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【メルマガ日台共栄:第780号】 台湾の李元総統、「馬総統は対中関係に慎重」と

2008/05/30



>>>>> http://www.ritouki.jp/━━━━━━━━【平成20年(2008年) 5月30日】

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<<INDEX>>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[Vol.780]
1>> 台湾の李元総統、「馬総統は対中関係に慎重」と
2>> 烏来の「高砂義勇隊慰霊碑」問題が全面解決へ
3>> 李清興さんを悼む[金光 俊典]
4>> 東京で「張超英さんを偲ぶ夕べ」が開催
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1>> 台湾の李元総統、「馬総統は対中関係に慎重」と

【5月29日 CNNニュース】

 台北(AP) 台湾の李登輝元総統は28日、AP通信に対して、先日就任した国民党
の馬英九総統が党内の圧力をかわし、対中関係に慎重姿勢を取るだろうとの見通しを明
らかにした。

 訪中している台湾の与党・国民党の呉伯雄主席はこの日、中国共産党の胡錦濤総書記
(国家主席)と会談し、ここ9年間中断していた中台対話を再開することで合意した。
中台関係の改善用意があるとして馬総統に期待する向きは多い。

 しかし李元総統は、馬総統が国民党内の強硬派からの圧力に耐え、任期中は中国との
統一について協議しないとの公約を堅守するだろうと発言。「中台関係の強化を過度に
求める国民党員を見て、馬氏は台湾にとって最高の利益になるよう、時間をかけて慎重
に対中関係を醸成するだろう」と語った。

 李元総統はまた、呉主席と胡総書記の会談について、中台関係の真の進展は「単線プ
ラットフォーム」なしに実現不可能とコメントし、政権党のトップ同士ではなく中台政
府間の対話を求める意向をにじませた。中国当局は台湾を独立国家として認めることに
なるとの理由で、政府間対話を拒否している。
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2>> 烏来の「高砂義勇隊慰霊碑」問題が全面解決へ

 一昨年2月、台湾の「中国時報」による悪質なニセ報道をきっかけに勃発した「高砂
義勇隊慰霊碑封鎖問題」が、昨日行われた公開協議において、台北県政府側が記念碑封
鎖を解除し、撤去した石碑をすべて元に戻すことで全面的に解決するメドが立った。9
月には施工に入る予定だという。

 折しも、訪台していた第9回台湾李登輝学校研修団が5月24日に講師の馬薩道輝先生た
ちと烏来を訪問し、高砂義勇隊慰霊碑を管理運営している「烏来郷高砂義勇隊記念協会」
の簡福源理事長やマカイ・リムイ総幹事(亡くなった周麗梅さんのご子息)らと懇談、
すでにこのような見通しを聞いていた。

 何はともあれ、素直に喜びたい。これもまた馬英九政権の対日関係を配慮した一つの
施策と受け止めるべきだろう。                     (編集部)
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「高砂義勇兵」記念碑封鎖で公開協議
【5月30日 産経新聞】

【烏来(台湾北部)=長谷川周人】台北県烏来郷の公園内に設置された台湾先住民出身
の元日本兵「高砂義勇兵」の戦没者らを祭る記念碑が2006年2月、地元当局によって封
鎖された問題で、県側は29日、地元と初の公開協議を行った。この中で一帯の拡張工事
を行った上で記念碑の封鎖を解除し、撤去した石碑も元の場所に全面返還することで両
者は最終合意した。作業は終わる予定で、問題は3年ぶりに全面解決する見通しがついた。

 県側は同日、記念碑一帯に新たに900万台湾元(約3000万円)と投じる工事計画の概
要を発表し、記念碑を歴史的な観光資源として活用していく方針を説明。日本語の碑文
には中国語、英語、先住民語による訳文をつけ、9月には施工に入るという。

 再建後の管理権は土地所有者の県側に移るが、観光客の案内業務など運営は地元に委
託される方向だ。県はまた記念碑を指定観光地とする計画でという。

 16年前に建立された記念碑は、敷地を提供した観光会社の倒産で存続の危機に陥った。
これを報じた産経新聞の記事がきっかけとなり、記念碑を「日台友好のきずな」として
存続を求める読者らから3000万円を超える義援金が寄せられ、2006年2月、現在の県有
地に移設された。

