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日本の「生命線」台湾との交流活動や、他では知りえない台湾情報などを、日本李登輝友の会の活動とともに配信するメールマガジン。

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【メルマガ日台共栄:第742号】 チベット弾圧に抗議せよ [櫻井 よしこ]

2008/04/13



>>>>> http://www.ritouki.jp/━━━━━━━━【平成20年(2008年) 4月13日】

  ☆★☆★ 日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」 ☆★☆★
          新しい日台交流にあなたの力を!!
<<INDEX>>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[Vol.742]
1>> チベット弾圧に抗議せよ [櫻井 よしこ]
2>> 壮烈きわまる鄭南榕の自決(2) [宗像 隆幸]
3>>『「中国」の実態を告発する国民集会』報告
4>>【読者の声】長野の聖火リレーは返上して欲しい[埼玉 尾形 美明]

■本誌がメルマガランキングで9位
 メルマガ発行元では「メルマガランキング」を設けていて、3月の本誌のランキング
 は9位でした。皆様のご支持に感謝いたします。メルマガは60,000誌も発行されてい
 るそうですが、2月が10位、1月が17位、昨年12月が18位でした。台湾問題への関心
 はけっして低くないようですので、安堵するとともに、ますます磨きをかけて本誌ら
 しい情報をお届けしてまいりたいと思います。今後ともご愛読のほどよろしくお願い
 します。              (メルマガ「日台共栄」編集長 柚原正敬)

 http://melma.com/contents/scorerank/
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1>> チベット弾圧に抗議せよ [櫻井 よしこ]
   チベット問題は台湾問題、弾圧の中の沈黙は中国共産党の共犯者

 中国政府によるチベット弾圧について、昨日の産経新聞のコラム「断」で、富岡幸一
郎氏(文芸評論家)は「中国の一方的な同化政策は、チベット人から言語と宗教を奪っ
てきた」と指摘し、文化の死活問題であると剔抉している。

 同様に、ジャーナリストの櫻井よしこ氏も10日付の産経新聞の一面コラム「福田首相
に申す」で「チベット弾圧に抗議せよ」と題し、いかにして「チベット人は宗教と言語
と民族の血を奪われつつある」のかを、17条協定やチベット人への中国語の強要、子供
へのチベット語の命名禁止、中国人男性とチベット人女性の結婚は許すが、その反対の
禁止などの具体例を以て説いている。

 その上で、台湾に目を転じ、台湾を占領した中国国民党が「台湾を一度も支配したわ
けではなかったけれど、中共との戦いに敗れて逃れた先の台湾を自分達の領土だと宣言
した」ことを指摘し、「両者の主張は日本固有の領土の尖閣諸島や東シナ海に対する主
張と同じである。チベット問題は台湾問題であり、尖閣問題であり、より大きな枠組み
で日中問題なのである」と、チベット、台湾、尖閣の各問題に通底する日中問題である
ことを、明快な論理で指摘している。

 台湾の総統選で民進党の謝長廷候補は「今日のチベットは明日の台湾だ」と、中国に
よる台湾併呑への危機感を訴えたことは未だ記憶に新しい。シナによるチベット侵略史
を教わっていない台湾の人々がより深く理解できなかったのは致し方ない面もあるが、
浸透しなかったのは残念というしかない。

 チベットの危機は台湾の危機であり、日本の危機である。櫻井氏が、「弾圧の中の沈
黙は中国共産党の共犯者」であり、もし福田康夫首相が中国にただちに抗議しないなら
ば「私は失望と憤りをこめて、一日も早い首相の辞任を望むものである」と結ぶ。

 福田首相は虚心に櫻井よしこ氏の提言に耳を傾け、北京五輪参加ボイコットを視野に、
中国へ抗議すべきは、日本の国益を守るためにこそ当然の措置だろう。そうしなければ、
私どもも一日も早い首相の辞任を望みたい。

                   (メルマガ「日台共栄」編集長 柚原 正敬)
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【4月10日 産経新聞「福田首相に申す」】

チベット弾圧に抗議せよ

                                 櫻井 よしこ

 いま、どの国よりもチベット問題で中国に物を言うべきはわが国である。

 日本は、武力よりも、民主主義と国際法、人間の自由、文化・文明の尊重を以て戦後
の道を切り開きたいと望んできた。同時に米国の占領政策によって、日本文明の粋を失
う哀しみを味わってきた。だからこそ、ダライ・ラマ14世が「チベット文化の虐殺」と
叫ぶ中国の弾圧に、率先して抗議しなければならない。日本と多くの価値観を共有し、
日本に友好的であった国、チベットのために発言することは、日本が依って立つ基盤を
守ることである。福田康夫首相が望むよき日中関係の構築も、日本が発言して初めて可
能になる。

