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【メルマガ日台共栄:第906号】 長崎県知事のHP注釈に批判相次ぐも中国総領事は「意味変わらず」と言明

2008/11/17


>>>>> http://www.ritouki.jp/ ━━━━━━━━━━【平成20年(2008年) 11月17日】

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<<INDEX>>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  [Vol.906]
1>> 長崎県知事のHP注釈に批判相次ぐも中国総領事は「意味変わらず」と言明
2>> 台湾との交流 時代の最先端/与那国島・海洋タウンミーティング
3>>【読者の声】バシー海峡に眠る25万人将兵 [埼玉・尾形 美明]
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1>> 長崎県知事のHP注釈に批判相次ぐも中国総領事は「意味変わらず」と言明

 11月12日、金子原二郎知事が9月12日の定例記者会見で、「中国は一つ」という前提
の下に台湾を中国の「一地方政府」「自治体」などと発言した問題で、長崎県側がホー
ムページ(HP)に下記の注釈を付した。

 注釈は、発言を訂正すると約束したことに違約するとともに、問題のすり替えであり、
詭弁にしかすぎないことを本誌でも指摘した。案の定、昨日の読売新聞は「『修正後も
政府見解と違う』として、『失礼の上塗り』『訂正して謝罪を』という意見が相次いで
いる」という。

 この注釈が訂正の意味をなさないことは明らかだ。なぜなら、在長崎中国総領事館の
李斌(り・ひん)領事が「注釈を加えた後も意味に違いはなく、正しい発言だと思う」
(読売新聞)と発言しているからだ。つまり、「台湾は(中国の)一地方政府」とした
金子知事の発言そのものに変更はなく、「正しい」とさえ認識しているのである。当り
前と言えば当り前で、誰が読んでもそのようにしか受け取れない、解釈余地のない注釈
だ。だから、さらなる批判も出てきている。

 再度、金子知事にHPを下記のように訂正することを要求したい。

「台湾は中国の一地方政府でも自治体でもありません。台湾に関する県の認識は日本政
府の見解と相違なく、ここでの使い方としては誤解を招きかねないものであり、今後十
分留意することとします」

 それにしても、台湾側の対応には精彩がない。台北駐福岡経済文化弁事処の周碩穎(し
ゅう・せきえい)処長は「特に言うことはない」と述べたというが、「台湾は(中国の)
一地方政府」のままとしておいていいのだろうか。長崎県側とこれ以上関係を悪化させ
たくないという思惑もあるだろうが、馬英九総統が台湾と中国の関係を「特別な関係で
あるが、国と国の関係ではない」と発言したことが影を落としていることも否めまい。

                 (メールマガジン「日台共栄」編集長 柚原 正敬)


台湾は中国ではない 金子知事は発言訂正を!

■金子知事定例記者会見(9月12日)
 台北駐福岡経済文化弁事処長の表敬訪問への対応について
 http://www.pref.nagasaki.jp/koho/governor/kaiken/20080912/20080912.html#no8

■長崎県国際課(国際交流班)
 〒850-8570 長崎市江戸町2-13
 TEL:095-895-2087 FAX:095-827-2487
 メール:s00740@pref.nagasaki.lg.jp

■金子原二郎長崎県知事
 知事への提言:https://www.pref.nagasaki.jp/koho/goiken/goiken_form.php?nshu=2
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知事の台湾発言 修正後も批判相次ぐ
【11月16日 読売新聞(長崎版)

 金子知事が定例記者会見で「台湾は中国の一地方機関」などと発言したことに関し、
県HPに修正の意味を含めた「注釈説明」を追加したことについて、「修正後も政府見
解と違う」として、「失礼の上塗り」「訂正して謝罪を」という意見が相次いでいる。
                                  (津江秀晃)

 問題となったのは、9月12日の記者会見での発言。「中国は一つの国とみなしている。
台湾はそれの一つの地方機関」「台湾は一地方政府、自治体」「国(日本政府)も役人
は一切台湾には行かない」と述べた。