 だが、移設直後に台湾メディアが碑文を誤訳して報じ、これを下に県側は「日本の軍
国主義をあおっている」と決めつけ、問題は一気に政治化。中国国民党出身の新任県長
(知事)は石碑を強制撤去し、記念碑を封印した。これに対し、地元側は同年4月処分
取り消しを求める訴願を内政部(内務省)に提出、昨年3月には高等行政裁判所に行政
訴訟を起こした。

 しかし「烏来郷高砂義勇隊記念協会」のマカイ・リムイ総幹事は29日、訴訟取り下げ
を検討する考えを示し、「ようやく日本から送られた善意に応えられる。訳文などの公
正性が保たれるよう県との交渉は続くが、問題は大きな山を越えた」と話している。
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3>> 李清興さんを悼む[金光 俊典]

 勝美旅行社の李清興社長がさる5月24日に咽頭ガンの為に逝去された。享年60。

 昨年末に体調を崩され、病気療養中であったといいます。

 今年2月の基隆オフ会では、途中抜けさせて頂いて、李社長をお見舞いした時には筆
談ながら前向きな姿勢を見て病気克服を確信したのであるが、叶わずに本当に残念で悲
しいことです。

 勝美旅行社は台湾をリピーターとして旅行する旅行者を対象にバスチャーターや宿の
予約など、台湾旅行をきめ細かくサポートしてくれる存在として、台湾フリークの旅行
者の中では知られた存在であった。

勝美旅行社
http://www.katsumi.net
台北市松江路190号2F
886-2-2562-5025

 昭文社発行の「新・個人旅行2007年台湾」の163頁に勝美旅行社が「現地旅行代理店」
として取り上げられており、在りし日の李社長がスタッフと共に笑顔で映っている。

 私と李社長は昨年9月の李登輝友の会千葉県支部主催のツアー旅行で、現地の列車指
定席、マイクロバス手配を依頼してからのお付き合いです。

 千葉県支部主催ツアーは思ったように人を集められずに、花連行は予約したタロコ号
が2名の定員割れとなった。

 李登輝友の会本部の事務局スタッフで千葉県支部担当から李社長に相談があったのか、
結局その2名の空席は李社長と奥様の2名が参加する事で定員割れにならずに済み、更に
花連地区のガイドまで務めて下さったことが印象に残っています。

 私とは初めての顔合わせであり、普通であればそういう事をする義理も無い。

 よくよく考えてみて、申込のあった旅行会社の社長が定員割れした顧客のツアーに夫
人を伴って参加する事は普通には考えられない。

 しかしながら、李社長のご配慮のお陰で私は楽しくて、印象深いツアーとなった事が
今でも印象に残っています。

 李社長の誠心誠意な顧客重視の姿勢がにじみ出ていて、私は心から感謝した。

 昨年李清興社長ご夫妻が同行されたツアーの記事

 http://blogs.yahoo.co.jp/chibanittai/22934625.html
 http://blogs.yahoo.co.jp/chibanittai/23024572.html
 http://blogs.yahoo.co.jp/chibanittai/23121978.html

 この写真の一番上の半ズボンの男性が李社長です。

 http://blogs.yahoo.co.jp/chibanittai/23214471.html
 http://blogs.yahoo.co.jp/chibanittai/23325523.html

 また、新幹線で行く「気楽な台中」と言う記事も頂きました。

 http://blogs.yahoo.co.jp/chibanittai/28804625.html

 李社長は戒厳令時代に台湾を訪れた日本人のガイドをして日本語を覚え、民主化後は
旅行社を立ち上げて日本人が好むようなきめ細かい旅行形態に対応できるような受け入
れツールを用意していた。

 仕事ぶりはまじめで誠実、「誠意を以って尽くせば利益は後からついてくる」と言う
ような考え方であったと感じた。

 事実、昨年の千葉県支部主催旅行以降は私の台北行きのホテル予約は殆ど勝美旅行社
経由でしている。

 3日前でもメールでホテル予約受付をしてくださり、入金もみずほ銀行の口座であり、
国内出張に近い感覚で台湾に出かけることが出来ている。

 今後も勝美旅行社での依頼は続くであろう。

 日本李登輝友の会主催の「台湾李登輝学校研修団」通訳でも多大なご協力を頂いてい
た。

 年齢的に、日本統治時代の教育を受けた訳ではないが、「日本精神」が体内に流れた
ような方であった。

 私は5月25日に出張に向かう列車の中で訃報を聞いて天を仰いだ。悲しみで涙がこぼ
れる以前に全く気が抜けてしまった。

 同時期にはくしくも5月23日-26日で日本李登輝友の会の第9回台湾李登輝学校研修団
が台湾を訪問していた。

 お元気なら参加されたであろう、李社長の席には名札があり、「千の風になって、第
九回李登輝学校に出席されました」と言う写メールを友の会本部事務局スタッフから受
け取った時には涙が止まらなかった。