 しかし、チベット人の抵抗運動について、首相は「中国の内政問題」とし、「人権に
関わるようなことがあれば心配、懸念を表明せざるを得ない」と語るにとどまる。弾圧
の中の沈黙は中国共産党の共犯者となることだ。

 中国のチベット侵略は1950年6月の北朝鮮の韓国侵攻以前から始まっていた。人民解
放軍の調査隊がチベット軍の前哨基地があった東チベットのデンゴに入ったのだ。10月、
彼らは東チベットを襲い、僅か11日で占拠した。

 翌年5月、中国共産党はチベットに17条協定への署名を強要した。協定は、まず、チ
ベットは祖国(中国)の大家族に復帰するとうたい、事実上、チベットが中国の一部だ
と明記した。だが、甘言も書き込まれていた。チベット軍は中国人民解放軍に吸収され
るが、チベットの仏教、信仰、風俗、習慣は尊重され、僧院も保護されると明記されて
いたのだ。

 亡命を視野に入れていたダライ・ラマ14世は16歳、法王を取り囲む僧たちの17条協定
についての意見は分かれた。身ひとつで亡命する、過酷な運命の予兆におびえる者もい
た。そして彼らは若き14世に説いた。「われわれが中共を刺激さえしなければ、仏教が
弾圧されることはない」と。51年9月、法王が開いた議会では、結局、毛沢東のチベッ
ト支配は象徴的支配にとどまり、僧院も仏教も、ダライ・ラマの神聖さも侵されはしな
いという希望的観測を結論とした。結果として、法王は「チベット地方政府」の名にお
いて、毛沢東に17条協定承認の手紙を送ったのだ。

 この半世紀余の歴史を振りかえれば、チベットと台湾に対する中国人支配の構図が似
通っているのに気づかされる。共産党か国民党か、イデオロギーは異なっても、彼らは
異民族支配の第一に中国人への同化政策を置く。

 チベットで、中共軍は17条協定をすぐに反故(ほご)にして、寺院の9割以上を破壊
し、財宝を奪い、仏教を否定し毛沢東主義、共産主義の学習を強要した。今回の、3月
10日以来のチベット人の抵抗に直面して、中国政府は僧侶らに対する共産党大会の文献
学習や愛国主義教育を強化したが、同種の政策はすでに60年近くも続いてきたのだ。

 さらに、チベット人からチベット語を奪い、中国語を習わせた。子供へのチベット語
の命名を禁じた。

 人民解放軍の兵士をはじめ、多くの中国人をチベットに送り込んだ。中国人男性とチ
ベット人女性の結婚は許すが、その反対は許さないのだ。こうしてチベット人は宗教と
言語と民族の血を奪われつつある。

 中国は、チベットは中国領で、当然だと主張する。しかし、チベットは歴史的に見て
中国の一部ではない。清国政府はチベットの宗主国としての立場を主張したが、チベッ
トを支配したわけではない。

 国民党も台湾を一度も支配したわけではなかったけれど、中共との戦いに敗れて逃れ
た先の台湾を自分達の領土だと宣言した。

 両者の主張は日本固有の領土の尖閣諸島や東シナ海に対する主張と同じである。チベ
ット問題は台湾問題であり、尖閣問題であり、より大きな枠組みで日中問題なのである。

 チベット人がいま、命を賭して訴えているのは、彼らが最も大切にする信仰を軸とし
たチベット民族としての暮らしを守る戦いを、21世紀の文明社会はただ傍観するのか。
それでよいのかという問いである。確実にチベット民族の消滅につながる弾圧に目をつ
ぶり、北京五輪を支援するのかと問うているのだ。

 人権にかかわれば、と首相は語った。答えは明らかだ。幾千年も続いたひとつの高貴
な文明が弾圧の末に滅されようとしているのである。文明の危機に直面する深い哀しみ
を共有する日本であればこそ、首相は中国に、直ちに抗議しなければならない。国際社
会の前で、ダライ・ラマ法王と話し合い、チベット人虐殺を止めよと。国際機関をチベ
ットに常駐させ、チベット人の望む高度の自治を実現させ、チベット仏教の再生を可能
にせよと。

