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メールマガジン日台共栄

日本の「生命線」台湾との交流活動や、他では知りえない台湾情報などを、日本李登輝友の会の活動とともに配信するメールマガジン。

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【メルマガ日台共栄:第1716号】 「交流協会」という名称の怪

2012/10/26

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    ☆★☆★ 日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」 ☆★☆★
            日台共栄のためにあなたの力を!!
<<INDEX>> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [Vol.1716]
1>> 「交流協会」という名称の怪
2>> 明日、国際原子力広報支援センターが柚原正敬氏を講師に懇話会in小倉
3>> 日本から購入した振り子式特急お目見え─愛称は「プユマ(普悠瑪)」
4>>【読者の声】 台湾人は日本を応援します!  日本を応援する台湾人Aven Chen
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◆【ネット署名(第5期)】台湾出身者の戸籍を中国から台湾に改正しよう!!
  http://www.shomei.tv/project-1988.html
  *第5期ネット署名数:605人(10月26日現在)
  *第5期署名期間:平成24(2012)年8月21日〜10月31日

● 日本李登輝友の会「平成24年 日台共栄の夕べ」お申し込み
  http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0127.reg

● 李登輝元総統も激賞の映画『跳舞時代』DVDお申し込み
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● 映画『父の初七日』DVD(日本語字幕)お申し込み
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1>> 「交流協会」という名称の怪

 日本と台湾の間に国交はない。昭和47(1972)年9月29日、「日中共同声明」の発表と同
時に断絶したからだ。

 もう少し詳しく述べれば、当時の大平正芳外務大臣が北京において「日中関係正常化の
結果として、日華平和条約はその存在意義を失い、同条約は終了したと認められるという
のが日本政府の見解である」と表明し、一方的に同条約の失効を宣言したことによる。

 しかし、日本は一方で台湾との実務レベルでの交流関係を維持するため、その関係を
「非政府間の実務関係」と位置づけ、同年12月8日、外務省と通産省(現経済産業省)の所
管による「財団法人交流協会」を発足させている。

 台湾側のカウンターは、外交部(外務省に相当)直属の「亜東関係協会」となり、日本
の出先機関が駐日本台湾大使館に相当する「台北駐日経済文化代表処」となった。「財団
法人交流協会」の出先機関が駐台湾日本大使館に相当する「交流協会台北事務所」だ。そ
れが現在まで続いている。

 しかし、以前から疑問に思っていた。「交流協会」という名称のことだ。交流というの
はどことの交流なのか、名称からはさっぱり分からない。これは、名称であっても名称と
は呼べない。現在、この「交流協会」や「交流協議会」などの名称でNPO法人や財団法
人、社団法人で登録しようとしても、まず無理だろう。

 なぜこんな名称となったのか──。「日華平和条約」だったのだから「日華交流協会」
とか「日台交流協会」となるはずなに、どうしてこういう名称になってしまったのだろう。

 この謎を解き明かしているのが、オランダ大使やブラジル大使を歴任後、平成17(20
05)年7月から同20(2008)年7月までの3年間、交流協会台北事務所代表を務めた池田維
(いけだ・ただし)氏だ。

 池田氏は一昨年9月に出版した著書『日本・台湾・中国 築けるか新たな構図』(産経新
聞出版)で、この民間機構の名称について「当初『日華交流協会』という名称にしようと
したが、中国政府がこれに反対した」と明かしている。

 また「当時のことであるから『日台交流協会』という名称は北京ばかりでなく、台北の
蒋介石政権にとっても受け入れがたいものだったにちがいない」とも述べ、名称が単なる
「交流協会」に落ち着いた経緯について記していた。

 やはり、中国が反対したのだ。池田氏の前任の内田勝久(うちだ・かつひさ)氏が台湾
で「天皇誕生日祝賀会」を催そうとしたとき、顔を真っ赤にして「断固反対する。今後ど
んなことになろうと、責任はすべて日本にある」と言って脅してきたことを思い出す。李
登輝元総統の最初の来日にも、中国が烈火のごとく怒って「絶対に反対する」と脅してき
たことも、未だ記憶に新しい。

