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メールマガジン日台共栄

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【メルマガ日台共栄:第773号】 馬英九氏の総統就任演説【全文】

2008/05/22



>>>>> http://www.ritouki.jp/━━━━━━━━【平成20年(2008年) 5月22日】

  ☆★☆★ 日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」 ☆★☆★
          新しい日台交流にあなたの力を!!
<<INDEX>>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[Vol.773]
1>> 馬英九氏の総統就任演説【全文】
2>> 馬英九総統が劉兆玄・行政院長を正式に任命、劉内閣がスタート
3>> 元台湾人日本兵・許昭栄さん(台籍老兵協会理事長)が抗議の焼身自決
4>> 6月1日(日)、林建良氏を講師に日本再生ネットワ−クらが講演会【福岡】
5>> 6月8日(日)、林建良氏を講師に「士気の集い 青年部」が講演会【東京】
6>>【読者の声】林建良さんへ
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1>> 馬英九氏の総統就任演説【全文】

 5月20日、中国国民党の馬英九氏が台湾総統に就任し、その演説の内容は報道記事を
引用して昨日の本誌でお伝えしました。ここに「台湾週報」からその全文をご紹介しま
す。

 ただ、この日本語訳は日本語としてこなれていない箇所が少なくなく、読みにくいと
ころが多々あります。どうしてこのような日本語訳を台北駐日経済文化代表処の公報で
ある「台湾週報」が掲載したのかよく分かりませんが、最後にわざわざ「日文譯稿内容
如有疑義, 應以中文原稿為主」と註を付しているほどです。

 神は細部に宿る、と言います。こんなところに、中国国民党の日本への対応の一端が
現れているのかもしれません。                    (編集部)
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馬英九・中華民国第12代総統就任演説
【5月20日 台湾週報】

 各友邦元首の皆様、貴賓の皆様、華僑同胞の皆様、国民の皆様、テレビ前とネット上
のお友達の皆様、おはようございます。 

一.二度目政権交代の歴史的意義

 今年3月22日中華民国の総統選挙、台湾人民が台湾の未来を変える一票を投じました。
本日、我々はここにおいて政党或いは個人の勝利を祝うものではなく、台湾の民主が歴
史的な里程標を乗り越えたことを証人として立会いするためです。

 我々の民主が茨の道を歩んできて、現在ようやく成熟した平坦な道程に向けて歩むチ
ャンスがありました。これまで波瀾万丈の歳月の中で、人民の政府に対する信頼が底谷
に落ちて、政治的操作が社会のコア的価値を曲げ、人民の経済に対する安全感を失い、
台湾の国際支持も空前な損害を受けました。喜びに値するのは、多くの若い民主主義国
家に比べて、我々の民主に成長した陣痛期がそれほど長くはなく、台湾人民が日増しに
成熟しつつある民主主義の見本を見せることができ、キーポイントの時刻に明確な選択
をしました。台湾人民はクリーンな政治、経済が開放、エスニックグループが調和、両
岸平和と未来志向の道を選んだのです。

 特に重要なのは、台湾人民が同時に善良、正直、勤勉、善意誠実、包容、向上といっ
た伝統的核心価値を取り戻したのです。このような民主主義に成長した非凡な経験は我
々に「台湾はアジアと世界の民主主義の灯台である」という賞賛を得て、すべての台湾
人がそれを誇りに思うことに値します。明らかに、中華民国は国際社会で尊敬される民
主主義国家になったに違いありません。

 しかしながら、我々はこれを自慢するものではありません。我々は更に一歩進んで民
主主義の質を向上させると民主主義の中身を充実させることを求めて、台湾を「優れた
民主主義国家」に向けて、大またに歩かせなければなりません。憲政主義の原則の下に
おいて、人権が保護され、法治が貫徹され、司法独立で且つ公正であるという公民社会
が活発に発展できるようにさせます。台湾の民主は不正傍聴や選択的に法律案件を裁く、
政治の力でメディア或いは選挙事務機関への干渉はこれから二度とありません。これは
我々の共通したビジョンであり、我々の次の段階の民主改革の目標でもあります。

