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メールマガジン日台共栄

日本の「生命線」台湾との交流活動や、他では知りえない台湾情報などを、日本李登輝友の会の活動とともに配信するメールマガジン。

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【メルマガ日台共栄:第1695号】 羽鳥又男公生誕120年祭のご案内

2012/10/02

>>>>> http://www.ritouki.jp/ ━━━━━━━━━━━━━ 【平成24(2012)年 10月2日】

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<<INDEX>> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [Vol.1695]
1>> 羽鳥又男公生誕120年祭のご案内
2>> 「羽鳥又男胸像除幕式」祝辞  手島 仁(群馬県立歴史博物館 専門員)
3>> 第8回台湾主権記念講演会・音楽会開催──柚原氏が日本人初の講演で熱弁
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◆【ネット署名(第5期)】台湾出身者の戸籍を中国から台湾に改正しよう!!
  http://www.shomei.tv/project-1988.html
  *第5期ネット署名数:521人(10月2日現在)
  *第5期署名期間:平成24(2012)年8月21日〜10月31日

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  http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0120.reg

● 映画『父の初七日』DVD(日本語字幕)お申し込み
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1>> 羽鳥又男公生誕120年祭のご案内

拝啓 仲秋の候、益々ご健勝のことと拝察申し上げます。

 この度、左記の要綱により、台南市最後の日本人市長として市政発展のために尽力し
た、羽鳥又男公の生誕120祭を企画いたしました。

 私たちはこの事業を通じ、より多くの人々に氏の功績を周知し、これを契機に前橋市と
台南市の友好発展に寄与できればと念願しております。

 つきましては、時節柄ご多忙とは存じますが、当日ご出席を賜りたくご案内申し上げま
す。
                                     敬具

 平成24年9月吉日

                羽鳥又男公生誕120年祭実行委員会 委員長 下田憲六

                    記

◆開 催 日:平成24年11月18日(日)

◆時間・会場:第1部 会費無料 午後3時 
        珊瑚寺境内羽鳥又男公銅像前にて記念法要
        〒371-0105群馬県前橋市富士見町石井1227 珊瑚寺
        TEL:027-288-3503 
        http://www.jalan.net/kankou/090000/090800/spt_10303ag2132035186/

       第2部 記念式典・会食(会費1万円) 午後5時
        群馬ロイヤルホテル 2階 鳳凰の間にて
        〒371-0026 群馬県前橋市大手町1-9-7
        TEL:027-223-6111
        http://www.grh.co.jp/

◆お申し込み:葉書にて、1)住所、2)お名前、3)電話番号、4)第1部、第2部の
       ご出欠を明記の上、下記までご送付のほどお願いします。

        〒371-0105 前橋市富士見町石井1227 珊瑚寺内
        羽鳥又男公生誕120年祭実行委員会事務局 内田尭重 行

        *事務処理の都合上、10月20日(土)必着でお願いします。

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2>> 「羽鳥又男胸像除幕式」祝辞  手島 仁(群馬県立歴史博物館 専門員)

 上にご紹介したように、来る11月18日、日本統治時代の「最後の台南市長」として今で
も台南の人々から尊敬されている羽鳥又男(はとり・またお)の生誕120祭が生地の群馬県
前橋市内で開かれる。

 後藤新平や八田與一の胸像を制作されてきた奇美実業創業者の許文龍氏が羽鳥又男の功
績を知り、その胸像を制作した。この胸像は羽鳥又男のご子息の羽鳥直之氏に寄贈、そし
て生まれ故郷の群馬県前橋市内にある天台宗の名刹「珊瑚寺」境内に設置され除幕式が行
われた。平成19(2007)年4月25日のことだ。