 ところが、池田氏は交流協会台北事務所代表に就任し、7月に赴任することになるが、タ
クシーに乗って「交流協会」と告げると運転手も分からなかったという。そこで、東京の
交流協会本部と所管官庁の許可を取って「日本交流協会台北事務所」と呼称するようにし
たという。

 台北事務所の名称は変わったものの、東京・六本木にある本部の名称は未だに「公益財
団法人交流協会」となっている。これはどうして改称しないのだろう。これでは、どこと
交流する法人なのか不明のままだ。

 池田氏はこのことについても触れ、下記のように記している。

≪より抜本的に、たとえば、「日台交流協会」という名称に変えようとすれば、定款を改
正する必要がある。そうすれば、「日本は対台湾政策を変えようとしている」として……
中国政府はほぼ間違いなく強く抗議してくるだろう。≫

 定款の改正などは、いささか手間はかかるが、法人でもどこの民間企業でもしているこ
とだ。重要事項であっても、必要に応じて変えていくものだ。池田氏が指摘したいのは定
款のことではなく、中国による「強い抗議」のことだろう。こういう中国からの抗議に、
政府や外務省は立ち向かえるのか、と暗に問うているのだ。

 日本は現在、ある病気にかかっている。それは「中国を刺激するな病」だ。この病気に
ついては、中国にODAをと唱える中国大使が未だにいることを思い出すだけで十分だろ
う。お金を貢げば中国をなだめられるという感覚がすでにオカシイ。外交感覚からも、日
本の国民感情からもおおきくかけ離れている。

 日中国交樹立40周年を迎えたが、日本は未だに「日中復交三原則」に基づく「日中共同
声明」に呪縛され続けている。

 名は体を表す。名称の問題は非常に重要だ。そのために日本李登輝友の会は「台湾正名
運動」に取り組んできた。日本が対中国政策をきちんと立てるためには、対台湾政策を立
てなければならない。対台湾政策から中国の影響をできるだけ排除しなければならない。

 その第一歩が「交流協会」の名称を「日台交流協会」に変更することだ。これこそがま
さに「台湾正名運動」と言えるだろう。

 そして、日本は未だに中国を慮って、官庁の役人は課長までしか台湾に行けないという
バカバカしい外務省内規を後生大事に守っている。台湾との関係を「非政府間の実務関
係」と位置付けながら、実務のトップレベルにある局長も事務次官も台湾に行けないのだ。

 「交流協会」の名称を「日台交流協会」に改称すると同時に、外務省内規の改正もすべ
きであろう。

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2>> 明日、国際原子力広報支援センターが柚原正敬氏を講師に懇話会in小倉
   演題は「問われる日本の台湾外交」

 山口県下関市に拠点を置くNPO法人国際原子力広報支援センター(藤井信幸理事長)は、
日本と台湾の「原子力安全文化」の国際交流を図ることを目的として、「台湾との原子力
交流の促進」をスローガンにこれまで「政策提言(2回)」を発表し、インターネットを
活用した台湾の原子力開発の情報を広く日本国民に提供してきています。

 そこで、日本と台湾との交流促進のため講演会などを開催し、先般9月末は本会の林建良
常務理事を講師に「尖閣問題から見た日台関係」をテーマに東京で、そして、このたびは
柚原正敬事務局長を講師に「問われる日本の台湾外交」をテーマに、北九州の小倉におい
て下記のような懇話会(ティー・パーティー)を開催します。

 尖閣諸島をめぐって少々揺れた日台関係ですが、断交以来初めて外務大臣が「台湾の皆
様」へメッセージを発するなど少しずつ日本の対応にも変化がみられます。

 そこで、「日本の生命線」台湾に関し、日本に決定的に欠けている点や今後の日台関係な
どについて熱弁をふるいます。ふるってご参加のほどお願いします。

【本会会員も会員価格です】

                   記

◆日 時:平成24年10月27日(土)13:30〜15:30

◆会 場:小倉商工会館
      福岡県北九州市小倉北区魚町2-6-1(TEL:093-551-4031)
      http://www.doko.jp/search/shop/sc60084250/#mapBlock

