自社路線への誘客効果に期待するだけでなく、台
湾への送客という点でも重い責任を担っていることを認識する必要があろう。

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