 それも言えないとしたら、福田首相には、日本を代表する資格はないのである。した
がって、私は失望と憤りをこめて、一日も早い首相の辞任を望むものである。
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2>> 壮烈きわまる鄭南榕の自決(2) [宗像 隆幸]

 先般4月6日、日本人3団体で結成する「鄭南榕顕彰会」(宗像隆幸会長)が今年で4回
目となる「台湾建国烈士 鄭南榕先生を偲ぶ会」を開催した。

 なぜ日本人の私どもが亡くなった台湾人を顕彰するのか。

 鄭南榕は、あの戒厳令下の台湾において、蒋介石以来続いてきた中国国民党の圧政に
抗し、公開の場で初めて台湾の独立建国を叫び、あるいは2・28事件の真相究明を求め、
遂には一死をもって台湾に言論の自由をもたらし、民主化を切り開いた先達として、台
湾問題に目覚めた日本人にとってもけっして忘れてはならない存在だからである。

 鄭南榕顕彰会会長も務める宗像隆幸氏は、生前の鄭南榕と会っている数少ない日本人
の一人である。本年2月末、台湾の戦後史、そして台湾独立建国運動の軌跡をつづった
『台湾建国−台湾人と共に歩いた四十七年』を出版し、その第3章「台湾の民主化」に
おいて、「壮烈きわまる鄭南榕の自決」という見出しで鄭南榕について触れている。

 いまだ鄭南榕について知る日本人は少ない。ましてや、その偉業を知る日本人はさら
に限られている。台湾人の中にさえあの苦難の時代や鄭南榕を忘れた人々が出てきてい
る現在、鄭南榕が自らの命を賭して訴えたことを、台湾の民主化がどうやって生れてき
たのかを思い出すためにも、ここに宗像氏の一文をご紹介する次第だ。

 単行本では9ページほどの分量だが、本誌で一挙に掲載するにはいささか長すぎるの
で、3回に分載してご紹介したい。

 この『台湾建国−台湾人と共に歩いた四十七年』は名著と言ってよい。李登輝前総統
が懇篤な推薦の辞を書かれるのももっともだ。日台交流にかかわる人々には最善の、そ
して必読のテキストとしてお薦めしたい。

                   (メルマガ「日台共栄」編集長 柚原 正敬)
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壮烈きわまる鄭南榕の自決(2)

                  台湾独立建国聯盟総本部中央委員 宗像 隆幸

 この年の十二月九日に発行された『自由時代』誌に、鄭南榕は許世楷が書いた「台湾
共和国憲法草案」(註35)を掲載した。翌一九八九年一月二十日、高等検察庁は憲法草
案の掲載は叛乱罪容疑に該当するとして、一月二十七日に出頭するよう、鄭南榕に召喚
状を送った。すでに台湾独立の主張が台湾中にあふれていた時代に、検察庁がこの問題
をこれほど重視したのは当時、許世楷が台湾独立建国聯盟(一九八七年に台湾独立聯盟
を改称)の主席だったからかもしれない。一月二十六日、鄭南榕は、「今日から家に帰
らない。自由時代社に寝泊まりする」と言って、籠城した。彼は編集長室に三つのガソ
リン罐を置き、それにライターを貼り付けた。警官が逮捕に来たら、自決する覚悟であ
った。鄭南榕が編集部員に話したことを自分で整理した遺書ともいうべき文章が、『自
由時代』台湾建国烈士・鄭南榕記念特集号(一九八九年四月十六日刊)に掲載されてい
る。彼はその中で、こう語っている。

 問…なぜ、喚問に応じないのですか?

 答…これは国民党が公権力を乱用して政治的反対者を迫害しているのであり、人民に
  は抵抗する権利があることを、台湾人民に知ってもらう必要があると考えました。

 問…もし、国民党が強制的にあなたを連行しようとしたら?

 答…彼らは私を逮捕することはできません。彼らが逮捕できるのは、私の死体だけで
  す。このことを彼らは知っていなくてはなりません。

 問…台湾独立の主張は、二・二八事件と関係があると思いますか?

