国際情勢

メールマガジン日台共栄

日本の「生命線」台湾との交流活動や、他では知りえない台湾情報などを、日本李登輝友の会の活動とともに配信するメールマガジン。

全て表示する >

【メルマガ日台共栄:第1710号】 李登輝元総統がTVインタビューで台湾の法的地位について言及

2012/10/19

>>>>> http://www.ritouki.jp/ ━━━━━━━━━━━━━ 平成24(2012)年10月19日】

    ☆★☆★ 日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」 ☆★☆★
           日台共栄のためにあなたの力を!!
<<INDEX>> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [Vol.1710]
1>> 李登輝元総統がTVインタビューで台湾の法的地位について言及
2>> 黄昭堂先生を思う  蔡 英文(民主進歩党主席)
3>>『黄昭堂追思文集』頒布のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆【ネット署名(第5期)】台湾出身者の戸籍を中国から台湾に改正しよう!!
  http://www.shomei.tv/project-1988.html
  *第5期ネット署名数:589人(10月19日現在)
  *第5期署名期間:平成24(2012)年8月21日〜10月31日

● 第18回「日本李登輝学校台湾研修団」お申し込み【締切:10月22日】
  http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0121.reg

● 李登輝元総統も激賞の映画『跳舞時代』DVDお申し込み
  http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0120.reg

● 映画『父の初七日』DVD(日本語字幕)お申し込み
  http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0126.reg

● 盧千恵著『フォルモサ便り』(日文・漢文併載)お申し込み
  http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0122.reg

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1>> 李登輝元総統がTVインタビューで台湾の法的地位について言及

 昨日の台湾最大手紙の「自由時報」が、昨晩と今晩の2回にわたって放映の「新眼光電視
台」による李登輝元総統への単独インタビューの発言内容を報じた。下記に紹介したい。

 曽文恵夫人の「総統を引き受けるべきではない」という発言を紹介しているが、これは
『最高指導者の条件』(2008年、PHP研究所)の冒頭でも詳しく触れられていて、「あ
る日、家へ帰ると、妻が涙を流して『総統になることをやめてください』と訴えたことが
あった」と記されている。

 また、台湾の法的地位の関する発言も紹介している。米国や日本が解釈しているいわゆ
る「帰属未定論」を述べている。つまり、台湾は日本がサンフランシスコ平和条約で放棄
した後は、中華民国にも中華人民共和国にも属していない「その状態が現在まで続いてい
る」と指摘されている。

-----------------------------------------------------------------------------------------
非主流派と主流派の政争─李登輝元総統「当時、家内は『総統にならないで』と反対」
【自由時報:2012年10月18日】

 〔記者李欣芳/台北報道〕李登輝元総統は、総統在任中を振り返り、国民党内の主流派
と非主流派の政争に直面した際、神に祈ることで難題を乗り切ったと話した。また、曽文
恵夫人は当初「総統を引き受けるべきではない」と、悩みを通り越して苦悩とも呼べるほ
どだった。そこで夫人に対し「そんなふうに考えるべきではない。私が総統になるのも神
のご意思だ。共に祈ろう」と諭したという。

 李元総統は「新眼光電視台」の単独インタビューを受け、秘められたエピソードを語っ
た。番組は今日明日の2晩にわたり、午後8時から放映される。

 李元総統は自身の経験をもとに、政治改革をスタートさせてから、改革の完了と目され
る時期まで、常に大きなプレッシャーに苛まされてきたが、信仰、すなわち神に寄り添う
ことで救われたという。「この信仰こそが唯一の救いであり、自身の倫理観を貫徹する手
助けとなったのです」。聖書は正義と愛の原則をいかに発揮するかを教え諭し、祈りを捧
げることで恐怖は取り除かれていった。

