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【メルマガ日台共栄:第858号】 『第10回台湾李登輝学校研修団』のご案内【10月10日〜14日】

2008/09/09


>>>>> http://www.ritouki.jp/━━━━━━━━【平成20年(2008年) 9月9日】

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         新しい日台交流にあなたの力を!!
<<INDEX>>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[Vol.858]
1>>『第10回台湾李登輝学校研修団』のご案内【10月10日〜14日】
2>> グルジア危機と台湾の不安 東西で揺れるアジア状勢 [櫻井 よしこ]
3>> 公園に残された鳥居に変化が 【片倉 佳史】
4>> 9月14日(日)、台湾出身の蔡篤俊先生によるカッピング講演会(日本語)
5>> 9月27日(土)、米沢光敦氏と山崎勉氏を講師に第74回新日台交流の会
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1>>『第10回台湾李登輝学校研修団』のご案内【10月10日〜14日】
   李登輝元総統の特別講義! 黄昭堂、黄天麟、許世楷、李明峻氏らを予定

 来る10月10日から4泊5日の日程で第10回目となる「台湾李登輝学校研修団」を行いま
す。

 前回の第9回台湾李登輝学校研修団は、馬英九総統の総統就任式直後の5月23日から3
泊4日で行い、李登輝元総統の特別講義は「これからの台湾はどうなるか」をテーマに、
聴講生の机の前を歩き回りながら、一人ひとりに語りかけるように熱弁をふるっていた
だきました。

 この第9回研修団の模様をはじめ、これまで実施してきた研修団の模様は、本会ホー
ムページ「活動」欄の「李登輝学校研修団」で、たくさんの写真とともに詳しくレポー
トしていますので、ご参照下さい。

 李登輝元総統の今回の講義テーマはまだ決まっておりませんが、突然辞任した福田首
相の後任首相が率いる日本と台湾との関係、馬英九総統の政権運営についてお話しいた
だく予定です。また講師には、黄昭堂氏(台湾独立建国聯盟主席)、黄天麟氏(元第一
銀行頭取)、馬莎振輝氏(タイヤル族民族議会議長)、前回初登壇で好評だった李明峻
氏(台湾国際法学会副秘書長、元岡山大学助教授)、初登場として許世楷氏(前台湾駐
日代表処代表)、呉阿明氏(自由時報董事長)なども予定しています。もちろん、皆さ
んすべて日本語での講義です。

 参加お申込者には、後日、詳細をお知らせいたします。どしどしお申し込み下さい。
ただし、申込締切日の9月16日前に35名の定員に達した場合は締め切らせていただきま
すことをご了承願います。

                           (日本李登輝友の会事務局)

■第10回台湾李登輝学校研修団:お申し込みフォーム
 http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0029.reg

*お申し込み締切日を9月16日(火)とさせていただいておりますが、搭乗便の座席確保
 のためできるだけお早目のお申し込みを!

■日本李登輝友の会 ホームページ:http://www.ritouki.jp/
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【第10回台湾李登輝学校研修団 募集要項】

■日  程: 10月10日(金) 夕方便で桃園空港へ
          11日(土) 終日研修(野外視察含む)
         12日(日)  〃
         13日(月)  〃
         14日(火) 修業式。夕方便で帰国

■主  催:日本李登輝友の会

■主な内容:李登輝学校校長の李登輝前総統による特別講義をはじめ黄昭堂先生など台
      湾を代表する有識者による日本語での講義。一連の研修修了後、李登輝校
      長自ら一人ひとりに「修了証」を授与されます。

      *台湾側の事情により視察研修から入ることがあります。参加申込者には
       後日、研修内容の詳細をお知らせします。

■参 加 費:会員 成田発ツイン   135,000円
         成田発シングル  155,000円
      会員 現地参加ツイン   70,000円
         現地参加シングル  90,000円

      *上記価格には空港利用税や燃料特別税が含まれています。
      *宿泊は参加者数やホテルの都合によりご希望に添えない場合があります
       のでご了承ください。

■定  員:35名

■申込締切:9月16日(火)*定員になり次第、締め切らせていただきます。

■一般参加:研修には会員以外の方も参加できますが、参加費は上記会員価格プラス
      10,000円となります(但し、申込時にご入会の方は会員価格とさせていた
      だきます)。

