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日本の「生命線」台湾との交流活動や、他では知りえない台湾情報などを、日本李登輝友の会の活動とともに配信するメールマガジン。

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【メルマガ日台共栄:第1705号】 【戸籍問題】 石川県議会が10月2日に「意見書」を可決していた!

2012/10/14

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1>>【戸籍問題】 石川県議会が10月2日に「意見書」を可決していた!
2>> 逆サイホンが結ぶ日台の絆  喜早 天海(日本と台湾の懸け橋になる会世話人)
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◆【ネット署名(第5期)】台湾出身者の戸籍を中国から台湾に改正しよう!!
  http://www.shomei.tv/project-1988.html
  *第5期ネット署名数:573人(10月14日現在)
  *第5期署名期間:平成24(2012)年8月21日〜10月31日

● 第18回「日本李登輝学校台湾研修団」お申し込み【締切:10月22日】
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  http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0122.reg

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1>>【戸籍問題】 石川県議会が10月2日に「意見書」を可決していた!

 一昨日の本誌10月12日号で、宮城県議会が10月11日の本会議において「台湾出身者の国
籍表記の是正を求める意見書」を賛成多数で可決、地方議会で「意見書」が可決されたの
は日本初の快挙ですとお伝えしましたが、その前の10月2日に石川県議会が「意見書」を可
決していたことが判明しました。

 石川県議会は平成24年度の第3回定例会を9月11日から10月2日まで開催、最終日の10月2
日に議案第11号として自民党などが提案していた「台湾出身者の戸籍における国籍欄を
『国籍・地域』とし、その表記を『中国』から『台湾』に是正する民事局長通達の出し直
しを求める意見書」を賛成39、反対4の賛成多数で可決していました。

 宮城県議会に先行しての「意見書」可決は全国初のことで、平成18(2006)年12月19日
に台南県議会(現在の台南市議会)と日本で初めてとなる議会同士の友好交流協定締結に
つとめた「日台友好促進石川県議会議員連盟」事務局長の宮元陸(みやもと・りく)議員
のご尽力によるものです。

 ちなみに、石川県議会は昨年10月5日、台南県と台南市が合併して台南市となった台南市
議会と「友好交流協定」を改めて締結しています。協定の調印式は台南市内のホテルで行
われ、頼美恵・台南市議会議長および山田省悟・石川県議会議長が共同調印しました。

 それにしても、本会議における討論で、日本共産党の議員が「中華人民共和国と台湾は
一つの中国を構成するとの原則を否定する内容」だから反対するという意見にはビックリ
させられました。それが日本共産党の見解だと言うのです。

 中国と台湾が「一つの中国」だというなら、台湾の人々は中国のパスポートを持って日
本へ来ているのでしょうか。これでは、なぜ在留カードや外国人住民基本台帳で台湾と中
国を区別するよう法律改正したのか意味がわからなくなります。現状を無視して、中国の
主張を受け入れた共産党らしい観念的「暴論」としか言いようがありません。

 それでは、下記に「意見書」の全文をご紹介します。石川県議会のホームページでは可
決された「意見書」などを公開するとともに、10月2日の本会議の模様も動画でアップして
いますので、併せてご紹介します。
 

◆石川県議会で可決された「意見書」(議案第11号)
 http://www.pref.ishikawa.lg.jp/gikai/gaiyou/201209/documents/gian201209.pdf

◆石川県議会「議会中継」(10月2日の議会最終日の本会議)
 http://www.pref.ishikawa.lg.jp/gikai/cyukei/cyukei.html

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議会議案第11号

      台湾出身者の戸籍における国籍欄を「国籍・地域」とし、
      その表記を「中国」から「台湾」に是正する民事局長通達
      の出し直しを求める意見書

 法務省はこれまで、台湾出身者が日本人と結婚したり帰化した場合、戸籍における国籍
や出生地を「中国」や「中国台湾省」と表記してきた。中国とは中華人民共和国のことで
あり、中国台湾省とは中華人民共和国の行政区を指す。

 しかしながら、台湾はこれまで一度たりとも中華人民共和国の統治を受けたことはな
く、台湾を中国領土とするのは、台湾侵略を正当化するための中国の政治宣伝以外の何物
でもない。事実、この戸籍表記は日本政府の見解にも合致していない。