 台湾の国際地位について、李元総統は次のように語る。第二次世界大戦終結後、それま
で植民地となっていた国家の大部分は独立した。台湾だけが独立せず、マッカーサーが発
布した一般命令第一号によって、中国地区の司令官だった蒋介石が台湾を占領し、日本軍
の投降を受けた。ここから、台湾は蒋介石総司令の支配下となり「日本が台湾を放棄した
後、どの国家に帰属させるか、法律上の説明は全くない。その状態が現在まで続いている。」

 また、多くの人々が台湾は独立すべきだと考え、そのように主張するが、こうした考え
方はあまりにも理想的で実現は困難だ。「政権は我々の手中になく、押さえこまれている
ばかりだ。」

                              【翻訳:本誌編集部】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2>> 黄昭堂先生を思う  蔡 英文(民主進歩党主席)

 昨年11月17日、台湾独立運動に生涯を捧げてきた台湾独立建国聯盟の黄昭堂主席が大動
脈解離により急逝された。突然の訃報に多くの人々が戸惑いつつ嘆き悲しんだ。

 本年2月、台湾の2・28事件記念日を期し、台湾独立建国聯盟は黄昭堂氏への各界からの
追悼の言葉を編纂、『黄昭堂追思文集』として前衛出版から刊行している。

 その劈頭に、李登輝元総統の追悼文「黄昭堂永遠站在台湾国」があり、本誌でも紹介し
たが、次に拝されているのが民進党主席だった蔡英文氏の「黄昭堂先生紀念文(黄昭堂先
生を思う)」だ。台湾独立建国聯盟日本本部が翻訳したので下記に紹介したい。

 亡くなられてから丸1年目の11月17日、台湾独立建国聯盟日本本部は、後任の陳南天主席
を台湾からお招きして「故黄昭堂主席を偲ぶ会」を開催する。

◆台湾独立建国聯盟日本本部が「故黄昭堂主席を偲ぶ会―陳南天新主席を迎えて」を開催
 http://melma.com/backnumber_100557_5673936/

-----------------------------------------------------------------------------------------
黄昭堂先生を思う

                            蔡 英文(民主進歩党主席)

 黄昭堂老先生のことを、「台独おじさん」と呼ぶ人もいます。また老仙(ラウセン)」
と呼ぶ人も少なくありません。これは、日本語の「先生」(せんせい)と台湾語の「老仙
覚(ラウセンカク)」の掛け言葉でもあります。こういった呼び名が、黄昭堂老先生の親
しみやすく、深みのある人格を反映しています。

 同志と友人の目に映った、黄昭堂老先生は人格者で、堅実で、人に寛容に接し、悪口を
口にすることなどありませんでした。ずっと台湾独立および主権運動の先駆者であり実践
者でした。台湾独立の理念を堅持することにかけては、決して妥協しませんでした。た
だ、外在の客観的な環境の移り変わりに応じて、その時々にあわせて台独運動を高め、新
たな里程へと邁進させました。

 2008年、私が民進党主席になったとき、私の党歴が浅く、街頭運動との関わりも極めて
少なかったにもかかわらず、黄昭堂老先生は惜しみない励ましと支持をくださいました。

 この数年間、民進党のもっとも難しい時期において、私たちが行った重要な活動、たと
えば、民間国是会議、公民投票署名活動、そしてすべてのデモ行進に、黄昭堂先生はいつ
も率先して支持を表明し、あるいは発起人になってくださいました。私が、2012年の総統
選挙に出ることを決めた当初も、黄昭堂先生はいち早く積極的に私への支持を表明してく
れた民主化運動の先輩の一人でした。こういった思い出の一粒一粒は、私の心に刻み込ま
れ、忘れがたいものです。

 黄昭堂老先生はいつも「台独運動こそ我が天職である」と言っていました。その生涯の
ほとんどは台湾の主権を勝ち取るための政治および社会運動に捧げられました。黄昭堂先
生のあらゆる学術研究でさえ、すべて台独運動から離れることはありませんでした。