 注釈は今月12日午後に追加した。「県の認識は、日本政府の見解と違いはない」とし
たうえで、「知事は台湾を『地域』ととらえ『国』ではないという趣旨で述べた」「政
府幹部が台湾との往来・接触を控えている」という意味だと、釈明した。

 しかし、どんな「地域」なのかは言及しておらず、文中の「地方機関」を「地域」に
言い換えても「それ(中国)の地域」となり、やはり中国の一部と解釈できる。このた
め「アジアの地域」としている政府見解と違うとの指摘が出ている。

 台湾との友好団体「県日華親善協会」(長崎市)の浅田五郎会長(元県議)は「修正
を試みたこと自体は一歩前進と思うが、その結果、『中国の一部』と読めるため、失礼
の上塗り。勇気を出して訂正し、謝罪してほしい」と語った。

 全国知事会長の麻生渡・福岡県知事が今月、同県知事として36年ぶりに訪台したこと
を引き合いに出し、「金子知事も九州地方知事会長として、先頭に立って台湾との親善
に取り組むべきでは」と注文した。

 発言に抗議していた日台関係研究団体「台湾研究フォーラム」の永山英樹会長(埼玉
県鳩ヶ谷市)も「『(中国の)地方機関』は『(国家承認していない)地域』と同義で
はない。台湾の人たちへの配慮を欠いたことを考えれば、注釈ではなく、訂正して謝罪
すべき」と批判した。

 8月に県庁への表敬訪問を拒否された台湾の総領事館にあたる台北駐福岡経済文化弁
事処(福岡市)の周碩穎・処長は「特に言うことはない」と述べた。

 一方、在長崎中国総領事館の李斌領事は「注釈を加えた後も意味に違いはなく、正し
い発言だと思う」と語った。
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2>> 台湾との交流 時代の最先端/与那国島・海洋タウンミーティング
   研究者ら取り組み評価

 台湾にもっとも近い日本は沖縄県八重山郡の与那国島(町)だ。その与那国町で去る
11月9日、東海大海洋学部の山田吉彦准教授やユーラシア21研究所の吹浦忠正理事長など
7人をパネリストに「与那国島・海洋タウンミーティング2008〜海とともに切り拓く、
島と日本の豊かな未来」が開かれた。

 8月26日発行の本誌第847号でも紹介したように、与那国町は花蓮市に呼びかけ、26前
の昭和57年(1982年)10月8日に「与那国町・花蓮市姉妹都市締結盟約」を締結調印し
ている。日本と台湾の自治体の姉妹提携は、昭和54年(1979年)10月10日調印の青森県
大間町と雲林県虎尾鎮を嚆矢とし、与那国町と花蓮市はそれに続く。

 花蓮市は人口12万余人。台湾東部にあって、台湾最大の面積を有する花蓮県の首都で、
県庁や国際港の花蓮港を擁し、豊富な川砂や特産の大理石等を積み出しており、与那国
の他、沖縄県内主要港に陸揚げされている。

 一方、TVドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地としても知られる与那国町は那覇か
ら飛行機で1時間半の、人口1600人ほどの日本最西端の島。台湾からもっとも近い国境
の町として、台湾の人々にはなじみ深い島だ。許世楷・前台湾駐日代表処代表が独立運
動をしてパスポートを剥奪されたとき、この与那国島に故郷台湾を偲んで傷心の旅をし
たこともあった。

 昨年10月4日には与那国町と花蓮市の「姉妹都市締結25周年」を記念し、町民ら約130
人を乗せた初のチャーター便が桃園の台湾国際空港に到着した。飛行時間は約45分。そ
してちょうど9ヵ月後の本年7月4日、今度は花蓮市から蔡啓塔・花蓮市長を団長とする
市民訪問団約70人が乗り込んで初のチャーター便が与那国空港に到着した。

 実は与那国空港と花蓮国際空港だと所要時間は20分ほど。また、両市町の共通問題と
して交通の不便さや地域発展の低迷、過疎化などがあることから、昨年5月29日、与那
国町は花蓮市内に「与那国町在花蓮市連絡事務所」を開設。さらに昨年10月5日には「姉
妹都市締結25周年」を記念し、与那国町の外間守吉町長らが花蓮市を訪問した際に、与
那国空港と花蓮国際空港を拠点とする空の交通ネット構築の推進などが盛り込んだ与那
国島・花蓮市「両市町国境交流強化に関する協議書2007」を締結している。その一環と
して、今年7月の花蓮市長らの訪問となったのだった。

