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メールマガジン日台共栄

日本の「生命線」台湾との交流活動や、他では知りえない台湾情報などを、日本李登輝友の会の活動とともに配信するメールマガジン。

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【メルマガ日台共栄:第1606号】 台湾「0610豪雨」で亡くなられた方や被災された方々にお見舞い申し上げます

2012/06/14

>>>>> http://www.ritouki.jp/ ━━━━━━━━━━━━ 【平成24(2012)年 6月14日】

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<<INDEX>> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [Vol.1606]
1>> 台湾「0610豪雨」で亡くなられた方や被災された方々にお見舞い申し上げます
2>> 第17回李登輝学校研修団に参加して学んだこと(2)  岡 真樹子(第17期生)
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◆【ネット署名(第4期)】台湾出身者の戸籍を「中国」から「台湾」に改正しよう!!
  http://www.shomei.tv/project-1901.html
  *署名数:615人(6月14日 3期からの継続署名数)
  *1期・2期・3期のネット署名総数=12,235人

◆ 台湾出身者の戸籍を中国から台湾に改正しよう!!
  http://www.ritouki.jp/suggest/koseki.html
  *署名用紙やアピールチラシもダウンロードできます。
  *法務大臣の名前が異なる署名用紙でも有効です。そのままお使い下さい。

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1>> 台湾「0610豪雨」で亡くなられた方や被災された方々にお見舞い申し上げます

 日本でも伝えられているように、6月10日から台湾全土が豪雨に見舞われている。各地で
土砂崩れや浸水の被害が広がっていて、これまでに6人が死亡し、5000人近くが避難してい
るという。この大雨は今週いっぱい南部や中部を中心に続く見通しだと伝えている。

 3年前の2009(平成21)年8月、50年ぶりの大水害と言われる台風8号(モーラコット)に
よる「八八水害」が台湾の南部を襲い、わずか4日間で台湾の年間降水量に匹敵する2500ミ
リ以上の雨が降った。死者は700名ほどにも及び、高雄県の小林村が土石流により村ごと呑
み込まれ、400名以上の犠牲者を出したことを思い出す。

 今回の豪雨もそのときを彷彿させる。台北市では12日の雨量が277.5ミリに達し、6月の
降水量としては、日本の統治が始まった翌年の1896(明治29)年に観測所が設置されて以
来、最大の雨量だという。新北市の板橋でも360ミリと過去最大の雨量となり、各地で観測
史上初となる記録的な豪雨となっているそうだ。

 「八八水害」で対策が後手後手にまわったために内閣総辞職に追い込まれた馬英九総統
は12日午前、中央災害対策センター訪れ状況を確認、午後には南投県の被害状況などを視
察したという。この日の午後、台湾全土の学校や銀行などの公共機関も臨時休業に入り、
交流協会台北事務所も「『0610豪雨』に対する注意喚起」をホームページに掲載した
ほどだ。

 これ以上、被害が広がらないよう祈るしかすべはないが、亡くなられた方々や被災され
た方々に心からお見舞い申し上げます。

 動画も見られるNHKのニュースと交流協会台北事務所の「『0610豪雨』に対する
注意喚起」を下記に紹介したい。

◆NHK:台湾で大雨 被害広がり5人死亡[2012/6/12]
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120612/k10015788561000.html
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「0610豪雨」に対する注意喚起
【交流協会台北事務所:2012年 6月 12日】

 交通部中央気象局は10日、台湾南部(屏東、高雄、台南等)に「豪雨特報」を発布し、
注意を呼びかけておりましたが、12日午前9時55分には台湾のほぼ全島にわたり局部的豪雨
或いは特大豪雨が発生する割合が高いとする「豪雨特報」を改めて発出しました。

 同報道は、超大豪雨地区として、基隆市、新北市、台北市、桃園県、新竹市、新竹県、
苗栗県、台中市、彰化県、南投県、雲林県、嘉義市、嘉義県、台南市、高雄市、屏東県
を、また、大豪雨地区として、宜蘭県、花蓮県及び台東県を挙げています。