 開票当日、全世界には数億に及ぶ華人がテレビとネットの生中継を通じて、密接に選
挙結果を注意深く見守っていました。何故ならば、台湾は世界で唯一の中華文化の土壌
で、順調裡に二度目の政権交代を完成した民主的な範例であり、全世界の華人が高い希
望を寄せた政治的実験であるからです。もし、この政治的実験が成功できれば、我々は
全世界華人の民主発展に前例のない貢献をすることになり、これは我々の逃せない歴史
的責任でもあります。

二.新しい時代の任務 

 これから新政府の最も緊迫な任務は、即ち台湾をリードして勇敢にグローバル化がも
たらした巨大な挑戦に立ち向かうことです。目下、世界経済が激変のなかにあり、新興
国家が速やかに台頭しつつあり、我々は迅速に台湾の国際競争力を向上させる必要があ
り、これまで流失したチャンスを取り戻さなければなりません。現在、世界経済の環境
が不安定で、これは我々が経済を振興させるのにまず克服しなければならない課題です。
しかし、我々は戦略が正しければ、決心が固いものであれば、最後必ず我々が予定した
目標に達成できると深く信じています。

 台湾は島国であり、開放すれば隆昌し、閉鎖すれば衰退する、これは歴史の鉄則です。
そのため、我々は開放を堅持し、大幅に規制を緩和して民間の活力を解放させ、台湾の
優勢を発揮させるのに取り組みます。我々は企業の台湾への立脚をリードし、アジア太
平洋地域と連帯し、世界に進出します。我々は労働者を助けて快速的に変遷する科学技
術と産業構造の調整に適応させなければなりません。我々は心力を注いで次の世代を培
い、彼らに健全たる人格、公民の素養、国際的視野と生涯学習の能力を備えさせ、そし
て各種のイデオロギーの教育に対する不当な妨害を排除しなければなりません。我々は
グローバル化の挑戦に対応措置を取ると同時に、弱小団体への基本保障と発展のチャン
スを必ず維持させ、また絶対に台湾と世界の生態環境の持続的経営の問題を顧みなけれ
ばなりません。

 新政府もう一つ重要な任務は政治気風を正して、人民の政府に対する信頼を回復させ
なければならないことです。我々は共同に努力して人間性を尊重する、理性を尊い、多
元を保障する、和解共生の環境を創出するのに取り組んでいきます。我々はエスニック
グループ及び新旧移民間の調和を促進させ、政党間の良性競争を提唱し、メディアの政
府に対する監督や報道自由を存分に尊重します。

 新政府はクリーン政治の新見本を樹立し、厳格に役人の清廉と効率を要求します。そ
して、官民相互連動の規範を再構築して、金権政治の汚染を防ぎます。私が公権力を行
使するすべての公務員は、しっかりと「権力は人を腐敗にさせ、絶対的権力は人を絶対
的に腐敗させる」という有名な警句を肝に銘じてほしいです。我々は行動で真実な政治
を行い、国民党の「完全執政、完全に責任を取る」という公約を実践します。新政府の
あらゆる施政は全国民の福祉の立場から出発しなければならず、党派の利益を超えて、
行政中立を貫徹させなければなりません。我々は政府が社会進歩のつまずきになるので
はなく、台湾進歩をリードしてくれる発動機になってほしいのです。

 私が、中華民国総統の最も神聖なる職責は憲法を守ることであると堅く信じています。
若い民主主義国家にとって、憲法を遵守することは憲法を改正することよりずっと重要
です。総統として、私の主要任務は憲法の権威と憲法を守る価値をクローズアップさせ
ることです。私が率先垂範して、憲政分別の弁えをきちんと守り、正真正銘に職権と責
任を合致させる憲政体制を確実に実現させます。我々は必ず政府が全面的に法律にのっ
とって行政を行い、行政院が法律の規定によって立法院に対して責任を負い、司法機関
が法治と人権を確実に実現させ、考試院が文官体制を健全させ、監察院が違法公務員を
糾弾することにします。現在は我々の優良な憲政伝統を構築する最もよいチャンスであ
り、我々はしっかりとそれを把握しなければなりません。

