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メールマガジン日台共栄

日本の「生命線」台湾との交流活動や、他では知りえない台湾情報などを、日本李登輝友の会の活動とともに配信するメールマガジン。

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【メルマガ日台共栄:第824号】 代表挨拶[交流協会台北事務所代表 齋藤 正樹]

2008/07/25



>>>>> http://www.ritouki.jp/━━━━━━━━【平成20年(2008年) 7月25日】

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          新しい日台交流にあなたの力を!!
<<INDEX>>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[Vol.824]
1>> 代表挨拶[交流協会台北事務所代表 齋藤 正樹]
2>> 台湾 交流協会新代表、漁業交渉の「ボールは台湾側に」
3>> 我は赴かん! 台湾建国の道 [李登輝之友会全国総会総会長 城 仲模]

■アップルマンゴーのお申し込みは締め切りました
  6月からご案内のアップルマンゴーですが、予定通り7月18日にお申し込みを締め切
 りました。昨年を上回るお申し込みをいただき心から御礼申し上げます。

  マンゴーを通じて台湾のことを知って欲しいという趣旨で始めたことですが、今年
 は例年になく入荷が大幅に遅れ、皆様にご心配とご迷惑をお掛けしましたことを深く
 お詫び申し上げます。ここに来てようやく入荷量も増え、今週末か来週早々にはお届
 けできる予定ですので、未着の方はもうしばらくお待ちいただきますようお願い申し
 上げます。                     (日本李登輝友の会事務局)
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1>> 代表挨拶[交流協会台北事務所代表 齋藤 正樹]

 7月11日、交流協会台北事務所の池田維代表(駐台湾大使に相当)の後任として就任
し、15日に台湾入りした齋藤正樹・新代表は22日、代表挨拶を発表した。

 外務省入省後、台湾大学で語学研修したいわゆる「チャイナスクール」出身の齋藤代
表は、往時とは様変わりした台北の発展ぶりに「まるで『浦島太郎』のような気分」と
述べつつ、日台関係がかつてなく幅広く、深くなっていることや民主主義が定着してい
ることを踏まえ、「日本と台湾とは民主や自由という価値を共有していると言いうるわ
けですが、共通する価値の下、これまで日台双方の諸先輩方が築いてこられた良好な関
係を、更に成熟したものにするために微力を尽くす所存」と、安倍晋三首相以来、外交
の基本となっている価値観外交を台湾で推進すると表明している。

 すでに本誌でも何度か略歴はご紹介したが、改めてその「挨拶」とさらに詳しい略歴
をご紹介したい。また、昨日、着任会見を開いているので、その模様を伝える毎日新聞
の記事もご紹介する。                        (編集部)
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代表挨拶

 この度、日本交流協会台北事務所代表に就任いたしました齋藤です。約40年前、当地
で語学研修を行いましたが、再び当地に来ることができましたことを非常に嬉しく思っ
ております。40年前と比べると、自分が知っている台北とは随分様変わりしており、ま
るで「浦島太郎」のような気分になりますが、その発展ぶりに目を見張るばかりです。

 さて、ここ数年間、日台関係は年を追う毎に密接になってきており、人的往来につい
ては、日台双方による短期査証免除、運転免許証の相互承認等の措置及び日本の新幹線
技術の初の輸出となる台湾高速鉄道の開通による追い風で、ここ数年間は順調に成長し
ており、昨年一年間で日台間を往来した人々は実に255万人を超えております。留学生
の交流も密接であり、台湾に留学する日本人学生、日本に留学する台湾人学生共に増加
傾向にあります。また日台貿易額を見ると、輸出入総額では台湾にとって日本は第二位
の貿易相手、日本にとって台湾は第四位の貿易相手であり、密接な経済関係も看取する
ことができます。その他、文化交流、青少年交流、技術交流等様々な交流が密接に行わ
れ、今や日台関係はかつてなく幅広く、深くなっております。

 本年3月には総統選挙が行われ、5月20日に新政権が発足しました。今回で二度目にな
る政権交代が平和裏に行われ、当地における民主主義の定着に感銘を受けました。この
ように、日本と台湾とは民主や自由という価値を共有していると言いうるわけですが、
共通する価値の下、これまで日台双方の諸先輩方が築いてこられた良好な関係を、更に
成熟したものにするために微力を尽くす所存ですので、皆さまからのご指導とご協力を
宜しくお願いいたします。