 このように台湾との交流を積極的に進めている与那国町が「与那国島・海洋タウンミ
ーティング2008〜海とともに切り拓く、島と日本の豊かな未来」を開催した。沖縄タイ
ムスの記事からご紹介したい。                     (編集部)

■沖縄県与那国町役場
 沖縄県八重山郡与那国町字与那国129番地
 TEL:0980-87-2241 FAX:0980-87-2079
 E-mail:info@town.yonaguni.okinawa.jp
 HP:http://www.town.yonaguni.okinawa.jp/
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台湾との交流 時代の最先端/与那国島・海洋タウンミーティング
研究者ら取り組み評価
【11月14日 沖縄タイムス】

 【与那国】「与那国島・海洋タウンミーティング2008〜海とともに切り拓く、島と日
本の豊かな未来」(主催・与那国町、財団法人都市経済研究所)が9日、町保健センタ
ーで開かれた。東海大海洋学部の山田吉彦准教授が「国境の島・与那国と海洋立国ニッ
ポン」をテーマに講演。昨年施行された海洋基本法が、海上交通の安全確保などの観点
から離島の重要性をうたっていることに触れ、国境の与那国島が台湾との交流で自立を
目指す姿を「時代の最先端」と評価した。

 山田准教授は北方領土や沖ノ鳥島、竹島などの事例を挙げ、日本最西端の与那国島に
「人が住む」ための活性化策として、台湾との交流を地域住民はもちろん、県や国と一
丸となって取り組むことが必要、と強調した。

 7人が参加したパネルディスカッションでは、安全保障が専門の佐道明広中京大教授
は離島振興が海の安保につながると説明。「台湾と中国との交流を深め、中台で争いが
あれば、与那国が間に入って仲裁できるような関係を築いてほしい」と激励した。

 北方領土問題に詳しいユーラシア21研究所の吹浦忠正理事長は「与那国は日本人が普
通に行ける国境の島。与那国だけではなく、日本全体で活性化を考えなければならない」
と話した。

 与那国町観光協会の真謝喜八郎筆頭理事や与那国漁協の上地常夫組合長は、島の資源
を活用し島を盛り上げていく決意を示した。電通の盛和春シニアプロデューサーは「ホ
ームページの充実などで島の魅力を発信する努力を」とアドバイスした。都市経済研究
所の上妻毅理事は「台湾との交流に向けた与那国の取り組みは、日本や海外のほかの島
々のモデルになる」と強調した。
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3>>【読者の声】バシー海峡に眠る25万人将兵 [埼玉・尾形 美明]

 本当に哀しいですね。横田めぐみさんが誘拐されてから31年経った15日、横田ご夫妻
は新潟で拉致問題の早期解決を訴えました。先日は、拉致被害者の市川さんのご母堂が
亡くなりました。

 日本海を隔てた隣国・北朝鮮が犯行を自供しています。にも拘らず、我が日本は自国
領土から誘拐された同胞を30年経っても救出できません。その犯罪国家が開き直ってい
ます。その国を擁護する勢力が、外務省の内部にさえいます。こんなバカなことが許さ
れていいのでしょうか。言葉もないですね。

 バシー海峡に眠る25万人将兵の慰霊をなおざりにしていることも、首相が靖国神社に
参拝することさえ遠慮することも、親日的な国々との友好よりも共産独裁国家に媚びる
のも、全ては歴史認識の問題です。

 田母神論文問題で明らかになったのは、そうした状況が一層悪化しているという事実
です。

 私も来年は潮音寺に必ず出かけます。気付いた者たちが、「一緒に日本に帰ろう!」
と英霊に呼びかけることしかありません。アメリカの3軍が今も毎日、ノルマンディー
の米兵を祀る墓地を守り、国旗を掲げ、国歌を吹奏していることを考えると、日本国と
日本人の忘恩はまさに亡国の精神だと断ぜざるを得ません。
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