 この「0610豪雨」(内政部)に対し、各市政府から学校・事業所の臨時休校・休業
が公表されておりますので、報道にご注意下さい。(台北及び高雄事務所も12日午後は急
遽臨時休所します。)

 中央気象局ではこの「0610豪雨」が数日間は続くと予報しておりますので、瞬間の
大雨、雷、突風並びに鉄砲水、落石、土石流等に注意すると共に、危険な水辺や崖には近
寄らないようご注意下さい。また、水没している道路を歩く際も、側溝の蓋などがはずれ
ていることもありますので、ご注意下さい。

 いずれにせよ、豪雨が数日続くことにより予測できない災害が発生する危険も排除でき
ませんので、台湾の関係当局の注意喚起や報道等に引き続きご注意下さい。

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2>> 第17回李登輝学校研修団に参加して学んだこと(2)  岡 真樹子(第17期生)
   「老台北(ラオタイペイ)」にお会いしました

 いささか前のことになりますが、4月26日から30日にかけ、17回目となる「日本李登輝学
校台湾研修団」(略称:李登輝学校研修団)を行いました。団長は本会理事で岐阜県支部
長の村上俊英(むらかみ・としひで)氏、副団長は研修団参加も3回目となる嶋田敦子(し
まだ・あつこ)さん。

 全国各地から35名が参加。岐阜県支部からは、村上支部長をはじめ、田代正美(たし
ろ・まさみ)名誉支部長、須賀敦士(すが・あつし)事務局長、阿部伸一郎(あべ・しん
いちろう)東濃分会長など8名も参加しました。

 最高齢は、本会理事で滋賀県支部長をつとめる竹市敬二(たけいち・けいじ)氏の85
歳。第1回(平成16年10月)を除いて今回で16回参加という、まさに研修団のシンボル、い
やアイドルのような存在です。高齢にもかかわらずすこぶるお元気で健脚、今回も夜な夜
な「竹市部屋」で「夜の研修」が行われました。

 初日の蔡焜燦(さい・こんさん)先生による「台湾と日本の歴史と絆」と題した講義に
始まり、許世楷(きょ・せいかい)前台北駐日経済文化代表処代表ご夫妻に案内していた
だいた台中の白冷[土川]視察などを経て、最終日の待ちに待った李登輝先生による特別講
義「国際社会における日本の現状」まで、とても充実した研修となりました。

 初参加者の岡真樹子(おか・まきこ)さんも感激の連続だったようで、参加した感想を
写真とともにブログ「花時計」に掲載しています。6回に分けて掲載していましたので、本
誌でも6回分載でご紹介します。本日はその2回目です。

 なお、ブログでは毎回、タイトルが変っていますので、本誌では「第17回李登輝学校研
修団に参加して学んだこと」とし、ブログのタイトルをサブタイトルとしてご紹介しま
す。

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「老台北(ラオタイペイ)」にお会いしました  岡 真樹子(第17期生)
【ブログ「花時計」:平成24(2012)年5月12日】
http://blog.livedoor.jp/hanadokei2010/archives/3406810.html

 4月26日「第17回李登輝学校研修団」に参加して台湾へ行ってきました。首都・台北(タ
イペイ)に着いて一休みして、夕方、蔡焜燦(さい・こんさん)氏の講義がありました。
『台湾と日本精神―日本人よ、胸を張りなさい』(小学館)、「これが植民地の学校だろ
うか─母校『清水公学校』」(榕樹文化)など、日本でも本を何冊も出されているのでご
存じの方も多いと思います。司馬遼太郎の『街道をゆく─台湾紀行』の中に「老台北(ラ
オタイペイ)」という愛称でしょっちゅう登場する方でもあります。