 この胸像除幕式の模様は本誌でも紹介したが、下記の本会ホームページからも多数の写
真とともに掲載している。

 また、羽鳥又男の研究をする群馬県立博物館の手島仁氏による当日の祝辞も併せて掲載
している。羽鳥又男の功績を顧みるため、ここにその祝辞を再掲したい。

◆台南で今も敬愛される「末代市長」羽鳥又男翁、胸像除幕式
 http://www.ritouki.jp/news/20070425hatori.html

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「羽鳥又男胸像除幕式」祝辞

                      手島 仁(群馬県立歴史博物館 専門員)

 本日、台湾の実業家・許文龍先生から贈られました羽鳥又男翁の胸像の除幕式が、関口
隆正氏を会長とする羽鳥又男顕彰会の主催により、台湾からのご来賓はじめ関係各位の御
臨席のもと挙行されますことを、衷心よりお祝い申し上げます。

 とくに又男翁の胸像が、濱田ご住職、小渕檀家総代はじめ、世話人に皆様方や檀家の皆
様の大変なるご理解のもと、天台宗の名刹・珊瑚寺に設置されることになりましたこと
は、台湾と日本の両国の人々の善意の賜物によるものと、敬意を表する次第です。

 羽鳥又男翁は、明治25年4月20日に富士見村石井に、羽鳥多三の三男として生まれまし
た。今年は生誕115年にあたります。又男の父・多三は第2代富士見村長を務めた方です。
大正5年、親戚の羽鳥重郎医学博士を頼り台湾へ渡り、台湾総督府に勤務、その精勤振りか
ら長谷川清総督の信頼厚く、昭和17年に台南市長に抜擢され、敗戦までの約3年間市政を司
りました。すでに前年には真珠湾攻撃による太平洋戦争が始まっており、すべで軍事優先
の時代に市長となったわけですが、台南市民のことを考え、大局的な見地から、行政を行
いました。そのことが、戦後60年を経過した現在でも、台南の方々に又男翁が、敬愛さ
れ、胸像がつくられ、台南と郷里の富士見村へ設置されることになったわけです。

 羽鳥市長の功績を簡単に紹介しますと、次の4点です。台南は日本の京都にあたり、台湾
の歴史・文化を象徴する貴重な文化財がある都市です。孔子を祀る台南の孔子廟は、台湾
の文化発祥の学堂でした。日本の軍国主義は、そこに神棚を置くことを命じました。しか
し、羽鳥市長は孔子廟に神棚はふさわしくないと撤去させると共に、「孔子の教えは国境
を超え、時代を超え永遠に伝承されるべきもの」と、老朽化した孔子廟を修理し、祭礼を
復活させ、自ら揮毫した「台南孔子廟」の標柱を廟門前に建てました。

 さらに赤嵌楼という歴史的建造物が倒壊しそうなほど危険な状態で放置されていたの
を、戦時下ゆえ軍部などは猛反対でしたが、台湾総督に掛け合って、大規模な修復工事を
昭和18年3月から19年12月に行いました。

 孔子廟も赤嵌楼も台湾の人々の心のよりどころという文化財で、その老朽化に誰もが心
を痛めていましたが、軍事色をます当局に言い出せなかったのを、市民の心情を汲んで実
現しましたものでした。また、開元寺というお寺の鐘は台湾で最も古いもので、戦時中金
属供出されたのを、それに待ったをかけました。軍関係者からは非国民と罵られる時代
に、生命の危険を省みず、勇気を持って行動しました。

 孔子の教えである儒教では、知識の深い浅いを人物評価の大きな尺度としていません。
その理由は、知識はなくてはならないが、知識だけでは複雑で変化極まりない現実には応
対し得ない。知識でなく見識が必要であり、見識でなく胆識が必要であるというもので
す。ただの知識に対して、ものの正しい判断が出来る段階を見識といいます。しかし、見
識もまだ本物でなく、正しい判断をして、さらにその決断によって決然と実行していく胆
力が必要で、この胆力の元になっているのが、胆識です。儒教では知識から見識、見識か
ら胆識を養うことを理想としています。又男翁は、胆識、胆力をもって市長職を行ったと
いえます。