 今年も10月前半に千葉県支部主催の台湾ツアーを計画し、李社長と共に談笑しながら
の旅行を計画し、ブログ仲間も多く連れて行きたかった。

 本当に残念で、誠に惜しい方を亡くした。

 李社長のご冥福をお祈りすると共に、今後の日台共栄推進と勝美旅行社のご発展を心
からお祈りしたい。

 合掌

                      (5月28日 千葉発「日台共栄」より)

■日本李登輝友の会千葉県支部ブログ 千葉発「日台共栄」
 http://blogs.yahoo.co.jp/chibanittai/39259307.html
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4>> 東京で「張超英さんを偲ぶ夕べ」が開催

【5月29日 台湾週報】

 台湾の広報官として活躍した故・張超英氏(元台北駐日経済文化代表処顧問兼広報部
長)の友人らが発起した「張超英さんを偲ぶ夕べ」が5月28日、東京内幸町の日本記者
クラブで開催された。

 同偲ぶ会と同時に、張超英氏の遺作となった自叙伝『宮前町九十番地』の日本語版
『国際広報官 張超英―台北・宮前町九十番地を出て』(まどか出版)の出版発表が行
われ、約110名の出席者に手渡された。 

 開会に先立ち出席者全員による黙祷が行われ、続いて許世楷・台北駐日経済文化代表
処代表、船橋洋一・朝日新聞主筆、住田良能・産経新聞社社長、ジェラルド・カーティ
ス・米コロンビア大学教授、江口克彦・PHP研究所社長、らによって張超英氏を偲ぶ
追悼挨拶が述べられた。

 許世楷代表は、台湾独立運動に従事してブラックリストだった1970年代前後に、米国
に赴任する前に東京に立ち寄った張超英氏がこっそり訪ねてきたエピソードを語り、許
代表が「いま独裁政権の中で外交官として仕えてどうするのか?」と問うたところ、張
超英氏から「いかにして台湾を国際社会で生き残らせるのかを考えて行動している」と
力説され、立場の違いはあれお互い台湾のために尽力していたことを理解したと振り返
った。

 また、許代表は「代表として日本に赴任して、張超英さんが残してくれた人脈がある
ことに感謝を述べたい」と語り、張超英氏が築いた人脈の広さを称えた。

 船橋氏は、「日本に対して温かく、中国を見るヒントを教えてくれた」と保守や革新
の区別なく付き合った張超英氏の人柄を振り返り、「いま中国とどうつきあうか伺いた
い。もっとここを見なきゃダメじゃないかと教えてくれたのではないか」と語った。

 住田氏は、張超英氏が2度にわたって日本で広報官を務めた時代を「台湾が日本と外
交関係を絶ち元気がない時代」と「台湾が経済成長して元気をつけはじめた時代」と表
現し、逆境から全力で日本のメディア関係者と接触し、台日交流に尽力した努力を称え
た。

 江口氏は、張超英氏が台湾をアピールするために積極的に動き、李登輝元総統の著書
『台湾の主張』を日本で出版するに至ったエピソードを紹介した。

 張超英氏の夫人である顔千鶴さんは、同会の出席者に感謝の言葉を日本語で述べ、自
叙伝の日本語版出版にあたって「日本と台湾の理解に役立つなら嬉しい」と語った。ま
た、張超英氏の長男である張致瑜(ウェスリー・チャン)さんによるピアノ演奏が披露
された。

 張超英氏は1933年東京生まれ。台湾台北で育ち、香港の高校を経て日本に留学、明治
大学政経学部卒業。行政院新聞局から日本や米国に駐在し、台湾政府の広報官として活
躍し、積極的に台湾を国際的にアピールした。2007年3月に米ニューヨークにて逝去。 
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