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日本の「生命線」台湾との交流活動や、他では知りえない台湾情報などを、日本李登輝友の会の活動とともに配信するメールマガジン。

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【メルマガ日台共栄:第775号】 日本政府が1972年の断交以来初の公式書簡を馬英九新総統に手交

2008/05/24



>>>>> http://www.ritouki.jp/━━━━━━━━【平成20年(2008年) 5月24日】

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<<INDEX>>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[Vol.775]
1>> 日本政府が1972年の断交以来初の公式書簡を馬英九新総統に手交
2>> 石原都知事会見詳報「馬新総統は、日本の『に』の字も言わなかった」
3>> 許世楷代表の37前の名著『日本統治下の台湾』が復刻
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1>> 日本政府が1972年の断交以来初の公式書簡を馬英九新総統に手交

 5月20日に行われた総統就任式に出席した日本代表団と馬英九新総統が総統府におい
て昼食会を行った際、対台湾窓口「交流協会」の高橋雅二理事長が日本政府の正式な書
簡を馬英九新総統に代読して手渡したという。

 報道は「外交関係のない台湾の総統就任にメッセージを送るのは72年の日台断交以来
初めて」と伝え、日本政府の書簡には「交流協会を通じて、台湾に対する出来る限りの
支持と協力をしていく方針を維持する」と述べられているという。

 米国もすでに20日、マコーマック国務省報道官を通じて馬英九氏の総統就任に祝意を
表明する声明を出し、就任式に出席したカード前大統領首席補佐官がブッシュ大統領の
親書を手渡している。

 中国も短いながら祝意を表するメッセージを発したが、李登輝元総統も出席した台北
アリーナで開催の祝賀大会には、アメリカはカード前大統領首席補佐官ら約120人とい
う大型訪台団を送り込み、日本も平沼赳夫・日華議員懇談会会長や石原慎太郎・都知事
など約80名が臨んだ。

 大統領親書を新総統に直接渡したアメリカ、そして台湾との断交以来初めて政府の公
式書簡を新総統に手渡した日本、中国との差は歴然と現れた。台湾にとって大事な2カ
国の手厚い対応にどのように応えていくのか、馬英九新政権の手腕が注目される。

                                  (編集部)
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日本政府、馬・総統に正式書簡で「関係緊密化を希望」
【5月23日 Radio Taiwan International】

 日本政府が馬英九・総統に対して正式な書簡で、今後も経済、文化などの領域で台湾
との関係をより緊密にしていきたいと希望しました。

 馬英九・総統は総統に就任した20日、正午には日本からの祝賀団と昼食を共にした。
外交部が22日に明らかにしたところによると、その際、日本の対台湾窓口機関・交流協
会の高橋雅二理事長は日本政府の公式な書簡を馬英九・総統に手渡した。

 この書簡で高橋理事長は、「台湾人民が民主的な方式で選出した総統が就任すること
を祝福する」と述べると共に、日本政府に託されたメッセージを伝えるとしている。日
本政府はこのメッセージで、ブロックの平和と安定の観点から台湾海峡の情勢に強い関
心を示すと共に、馬英九・総統が中国大陸側と様々な面で対話しようとしていることに
ついて、両岸の当事者が直接対話して問題を平和裏に解決することを希望した。

 日本政府はまた、日本と台湾が非政府の形ながら、実務的な関係を順調に発展させて
いることを喜び、今後、経済、文化などの領域でより関係が緊密になることを希望した。
日本政府はそして、「交流協会を通じて、台湾に対する出来る限りの支持と協力をして
いく方針を維持する」と述べた。日本政府が中華民国の国家元首に対して正式にメッセ
ージを伝えるのは、1972年の断交以来初めてで注目される。

 20日の昼食会で、馬英九・総統は台湾鉄道の弁当で日本からの祝賀団をもてなした。
馬英九・総統は席上、台湾の鉄道は日本が建設し、台湾高速鉄道も日本の新幹線技術の
協力を得ているとして台湾と日本の密接な関係を強調。日本の祝賀団は馬英九・総統の
日本との関係に対する重視を強く感じたと言う。
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日本政府、台湾・馬総統に就任祝賀メッセージ
【5月24日 朝日新聞】

 日本政府は20日、台湾の馬英九(マー・インチウ)新総統に対し、祝賀メッセージを
送った。外交関係のない台湾の総統就任にメッセージを送るのは72年の日台断交以来初
めて。台湾側は「馬総統への日本の期待感の表れと理解している」と歓迎している。

 メッセージは20日、就任式に出席した日本代表団と馬総統が昼食会を行った際、対台
湾窓口「交流協会」の高橋雅二理事長が代読した。馬総統が中台関係で対話を目指して
いることを「当事者同士が直接話し合い、中台の問題が平和的に解決できることを期待
する」と評価した。 
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2>> 石原都知事会見詳報「馬新総統は、日本の『に』の字も言わなかった」

