国際情勢

メールマガジン日台共栄

日本の「生命線」台湾との交流活動や、他では知りえない台湾情報などを、日本李登輝友の会の活動とともに配信するメールマガジン。

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【メルマガ日台共栄:第1700号】 台湾、尖閣周辺の漁業協議早期再開に同意 玄葉外相メッセージに回答

2012/10/07

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1>> 台湾、尖閣周辺の漁業協議早期再開に同意 玄葉外相メッセージに回答
2>> 交流協会を通じた台湾の皆様への玄葉外務大臣のメッセージ
3>> 日台友好神輿贈る 道後の旅館組合
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1>> 台湾、尖閣周辺の漁業協議早期再開に同意 玄葉外相メッセージに回答

 玄葉光一郎・外務大臣が10月5日、台湾の皆様へお伝え願いたいとして、台湾との窓口機
関である交流協会を通じてメッセージを発表したことを、昨日の本誌でお伝えしたが、早
速、台湾の外交部がこれに答え、6日、プレスリリースを発表した。

 台湾の報道によれば「外交部は『東シナ海の平和維持に役立つと信じる』とするととも
に、台日間での制度化された対話メカニズムの構築に期待」を示すとともに、漁業協議の
再開について「建設的な対話を日本側が期待していることについては、次回の協議で具体
的な成果をあげるため、日本側に対して釣魚台海域での台湾漁業者の操業権を尊重するな
ど善意を示すよう呼びかけた」と伝えている。産経新聞が共同通信記事を伝えているので
下記に紹介したい。

 何よりも重要なことは東シナ海の安定である。玄葉外相のメッセージも、そのことを意
識したもので、だから「東シナ海の平和と安定の確保は、すべての当事者に共通する利
益」としていた。台湾側もそれに応え「東シナ海の平和維持に役立つと信じる」となって
いる。

 また「中華民国政府」に向けてではなく「台湾の皆さま」となっていたのは、国交を断
たれている台湾への外務大臣から呼び掛けとしては、政府に呼び掛けるわけにも行かず、
台湾との窓口である交流協会を通じれば政府にも届き、台湾の関係漁民にも呼びかける形
になると考えてのことと推察される。

 それにしても、このような外務大臣メッセージを出すことを編み出したのは玄葉外相な
のかは詳らかではないが、中国政府も反対しにくい方法だ。日本にも知恵者がいたことに
少しく驚かされた。

 やはり、台湾との間を切り開くのは「政治判断」である。役人では限界がある。漁業交
渉も、水産庁の役人が実質的に交渉するのだろうが、16回やってダメなものはダメで、こ
こは政治家の出番だ。大局的見地から達成すべき着地点とアウトラインを政治家同士で決
め、事務的・具体的なことを役人が詰める形が望ましいのかもしれない。

 そこで、改めて玄葉外相の「台湾の皆さま」へのメッセージ全文を下記に紹介するとと
もに、早期の「日台漁業協定の締結」に期待したい。

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台湾、尖閣周辺の漁業協議早期再開に同意 玄葉外相メッセージに回答

【産経新聞:2012年10月6日】

 台湾の外交部(外務省)は6日、玄葉光一郎外相が5日のメッセージで、沖縄県・尖閣諸
島(台湾名・釣魚台)周辺海域の漁業権をめぐる日台漁業協議の早期再開を呼び掛けたこ
とに対し、「日本の考えに同意する」と応じる声明を発表した。

 声明は日本に対し「善意を示し、台湾漁民の釣魚台周辺海域での権利を尊重すべきだ」
と求めた上で、「漁業協議で具体的成果が出るよう共に努力したい」と表明した。

 馬英九総統が尖閣諸島をめぐる争いの平和的解決のために提唱した「東シナ海平和イニ
シアチブ」を、玄葉外相がメッセージで評価したことに対しては、「日本側の考え方は東
シナ海の平和維持に役立つと信じる」と好感を示した。(共同)

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2>> 交流協会を通じた台湾の皆様への玄葉外務大臣のメッセージ

【(財)交流協会:2012年 10月 5日】

 今般、今井正交流協会理事長が玄葉外務大臣を往訪し、最近の日台関係につき報告を行
った際、玄葉外務大臣より、交流協会を通じ台湾の皆様へお伝え願いたいとして、以下の
メッセージを託されました。

● 民主、平和、法治といった共通の基本的価値観を有する日台間では、長年にわたって
 良好な国民感情と深い相互信頼が育まれてきており、これを土台として、民間投資取決
 めの署名やオープンスカイの実現など、近年、日台間の実務関係が着実に発展してきて
 いることは誠に喜ばしいことです。政府としては、日台実務協力関係が引き続き着実に
 発展していくことを期待します。

● 昨年の東日本大震災に際して、台湾の方々から友情あふれる破格の支援を頂いたこと
 も、日台間の深い友情を示すものであり、今も我々日本人の心に深く刻まれています。
 日本政府としても、また、被災地・福島県出身の私個人としても、一人一人の台湾の
 方々から寄せられた温かい支援に対して改めて心からの謝意を表します。

● 個別の問題をめぐる主張や立場に異なるところがあったとしても、それによって日台
 間で対立的感情が深まり、交流や協力に悪影響が生じるのは誰も望んでいないものと信
 じます。日本と台湾とは隣人であり、近くにいるからこそ懸案が生じることもありま
 す。しかし、懸案については冷静かつ大局的見地から対応することが重要であり、個別
 の問題が日台関係の大局に影響することのないよう、日台間でしっかりと意思疎通に努
 め、理性的に対応していく必要があります。 

