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メールマガジン日台共栄

日本の「生命線」台湾との交流活動や、他では知りえない台湾情報などを、日本李登輝友の会の活動とともに配信するメールマガジン。

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【メルマガ日台共栄:第745号】 若者たちよ(1) 李登輝・台湾前総統

2008/04/16



>>>>> http://www.ritouki.jp/━━━━━━━━【平成20年(2008年) 4月16日】

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<<INDEX>>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[Vol.745]
1>> 若者たちよ(1) 李登輝・台湾前総統
2>> 4月26日(土)、毒ギョーザに抗議するエプロンデモ
3>>【新刊紹介】平松茂雄・古澤忠彦『これではダメだ!日本の海洋戦略』

■宗像隆幸著『台湾建国』が本会HPから申し込みできます! 割引特典有り!
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1>> 若者たちよ(1) 李登輝・台湾前総統
   「第5回日台文化交流青少年スカラシップ」講演から

【4月15日 フジサンケイ ビジネスアイ】
http://www.business-i.jp/news/china-page/news/200804150041a.nwc

■指導者は現場を見ろ、日本人の一人として奮闘せよ

 日本の若者に台湾を通じて世界を見つめ直してもらう「日台文化交流 青少年スカラ
シップ」(フジサンケイ ビジネスアイ、産経新聞社主催、台湾行政院新聞局共催)は
今年、第5回を迎えた。10 〜20代の若者から作文など4部門で1101点の応募があり、こ
のうち優秀賞の受賞者など17人が6日間の研修旅行を贈られ、台湾を先月訪れた。一行
が訪問した李登輝前総統は、日本や台湾の将来、中国との関係などについて幅広く、流
暢(りゅうちょう)な日本語で若者たちに語って聞かせた。
                                 (河崎真澄)

                ◇    ◇ 

 台湾の李登輝です。みなさんは(今回の研修旅行で1泊の)台湾家庭でのホームステ
イを経験したと聞いた。ホームステイは一番いい。自分と関係のない家に住み、その家
の人たちに私とはこういう人間だと生活を通して話したり、場所によっては、今でもト
イレや風呂もないような台湾の家庭を知ることができる。

 昨日(3月27日)、実は今回(3月22日)の選挙で総統に当選した(野党国民党の)馬
英九氏が訪ねてきた。私が馬氏に敬服しているのは、彼が選挙前に(台湾の中部や南部
で)99日間のホームステイをしたことだ。彼は(香港出身で)台湾生まれではないが台
湾の総統になりたい。ならば台湾人の家に住み込んで「私はこういう人物だ」と了解し
てもらう必要がある。

 この考え方は間違えてはいない。まだまだ貧しい家庭も多く、苦しんでいることを知
らねばならない。

 最近、「最高指導者の条件」(PHP研究所)という本を私は日本で出版したが、そ
の中で「現場を見なさい」と書いた。馬氏にも話したが、自分とは異なる環境で、人々
はどう生活しているのか見なければならない。自分の目で見ることが、台湾と日本を将
来、強く結ぶにどうすべきか考えるために、欠かせない。

 指導者には何が求められるか。組織を作り上げるには、危機に対応する現場主義(が
必要)。現場が分からないと。東京で法律つくって、これで正義をやってるというのは
間違いだ。民主政治では国民の細かい事情を知らねばならない。

               ◇    ◇ 

 日本は戦後六十数年、非常に進歩した。私の最近の3回の訪日の感想だ。(終戦を迎
えた)昭和20(1945)年8月15日に私は名古屋城にいた。(旧日本軍の)見習い士官だ
った。あれだけ爆撃を受け焦土と化した日本を見た。そこから立ち上がり、世界第2位
の経済大国を作り上げた。

 民主的な平和な国として世界各国の尊敬を受けることができた。その間における人々
の努力と指導者に敬意を表したい。同時に日本文化の優れた伝統が、進歩した社会の中
で失われていなかった。私は田舎を回ってきた。岡山、倉敷、そして名古屋、金沢、石
川、昨年は仙台から山形、秋田へと、奥の細道も歩いた。

