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【メルマガ日台共栄:第823号】 日本の国家基盤があぶない [評論家・西尾 幹二]

2008/07/24



>>>>> http://www.ritouki.jp/━━━━━━━━【平成20年(2008年) 7月24日】

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<<INDEX>>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[Vol.823]
1>> 日本の国家基盤があぶない [評論家・西尾 幹二]
2>> 台湾、31日に対日会議−今後の関係強化を模索
3>> 7月27日(日)、日本媽祖会が「東京朝天宮」落慶の参拝式と祝賀会

■アップルマンゴーのお申し込みは締め切りました
  6月からご案内のアップルマンゴーですが、予定通り7月18日にお申し込みを締め切
 りました。昨年を上回るお申し込みをいただき心から御礼申し上げます。

  ただ、マンゴーを通じて台湾のことを知って欲しいという趣旨で始めたことですが、
 今年は例年になく入荷が大幅に遅れ、皆様にご心配とご迷惑をお掛けしましたことを
 深くお詫び申し上げます。ここに来てようやく入荷量も増え、今週末か来週早々には
 お届けできる予定ですので、未着の方はもうしばらくお待ちいただきますようお願い
 申し上げます。                  (日本李登輝友の会事務局)
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1>> 日本の国家基盤があぶない [評論家・西尾 幹二]
   米軍のアジアからの撤退で台湾は中国の手に落ち、日本は中国の勢力下に

【7月24日 産経新聞「正論」】

■米国の道義的な裏切り

 拉致問題は今では党派を超えた日本の唯一の愛国的テーマである。拉致を米政府にテ
ロ指定させるまでに関係者は辛酸をなめた。北朝鮮の核の残存は日本にとって死活問題
である。

 完全核廃棄の見通しの不明確なままの、米政府の45日という時間を区切ったテロ支援
国家指定解除の通告は、悪い冗談でなければ、外交と軍事のお手伝いはもうしないとい
う米政府の見切り宣言である。それほどきわどい決定を無責任に突きつけている。

 そもそも北朝鮮を悪の枢軸呼ばわりして寝た子を起こし、東北アジアを一遍に不安定
にしたのはブッシュ大統領であった。核脅威を高めておきながらイラク介入前に北朝鮮
には武力解決を図る意志のない手の内を読まれ、翻弄(ほんろう)されつづけた。

 今日の米国の体たらくぶりは予想のうちであったから、日本政府の無為無策と依存心
理のほうに問題があることは百も分かっているが、それでも米国には言っておかなくて
はならない。

 核不拡散条約(NPT)体制は核保有国による地域防衛の責任と道義を前提としてい
る。米国は日本を守る意志がないのなら基地を日本領土内に持つ理由もない。

 テロ支援国家指定解除の通告は、第一に米国による日本への道義的裏切りであり、第
二に日本のNPT体制順守の無意味化であり、第三に日米安保条約の事実上の無効消滅
である。

■半島関与に及び腰対応

 日本は以後、拉致被害者の救済を米国に頼れないことを肝に銘じ、核武装を含む軍事
的独立の道をひた走りに走る以外に自国防衛の道のないことを米国に突きつけられたに
等しい。それほどの情勢の変化に政府がただ呆然(ぼうぜん)として、沈黙するのみで
あるのもまた異常である。

 問題は誰の目にも分かる米国の外交政策の変貌(へんぼう)である。米国の中国に対
する対応は冷戦時代の対決から、対決もあり協調もある両面作戦に変わり、次第に協調
のほうに軸足を移しつつある。

 いつまで待っても覇権意志をみせない日本を諦(あきら)め、中国をアジアの覇権国
として認め、台湾や韓国に対する中国の外交攻勢をも黙認し始めた。戦火を交えずして
中国は台湾海峡と朝鮮半島ですでに有利な地歩を占めた。

 最近の米朝接近が中朝不仲説を原因としているか、それとも半島の管理を米国が全面
的に中国に委ねた結果なのか、いま論点は割れているが、どちらにせよ米国の半島関与
が及び腰で、争点回避の風があるのは否めない。

 中東情勢と米国経済の推移いかんで、米軍のアジアからの撤退は時間の問題かもしれ
ない。そうなれば台湾は中国の手に落ち、シーレーンは中国によって遮断され、日本は
いや応なくその勢力下に置かれることになる。それは日本の技術や資本が中国に奪われ
ることを意味する。

■日本の核武装を封じる

 これほど危険な未来図が見えているのに、日本の政界は何もしない。議論さえ起こさ
ない。ただ沈黙である。分かっていての沈黙ではなく、自民党の中枢から権力が消えて
しまった沈黙である。

 ワシントンにあった権力が急に不可解な謎、怪しい顔、恐ろしい表情をし始めたので
手も足も出なくなった沈黙である。

 もし日本が国家であり、政府中枢にまだ権力があるなら、テロ支援国家指定の解除は
北朝鮮に世界銀行その他の国際金融機関を通じて資金の還流を許すことだから、ただち
に日本から投資されているそれらの機関への巨額資金の引き揚げが用意され、45日以内
に宣言されなければならないだろう。