 2008年7月22日

                  財団法人交流協会台北事務所 代表 齋藤正樹
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齋藤正樹(さいとう まさき) 昭和18年(1943年)10月13日、広島県生まれ。昭和41
年(1966年)、東京大学教養学部卒業後、外務省入省。条約局国際協定課条約審査官、
経済局海洋課長、国際連合局経済課長、在香港日本国総領事館領事、在中華人民共和国
日本国大使館参事官、在シアトル日本国総領事館総領事、大臣官房領事移住部長、カン
ボディア大使、ニュージーランド兼サモア大使などを歴任。平成19年(2007年)4月、
外務省を退官。平成20年7月11日、財団法人交流協会台北事務所代表に就任。
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2>> 台湾 交流協会新代表、漁業交渉の「ボールは台湾側に」

【7月25日 毎日新聞】

【台北・庄司哲也】日本の対台湾窓口機関の交流協会台北事務所の新代表、斎藤正樹
氏(64)が24日、同事務所で着任会見を行い、「日本、台湾のために努力したい」と抱
負を語った。

 尖閣諸島付近で台湾の遊漁船が日本の巡視船と接触し沈没した事故を受け、台湾側が
中断したままになっている漁業交渉の再開を日本側に求めていることについて、斎藤代
表は「既に日本側から問題を挙げ、台湾の反応をみている状況だ。ボールは台湾側にあ
る」との認識を示した。
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3>> 我は赴かん! 台湾建国の道 [李登輝之友会全国総会総会長 城 仲模]

 6月19日、本会の台湾側カウンターである李登輝之友会全国総会(略称・李友会)は2
期6年の総会長任期に基づく改選で、黄崑虎氏の後任に城仲模氏を選出した。

 城仲模氏が総会長を引き受けるに当たって烈々たる決意のほどを述べた7月8日付発表
の「台湾建国 我願馳赴」を、本日発行のメルマガ「台湾の声」が「我は赴かん! 台
湾建国の道」と邦訳して紹介しているので、転載してご紹介したい。

 掲載に当っては、読みやすくするため漢字を平仮名にしたり改行するなど、少しく手
を入れさせていただいたことをお断りします。

 ちなみに、城仲模新総会長は1938年(昭和13年)に台南市に生まれ、本会の黄文雄常
務理事と同じ時期に早稲田大学大学院修士課程に2年間留学、黄常務理事とは一緒にア
ルバイトをした仲だそうです。その後、東大大学院で1年間学んだ後にオーストリアに
留学、彼の地で法学博士号を取得。

 李登輝先生とは台北市長時代からのお知り合いだそうで、総統時代には法務部長(法
務大臣に相当)や司法院副院長(最高裁副長官に相当)を務められ、現在は台湾行政法
学会理事長や(財)台湾法治曁政策研究基金会会長などの要職を務められています。

 総会長に就任後、折り良く早稲田大学の評議員会があってゲストで招かれていたこと
もあり、7月11日から15日にかけて来日。来日中は小田村四郎会長などと歓談の場を持
ち、馬英九政権になってからの台湾情勢や今後の李友会の活動方針などについて、日本
語でお話しいただいた。

 なお、黄崑虎・前総会長は新たに「台湾之友会」を興して総会長に就任されています。
                                   (編集部)
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【7月25日 台湾の声】

我は赴かん! 台湾建国の道

                       台湾李登輝友の会総会長 城 仲模

 1945年の春先、米国のB-29型爆撃機が台南を空襲した。爆弾と焼夷弾の混合爆撃で、
台南市内の我が家は直撃炎上した。私の妹はその場で幼き命を閉じた。町中が瓦礫の山
と化し、多くの屍骸が横たわっていた。見るに忍びない景色が、いまでも目に浮かび、
記憶から消えない。

 日米太平洋戦争の終戦後、外来政権の蒋介石集団が、マッカーサー元帥の命令を受け、
「台湾占領」の任務を執行中、戦後の平和条約を待たずして、勝手に台湾主権の改竄を
行った。そして、中国は主が変わり、蒋介石は中国から逃亡、脱出し、「中華民国」政
府は台湾に亡命した。