 また、又男翁は戦後は、帰国して、国際基督教大学の創立、そして運営を裏方として支
え、威張ることもおごることもなく、敬虔なクリスチャンとして生涯を閉じられました。
儒教では「世に知られざるところに徳人あり、知られているところに不徳の人が多い」と
いいます。まさに、又男翁は「世に知られざる徳人」であります。この我が上州の生んだ
「世に知られざる徳人」を、許文龍先生はじめ、台湾の方々により、世に出して頂きまし
たことに深く感謝申し上げます。

 このたび、胸像が郷里に設置されたことについて、未来を展望し、次の3つの意義がある
と思います。

 その第1は、国際化がますます進展する社会に於いて、われわれ日本人がどのように生き
るべきかを羽鳥又男翁の生き方、そのものが指標であるということです。つまり、われわ
れは、学歴や肩書きなどでなく、本物の学問をして自己を磨き、胆識、胆力をもって国の
内外で行動しなければならないということです。それが国際社会から信頼される日本を築
くことになるということを、台湾から贈られた又男翁の胸像が実証しているということで
す。

 第2は、又男翁は石井小学校で代用教員をしていた時分からキリスト教に関心を持ち、台
湾に渡りすぐに洗礼を受け、クリスチャンになりました。群馬県からは新島襄と内村鑑三
という、わが国を代表するキリスト教の思想家が輩出しています。内村鑑三の直筆の「漢
詩 上州人」と「I FOR JAPAN,JAPAN FOR THE WORLD,
THE WORLD FOR CHRIST,AND ALL FOR GOD」という
英文が刻まれた碑が、高崎市役所近くの頼政神社に、昭和36年に鑑三の生誕100年を記念し
て、鑑三を敬愛する群馬県人によって建てられました。世界広しと雖も、クリスチャンの
碑が神社に建っているのは、ここだけです。これと対をなして、クリスチャン羽鳥又男の
胸像が、珊瑚寺に設置されました。クリスチャンの胸像が寺院に設置されたのも、ここだ
けであります。これは、理屈を言わず、義理・人情に厚い上州人気質が、美しく開花した
ものということが出来ます。 又男が裏方として誕生した国際基督教大学は、日米のキリ
スト教の諸派が協力して昭和24年に開学しましたが、それに先駆け、群馬県では明治21年
に県内のキリスト教徒が、プロテスタント諸派からロシア正教徒までが大同団結して、現
在の共愛学園を創設しました。ほかの地域では見られないキリスト諸派の協力という現象
も、理屈を言わず大らかで開放的な上州という風土であったから可能であったといえま
す。

 上州人気質を反映させた大らかな宗教観は、国際化が進む社会では大いに注目され、社
会に貢献することと思います。クリスチャンの羽鳥市長が孔子廟から神棚を撤去させ、孔
子廟を修復させ、祭典を復活させたのも、開元寺の鐘を守ったのも、上州人気質を反映さ
せた寛容な宗教観を持っていたからだと思います。

 第3に、今年の1月1日から「観光立国推進基本法」が施行されたように、「魅力ある国づ
くり・地域づくり」が観光を通して進められようとしています。観光は21世紀で最も重要
な国家的な政策となりました。群馬県も県を挙げて観光振興に取り組んでいます。観光に
よって、?人口減少社会を迎える中で交流人口の拡大を通じた「産業・地域の活性化」、
?草の根レベルでの「国際的な相互理解」、平和の推進などが期待されています。

 台湾では羽鳥又男翁のように尊敬されている日本人に後藤新平、八田與一などがいて、
許文龍先生により胸像がつくられています。八田與一は石川県金沢市生まれの技師で、台
湾にダムをつくったことで知られています。郷里金沢市には資料館もあり、台湾から訪れ
る人も沢山いて、加賀屋という有名な旅館には、年間1万人以上の台湾人が宿泊するそう
です。