 我々は台湾を国際社会で敬重されるようなメンバーにさせます。我々は「尊厳、自主、
実務的、弾力性」を持って対外関係と国際空間を勝ち取る指導原則にします。中華民国
は国際公民の一分子として責任を果たし、自由経済の秩序の維持や核兵器の拡散防止、
地球温暖化の防止、テロ活動の阻止や人道支援の強化などのグローバル的議題において、
我々の果たすべき責任を担います。我々は積極的にアジア太平洋地域との協力に参与し、
主要貿易パートナーとの経済貿易関係を一層強化させ、全面的に東アジアの経済統合に
融合して、東アジアの平和と繁栄のために積極的に貢献します。

 我々はアメリカとの安全同盟と貿易パートナーとの協力関係を強化していかなければ
なりません。また、我々も国交国との友情を大切にし、相互の承諾を守ります。我々は
あらゆる理念が通じ合う国家と連携しながら、協力関係を拡大していきます。我々は台
湾の安全を防衛する決心があり、合理的な国防予算を編成して、必要な防御兵器を購入
し、堅実たる国防力を建立します。海峡両岸の平和を求めることと地域間の安定を維持
させることは、我々の不動転の目標です。台湾はピースメーカーになり、国際社会に見
直されることになります。

 私は衷心より海峡両岸が現在この得がたい歴史的機運をつかんで、今日から共同に平
和共栄の新しい歴史のページを開くようと切望しています。我々は最も台湾の主流民意
に合致する「統一せず、独立せず、武力を用いず」の理念をもって、台湾海峡の現状を
維持させます。1992年、両岸は「一つの中国、各自に解釈する」というコンセンサスに
達し、そして「92年合意」の基礎の上において、何度も協議を完成し、順調に両岸関係
の発展を促進しました。私がここにおいて、我々は同じ基礎の上において、一刻も早く
協議を回復するよう改めて申し上げます。そして、4月12日に博鰲フォーラムの中で提
出した「現実を直視し、未来を切り開く、争議を据え置き、ウィンウィンを追求する」
ことに基づき、互いの共同利益のバランスを捜し求めます。両岸がともに勝ち組である
ことに歩むスタート点は、経済貿易の往来と文化交流の全面的正常化であり、我々は協
議の準備をすでに整えました。7月から始まる週末チャーター直行便の運航と大陸観光
客の來台が、両岸関係を斬新な時代に入らせるよう希望しています。

 これから我々も大陸と台湾の国際空間や両岸の平和協定について協議を展開しなけれ
ばなりません。台湾は安全が必要、繁栄が必要、もっと尊厳が必要です。大陸が国際上
で台湾に対する圧迫を止めてこそ、両岸関係が始めて安定して前向きに発展できるので
す。我々は、胡錦濤氏が最近三回に渡って両岸関係に関する談話に留意しました。それ
は即ち、去る3月26日にアメリカのブッシュ大統領と「92年合意」に言及した話し、4月
12日博鰲フォーラムで提出した「四つの継続」、及び4月29日に両岸は「相互信頼を構
築、争議を据え置き、同を求めて異を捨てる、ともにウィンウィンを創り出す」という
主張、これらの見方は私どもの理念とほぼ一致しています。従いまして、私がここにお
いて誠心誠意に、両岸は台湾海峡或いは国際社会において、ともに和解休戦しなければ
ならず、また国際機関と関連の活動の中で互いに協力し合い、互いを尊重し合うよう呼
びかけます。両岸人民はともに中華民族に属しており、各自の能力を尽くして、肩を並
べてともに前進して、共同に国際社会に貢献せねばならず、決して悪性的な競争をして、
リソースを消耗すべきではないと考えています。私が、世界の広さで、中華民族の知恵
の高さで、台湾と大陸は絶対に平和共存する道を見出すことができると深く信じていま
す。