【5月23日 MSN産経ニュース】

 ── 台湾を訪問したが、馬英九新総統の印象はどうか

 「まあ、私昔から彼知ってますからね。彼もなかなかデリケートな立場にいると思い
ますよ。しかし、長いスピーチの中で日本の『に』の字も言わなかったね。私はそのこ
とを帰ってくる途中、日華懇(日華議員懇談会)代表している平沼くん、私の弟分、確
かにそうでしたな、彼、さっそく馬総統との昼食会でね、あなたは日本の『に』の字も
言わなかった、この次のスピーチでは必ず日本のことをもっと言及してくれって言った
んですよ。ところがその次の日に現地の大使、日本で言えば代表かな、彼は中国語堪能
だから聞いててね、平沼さんの肝心な質問は通訳の人が通訳しなかったって。まあしか
し、大陸とのかかわりは大陸の動向、それから主に経済ってことでウィン・ウィン、相
互に利益のある形で進めたいと繰り返し言ってたけども、中国の経済って果たしてこれ
からどうなるんですかね。そこがとっても大事な問題だと思いますが」

 「そのあと、記者会見で日本の記者がなんで日本の『に』の字もいわなかったのかと
聞いたら、いや、関係している国がたくさんあるからとしか言ってなかったけども、実
質的に日本とこれからの関係は維持していきたいと言ったそうだけどね。私はその場に
いませんでしたが」

 ── 台湾との今後の関係は

 「変わらないよ。向こうが変わらない限り、こっちは変わる必要ないからね。あくま
でも開かれた市民社会を維持してもらいたいね。第2の香港になってもらいたくないね。
そりゃね、あれだけね、小さな国であっても、どこにいってもインフラが整備されてい
て、市民の意識も高くてね、教養の水準も高くてね、ああいう国としての体をなしてい
る国って、日本のほかにいくつありますか。韓国、台湾ぐらいでしょ、アジアでは。そ
りゃとっても貴重な存在だと思いますよ。台湾のためだけでじゃなくて、アジアにとっ
ても 世界全体にとってもね、台湾が市民社会を維持していくことは絶対必要だと思い
ますよ」
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3>> 許世楷代表の37前の名著『日本統治下の台湾』が復刻

 東京大学出版会、岩波書店、みすず書房など8つの出版社が共同で人気の書籍を復刻
する「〈書物復権〉2008年共同復刊」で、許世楷・台湾駐日代表処代表が1971年に刊行
した『日本統治下の台湾』(東京大学出版会)が5月下旬に復刻された。

 今回は、復刊候補書籍80点のうちから、インターネットやハガキでの希望を受けて選
択、復刊が実現する書籍は42点44冊だという。

 折しも、このたびの政権交替により許世楷代表(津田塾大学名誉教授)の退任が予想
されることで、来る6月1日には「許世楷代表ご夫妻送別会」が本会をはじめ日華議員懇
談会など64団体の共催により開催される。

 許氏が台湾駐日代表処の代表に就任した平成16年(2004年)にはすでに絶版となって
いたので、当時からこの名著の復刊を望む声は少なくなかった。その点でこの復刻は、
離日する許世楷代表にとってはなによりの餞(はなむけ)となろう。かく言う編集子も
手元になく、復刊・復刻を熱望していた一人として、今回の復刻を心から喜びたい。

 なお、この復刻は「いずれも少部数の発行です。品切れの場合はご容赦ください」と
のこと。詳しくは東大出版会までお問い合わせ下さい。

 下記に、この復刻を伝える「Radio Taiwan International」の記事を併せてご紹介し
たい。   
                    (メルマガ「日台共栄」編集長 柚原正敬)

*許世楷代表ご夫妻送別会につきましては、本会ホームページをご覧ください。もう少
 し席に余裕がありますので、申し込み締切は過ぎておりますが、ご参加を希望される
 方は、1)お名前、2)ご住所、3)電話番号、4)職業(お肩書き)をお書き添え
 の上、FAXかメールでお申し込みください。

【申込先】許世楷代表ご夫妻送別連絡事務局(日本李登輝友の会気付)
 FAX: 03-5211-8810  E-mail: ritouki-japan@jeans.ocn.ne.jp 

■書名 日本統治下の台湾(初版1971年)
■著者 許 世楷
■体裁 A5判、460頁
■版元 東京大学出版会 ISBN978-4-13-036010-4
■定価 7,140円(税込)

■東京大学出版会 販売部 直送係
 〒113-8654 東京都文京区本郷7-3-1東大構内
 TEL:03-3812-6862 FAX:03-3812-6958
 E-mail:order@utp.or.jp
 http://www.utp.or.jp/topics/2008/04/15/neeuc2008c8oaeeuxiieuniueae/
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許世楷・駐日代表の37年前の著書が復刊
【5月23日 Radio Taiwan International】

 台湾の許世楷・日本駐在代表の手による37年前の著書が復刊された。この書物は東京
大学出版会が1971年に発行した『日本統治下の台湾』で、今月20日に多くの読者の要望
に応えて再び出版された。

 『日本統治下の台湾』は二つの部分で構成。前半は1895年から1902年までの間、日本
統治に移る過程での台湾の人たちの抵抗運動について紹介され、後半は1913年から1937
年までの間、日本統治下での台湾の人たちによる政治活動が説明される。豊富な歴史資
料が掲載されている他、当時の台湾の人たちが日本への抵抗運動から主体性を確立して
いく過程が詳細かつ生き生きと描写された。

 許世楷・代表は東京大学で学んでいた時期にこの本を執筆。許・代表は本の中で執筆
の動機について、日本と中国の外交史を研究する中で、台湾出身者として台湾の人たち
の歴史、日本統治時代における台湾の政治動向などに興味を持つようになったと述べて
いる。

 今回の復刊活動は、東京大学出版会や紀伊国屋書店、岩波書店など8社が合同で行い、
44冊を選んで復刊した。
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