■そ の 他:成田以外からのご参加についてもできる限り対処したいと考えていますの
      で、ご相談ください。その際、参加費は成田発より割高になることをご了
      承願います。

■航空会社:チャイナエアライン(成田16:25発予定)

■申込方法:下記の申込書に必要事項を記載し、FAX、メールにてお願いします。お
      申し込みいただきましたら、所定の書類を送付いたします。

      *パスポートは3ヵ月以上の残余期間[有効期限が2009年(平成21年)1月
       9日以降]が必要ですので、必ずご確認願います。
      *9月16日以降キャンセルの場合、キャンセルチャージ(参加費の20%)が
       発生します。

【お申し込み・お問い合わせ】
日本李登輝友の会事務局:片木、薛、佐藤
電話:03-5211-8838 Fax:03-5211-8810
E-mail:info@ritouki.jp
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第10回台湾李登輝学校研修団 申込書

1、ご氏名
2、男 女(○で囲む)
3、年齢  歳
4、会員 一般(○で囲む)
5、出発地  成田 現地 その他(    )
6、宿泊希望 シングル ツイン(○で囲む)
7、パスポート番号
8、パスポートの有効期限
9、パスポートのローマ字氏名
10、ご住所 〒
11、TEL
12、FAX
13、E-mail

*お申し込みと同時にパスポートのコピーをFAX願います。
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2>> グルジア危機と台湾の不安 東西で揺れるアジア状勢 [櫻井 よしこ]

 先にジャーナリストの櫻井よしこ氏が、グルジア問題はけっして台湾問題と無関係で
はないと問題提起していることを紹介したが(9月1日発行、第852号)、続けて、馬英
九総統の台湾について「ロシアに対抗するグルジアの決意とは対照的」だとして指摘し
たのは、中国の「現実の脅威に目をつぶった融和策」についてだ。

 来日した江丙坤・海峡交流基金会理事長らは中国への急傾斜を「両岸経済関係の正常
化」と表現し、それによって中国は台湾の民主化に共感を示すようになると政財界を説
いて回ったが、櫻井氏はそれは楽観論でしかないと舌鋒鋭く一蹴する。同感である。
「櫻井よしこブログ!」からご紹介したい。               (編集部)
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グルジア危機と台湾の不安 東西で揺れるアジア状勢
【9月6日 櫻井よしこブログ!】 http://yoshiko-sakurai.jp/

 グルジア領内の南オセチア自治州とアブハジア自治共和国をめぐって、ロシア対グル
ジア・欧米諸国の関係が急速に悪化している。日本のメディア、テレビメディアはあま
り報じないが、まさに新たな冷戦の感が否めない。

 プーチン路線の下でメドベージェフ大統領が強気の発言をしたのは8月26日だ。ロシ
ア政府は前述の二つの自治区の独立を承認したうえで、「冷戦を恐れてはいない」と述
べたのだ。

 他方、グルジアのサーカシビリ大統領は「インターナショナル・ヘラルド・トリビュ
ーン」(IHT)紙の取材に応じ、ロシア軍への今回の敗北を認めながらも、二つの自
治区をグルジア領として奪還し、グルジア統一のために軍の強化に努める旨、宣言した。

 同大統領は米国ワシントンで法律を学んだ。アーミテージ元国務副長官らと親しく、
米国での人脈は幅広い。共和党の大統領候補、マケイン陣営の外交ブレーンがサーカシ
ビリ大統領の外交、安全保障政策に助言しているといわれる。大統領自身、こう述べて
いる。

 「マケイン氏とは、多いときで一日に二回、電話で連絡を取り合っている。民主党副
大統領候補のバイデン氏とも定期的に連絡し合っている」

 共和、民主、どちらの政権が誕生しようとも、グルジアの生命線である米国との絆を
保つ体制をつくっているのだ。かげりを見せているとしても、超大国に変わりはない米
国だけが、グルジアを守ることができると認識しているのだ。

 ロシアの強権外交は、アジア情勢にどう影響するのか。北京五輪を終えた中国は、ど
う変化していくのか。

 欧米諸国の北京五輪に関する厳しい報道は、日本の手放しの礼賛報道とは鮮やかな対
照をなした。情報の遮断と操作、言論の制限、チベット人やウイグル人をはじめとする
異民族への厳しい弾圧など、中国共産党の手法は変わらなかったが、国際社会の空気に
触れたからには、中国も民主化するとの楽観論がある。