 そもそも戸籍において、台湾出身者の国籍を「中国」としたのは、東京オリンピックが
開催された昭和39 年6月19日付で出された「中華民国の国籍の表示を『中国』と記載する
ことについて」という法務省民事局長通達を根拠としている。

 このとき日本は中華民国と国交を結んでいたが、その後、日本は中華民国と断交して中
国と国交を結ぶなど、日本と台湾・中国の関係は大きく変わっている。

 そこで、日本政府は台湾との間で、平成17年9月から観光客に対するビザ免除を恒久化
し、また平成19年9月からは運転免許証の相互承認を行っているが、中国とは未だに行って
いない。東京都も平成20年5月、台湾からの転入・台湾への転出の際の住民基本台帳の表記
について、現状に即さず、正確ではないとの判断から「台湾」の表記を認めるという通知
を出している。

 また、平成21年7月の「出入国管理及び難民認定法」の改正に基づき、今年7月9日、これ
までの外国人登録証明書を廃止し在留カードを交付するに際しては「国籍・地域」欄を設
け、台湾出身者は「中国」ではなく「台湾」と表記し、同時に実施された外国人住民基本
台帳でも、台湾出身者の「国籍・地域」は「台湾」と表記するようになった。

 このように、台湾出身者の戸籍表記を早急に改めるべき状況にもかかわらず、これを放
置しておくことは中国の覇権主義的主張を受け入れているとみなされかねない。

 よって、国におかれては、法務大臣及び法務省民事局長に対し、戸籍の国籍欄及び出生
地欄を在留カードや外国人住民基本台帳との整合性を図って「国籍・地域」と改め、台湾
出身者は「中国」ではなく「台湾」と表記すべく、早急に民事局長通達の出し直し措置を
講ずるよう、強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成24年10月2日

 衆議院議長
 参議院議長
 内閣総理大臣
 総務大臣
 法務大臣
 内閣官房長官

                               石 川 県 議 会

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2>> 逆サイホンが結ぶ日台の絆  喜早 天海(日本と台湾の懸け橋になる会世話人)

 本日(10月14)、台湾・台中市内に「第2の八田與一」といわれる磯田謙雄(いそだ・の
りお)技師がつくった白冷[土川](はくれいしゅう)において毎年恒例の通水式が行われ
るそうです。今年は80周年になるそうです。

 台中に住む「日本と台湾の懸け橋になる会世話人」の喜早天海(きそう・たかひろ)氏
が昨日発行のメルマガ「遥かなり台湾」で、八田與一と磯田謙雄を比較しながら兼六園の
逆サイフォンのことを交え、白冷[土川]について伝えています。

 また、本日行われる白冷[土川]通水式80周年記念式典に際して、「金沢市に住んでいる
中川耕二氏から80年前に行われた通水式の様子を書いた資料」を戴いたとして、貴重な資
料を紹介しています。併せて紹介します。

◆【メルマが「遥かなり台湾」】白冷[土川]通水[2012/10/14]
 http://archive.mag2.com/0000094177/index.html

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逆サイホンが結ぶ日台の絆  喜早 天海(日本と台湾の懸け橋になる会世話人)
【メルマガ「遥かなり台湾」:2012年10月13日】
http://archive.mag2.com/0000094177/20121013090000000.html

●北国新聞

 去年10月12日の北国新聞(石川県)という地方紙に、「台湾に『水利の父』もう一人 
金沢出身で八田技師の後輩、磯田謙雄」というタイトルで磯田謙雄(のりお)技師のこと
が取り上げられたことがあります。八田与一技師のことは台湾通の皆さんにとってなじみ
深い名前だと思いますが、磯田技師についてはほとんどの方が初めて耳にするのではない
でしょうか。

 記事には下記のように掲載されました。

≪日本統治時代の台湾で、巨大な逆サイホンの水管を敷設し、農地を潤した日本人技師が
いた。その名は「磯田謙雄(のりお)」。烏山頭(うさんとう)ダムを建設した八田與一
(はったよいち)技師と同じ金沢出身の磯田技師は、水路がある台中市新社区ではよく知
られた存在で、毎年10月14日に通水記念式も行われる。