 みなさんは気づかないだろうが、外国から来るとこんな田舎まで、ゴミひとつ落ちて
いない(ことは驚きだ)。長い間、伝統的に培われた日本人の考え方であり、国を愛す
ると同時に村を愛する、自然を愛するという精神に結びついた。

 旅館も、新幹線も、仕事に従事する日本人の真面目さ、細やかさをはっきりと感ずる
ことができる。社会秩序はきちんと保たれている。精神的に高い日本文化を日本人はも
っている。日本の精神は「武士道」に起源があると私は感じる。

               ◇    ◇

 だが、いまの日本に何かが欠けている。これを取り戻す必要がある。さもなくば国際
的に日本は強い国になれない。まず第一に私がいう「私は誰だ?」という問題。私は人
間だが、人間の生命には限りがある。

 みなさんは倉田百三の戯曲「出家とその弟子」を読みましたか。そこに出てくる考え
方の基本は、死を迎える前に、生きている間に何をすべきかという問題がある。生きて
いる間に自分の精神を高め、自分以外の公共のために努力しなければいけない。これが
公(おおやけ)の精神だ。自分さえよければという考え方が若い人に広がっているが、
日本人の一人として奮闘すべきだ。

 私は台湾のために奮闘している。私は「私(わたくし)」ではない私。公のために奮
闘する私だ。日本の指導者にその精神が欠けていないか。

                  ◇
【プロフィル】李登輝
り・とうき 旧制台北高等学校から京都帝国大農学部に学び、戦後、台湾大卒。米コー
ネル大で農業経済学博士号。台湾大教授時代に蒋経国元総統の求めに応じて政界入り。
台北市長や台湾省長などを経て1984年に副総統。88年に蒋氏死去に伴い総統昇格。自ら
導入した総統直接選で当選し2000年まで総統職にあった。一党支配時代の国民党の政治
体制や社会構造を内側から変えた「台湾民主化の父」。85歳。台北生まれ。

写真:3月28日、台北県淡水の台湾総合研究院を訪ねた17人の「第5回日台文化交流 青
   少年スカラシップ」の参加者に2時間にわたって語りかけた李登輝氏(右)(田
   中靖人撮影)
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2>> 4月26日(土)、毒ギョーザに抗議するエプロンデモ
   子供達を守る主婦の皆さん! 是非、デモに参加しましょう!

 長野に聖火が来る、そして「エプロンデモ」が行なわれる26日が近づいております。

 先日は、あくまでも毒ギョーザなどの食品への抗議だけに限定と申しましたが、状況
への自然な気持ちとして、チベットへの抑圧への抗議等についても、訴えることになる
と思います。

 今のところ、大手の新聞社からの取材も入ってきておりまして、反響はあるようです。
長野にいらっしゃらない首都圏近辺の方、是非、エプロンデモにおいで下さいませ。

*女性の方は、各自エプロンをご持参下さい。
*男性の皆様のご参加も、ぜひお願いします!

■日  時 平成20年4月26日(土) 13時集合 13時半出発

■集合場所 水谷橋公園(中央区銀座1-12-6 ホテル西洋銀座近く)
      数奇屋橋方面から有楽町駅を左手に見て歩くと、前方に高架が見えますの
      で、その手前を右に折れます。そこからひとつ信号を越えた先に公園があ
      ります。最寄駅は以下のとおりです。
      【水谷橋公園最寄り駅と距離】
      地下鉄 都営浅草線 宝町駅から 217m
      地下鉄 銀座線 京橋駅から272m
      地下鉄有楽町線 銀座一丁目駅から 275m

■コ ー ス 水谷橋公園→数寄屋橋→日比谷公園(図書館・公会堂あたり)で解散

●エプロンデモについての、注意事項とお願い

■テーマは「毒餃子」
 このデモでは、毒ギョーザを初めとする毒入り食品、毒入り衣料品等、人の生命身体
 に大いなる危険を及ぼす中国からの輸入品に関して、中国政府への抗議と日本政府へ
 の抗議を行ないます。
 チベット、五輪等も多少シュプレヒコールの中に入れると思います。

■中国の国民を侮辱する文言は使用しないでください。
 チャンコロ、劣等国民、兇悪シナ人、死ね、うざい等、相手を侮辱したり露骨に差別
 したりする文言は禁止です。あくまで、毒を食品に入れる等の悪い行いに対する抗議
 と致します。