 6カ国協議は日本の核武装を封じるための会議であると私は前から言ってきた。米中
露、それに朝鮮半島までが核保有国となる可能性の発生が北朝鮮問題である。太平洋で
日本列島だけが核に包囲されるのを指をくわえて見ていていいのか。

 日本はこれに対しても沈黙だとしたら、もはや政治的知性が働いていない痴呆(ちほ
う)状態というしかない。

 海辺に砂山を築いて周囲から水を流すと、少しずつ裾野の砂が削られる。水がしみこ
んでしばらくして、ボコッと真中が陥没する。そこへ大きな波がくるとひとたまりもな
い。

 今の日本はボコッと真中が陥没しかけた段階に来ているのではないか。国家権力の消
滅。国家中枢の陥没。

 折しも自民党から日本を移民国家にし1000万人の外国人を導入する案が出された。日
本列島に「住民」は必ずいる。しかし日本民族はいなくなる。自民党が国家から逃亡し
た証しだ。砂山は流され、消えてなくなるのである。       (にしお かんじ)
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2>> 台湾、31日に対日会議−今後の関係強化を模索

 台湾の国家安全会議の蘇起秘書長が主宰し、今後の対日関係強化策を検討するための
会議を開くという。

 まず日台間の事務レベル会議を定期的に開催するため、国家公務員の渡航制限撤廃も
議題にして欲しいが、台湾駐日代表処の代表を決める方が先決か。日本政府はすでに次
期代表は「許世楷前代表のような人」と希望を表明している。

 それにしても、対日関係を強化するというが、馬英九政権は対中・対米・対日のどこ
に基本スタンスを取ろうとしているのか未だに見えてこない。台湾を「敵性関係」と表
明する中国を第一とするなら、台湾が中国の餌食となるのは火を見るより明らかだ。
                                  (編集部)
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台湾、31日に対日会議−今後の関係強化を模索
【7月24日 北國新聞】

【台北23日共同】台湾の馬英九政権が今後の対日関係強化策を検討するため、初めての
会議を31日に開くことが23日までに分かった。総統府筋が明らかにした。馬総統は、政
権発足直後から対中関係改善に力を入れ、中台週末直行チャーター便などを実現。今後
は総統選で訴えてきた対日重視の具体化に本格的に着手する。

 同筋によると、総統諮問機関、国家安全会議の蘇起秘書長が主宰し、主要閣僚らが出
席。2カ月に1回、定期的に開き、対日政策を協議。馬総統に提言する。同筋は「陳水
扁政権の対日政策は反中カードにすぎなかった。われわれは新たな台日関係づくりを模
索したい」と述べている。

 同筋によると(1)松山空港(台北)と羽田空港を結ぶチャーター便就航(2)日台
間の懸念である漁業権交渉の早期実施(3)日本側に申し入れているワーキングホリデ
ー実施に向けた法整備−なども協議する。
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3>> 7月27日(日)、日本媽祖会が「東京朝天宮」落慶の参拝式と祝賀会

日本媽祖会による東京朝天宮の参拝式が7月27日に都内小岩で開催
【7月23日 台湾週報】

 1980年に設立された「日本媽祖会」は、現在、入江修正・名誉会長、顔錦川・会長の
下で媽祖聖徳の高揚と台日文化友好交流活動を積極的に行っている。同会は2007年に東
京都江戸川区小岩に「東京朝天宮」を開廟し、同年12月20日、総本山の台湾中部にある
北港朝天宮より鎮殿媽(媽祖像)を同地に迎え、安置した。このたびこの東京朝天宮の
落慶を祝し、7月27日(日)午前11時より参拝式典と祝賀会が開催される。

 この媽祖は道教の女神であり、航海、漁業の守り神として国土の四周を海に囲まれて
いる台湾全土で多くの信者を集めている。媽祖廟は朝天宮のほか、天后宮とも呼ばれて
いる。

 JR総武線小岩駅南口から右へ徒歩2分の地にあるこの「東京朝天宮」は現在、呉本
信一氏が住職代理となり、広く一般の人々に開放している。

■場所:東京都江戸川区南小岩6-31-8 福島ビル1階
    TEL&FAX:03-5694-1339 
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●参拝式典
 日時:2008年7月27日(日)11時〜
 場所:東京朝天宮
    東京都江戸川区南小岩6-31-8 福島ビル1階
    TEL&FAX:03-5694-1339 
    【交通】JR総武線 小岩駅 南口 徒歩2分

●祝賀会
 日時:2008年7月27日(日)12時〜
 場所:ニューオークラ
    東京都江戸川区西小岩3-34-17
    TEL:03-3672-4122
    【交通】JR総武線 小岩駅 北口 徒歩5分

*お祝いの粗品を用意しております。
*光明灯(消災灯)の募集受付を行っております。ご加入のほど宜しくお願いします。

■日本媽祖会・東京朝天宮
 東京都江戸川区南小岩6-31-8 福島ビル1階
 TEL&FAX:03-5694-1339 
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