◆演 題:「問われる日本の台湾外交」

◆講 師:柚原 正敬(ゆはら・まさたか) 日本李登輝友の会常務理事・事務局長

      昭和30(1955)年、福島県南相馬市生まれ。早稲田大学中退。同57年、専務
      取締役編集長として出版社「展転社」を創立。平成7年、台湾研究フォーラム
      を設立し代表に就任(現在は顧問)。平成14年、日本李登輝友の会の設立と
      同時に常務理事・事務局長に就任。日光日台親善協会顧問、メディア報道研
      究政策センター理事。共著に『世界から見た大東亜戦争』『台湾と日本・交
      流秘話』『李登輝訪日・日本国へのメッセージ』など。

◆会 費:会員 1500円  一般 2800円

◆申込み:申し込みフォーム http://www.iccnp.com/tea_party_fu.html

     *備考欄に「日本李登輝友の会会員」と明記すれば、参加費は会員価額!

◆後 援:日本李登輝友の会、メルマガ「台湾の声」

◆主 催:NPO法人国際原子力広報支援センター(藤井信幸・理事長)
      〒750-0061 山口県下関市上新地町5-1-C-409
      ホームページ:http://www.iccnp.com/

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3>> 日本から購入した振り子式特急お目見え─愛称は「プユマ(普悠瑪)」

 鉄道車両の一つに「振り子式車両」があり、カーブを通過する時に車体を傾斜させるこ
とで、通過速度の向上と乗り心地の改善を図った車両だ。山岳地帯の多いイタリアやスペ
イン、ドイツなどでは1940年代から、そして日本も1960年台から開発に取り組んできたと
いう。

 台湾も太平洋側は山岳地帯が多い。そこで、このたび日本から「振り子式車両」を導
入、来年の春節(2月10日)に走ることになると台湾で報道された。愛称は台東県の原住民
にちなんだ「プユマ(普悠瑪)」。

 昨日の本誌で、JR東海、JR西日本、JR九州、台湾高速鉄路の4社が「日本の新幹線
など高速鉄道システムを共同で海外展開することで合意した」というニュースを紹介した
ばかりだが、またまた日本と台湾が手を結ぶ鉄道関連の嬉しいニュースだ。

 「鉄ちゃん」と呼ばれる鉄道ファンやマニアは、中国や北朝鮮にいないという。自由に
撮影したりできないからだ。台湾にも「鉄ちゃん」は多い。専門誌も多く出ている。台湾
が民主国家であることは、こんなところにも現れている。

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日本から購入した振り子式特急お目見え
【中央通信社:2012年10月25日】
http://japan.cna.com.tw/Detail.aspx?Type=Classify&NewsID=201210250003

 (基隆 25日 中央社)台湾鉄道管理局(台鉄)が日本から新たに購入した車体傾斜式電
車が25日、北部の基隆港に到着し、埠頭で地元のマーチングバンドらによる歓迎式典が行
われた。

 台鉄は2011年1月、106億台湾元(約300億円)で日本車輌製造に対し、振り子式電車の車
両17編成136両を発注。この日お披露目となったのは、そのうちの2編成16両で、流線型の
アルミニウム車体が現れると多くの鉄道ファンらから歓声が上がった。

 これらの車両には白と赤中心の塗装が施されているほか、先頭車両の車体の両側には台
鉄の英語略称「TRA」が躍動感あふれるフォントでペイントされている。車内は幼児連れの
乗客に優しい設計やバリアフリーの設備が取り入れられており、よりよい乗り心地が期待
される。

 最高時速140キロのこの振り子式電車は、3カ月にわたる試運転を経て、来年の春節(2月
10日)に太平洋沿いの海岸や山間部を走る東部幹線に投入さる予定。残りの120両は2013年
末までにすべて納入が終わる見通し。

 列車名については、車両の愛称を決める投票イベントの結果が7月下旬に発表となり、東
部・台東県の先住民族にちなんだ「プユマ(普悠瑪)」が選ばれた。

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4>>【読者の声】 台湾人は日本を応援します!  日本を応援する台湾人Aven Chen