■平服+エプロンでお願いします。
 日の丸鉢巻等、街宣ウヨク団体を思わせるような服や装身具はやめてください。日章
 旗は小旗であれば可とします。
 エプロンと共に、プラカードをご持参いただくのは大歓迎です。こちらでも用意しま
 すが、全ての方に行きわたる数は用意できません。A3位からA1サイズのプラカー
 ドを作って、持参して頂ければ幸いです。
 
 皆様、なにとぞ、宜しくお願い申し上げます。

               毒ギョーザに抗議するエプロンデモ実行委員会 岡本

■主催者名 毒ギョーザに抗議するエプロンデモ実行委員会
      (代表:小池賢子・岡本明子)

■連 絡 先 E-mail:koco@mbj.nifty.com
      070-5558-7077(岡本)
      公式Blog http://aprondemo.exblog.jp/
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3>>【新刊紹介】平松茂雄・古澤忠彦『これではダメだ!日本の海洋戦略』

 本年初頭、「台湾問題は日本の生死に直結する最重要問題─背筋も凍る月刊『明日
への選択』1月号の平松・古澤対談」と題して、日本政策研究センター(伊藤哲夫所長)
が発行する月刊「明日への選択」に掲載された、平松茂雄氏と古澤忠彦氏の対談を紹介
した(1月5日発行、第677号)。

 この対談がブックレットとなって発売されたので、改めてこの対談を読み直してみた。
やはり背筋が凍る思いは変わらない。中国がアメリカに「太平洋分割管理」を提案して
いたことを知るにつけ、その思いはさらに深くなった。

 本誌でこの対談を紹介した際、次のように書いた。

「平松氏はこれまでも口を酸っぱくして、中国の狙いが台湾併合にあることを説いてき
ているが、ここで改めて日本にとって『台湾が中国の手に落ちることは死活問題』だと
力説する。台湾は日本のシーレーンの重要な場所に位置する『生命線』であり、『台湾
問題は日本にとっても生死に直結する問題であることを強く認識しなければならない』
と警鐘を鳴らす。中国の狙いは『台湾問題の解決と日米安保体制の解消』にあるので、
台湾に潜水艦を売る国がないのだとすれば、日本が売ればよいとも提案している」

 日台関係に携わる人々にとって、日本にとって台湾の重要性を知り、中国の戦略・戦
術を知る上で必読のブックレットだ。

 惜しむらくは、このブックレットは書店で販売していない。日本政策研究センターの
オンラインショップに申し込まれたい。                (編集部)

■平松茂雄・古澤忠彦『これではダメだ!日本の海洋戦略』
 http://www.seisaku-center.net/modules/shop/index.php?
 main_page=product_info&products_id=75

*書店ではお求めになれません。

■著者 平松茂雄・古澤忠彦
■書名 これではダメだ!日本の海洋戦略─中国の海洋覇権と戦略なき日本
■版元 日本政策研究センター http://www.seisaku-center.net/
■体裁 A5判、64頁
■発売 平成20年4月1日
■定価 525円(税込)
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【主な内容】

Stage1 このままでは東シナ海は「中国の海」になる
    「中国のものは中国のもの、日本のものも中国のもの」 既成事実化が進んで
    いる

Stage2 「力の後盾」なくして日本の海は守れない
    海洋基本法はできたが…… 安全水域法のお寒い現実 現行法では何も でき
    ない自衛隊 「領域警備」の法整備を

Stage3 意志も戦略もない国家でよいのか
    国家意志がなければ脅威は見えない 国家戦略のない日本 「まずアメリカあ
    りき」は危険 自衛隊は楽勝か?

Stage4 台湾問題が日本の生死を決する
    狙いは台湾にあり 中国がシーレーンを押さえれば…… 南西諸島は必 ず巻
    き込まれる 南西防衛重視に転換せよ 求められる日本の覚悟
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●本誌の転載転送を歓迎
 本会活動をより多くの方々にご理解いただきたく、転載転送をお願いします。その際、
 本誌からの転載転送である旨を記していただければ幸いです。

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