 黄昭堂先生が1976年に書いた2冊目の台湾研究の著作は、彭明敏教授との共著『台湾の法
的地位』です。

 この本で黄昭堂先生が説いたのは、「台湾は中国の領土に属するのではなく、台湾は基
本的には台湾人の領土であり…また台湾の将来を決定するにあたっては、台湾人の願いが
尊重されなければならない」ということです。この本は、初めて国際法の角度から台湾史
を解釈したという点で際立っています。それまでに試みられたことがない方法論でした。
この著作の出版は、台湾独立運動家たちに、理論面において、また国民党政権との抗争に
おいて、正当性の根拠を提供しました。

 黄昭堂老先生の「台湾人」についての考え方は、第二次世界大戦前から台湾に生活して
いたホーロー、客家および原住民といったエスニックグループを含むだけでなく、1949年
以降、台湾に移り住んだ中国各省の人々をも含んでいます。この包容力に富む民族観は、
時代を超える卓見で、人々をして敬服せしめるものです。

 しかし、残念ながら、国民党政権が長期にわたって繰り返し台独運動に中傷を加え、恐
怖感を植え付けて選挙に動員して統治を固めたため、長期間にわたって、台湾の各エスニ
ックグループ間の相互不信が形成されてしまいました。

 今では、黄昭堂先生が唱えた「台湾は中国の領土に属するのではなく、台湾の将来の決
定には、台湾人の願いが尊重されなければならない」といった論点は、すでに台湾二千三
百万人のコンセンサスとなっています。さらには、黄昭堂先生が生涯をかけて対抗した国
民党政権ですら、この理念に黙って従わざるを得なくなりました。

 立論が正しく、論述が明晰でありさえすれば、「知こそ力」になるという思いを禁じえ
ません。黄昭堂老先生の正確で優れた考えと抜きんでた見識こそ、黄昭堂老先生の歴史に
おける地位を不動のものとするのみならず、民主化運動の進むべき方向を示してくれたの
です。

 2008年まで、黄昭堂老先生は国史館の張炎憲・館長(当時)のインタビューを繰り返し
受けていました。主なテーマは、出生、勉学、海外での亡命生活、台湾へ戻ってからの運
動といった、黄昭堂老先生の台独運動への尽力の過程についての学術的なオーラルヒスト
リーでした。

 黄昭堂老先生は、昔の日記は警察に「没収」されてしまったので、細かい部分について
記憶にたよるしかなく、事実と相違が生じてしまうかもしれない、と心配していました。
一方でまた、「これもいいところがある。他人の悪いところをいつまでも覚えていなくな
る。だから私は大きなことを成し遂げることが出来るんだ!」と話していました。老先生
の度量の大きさ、崇高な人柄を垣間見ることができます。

 残念なことに、政権交代で、2008年からの馬政権の親中政策のため、国史館はこのオー
ラルヒストリーのプロジェクトを徹底的に断ち切りました。この台湾の歴史記憶の累積に
とっての傷は、拭い去ることができないものです。それでも黄昭堂先生のこれまでのさま
ざまな貢献と、黄昭堂先生が私たちに残した深く、美しい思い出は、後輩である私たちに
とって他にはない模範であり、また台湾社会の大切な資産であることは確かです。

 昭堂老先(ラウセン)、私たちはあなたのことを忘れません。あなたの理念を懸命に伝
えていきます。どうぞ天国で安らかになさってください。そして、そのもう一つの世界で
私たちのために祈ってください。いつか、私たちは成功します。国家の尊厳を取り戻し、
公平で正義に満ち、包容力のある団結した社会を築きます!