 群馬県でも、富士見村で羽鳥又男、羽鳥重郎博士、前橋市では共愛学園の周再賜校長や
須田清基牧師、安中では六氏先生の一人・中島長吉と、台湾ゆかりの人物がたくさんいま
す。羽鳥重郎は台湾の風土病撲滅に功績のあった人で、台湾と群馬県で協力して、野口英
世賞に倣って羽鳥重郎賞を創設して、世界に文化を発信するということもできます。これ
ら台湾ゆかりの方々の資料館や史蹟などが整備されるならば、多くの台湾の方々が群馬県
を訪れることでしょう。また、逆に群馬県人が台湾を訪れ、互いの地域が活性化され、相
互理解が深まり、台湾と日本の絆が益々深まることと思われます。

 この胸像は私どもに、夢と勇気を与えてくれる台湾からの尊い贈り物であります。

 本日は、誠におめでとうございます。以上を以て、祝辞と致します。

 平成19(2007)年4月25日

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3>> 第8回台湾主権記念講演会・音楽会開催──柚原氏が日本人初の講演で熱弁

【台湾新聞:2012年10月1日 N0.176】

 台湾主権記念運営委員会主催の第8回台湾主権記念講演会及び音楽会が9月9日、都内のホ
テルで開催され60人が参加した。共催は日本台湾医師連合、日本台医人協会、在日台湾同
郷会、在日台湾婦女会、日本李登輝友の会、台湾の声、東京台湾協会などで、参加者は台
湾人より日本人の姿が多く目についた。

 最初に台湾主権記念会・会長の中山博雄氏が「今後、台湾正名運動の動きに注目し、台
湾の皆さんの台湾正名運動に全面的に協力したい」と挨拶。続いて、第8回目を迎える同講
演会では初の日本人講師、柚原正敬氏についての紹介があった。

 同氏は1955年、福島県南相馬市生まれで早稲田大学中退後、1982年に専務取締役として
出版社「展転社」の創立に寄与した。その後の1995年に台湾研究フォーラムを設立。2002
年に日本李登輝友の会の設立と同時に常務理事・事務局長に就任し、機関誌「日台共栄」
編集長を兼任している。

 柚原氏は「在留カードへの道と今後の台湾正名運動」のテーマで講演した。今年7月9
日、在日台湾人の在留カードの出身地の項目欄の標記を「中国」から「台湾」に変更する
経緯を順を追って説明。柚原氏によると2001年6月、当時の台湾同郷会会長の林建良氏が在
日台湾人の外国人登録証の国籍記載欄を中国から台湾に改めることを要求し「正名運動プ
ロジェクトチーム」を発足。2003年9月には中華民国のパスポートに「台湾TAIWAN」
を付記した。この件は大きな影響があったため、さらに2007年2月には台湾の郵便局、中華
郵政が台湾郵政へと名称変更。そして、今年7月9日には出入国管理局が今までの外国人登
録証制度を廃止して在留カード制度へ変更した。その際に台湾出身者の「国籍・地域」表
記が「中国」から「台湾」に。さらに同日実施された外国人住民基本台帳も表記は「台
湾」となった。

 同氏は、「台湾は世界一の親日国であり両国は良好な関係を保っている」とした。続い
て、未だ残る問題として台湾出身者が日本人との婚姻や日本に帰化しで身分に変更があっ
た場合、戸籍上の国籍・出身地欄では未だに「中国」や「中国台湾省」となっている点な
どを挙げて説明。今後、これらについても「中国」ではなく、「台湾」とはっきり記載さ
れるように活動していきたいとの意気込みを語った。また、「日本政府に訴求活動してい
るため、台湾の皆さんの力添えを頂きたい」と語るなど、熱のこもった講演となった。

 続いて心を癒すクインテットの演奏会、さらに柚原氏を囲んでの懇親会も開かれた。

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