 私が両岸問題の最終的解決の鍵は主権争議にあるのではなく、ライフスタイルとコア
的価値にあると確信しています。我々は誠意を込めて大陸13億同胞の福祉に関心を払っ
ており、心から大陸が自由、民主、富の均等化とした道のりに歩み続けてほしくて、両
岸関係の長き遠き平和発展のために、ウィンウィンの歴史的条件を創出することができ
るよう期待しています。

 このほど四川で発生した大地震は大きな惨事となり、台湾人民も党派を問わず、とも
に衷心より見舞いの意を表するとともに、緊急な援助を提供する意思があり、救援活動
がすべてうまくいくよう望んでいるし、被災者の安置や被災区の復興作業が一日も早く
完成できるよう期待しています。

三.台湾の伝承とビジョン 

 宣誓就任したこの時刻から、私が2300万国民の付託を背負っていることがよく理解し
ており、これは私の一生涯の中で最も光栄な職務であり、また一生涯の中で最も重大な
責任でもあります。私が台湾生まれではありませんが、台湾は私の成長した故郷であり、
私の家族の骨を埋める地でもあります。私が特に台湾社会が私のような戦後の新しい移
民に対する包容の義と栽培の恩と受け入れてくれる情を感謝しています。私が躊躇せず、
疑念なく、ひたすら前に向けて、全力を尽くすしかありません。

 400年余り以来、台湾この土地はずっと素直に前後問わず移民を受け入れて、我々を
潤い、庇護してくれ、我々と後世の子孫に安心して住める場所を提供してくれました。
そして、高い山峰で、壮大な海で、我々の心を充実させ、試練をかけてくれます。我々
が継承したさまざまな歴史文化は、この土地で継続されただけではなく、さらに拡大し
新しく創出され、ひいては豊かで多元な人文景観を切り拓いたのです。

 中華民国は台湾で生まれ変わりました。私の任期内で我々が中華民国創立100周年を
祝賀することになります。このアジアで最も早く誕生した民主共和国は大陸にいる時間
はわずか38年で、台湾にいる歳月はすでに60年を超えました。この60年に近い間、中華
民国と台湾の運命は緊密に結合しており、共同に艱難辛苦と悲喜の歳月を経験してきて、
そして民主を追求する紆余曲折の道のりにおいて大きな成果を挙げました。国父孫文先
生の民主憲政の理想は、かつて大陸で実現できませんでしたが、今日、台湾でようやく
根が下ろされ、開花して、実りました。

 台湾の将来に直面して、私が自信に満ち溢れています。長年来、私が台湾の津々浦々
を歩き回り、各分野の仕事人との相互連動の中で、最も感銘を受けたのは、地は南北を
問わず、人は老若を問わず、善良、正直、勤勉、善意誠実、包容、向上などの伝統的コ
ア価値は、台湾人の生活言動の中に溢れているだけでなく、台湾人の根性の中に深く植
えつけられています。これは台湾あらゆる進歩の源泉であり、また「台湾精神」の真髄
でもあります。

 時局を見渡り、東アジアを顧み、台湾は絶好の地理的位置を有しており、また貴重な
文化遺産、厚い人文素養、日増しに成熟しつつある民主主義、活力と創意工夫に満ち溢
れた企業、多元的で調和した社会、内外で活躍している民間組織、世界に遍在した愛国
華僑、及び世界各地から来た新しい移民があります。我々は「台湾精神」をもって、我
々のメリットを生かして、「台湾を主とする、人民に有利」という施政の原則を堅持す
れば、必ず台湾、澎湖、金門、馬祖を世界に羨ましがらせるパラダイス、誇りを持って
いる美しい家族を建設することができると信じています。

 台湾の振興は政府の努力に頼るだけではなく、もっと国民の力に頼らなければなりま
せん。民間の知恵を借りる必要があり、与野党の協力に協議する必要があり、あらゆる
社会のメンバーが積極的に投入する必要があります。親愛なる全国同胞の皆様、我々は
この時間から袖を巻き上げて直ちに行動し、美しい家族を建設して子孫のために百年隆
昌の基礎を築きましょう。我々に心と心をつなぎさせ、手と手を携えさせ、みんなで一
緒に頑張りましょう。

 皆さん、どうぞ大声で私と一緒に叫びましょう。

 台湾民主万歳!
 中華民国万歳!