 磯田技師が設計したのは「白冷[土川]」(はくれいしゅう)と呼ばれる農業用の水路で
1932年(昭和7)に完成した。全長17キロを22か所のトンネル、14か所の橋でつなぐ大規
模な水路で、中でも渓谷を渡す3本の逆サイホンが特筆される。直径1メートルの水管を
日本から運び込んだ。

 水管は99年の台湾大地震で損壊し、新たな水管が敷設された。だが、地元住民は日本時
代の水管を撤去せず、塗装し直して管理を続けている。≫

 そして「磯田技師に関しての情報を求む」と最後に記事が結ばれており、この日から数
回に分けて磯田技師に関する記事が掲載され、北陸地方の人々に磯田技師の事が知れ渡っ
たと思っています。

●八田技師と磯田技師の比較

           八田與一          磯田謙雄
生年月日      1886年2月21日        1892年5月6日
金沢第一中学校卒  1904年3月(11期)      1911年3月(18期)
第四高等学校卒   1907年7月(二部工科)    1914年7月(二部工科)
東京帝国大学卒   1910年7月(工科大学)      1918年7月(工科大学)
台湾総督府赴任   1910年8月            1918年8月
引揚                        1947年
死亡年月日     1942年5月8日          1974年8月16日

 磯田技師は同郷の先輩である八田技師の下で烏山頭ダム工事に関わったそうです。

●兼六園

 金沢と言えば兼六園が有名です。その兼六園のそばに金沢城があります。ぼくは先月、
一時帰国を利用して金沢を訪れました。それは許世楷前駐日代表が、「近くの川(辰巳用
水)園内の霞が池に貯められた水は、さらに逆サイホンの道理を使い、すぐそばにある金
沢城に用水として引きこまれていたのだ」語っていたことを思い出し、この目で実際確か
めたかったからです。

 園内を散策していると「水道の遺構」という説明の立て看板がありました。その説明書
きには「園内を流れて来た辰巳用水がここから逆サイフォンの原理で金沢城二の丸に導か
れた水道の遺構である。1632年(寛永9年)に作られた時は木管であったが、天保15年
(1844)に石管に替えられた。この取水口を土塀で囲み、三つの番所水御門を構えて厳重
に管理していた」と記されてありました。

 そして、その木管も石管も金沢城内に展示されていたのです。

 ネットで「金沢城、兼六園、逆サイホン」と入力し検索して調べてみると興味深い記事
を発見しました。

 「兼六園から二の丸までの配管の仕組み」というタイトルに「わが国で最初と言われる
「伏せ越しの理」(逆サイホン)を応用し、密閉した埋設管で兼六園より約12メートル低
い百間堀を越え、8メートル高い金沢城の二の丸の泉池まで揚水しています。なんと江戸時
代に作られたのです。(当時の測量技術のレベルの高さにびっくり!)

http://www.jfe-steel.co.jp/museum/jfe_pipe/collection/tatsumi/kenroku2/main2.html

石川新情報書府〜兼六園名園記---六勝物語「兼六園と辰巳用水」
http://shofu.pref.ishikawa.jp/shofu/meienki/rokusho/suisen/d01.html

 金沢出身の磯田技師が白冷[土川]を設計するとき、故郷の兼六園と金沢城の逆サイホン
を思い浮かべて測量しながら図面を書いたのでしょう。

 そうやって考えてみると、逆サイホンが時代を超え、国を超え、世紀を超えて生き続
け、金沢と新社のみならず、日台の絆となって双方に幸せをもたらしているのです。

 明日14日午前中に新社で通水式80周年記念式典があります。この式典に金沢からと磯田
技師の御遺族など関係者らも含めて多数参加することになっており、午後からは白冷[土
川]の全工程を見学するようです。

 そして金沢市に住んでいる中川耕二さんから80年前の通水式が行われた様子の資料(新
聞記事)を戴きましたので、明日皆さんに紹介したいと思います。

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  • 名無しさん2012/10/15

    石川と宮城の県議会で、台湾出身者の戸籍是正を政府に求める意見書が採

    択されたそうで、おめでとうございます。すでに日本人の住民基本台帳、

    在留カード、外国人住民基本台帳では、台湾と中国は区別して表記してい

    るのですから、戸籍でも同様にすべきは当然です。そうでなければ、国家

    としての「鼎の軽重」が問われることになります。為政者や官僚は、他国

    から侮りを受けるような真似をしてはなりません。早急な是正を求めたい。