国際情勢

メールマガジン日台共栄

日本の「生命線」台湾との交流活動や、他では知りえない台湾情報などを、日本李登輝友の会の活動とともに配信するメールマガジン。

全て表示する >

【メルマガ日台共栄:第926号】 日光市と台南市が1月に「観光友好都市」を締結

2008/12/12


>>>>> http://www.ritouki.jp/ ━━━━━━━━━━【平成20年(2008年) 12月12日】

    ☆★☆★ 日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」 ☆★☆★
            新しい日台交流にあなたの力を!!
<<INDEX>>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  [Vol.926]
1>> 日光市と台南市が1月に「観光友好都市」を締結
2>> 台湾の民主主義が危機に [宮崎 正弘]
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1>> 日光市と台南市が1月に「観光友好都市」を締結

 本誌前号で、12月8日に福島県観光物産交流協会が台湾観光協会と友好協定を締結した
ことをお伝えした。これは、福島県と台湾の相互交流を促進し、お互いに観光客を呼び込
もうという目的で結ばれた。

 同じような目的で、来年1月、栃木県の日光市が台南市と「観光友好都市」を締結する
運びとなった。

 日光市(斎藤文夫市長)といえば、世界文化遺産にも登録された日光東照宮などの神社
仏閣をはじめとする数々の歴史的建造物と、それを取り巻く日本有数の観光地である日光
国立公園を有し、さらに鬼怒川、川治、塩原などの温泉郷もある日本有数の観光地だ。戦
前から台湾にもその名を知られ、昨年、来日された李登輝元総統も訪問している。

 一方の台南市(許添財市長)は台湾第4の都市。オランダ、鄭成功時代の首都で、台湾
の古都。名所旧跡も多く、台湾の京都と言われる観光地。平成18年1月には、七夕を通じ
た市民交流が高まり、仙台市と「交流促進都市」を提携している。

 台南といえば、「末代市長」羽鳥又男を忘れるわけにはいかない。日本統治時代、最後
の市長として、孔子廟や赤嵌楼(せっかんろう)などの文化財を修復して守ったことで、
今でも台南の人々から尊敬されている。その事績を知って感激した奇美実業創業者の許文
龍氏は、羽鳥又男の胸像を制作している。その後日譚として、群馬県勢多郡富士見村の羽
鳥家菩提寺の珊瑚寺において羽鳥又男の胸像除幕式が行われたのは昨年4月25日のことで、
本誌でもお伝えした通りだ(2007年4月28日発行、第511号)。

 このような台南市と日光市が観光に特化した友好都市を提携するのは、日台の交流をさ
らに進めるだろう。他の自治体でも見習って欲しい事例だ。

 ちなみに、日光市は中国の敦煌市と平成16年(2004年)に姉妹都市を提携し、新日光市
として昨年1月に再調印しているが、岡山市が中国の洛陽市と姉妹都市を提携し、また台
湾の新竹市とも友好交流都市として提携している先例があり、一時期、洛陽市がごねたこ
とはあったものの、現在は何の障碍もないことを付け加えておきたい。

 なお、この観光友好都市提携の締結には、本会理事でもある宇井肇氏が会長をつとめる
「栃木県日台親善協会」が一役買っていたという。来年1月中旬に台南市で行われる調印
式には栃木県日台親善協会のメンバーも参加する。

 下記に、この提携を報道した「下野新聞」の記事をご紹介したい。    (編集部)

■日光市
 http://www.city.nikko.lg.jp/

■台南市ホームページ(日本語)
 http://www.tncg.gov.tw/default_j.asp
--------------------------------------------------------------------------------
日光市 「観光」特化し友好都市 来年、台湾・台南市と締結
【11月12日 下野新聞】

 【日光】外国人観光客誘致に力を入れている市は来年にも、台湾・台南市と観光分野に
特化した「観光友好都市」を結ぶ。来年一月をめどに、斎藤文夫(さいとう ふみお)市
長が訪台する予定だ。市執行部が十一日、市議会全員協議会で明らかにした。

 台湾西南部に位置する台南市は、人口約七十六万人。清朝統治期には台湾の首府として
栄えた古都で、歴史的建造物、寺院が多く残る。美食でも知られる国際的な観光都市だ。
共に観光を売りにする自治体同士。「相互に観光資源をPRし、観光客の誘致を図る。来
ていただければ、温かく迎え入れる」(市秘書広報課)という。

 姉妹都市提携を調査している自治体国際化協会(東京都千代田区)によると、教育や医
療分野に特化するなど従来の姉妹都市提携の枠に収まらない都市間交流は、二〇〇五年ご
ろから盛んになった。しかし「観光分野での特化は聞いたことはない。非常に面白く、珍
しい形」(同協会交流親善課)という。

 市は今後、韓国の都市などとも観光に特化した友好都市を結んでいきたい考えだ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2>> 台湾の民主主義が危機に [宮崎 正弘]