 皆様、どうもありがとうございました。

                          【総統府 2008年5月20日】
                  (日文譯稿内容如有疑義, 應以中文原稿為主)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2>> 馬英九総統が劉兆玄・行政院長を正式に任命、劉内閣がスタート

【5月20日 台湾週報】

 馬英九総統は5月20日午前、総統就任後初の人事命令にサインし、行政院長に劉兆玄
氏を、総統府秘書長に!)春柏氏を、国家安全会議秘書長に蘇起氏をそれぞれ任命した。

 続いて、馬総統が監誓人として、劉兆玄・行政院長、!)春柏・総統府秘書長、蘇起・
国家安全会議秘書長の宣誓式典を主宰した。

 同人事命令および宣誓式典はいずれも総統府大礼堂で行われ、総統就任式に出席する
ために訪台した友好国の国王、大統領、総督、総理、特使団および、蕭万長副総統、王
金平・立法院長、頼英照・司法院長、姚嘉文・考試院長らが会場で式典を見守った。

 劉行政院長、!)総統府秘書長、蘇国家安全会議秘書長の宣誓式典終了後、続けて馬総
統は劉兆玄・行政院長が提出した行政院副院長および各部会(省庁)の首長人事命令に
サインした。馬総統は再び監誓人として、行政副院長、国史館館長、行政院各部会の首
長の宣誓儀式を主宰した。 

 各部会(省庁)閣僚は下記の通りである。(※は女性)

劉兆玄 行政院長
邱正雄 行政院副院長
薛香川 行政院秘書長
蔡勲雄 行政院政務委員
曽志朗 行政院政務委員
張進福 行政院政務委員
朱雲鵬 行政院政務委員
范良銹 行政院政務委員
陳添枝 行政院政務委員
廖了以 内政部長
欧鴻錬 外交部長
陳肇敏 国防部長
李述徳 財政部長
鄭瑞城 教育部長
王清峰 法務部長(※)
尹啓銘 経済部長
毛治国 交通部長
高思博 蒙蔵委員会委員長
呉英毅 僑務委員会委員長
石素梅 行政院主計長(※)
陳清秀 行政院人事行政局長
史亜平 行政院新聞局長(※)
林芳郁 行政院衛生署長
沈世宏 行政院環境保護署長
周功[金の下に金を2つ]国立故宮博物院院長(※)
頼幸媛 行政院大陸委員会主任委員(※)
陳添枝 行政院経済建設委員会主任委員
高華柱 行政院国軍退除役官兵輔導委員会主任委員
王!)[女亭]行政院青年輔導委員会主任委員(※)
蔡春鴻 行政院原子能委員会主任委員
李羅権 行政院国家科学委員会主任委員
江宜樺 行政院研究發展考核委員会主任委員
陳武雄 行政院農業委員会主任委員
黄碧端 行政院文化建設委員会主任委員(※)
王如玄 行政院労工委員会主任委員(※)
范良[金秀]行政院公共工程委員会主任委員
戴遐齢 行政院体育委員会主任委員(※)
章仁香 行政院原住民族委員会主任委員(※)
王進旺 行政院海岸巡防署署長
邱正雄 行政院消費者保護委員会主任委員
黄玉振 行政院客家委員会主任委員
林満紅 国史館館長
蔡勲雄 台湾省政府主席
薛香川 福建省政府主席

                     【総統府、行政院 2008年5月20日】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
3>> 元台湾人日本兵・許昭栄さん(台籍老兵協会理事長)が抗議の焼身自決

 ご冥福をお祈りします。

 日本時代には自らも日本兵として戦地に赴き、終戦後は日本軍に協力した者として国
民党政府から睨まれて中国戦線に投入され、苦難の道を辿った台湾人日本兵の補償に奔
走し、戦地に倒れた英霊の慰霊碑の建立に尽力してきた許昭栄さんが20日夜、台湾高雄
市旗津(きしん)の「戦争と平和公園」内にある「台湾無名戦士慰霊碑」の前で焼身自
決された。享年80歳。