● 海外に滞在する邦人の安全は、外務大臣としての最大の関心事です。いかなる状況下
 においても、台湾の在留邦人が安全かつ安心して暮らしたり、旅行できる環境が保たれ
 ていることは、台湾社会の成熟ぶりを示すものであると同時に、日台間に草の根レベル
 での友情が深く根付いていることを示すものと受け止めています。台湾の人々の理性的
 かつ友好的な振る舞いに強い感銘を受けるとともに、在留邦人の方々が引き続き安全面
 の憂いなく台湾での日々を送れるよう強く願っています。 

● 東シナ海の平和と安定の確保は、すべての当事者に共通する利益であり、台湾側が先
 般発表した「東シナ海平和イニシアティブ」及び「推進綱領」も、我が国として受け入
 れられない部分はあるものの、かかる基本的な考え方と精神を体現したものと承知して
 います。対立をエスカレートさせたり、偶発的衝突を招きかねない挑発的行為を相互に
 自制しつつ、実務的かつ具体的な協力を進めていくことが重要であるという点につい
 て、日台双方の認識は一致しているものと信じます。この観点から、徒に緊張を高める
 ような事態が再び発生しないことを強く期待しています。

● かかる観点から、我が国は、最近、日台漁業協議の再開を提案しました。台湾側も、
 同協議の再開を強く希望していたと承知しており、日本政府としては、同協議が早期に
 再開され、双方が関心を寄せる議題について建設的話し合いが行われることを期待して
 います。

● 交流協会が、日台間の最も重要な意思疎通の窓口として、平素から台湾側と緊密に連
 絡を取り合い、強固な信頼関係を築いていることを多としています。今井理事長には、
 日台関係を更に発展させたいという日本政府の誠実なる気持ちを、私に代わって台湾の
 皆さんにお伝え願いたいと考えます。

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3>> 日台友好神輿贈る 道後の旅館組合

 昨年11月4日、愛媛県松山市の道後温泉と台北市の北投温泉が予定どおり「温泉友好協
定」を締結した。調印式には台湾側からの懇請により、松山の「鉢合わせ」という神輿祭
りが初めて海外でお披露目されたことを本誌でお伝えした。

 そのとき、「豊かな温泉場を持つ日本と台湾ならではの『温泉友好交流』だ。これを機
に、他の温泉にも台湾との温泉交流が広がることを期待したい」と書いた。

 その松山市の道後温泉が今度は日台友好を念じた「こども神輿」2基を台北市に寄贈する
という。この神輿は19日に始まる新北投温泉祭りで台湾の子供たちがかつぎ、展示して披
露されるという。

 嬉しいのは、台北市から「神輿の贈呈に影響ない」という親書が届いたことだ。読売新
聞の記事を下記に紹介したい。日台の草の根交流は、中国のように政治に影響されること
がほとんどなく、澱(よどみ)もない、日本と台湾ならではの関係だ。

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日台友好神輿贈る 道後の旅館組合
【読売新聞:2012年10月6日】
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20121005-OYT8T01574.htm

 道後温泉旅館協同組合が、松山市と交流する台湾・台北市へ2基の「こども神輿(みこ
し)」を贈ることになり、松山市湯之町の道後商店街で5日、お披露目の式典が開かれた。
昨年11月、台北で披露した松山の秋祭り名物「神輿の鉢合わせ」が大好評だったため、友
好の証しとして展示してもらう。尖閣問題などの緊張もあるなか、集まった旅館経営者ら
が「民間の力で交流を深めよう」と誓った。(林興希)

 松山市の松山空港と台北市の松山空港を結ぶチャーター便の創設を中村知事が目指して
いることから、両市は交流が活発。昨年11月には、道後温泉と台北最古の新北投温泉が友
好交流を締結した。その際、台北市恒例の新北投温泉祭りがあり、松山市から持参した2基
の大神輿で鉢合わせを披露し、台北市民の好評を得て、新調したこども神輿を贈ることに
なった。

 道後地区の八町会が協力し、今年6月から2基を制作。通常1年以上かかるところを4か月
で完成させた。一つは高さが1・1メートル、重さ90キロ、もう一つは一回り小さめで、金
と黒が基調。天井部分には道後温泉のシンボル「湯玉」の模様が施された。

 式典では、同組合の大木正治理事長が、今月1日に台北市側から尖閣問題での国際情勢の
緊迫は「神輿の贈呈に影響ない」という親書が寄せられたと紹介し、「神輿を通じて生ま
れた縁で、台北と日本、道後温泉と新北投温泉の友好を深めたい」とあいさつ。中村知事
は「国の政治には衝突があるが、地域間にはない。粋な交流で日台の友好の懸け橋となっ
てほしい」と話した。

 2基は今月7日に航空便に載せられ、19日に始まる新北投温泉祭りに地元の子どもたちが
日本式の法被姿で「せり」を披露する予定。その後は、片方が新北投温泉で、もう一つが
台北市で保管・展示される。

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  入会案内 http://www.ritouki.jp/guidance.html
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  • 名無しさん2012/10/08

    これまで日本は台湾に冷たかった。まともに台湾に向き合おうとしなか

    った。原因ははっきりしている。中国だ。玄葉光一郎という外務大臣が、

    初めて台湾と向き合った。その勇気に敬意を表したい。中国は「日中共

    同声明」に反すると言いたいところだろうが、「台湾の皆さま」宛、そ

    れも交流協会経由だから、文句のつけようもない。中国から批判のコメ

    ントが出てこないのが、それを証している。

    日本は今後とも、この「玄葉方式」で台湾に発信すればよい。うまい手を考えたものだ。