 以前から中国は、「台湾は中国の一部である」と言っており、そして現在、中国は「尖
閣諸島も中国の一部である」言っています。私達台湾人は、それは事実に反することと認
識しています。しかし、この暴挙的言い分を阻止しなければ、将来、中国は「沖縄も中国
の一部である」と言いかねません。

 どうぞあなたの周りの人に伝えてください。「台湾人は日本を応援します」と。台湾人
が侵略の影での生活を強いられ、すでに66年が経ちます。それ故、私達台湾人は邪悪な隣
人に嚇される感覚をよく理解しています。

 台湾は辛い立場に置かれていますが、台湾人はやはり対抗しなければなりません。台湾
人は絶対に中国には投降しないとの決意を鼓舞するために、私はビデオ「通りかかった波
止場にて」を製作しました。You tubeでもご覧になれますので、ご参考になさってくださ
れば幸いに存じます。

 また、日本の皆さんに、台湾人は中国ではなく日本を応援する心を持っていることを判
っていただきたいと思います。

 中国は世界で最も日本を敵視する国家であり、台湾は日本にとって最も友好的な国家で
す。中国に傾きつつある台湾は、日本の国家利益とはなり得ません! 

 アメリカも日本も台湾を国家として認めていないため、台湾人の闘志は徐々に失われつ
つあり、すでに中国に傾きつつあるのです。あなたと、そしてあなたの友人にぜひお願い
します。日本政府に要求してください、「日本と台湾は正式に国交を結ぶべきだ」と。

台湾独立に支持と協力を!

 台湾人画家Aven Chen(日本名:中村和文)は、一人の画家であるかたわら、台湾独立を
鼓舞する歌曲を作ってきました。現在、台湾にあるそれらの曲は全て彼によって作曲され
たものです。そのうちの一曲をBGMに流し紹介している彼の油絵の作品「通りかかった
波止場にて」をぜひあなたとあなたのお友達に見ていただきたいと思います。

 You tubeでご覧になれますので、たくさんの方に紹介していただければ幸いです。見て
いただいた人が増えれば増えるだけ、彼の台湾での影響力が高まり、台湾独立の士気も強
まります。独立した台湾は、日本の国家利益となり得るでしょう。

 日本の幸運を祈ります。

◆通りかかった波止場にて[14分57秒]
 http://www.youtube.com/watch?v=3Iwt4GiKBy8&feature=channel&list=UL

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【日本李登輝友の会:取り扱い本・DVDなど】 内容紹介 ⇒ http://www.ritouki.jp/

● 「ありがとう台湾オリジナルTシャツ」お申し込み *在庫切れ:緑・M、L、LL 白・LL
  http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0097.reg
  *詳細は本会HPに掲載↓
  http://www.ritouki.jp/news/distribution/t-shirts.html

● 『台湾歌壇』(第17集) お申し込み
  http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0123.reg

● 友愛グループ機関誌『友愛』(第1号〜第12号)お申し込み
  http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0082.reg

● 廖継思著『いつも一年生』お申し込み
  http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0075.reg

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◆ 日本李登輝友の会「入会のご案内」

  入会案内 http://www.ritouki.jp/guidance.html
  入会お申し込みフォーム http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0005.reg

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  会の活動情報とともに配信する、日本李登輝友の会の公式メルマガ。

● 発 行:日本李登輝友の会(小田村四郎会長)
      〒113-0033 東京都文京区本郷2-36-9 西ビル2A
      TEL:03-3868-2111 FAX:03-3868-2101
      E-mail:info@ritouki.jp ホームページ:http://www.ritouki.jp/

● 事務局:午前10時〜午後6時(土・日・祝日は休み)

● 振込先: 銀行口座
       みずほ銀行 本郷支店 普通 2750564
       日本李登輝友の会 事務局長 柚原正敬
       (ニホンリトウキトモノカイ ジムキョクチョウ ユハラマサタカ)

      郵便振替口座
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       口座番号:0110−4−609117

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