 遺書が残され、8年間の陳水扁政権でも台湾兵の慰霊に全く理解を得られず、馬政権
には期待できないとして、台湾国内ではまだまだ認知されていない元日本兵への慰霊や
福祉問題についての抗議が記されていたとのこと。

 国民党独裁時代の台湾では、第2次大戦で日本兵として出陣した者はむしろ肩身の狭
い思いをし、慰霊はおろか生還兵の福祉など全く問題にされなかった。筋金入りの台湾
独立派でもあった許さんはそのかどで3度も牢にぶち込まれ、挙句にはカナダへ亡命同
然の生活を長年強いられてきた。台湾に帰国後は、政府に請願して慰霊碑建立の土地を
確保したり、自費を投じて無名戦士の慰霊碑を建立したりと東奔西走の日々であった。
その半生は、『愛する日本の孫たちへ』(桜の花出版)の中で、「元日本兵の台湾人の
その後、皆さんは知っていますか」と題されて語られている。

 奇しくも本年2月27日から開催された本会の「桜植樹ツアー」では、許さんに旗津の
「戦争と平和記念公園」を案内していただいた。その後、晩餐会にも参加いただき、流
暢な日本語で尽きぬ話に再会を心待ちにしていた参加者も多かった。合掌 (編集部)

*本会ホームページに、高雄市・旗津の「戦争と平和公園」に建立した慰霊碑前で、私
 どもに説明してくださった折の写真を掲載しています。
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台湾人元日本兵が焼身自殺
【5月21日 な〜るほど・ザ・台湾メールマガジン】

 高雄市で20日午後7時ごろ、「台湾無名戦士記念碑」の前で車が燃えているとの119番
通報があり、消防車が出動して火を消し止めた。車内から焼死体が発見され、台湾人元
日本兵の許昭栄さん(80歳)と分かった。

 台湾人元日本兵は大東亜戦争中、日本軍として出兵し南洋戦線で活躍したが、戦後に
なって国民政府に邪魔者扱いされ、中国戦線に駆り出された。多くが死亡し、生き残っ
た老兵も苦難の人生を送った。許さんは21年前にカナダから帰国し、台湾人日本兵の補
償問題に取り組み、著書もある。努力が実り、2005年に旗津に「台湾無名戦士記念碑」
が建ったが、今年になって碑のある「戦争と平和記念公園」の名が「平和記念公園」と
改名され、金門島での戦死者の碑も並立されることが決まった。遺書には、陳総統が記
念碑のテープカットに来ないことを恨む文言が書かれてあった。
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台湾元日本兵 無念の自死 無名戦士慰霊へ奔走 陳前政権「無策」に失望か
【5月22日 西日本新聞】

【台北21日小山田昌生】台湾人元日本兵で国民党により中国の内戦に強制従軍させられ
た「台湾人無名戦士」の調査・慰霊に尽力した台湾籍老兵協会理事長の許昭栄氏が、馬
英九総統就任日の20日夜、台湾南部・高雄市で焼身自殺した。79歳だった。遺書には、
陳水扁前総統が無名戦士の追悼・顕彰を果たさなかったことに対する不満がつづられて
おり、台湾の政治に失望したものとみられる。

 台湾各紙によると、許氏は同市の公園内にある「台湾無名戦士記念碑」の前に駐車し
た車の中で、ガソリンを浴びて焼身自殺した。陳前政権が戦士たちに適切な対処をしな
いまま、過去の迫害者である国民党が政権に返り咲いたことを悲観したとみられる。