 中国国民党が台湾を占領した初期、その汚職腐敗、悪行悪状が、二二八エリート大虐
殺、白色テロ、「ゲリラ掃討」と処刑、政治迫害を引き起こした。また、4万台湾ドルを
1新台湾ドルと強制交換して財産を略奪し、「三七五減租」の名目で地主の土地を掠め取
った。最たるは、全く根拠のない「台湾光復節」で台湾人を騙し、「台湾の母語」を禁
止し、台湾文化を見下して大支那ショーヴィニズム教育政策を行った。私自身がこれを
経験し、台湾人が受けた悲哀を深く感じた。

 1971年に行政院の参議を務めた際に、仕事の関係で李登輝氏と知り合った。李登輝先
生が1980年に台北市長に就任した折、選挙罷免法が実施され、私は選挙委員会の委員に
指名された。先生はいつも最後に私の見解を求め、その上で最終結論を下した。先生は
「仲模は仕事ができることは分かっているので、心から彼を理解し、信頼したい」と褒
めて下さった。

 私は先生に長年付き随ったので、先生が読書熱心で、思考明晰にして総合分析に長け、
正確な結論を割り出されることをよく知っている。先生は12年間、国を導き、厳しく険
しい道を歩まれ、「静かな革命」によって、台湾を専制独裁から自由民主の大道に導き、
政権を平和裡に交代させた。これは、政治奇跡を体現するもので、人民が永遠に敬慕す
るに値するものだ。

 個人的な付き合いでは、先生が謙虚で礼儀正しく、威張ることもなく、ただ長者の風
格あふれるばかりであるにせよ、私は心の底から信服し、いつまでも敬慕する。

 このたび、台湾李登輝友の会総会長黄崑虎氏が2期の任期を満了し、会規により再任
できないため、李前総統の再三の推薦と、各委員のご厚情により、私は戦々兢々として
薄氷を踏むが如き心情を以て、第三任の総会長職をお引き受けした。私、仲模が微力を
尽くして会の趣旨を余すことなく発揮できるよう、皆様が李登輝先生にくださった信頼
と厚誼を以って支えてくださいますことを謹んでお願いしたい。

 台湾の国際地位が未定であるとは、何を意味するのであろうか。

 李登輝先生は、先に、総統として次のように発言されている。「台湾人民は台湾の主
権を持ち合わせているはずである、日米太平洋戦争で、日本は台湾を割譲したが、中国
には渡してない、台湾人は法理上の国籍がない」。

 この言葉を台湾人は噛みしめるべきだ。先生はまた、「私は台湾独立を主張したこと
はない」とも言われた。

 事実が台湾人に示すところによれば、1895年に大清帝国が台湾を日本に割譲し、台湾
は日本の国土となった。台湾人が求めた「台独」は日本に向かってのものであった。第
二次世界大戦後は、台湾にはすでに「独立」の問題はない。何故ならば、台湾は中華人
民共和国にも、「中華民国」にも属さないからである。したがって、今日の台湾が直面
しているのは「建国」問題であるはずだ。

 私の思考と理想は、李登輝先生の指導を受け、歴史のターニングポイントの高みに立
っている。自由、民主、人権と法治への忠誠を以て、私が愛するところの、母なる大地
台湾のために微力を捧げ、この新しい時代において、優質かつ尊厳ある新国家を創出し、
国際社会に立足せしめんとするものである。

 台湾は東亜の天険に位置し、外来の勢力との対抗が避けられない。これは天命である
と同時に栄光な任務でもある。試練を踏み越えて邪悪を倒さねばならない。さもなくば、
「奴隷」に落ちぶれることになるであろう。時には、孤立無援を感じることも避けられ
ないが、台湾人全体の支持を仰がなければ、無事に通過することはできない。

 民進党は台湾人主導であるが、残念ながら、現在でも、「中華民国体制」を認めかつ
使用しているため、たとえ再び這い上がることができたとしても、台湾の度重なる危機
を振り切ることはできないのではないか。

 台湾住民全体が力を結集し、危険な海峡を乗り越え、台湾に安定する幸せな新しい故
郷を求めた毅然たる祖先の精神を学び、すべて「台湾建国」を共同目標として、力を合
わせて励み、後世の子々孫々の福祉のため、台湾を守り、決して怯まないことが求めら
れている。台湾に天の御加護あらんことを! 

 2008年7月8日
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創刊日:2003-10-06  
最終発行日:  
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