 蔡焜燦さんは実業家で、半導体デザイン会社「偉詮電子股分有限公司」=偉詮電子株式
会社の名誉会長であり、「李登輝民主協会」理事長でもあります。李登輝さんの右腕、と
言っても良いでしょう。昭和2年(1927年)生まれということですから今、85歳。満面の笑
顔で私たちを迎えてくださいました。講義のテーマは「台湾と日本の歴史―両国の友情の
絆」、通訳はもちろん必要ありません。

 去年、東日本大震災が発生した時、台湾が真っ先に救援隊を送る、と申し出てくれたこ
とはまだ記憶に新しいできごとです。義援金の額も台湾はなんと世界一でした。蔡焜燦さ
んはそのことをとても「誇らしい」とおっしゃいました。そして、それは1999年9月21日
(台湾では「921地震」と呼びます)、台湾で大地震が起きたとき、日本から民間の救援隊
が真っ先に駆けつけてくれたことを台湾の人々は忘れなかったからだ、とおっしゃいまし
た。

 日清戦争に勝って1895年、日本は清(しん)から台湾を割譲されました。その時、清側
の代表だった李鴻章(り・こうしょう)は台湾を「化外(けがい)の地」、つまり未開の
土地、と呼びました。こんな野蛮な、荒れ果てた土地なんか日本にやるから勝手にしろ、
という意味です。

 実際、当時の台湾はこれといった産業もなく、鉄道も道路もダムもなく、亜熱帯特有の
風土病が蔓延する貧しい土地でした。台湾には3000メートル以上の山が258もあり、さまざ
まな民族が住んでいました。日本人はもともと台湾のことを「高砂(たかさご)」と呼ん
でいたので山岳民族のことを「高砂族」と呼びました。今でも結婚式の時に「高砂や〜
〜」って歌いますよね? 「高砂」は良い意味の言葉なのです。

 当時、台湾には言葉も風俗・習慣もさまざまな民族がいました。中国大陸から来た者も
いたし、原住民もいました。いくら日本が統治するようになったからといってある日突
然、日本人になれと言ってもなかなか受け入れられないでしょう。そこで台湾の初代総
督、樺山資紀(かばやま・すけのり)は2年間の猶予を与えたそうです。2年経って、日本
人になってもいいと思ったら国籍を取りなさい、と言ったそうです。

 日本政府が台湾を統治する方針は「内地並みにする」ことでした。内地、つまり日本列
島に住む日本人と同じぐらいのレベルの生活水準にする、ということです。

 1895年6月7日、台北城に無血入城した日本軍は6月9日、早くも「基隆(きいるん)病
院」を開設、13日には伊藤博文を局長とした「台湾事務局」を設置して医師1人、看護婦20
人、薬剤師9人を送りこんでいます。

 第4代の児玉源太郎総督時代に内務省衛生局長をしていたのが有名な後藤新平です。後藤
は台湾に医療衛生を普及させることに情熱を注ぎました。医療機関を充実させ、医師を養
成し、今でも「台湾近代化の父」として尊敬されています。

 日本人は台湾人に二つのことを教えた、それは「公」と「私」の区別、そして「モノ作
りの精神」だ、と蔡焜燦さんはおっしゃいます。

≪東南アジアの経済は華僑が握っています。しかし華僑は金融にしか興味がありません。
モノ作りの精神は彼らにはないのです。しかし、台湾には世界一のメーカーがいくつかあ
ります。これは日本人がモノ作りの精神を教えてくれたからです。≫

 昭和7年(1932年)、ロサンゼルスオリンピックで日本は金メダルを7つ、取ったそうで
す。当時、蔡焜燦さんはまだ5歳だったわけですが、その時の感激を今でも覚えているそう
です。その時に歌った「あがる日の丸」という歌を最後に歌ってくださいました。蔡焜燦
さんは包み込むような暖かーい雰囲気の方で、なにか田舎のおじいさんに会ったような気
がして胸が熱くなりました。                      (つづく)

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