【12月11日 宮崎正弘の国際ニュース・早読み」(通巻2418号)】
http://www.melma.com/backnumber_45206/

 台湾で国民党が権力に返り咲いて以来、親日ムードが消えかけ「従軍慰安婦決議」で対
日強硬路線に転換する恐れがでている。馬英九総統は中華思想を信奉する外省人のため日
台間系が混迷を深めつつある。

 十一月初頭、巨大津波が台湾政界を揺らした。地殻変動のような騒ぎは中国との統一路
線を突っ走る現政権に対して、台湾本省人の反発が原因だった。

 北京から陳雲林(台湾担当)が訪台したため桃園空港から台北までの高速道路は対向車
線も封鎖、宿舎の園山大飯店は厳重な警備でネズミ一匹入れない。大陸との交流を深めよ
うとする馬政権の「三通」を具体化するための協議で、チャーター便乗り入れの定期化な
どが議題だった。

 この特使を台湾が「歓迎」するに当たって、台湾の指導者らは海峡基金会の江丙伸理事
長も国民党の呉伯雄主席も、驚くなかれ、自分の国の元首を「馬さん」と呼んで卑下し、
「中華民国総統」と言わなかった(ちなみに中国の新聞は「台湾総統」の『総統』を括弧
付きでさえ書かず、単に「台湾の指導者」と表現している)。

 各地で激しい抗議行動が起こり、会見場の昌華飯店周辺は何万という抗議の民衆で埋ま
った。ホテルの窓からは垂れ幕が下がった。『台湾を売り渡すのか』『馬政権は売国奴』
と叫ぶ抗議の波は自由広場へも押し寄せ、徹夜の集会が開かれた。

 他方、北京特使歓迎の宴が開催されたホテルの会場は前方にちらほらと数十人の参加者
しかないという寂しさだった。

 ところが抗議の民衆を警察は物理的に排除したため夥しい流血がおきた。血の弾圧に衝
撃を受けた台湾の民衆はさらに抗議の輪を拡げた。

 そんな状況下、検察が陳水扁前総統を公金横領の罪で起訴する方針を固め、逮捕に踏み
切った。陳水扁前総統は「わたしは無罪。すべての機密費は公のために使った」と叫びな
がら縛に付いたが、怒りが収まらないのか、拘置所内でハンガー・ストライキにはいった。

 中華社会の伝統は「水に落ちた犬は打て」である。

 陳水扁逮捕の瞬間の写真をみると、うれしそうに笑いをかみしめて陳総統に手錠をかけ
る外省人の末裔、国民党強硬派の残党たちの顔は歴代王朝の傭兵の風貌と重なった。

 馬英九にとって陳水扁逮捕は「国民党の復讐劇」として台湾南部の怒りをもろにかぶる
ことになり、ただでさえ支持率が急低下している惨状があるため政権の基盤が崩落する危
険性を勘案すると歓迎する心境にはない。

 どうやら国民党も馬英九総統も検察と司法の独走をコントロール出来ないようだ。

 そして台湾の各地で学生と知識人が連帯する「野草苺」運動が起きた。流血を憂慮し民
主主義のルールの尊重と「人権」を訴えてすでに一ヶ月も静かに座り込みを続けている。
市民がカンパを食料を持ち寄って支援している。

 これは民主主義の大切さを訴える自然発生的な若者たちの行動だが、フィリピンで、タ
イでこうした運動が政権の打倒へ繋がった。民主主義の成熟が見られた台湾ですら明日、
何がおきるか分からないのである。

            (この文章は『北国新聞』、12月8日付けコラムより転載です)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●日本李登輝友の会へのご入会−入会申し込みフォームをお使いください
 本会へのご入会申し込みフォームをホームページに設けています。これでお手軽にご入
 会申し込みができますのでご利用ください。

 ■ご入会申し込み http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0005.reg

●本誌が届かなくなった方は【解除→再登録】の手続きを
 本誌がいつの間にか届かなくなっていたという方が少なくありません。通常は週に3回
 以上発行しています。購読を解除したわけでもないのに届かなくなったという場合は、
 いったん購読を解除し、それから再登録をお願いします。

1)解除手続き http://melma.com/contents/taikai/
  「メールマガジン日台共栄」のマガジンIDは「00100557」
2)メルマ!事務局から「メールマガジン解除完了のお知らせ」が届く。
3)本会ホームページのメールマガジン欄「購読お申し込み」から申し込む。
  ホームページ:http://www.ritouki.jp/
4)メルマ!事務局から本登録を完了させる「メールマガジン登録のご確認」が届く。
5)本登録。
6)メルマ!事務局から「メールマガジン登録完了のお知らせ」が届いて完了!
--------------------------------------------------------------------------------
日本の「生命線」台湾との交流活動や他では知りえない台湾情報を、日本李登輝友の会の
活動情報とともに配信するメールマガジン。
●マガジン名:メルマガ「日台共栄」
●発   行:日本李登輝友の会(小田村四郎会長)
●編集発行人:柚原正敬
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright(C) 2007 Friends of Lee Teng-Hui Association in Japan

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2003-10-06  
最終発行日:  
発行周期:週3回以上刊  
Score!: 99 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。