 許氏自身も元日本兵。日本統治時代に台湾で海軍に配属され、日本の敗戦後は国民党
により中国の国共内戦に従軍させられた。その後、政治犯として迫害を受け、日本政府
の補償も受けられずに、カナダに亡命。1990年代に台湾に戻った後、同様に迫害され大
半が死亡したとされる無名兵士の慰霊のため、自ら受け取った賠償金と、有志から募っ
た寄付で、2005年に同記念碑を建立した。
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4>> 6月1日(日)、林建良氏を講師に日本再生ネットワ−クらが講演会【福岡】
   演題は「日台共通の悩みと課題」

林建良氏福岡講演「日台共通の悩みと課題」

■日 時:6月1日(日)13:30〜16:00

■場 所:天神ビル11階 TEL:092-721-3111

■参加費:1,000円(学生無料)

■主 催:日本再生ネットワ−ク・福岡黎明社・いかるが熟

■連絡先:092-582-3589 E-mail:ikaruga777@nifty.com
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5>> 6月8日(日)、林建良氏を講師に「士気の集い 青年部」が講演会【東京】
   演題は「2008年 どうなる 台湾」

 この度 数名の若者が集いまして、日本の問題、ならびに台湾など近隣アジア諸国の
問題を考える為に「士気の集い 青年部」を設立することにしました。そこでそれを記
念する講演を林建良「台湾の声」編集長に行って頂きます。
 今後は若手の活動の場、情報交換の場としていきたいと思いますので、お気軽にお越
し下さい。

 日本に最も近い国・台湾では5月20日より新たなリーダー・馬英九に国の舵取りが委
ねられた。政権が交代し、親日国家・台湾は今後どうなっていくのか。

 在日20年余り、医師として日本の地方医療に貢献する一方で、台湾独立建国運動を強
く推し進める林建良編集長が台湾と日本の今後について語ります。
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講師  林 建良(りん けんりょう)氏
1958年(昭和33年)台湾・台中市生まれ。1987年、戒厳令が解除される直前に日本交流
協会奨学生として来日し、東京大学医学部博士課程を修了。栃木県で地域医療に携わる
傍ら、世界台湾同郷会副会長、台湾団結連盟日本代表、メールマガジン「台湾の声」編
集長、台湾独立建国聯盟日本本部国際部長、日本李登輝友の会常務理事として活動。ま
た、在日台湾人の外国人登録証の国籍記載を「中国」から「台湾」に改める「正名運動
(自らが名付け親)」も、2001年より展開中。台湾独立建国運動の若手リーダーである。
著書『日本よ、こんな中国とつきあえるか?』『母親e名叫台灣』(出版於台湾)
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【日 時】平成20年6月8日(日)17時45分〜19時30分(開場:17時30分)

【会 場】牛込箪笥地域センター(都営大江戸線 牛込神楽坂駅 隣)
     4階洋室・バラA
     東京都新宿区箪笥長15番地 03-3260-3677
     交通:都営地下鉄大江戸線 牛込神楽坂駅 A1出口より徒歩0分
     http://www2.odn.ne.jp/~hak34780/

【参加費】500円

【懇親会】19時30分〜21時30分。参加費:3500円
     会場は講演会場より徒歩1分
     *会場の都合により、懇親会参加者は必ず事前にお申し込みください。

【申込み】6月6日までにメールまたはFAXにて(当日受付も可)
     ***会場の設定上、事前申込を頂けますと助かります***
     FAX:050−3027−1486
     メール:morale_meeting@yahoo.co.jp

【主 催】士気の集い・青年部(担当 千田昌寛)
     TEL 090-3450-1951 FAX 050-3027-1486
     E-mail:morale_meeting@yahoo.co.jp
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
6>>【読者の声】林建良さんへ

 もし機会があれば「たかじんのそこまで言って委員会」に出演されれば良いかと思い
ます。できれば金美齢さんとご一緒に出演されれば良いかと思います。 (5月16日)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●本誌の転載転送を歓迎
 本会活動をより多くの方々にご理解いただきたく、転載転送をお願いします。その際、
 本誌からの転載転送である旨を記していただければ幸いです。

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 本会へのご入会申し込みフォームをホームページに設けています。これでお手軽にご
 入会申し込みができますのでご利用ください。

 ■入会申し込み http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0005.reg

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創刊日:2003-10-06  
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