 その種の希望的観測は、中国の脅威を最も身近に感じなければならない台湾において
も顕著である。ロシアに対抗するグルジアの決意とは対照的に、台湾で目立つのは、現
実の脅威に目をつぶった融和策である。

 馬英九総統は、北京五輪に「中華台北」の名で台湾チームを送り出した。台湾外相の
欧鴻錬氏は、外国の要人が台湾を訪れたとき「訪台」としていた従来の表現を「訪華」
に改めた。いずれも、中国が嫌う「台湾」の名称を避け、中国の一部であることを示す
「中華」の表現に統一したのだ。

 馬総統はまた、北京との「外交休兵(戦)」を宣言した。現在、台湾を国家として承
認する国は23に上るが、「それ以上に増やさなくともよい」とも言明した。中国政府に
とって、きわめて好ましい選択を、台湾政府は重ねているわけだ。

 もっと気になることがある。台湾海峡における中台の軍事力のバランスである。陳水
扁前総統は、米国から戦闘機を含む装備、武器の購入を切望したが、当時の野党である
国民党が反対して予算が取れず、購入できなかった。結果、台湾優勢だった軍事力のバ
ランスは、いまや中国優位に傾いた。

 米国は危機感を深め、総統に就任した馬氏が米国からの購入に前向きの姿勢に転じ、
台湾の軍事力整備は進むかに見えた。だが今、米国が台湾への武器売却に応じない状況
が生まれているのである。

 ユーラシア大陸はその西半分で一党支配のロシアが力に任せて勢力を広げつつある。
東半分で一党支配の中国がまやかしの「平和とスポーツの祭典」に「成功」を収めた。

 その勢いの前で台湾政府が迷走を続けている。グルジア・ロシアの対立から生じる冷
戦は、同時進行でアジアの激動の呼び水となる危険性が高い。
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3>> 公園に残された鳥居に変化が 【片倉 佳史】

【9月8日「片倉佳史の台湾便り」第7号】 http://katakura.net/

 二二八和平公園(旧台北新公園)の北側の柵が取り払われました。これにより、明石
元二郎総督墓地鳥居と、乃木希典母堂墓地・乃木夫妻御遺髪奉納地にあった鳥居が道路
に面することになりました。この二基の鳥居は三板橋の旧共同墓地(現康楽公園)から
移設されて以来、解説版もないままに敷地の片隅に置かれていましたが、これを機に解
説版が設置されました。なお、鳥居の移設保存を決まったのは陳水扁市長(当時)時代
でしたが、その後まもなく馬英九が市長に当選し、「偏向姿勢」で知られる台北市文化
局によって放置されるという憂き目に遭いました(壊されることはありませんでしたが)。

 なお、今回の解説板は台北市ではなく、二二八和平公園管理事務所が設けたものです。
気軽に訪れられるので、台北市内散策の際にはぜひお立ち寄りください。解説版の記述
は客観的なもので、内容もしっかりとしています。
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4>> 9月14日(日)、台湾出身の蔡篤俊先生によるカッピング講演会(日本語)

 カッピング(=吸い玉、吸引療法)を世界に広めようと頑張っておられる、台湾出身
の蔡篤俊先生の講演会〈日本語〉をお知らせいたします。

 これは、毛細血管に詰まっている汚れた血液(お血)を吸い出して健康な体にする、
数千年の歴史を生き抜いてきた伝統的治療法です。

 東京初台の先生のクリニックでトレーニングを受けた医師たちが、アメリカ・カナダ
・マレーシア・ウィーン・台湾などで開業して活躍しています。

 今まで、世界各地で講演を行ってきましたが、日本では初めてですので、貴重な機会
と思います。

■日 時:2008年9月14日(日) 13:00〜16:00

■場 所:新宿サンルートホテル

■テーマ:痛みと痒みの病理

■講 演:蔡篤俊医学博士

■会 費:2,000円 (1名様)

■お申し込み方法 : メール及びFAX
 ご参加人数、お名前、ご連絡先お電話番号を明記の上、下記のFAX番号及びメールア
 ドレスにお申し込みください。
 FAX : 03-3378-8561
 メール : tsai@tsaiclinic.co.jp
 HP:http://www.tsaiclinic.co.jp/index.html

 それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
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5>> 9月27日(土)、米沢光敦氏と山崎勉氏を講師に第74回新日台交流の会
   テーマ「台湾南部の製糖鉄道を訪ねて−サトウキビ畑に延びるへろへろ路線」

 第74回・新日台交流の会では、下記のテーマで講演会を開催いたします。みなさまの
ご参加をお待ちしております。

テーマ「台湾南部の製糖鉄道を訪ねて−サトウキビ畑に延びるへろへろ路線」

●ゲスト:米沢光敦さん/山崎勉さん

●日 時:2008年9月27日(土)15〜18時

●場 所:台湾資料センター
     東京都港区三田5−18−12

●交 通:都営地下鉄・三田線、東京メトロ線・南北線
     「白金高輪」駅下車2番出口より徒歩3分。

     または、都営バス 品97系統・新宿駅西口−品川駅前、田87系統・田町駅前
     −渋谷駅前、東98系統・東京駅丸の内南口−等々力操車所前
     バス停名「魚籃坂下」(ぎょらんさかした)下車徒歩1分)
     *PDF版 地下鉄路線図 SUBWAY MAP
      http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/subway/line.pdf
     *都営バス(東京都交通局)
      http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/bus/index.html

●料 金:無料

来場ご希望の方はあらかじめお電話にて入場の旨をお伝えください。
※ 台湾資料センター 03−3444−8724
開館:火曜日〜土曜日・9時〜12時 13時〜17時30分
休み:日曜・月曜・祝日
--------------------------------------------------------------------------
最新著作: 
■『台湾鉄道の旅 完全ガイド』
 初めてでも気軽に楽しめる! 新幹線から懐かしの旧型客車まで
 イカロス出版 2008年2月 1,800円(税込) ISBN:9784863200265
 http://secure.ikaros.jp/sales/mook-detail2.asp?CD=I-146
 http://www.ikaros.jp
■『台灣黄昏地帶−兩個日本鐵道迷的台灣旅遊筆記』
 繆思出版 2007年8月 定價:300元 ISBN:9789867399809
 米沢光敦/山崎勉著、蔡昭儀譯
 http://www.books.com.tw/exep/prod/booksfile.php?item=0010373892
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  • 名無しさん2008/09/09

    (北朝鮮延命60年)

     



                 国分寺在住者

     9月9日は、北朝鮮政権延命60年の日である。大東亜戦争終結後、「金日成」と称する人物が平壤に降り立った時が、朝鮮半島北部に於ける悲劇の始まりであった。それ以降六十数年、史上類例のない恐怖政治の下で、北朝鮮住民は呻吟し続けている。思想、言論の自由がないどころか、社会の隅々迄張りめぐらされた密告網のなかで、全てが監視下におかれ、「自分の影すら信じられない」という状況の下での生活を強要されている。多くの人が、些細なことで強制収容所に送り込まれ、全く人格を剥奪された状態で、労働力を供出させられている。縷述すればきりがないが、兎に角北朝鮮住民は、生き地獄の中で60年間苦しめられてきているのである。

     このような異常な国家が、長きに亘って温存されてきたのは一体何故なのか。何故、日本人は対岸の火事視して、全く手を打とうとしなかったのか。

     金銭、物資、技術等でわが国に多くを依存している北朝鮮政権に対しては、それを断ち切るだけでも、大きな打撃を与えることが出来た筈である。不法な流出を阻止するだけでもよかったのである。

     然し実際は、少なからぬ日本人が、北朝鮮に手を貸すようなことをしてきた。積極的な支援であるか、黙認であるかは別として、金銭等を北朝鮮に流出させ、また、わが国を経由した韓国への工作活動も放置するような人がいたのである。

     西側陣営の一員である筈のわが国は、共産主義に対して殆ど戦おうとしなかった。困っている人を助ける、不正義には断固戦う、それが本来の日本人の姿であった筈であるが、実際は、北朝鮮住民の救済に向けての努力を払ってこなかったのである。

     北朝鮮が何時迄存続するのか分からないが、何れの日か、政権が崩壊した時、私達は、北朝鮮の人々から、「何故助けてくれなかったのか」、「自分たちさえ、自由と繁栄を謳歌していれば、それでよかったのか」と詰め寄られることになるのであろう。