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【メルマガ日台共栄:第855号】 経済目標「6・3・3」を撤回して選挙公約を反古にした馬英九総統

2008/09/05



>>>>> http://www.ritouki.jp/━━━━━━━━【平成20年(2008年) 9月5日】

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<<INDEX>>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[Vol.855]
1>> 経済目標「6・3・3」を撤回して選挙公約を反古にした馬英九総統
2>> 中台二国論を否定 馬台湾総統融和政策進める
3>>【読者の声】台湾とともに歩む日本に [北海道 前田 博]

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1>> 経済目標「6・3・3」を撤回して選挙公約を反古にした馬英九総統
   残ったのは拡大された中国との経済交流と「一つの中国」

 馬英九氏は「6・3・3(経済成長率6%、失業率3%以下、平均年間所得3万米ドル
以上)」という経済目標を掲げて総統選挙に当選した3月22日、あふれんばかりの支持
者の前で「就任したら早急に選挙公約を政策に転換し、予算に組み込んで着実に実施す
るであろう」と宣言した。また「自分は人民の声をこの耳で聴き取り、選挙に勝ったこ
とで重大な責任を負うことになった。政権運営を通じて国民の負託に応えたい」とも宣
言したことは未だ記憶に新しい。

 しかし、馬英九氏はじめ、登壇した蕭万長、江丙坤、連戦など中国国民党首脳の顔付
きがなぜか異様に緊張していたことも印象的だった。

 そして5月20日の総統就任式直後から中国への宥和政策を掲げ、6月半ばに中国と協定
を結び、7月からは週末チャーター直行便と中国人観光客を受け入れ始めた。また中国
資本の導入も選挙公約に掲げ、中国の機関投資家による台湾の証券先物取引への投資の
一定的開放や対中投資規制緩和を発表した。

 ところが、9月3日現在、中国からの観光客は1日平均190人しかないという。馬英九
総統はこの日、選挙公約の「6・3・3」は早期達成できないとして、事実上撤回した。

 これを受けて4日の台湾株価は下落し、総統就任時の9068ポイントから何と2656ポイ
ントも下がり、約2年1カ月ぶりの安値となる6412ポイントにまで落ち込んだという。

 実は、李登輝元総統はすでに総統選直後の3月25日の段階で「彼の任期中には実現で
きない。こういう考え方は、いくら計算してみても出てこない」と、この「6・3・3」
が達成できないことを明らかにしていた(井尻秀憲『李登輝の実践哲学』)。同様の指
摘は林建良氏(「わしズム」27号、「『台湾独立』の秘策はチベット族、ウイグル族と
の連携にある」)など、少なくない識者が指摘していた。

 一方、総統府は同じ3日、馬英九総統がメキシコメディアのインタビューの中で、台
湾と中国の関係は「特別な関係であるが、国と国の関係ではない。この点が非常に重要
だ」などと述べ、「国と国の関係」であることを否定したことを発表している。これは、
李登輝元総統が1999年に表明した「二国論」(特殊な国と国との関係)を否定したこと
に他ならない。

 つまり、台湾経済を浮揚させるために立てた経済目標を撤回して残るのは、望んで拡
大した中国との経済交流であり、中華民族主義に根ざす「一つの中国」となったのであ
る。

 ここに来て、馬英九総統の方向性がようやくはっきりしてきた。だが、時計の針が
10年前、いやちょうど20年前に戻されたとの思いを抱く人も少なくないだろう。台湾の
前途に厚い暗雲がたれこめたとの思いは拭い難い。

                    (メルマガ「日台共栄」編集長 柚原正敬)
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2>> 中台二国論を否定 馬台湾総統融和政策進める

【9月4日 東京新聞】

 【台北=栗田秀之】台湾の馬英九総統はメキシコ紙とのインタビューで、中台関係に
ついて「国と国との関係ではない」と述べた。台湾総統府が三日、発言内容を公表した。

 馬総統の発言は、李登輝元総統が一九九九年に表明した中台「二国論」(特殊な国と
国との関係)を否定したことになる。対中融和政策を進める馬総統の見解は、今後国内
外に波紋を広げそうだ。

 インタビューの中で馬総統は「(中台)双方は二つの中国ではない。一種の特別な関
係にあり、国と国との関係ではない」と強調した。

 その上で「双方ともに『一つの中国』という原則は受け入れられるが、一つに対する
見方は双方で異なる。主権問題は今は解決できない」と述べ、当面は主権問題には触れ
ず、中台の平和、繁栄を保ちながら融和政策を推進する意向を示した。

 馬総統は今年五月に就任以来、外交関係を結ぶ国を競い合う中国との争いについて
「休戦」を提唱している。中国寄りの姿勢に、野党民進党などは「主権の堅持」を掲げ
て強く反発しており、今回の発言に野党陣営がさらに反発するのは必至だ。
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3>>【読者の声】台湾とともに歩む日本に [北海道 前田 博]

 台湾政権が国民党であれ、私の台湾に対する思いは変わりません。

 が、台湾国民(主に台湾本省人及び原住民の方々)は日本国民と共に歩んで欲しいの
です。切なる願いです。

 この世に存在しない『中華』という妖怪に眩惑されてはならないのです。賢明な両国
民です。期待をし、希望を抱いています。

 ともあれ私は、台湾国民の国民性が好きです。日本国民と相性が合うのです。あまり
にも合う為に、特に日本国民は台湾を空気のような存在(目には見えないが、空気の存
在の重要性‐日本の生存‐に気が付かない)と見ている様に思えます。

 台湾という国家を意識しないのです。意識しないことが悪いと言っているのではあり
ません。私は日本人、あなたは台湾人、逆に私は台湾人、あなたは日本人と意識するこ
とは大変疲れることです。無意識のうちに相手を信用し、また信頼することがどんなに
素晴らしいことか。両国民はそれが出来るのです。

 世界には、気のおけない国々があります。中国、北朝鮮、韓国、ロシアなど。

 国家‐民族、国家‐国民。最も気のおけない、国家‐民族の中国。幻想の中華民族。

 日本国民は意識しなければならない。信頼される国家が理想か、眼下に見られる国家
を受け入れるのか。

 信頼される国家を目指すならば台湾を死守しなければならない。台湾を意識しなけれ
ばならない。

 眼下に見られる国家を選択するのであれば言うことはない。大和民族(例え沖縄県の
みとしても)は台湾民族と共に中華民族となる。私は望まない。そのことを。

 日本が台湾を死守することは、他の国々に勇気と自信を与えます。フィリピン、マレ
ーシア、インドネシア、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、タイ等の東南アジア諸国、
モンゴル、中国内部のウィグル、チベット、内モンゴル等の自治区及び中国東北部(旧
満州)、インド等の国々及び強制的に支配されている地域(チベット国家など)が日本
という国家を見ています。

 多くの国々が日本という国家に期待をしているのです。

 故に台湾という国家は日本にとって生命線であると同時に、他の諸国に大きな影響を
与えます。

 日本の覚醒を台湾国民及び他の諸国は望んでいるのです。日本は期待に応えなければ
ならない。
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