                          (台湾独立建国聯盟日本本部訳)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
3>>『黄昭堂追思文集』頒布のご案内
   李登輝元総統、蔡英文、安倍晋三、櫻井よしこ、金美齢など関係者91名が寄稿

 今年2月、台湾の2・28事件記念日を期し、李登輝元総統、蔡英文・民進党主席、蔡焜
燦・李登輝民主協会理事長、許世楷・前台北駐日経済文化代表処代表、安倍晋三・元首
相、小池百合子・衆議院議員、金美齢・元台湾総統府国策顧問、櫻井よしこ・ジャーナリ
ストなど台湾と日本の有縁の人々91名の寄稿により『黄昭堂追思文集』(台湾独立建国聯
盟編纂)が刊行された。

 本書は、黄昭堂先生が日台の人々からいかに慕われていたかを如実に示すとともに、そ
の偉大な足跡を書き留める。また、台湾独立運動の本質や日台関係の深遠にも触れること
ができる。

 本書に収録されている追悼文は、漢文、日本語、台湾語、英語などによって書かれてい
る。台独聯盟日本本部では発送の際に、李登輝・元総統、蔡英文・前民進党主席の追悼文
を翻訳したものを封入している。

・書 名:『黄昭堂追思文集』
・著 者:李登輝元総統など91名
・体 裁:A5判、上製、384頁
・出版社:前衛出版社 
・発 行:2012年3月1日

◆台灣那想那利斯文之徒:?昭堂追思文集 *全寄稿者名などを掲載
 http://www.avanguard.com.tw/ch/CH1/1838/MD/MD0000001838000999.html

-----------------------------------------------------------------------------------------

◆頒 価:1,500円(送料込み)

◆お申込:お申し込み書に必要事項を記入し、FAX・メールで

◆申込先:台湾独立建国聯盟日本本部

      〒162-0067 東京都新宿区富久町8-24 万年ビル2F
      TEL:03-3351-2757  FAX:03-3359-8475
      E-mail:wufijapan@googlegroups.com  HP:http://www.wufi-japan.org/
      郵便振替口座:00180-4-44168

◆支払い:代金後払い(郵便局) *本と一緒に郵便払込取扱票と請求書を送付します。

-----------------------------------------------------------------------------------------
『黄昭堂追思文集』お申し込み書

・注文数:  冊
・ご氏名
・電話番号
・ご住所 〒
・メールアドレス

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【日本李登輝友の会:取り扱い本・DVDなど】 内容紹介 ⇒ http://www.ritouki.jp/

● 「ありがとう台湾オリジナルTシャツ」お申し込み *在庫切れ:緑・M、L、LL 白・LL
  http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0097.reg
  *詳細は本会HPに掲載↓
  http://www.ritouki.jp/news/distribution/t-shirts.html

● 『台湾歌壇』(第17集) お申し込み
  http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0123.reg

● 友愛グループ機関誌『友愛』(第1号〜第12号)お申し込み
  http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0082.reg

● 廖継思著『いつも一年生』お申し込み
  http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0075.reg

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 日本李登輝友の会「入会のご案内」

  入会案内 http://www.ritouki.jp/guidance.html
  入会お申し込みフォーム http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0005.reg

-----------------------------------------------------------------------------------------
◆ メールマガジン「日台共栄」

  日本の「生命線」台湾との交流活動や他では知りえない台湾情報を、日本李登輝友の
  会の活動情報とともに配信する、日本李登輝友の会の公式メルマガ。

● 発 行:日本李登輝友の会(小田村四郎会長)
      〒113-0033 東京都文京区本郷2-36-9 西ビル2A
      TEL:03-3868-2111 FAX:03-3868-2101
      E-mail:info@ritouki.jp ホームページ:http://www.ritouki.jp/

● 事務局:午前10時〜午後6時(土・日・祝日は休み)

● 振込先: 銀行口座
       みずほ銀行 本郷支店 普通 2750564
       日本李登輝友の会 事務局長 柚原正敬
       (ニホンリトウキトモノカイ ジムキョクチョウ ユハラマサタカ)

      郵便振替口座
       加入者名:日本李登輝友の会
       口座番号:0110−4−609117

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright(C) 2011  Friends of Lee Teng-Hui Association in Japan


規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2003-10-06  
最終発行日:  
発行周期:週3回以上刊  
Score!: 99 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。