 答…相当に密接な関係があります。海外で独立を主張している戦後の若い世代は、ほ
  とんどが二・二八の血なまぐさい教訓の影響を受けています。彼らは台湾が独立し
  てこそ、台湾人の人権や民主主義が初めて保障されることを明確に認識しています。

 問…あなたは一九八七年四月十八日に公開演説で初めて台湾の独立を主張し、その後
  一貫して独立を標榜し、新憲法草案を雑誌に掲載しました。これらの行動の背景に
  は、一貫した戦略があったのですか?

 答…それ以前は誰も公開の席で台湾独立を主張できなかったので、まずそれを主張せ
  ねばなりませんでした。台湾独立の主張が一つの共通認識になったあと、スローガ
  ンを叫ぶだけでなく、具体的な憲法草案の出現となったわけです。

 問…この島に住んでいる人々の間には(本省人と外省人の間に)、なかなか解消でき
  ない「しこり」があります。この問題をどのように解決しますか?

 答…国民党の身分証の分類によれば、私は外省人ということになっていますが、私は
  一〇〇%台湾人です。私たちはぜひともこの「しこり」を解消しなければなりません。

 問…台湾独立はかならずしも民主主義を保障しない、大事なのは民主主義であって、
  独立ではない、という意見もありますが?

 答…台湾の独立が民主主義を保障するかどうかは、台湾がどのような形で独立するか
  にかかっています。私たちは公民投票によって独立を決定することを主張しています。

 問…現在の心境は?

 答…闘志は高く、心は平和です。

 鄭南榕は七十一日間、自由時代社に籠城を続けた。その間に彼を訪ねた数多くの人々
に、彼は決して逮捕されないと、自決の意志の固いことを語った。一九八九年四月七日
午前九時五分、警官隊がビルを包囲して自由時代社に突入しようとしたとき、鄭南榕は
ガソリンを浴びて火を放ち、自決を遂げた。四十一歳であった。

 五月十九日、台北市で鄭南榕の葬儀が行われた。参加者は四万人を超え、葬列は五、
六キロも続いた。葬列が総統府に近づくと、総統府は鉄条網で囲まれ、その内側を警官
隊が固めていた。葬儀参加者は総統府を見上げながら、繰り返し「台湾独立万歳!」を
叫んだ。そのとき葬列の中にいた一人の若者が鉄条網に身を投げ、体から真っ赤な炎が
燃え上がった。!)益樺である。彼はガソリンを詰めた袋を体に巻きつけており、それに
火を放ったのだ。鄭南榕に殉じたのである。

 もし李登輝総統に少し力があったら、鄭南榕の逮捕に警官隊を向かわせることはなか
ったであろう。鄭南榕と!)益樺の壮烈な死に、李総統の心痛はいかばかりかであったか
察せられる。しかし、当時の彼はまったく無力なロボット総統に過ぎなかったのである。

 鄭南榕と!)益樺の壮烈な自決は、敵にも味方にも計り知れない衝撃を与えた。抑圧者
に対しては、自由のために戦っている人々の決意の固さを知らせた。自由を求めている
人々には、「自由か死か」と命を賭けなければ、自由は勝ち取れないことを教えたので
ある。

註34:宋重陽(宗像隆幸)著『台湾独立運動的思想與戦略−為自由而戦』(一九八八年
   五月、台湾・南冠出版社)
註35:日本語版の台湾共和国憲法草案は『台湾青年』(第三四〇号、一九八九年二月号
   発行)に掲載。
                                  (つづく)
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■宗像 隆幸(むなかた たかゆき)
1936年、鹿児島県生まれ。明治大学経営学部卒。1961年、台湾青年社に参加、月刊『台
湾青年』の編集に従事。1985年から停刊する2002年まで同誌編集長を務める。アムネス
ティー・インターナショナル日本支部理事、台湾人元日本兵の補償問題を考える会幹事
を歴任。現在、台湾独立建国聯盟総本部中央委員、アジア安保フォーラム幹事、日本李
登輝友の会理事、鄭南榕顕彰会会長。著書に『存亡の危機に瀕した台湾』(自由社)、
『台湾独立運動私記』(文藝春秋)、『ロシア革命の神話』(自由社)などがある。
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『台湾建国』のお申し込み

■著者 宗像隆幸(アジア安保フォーラム幹事、日本李登輝友の会理事)
■書名 『台湾建国−台湾人と共に歩いた四十七年』
■体裁 四六判、上製、本文328ページ
■定価 1,890円(税込み)
■発売 2008年2月28日

 なお、日本李登輝友の会にお申し込みいただければ、下記のような割引を実施してい
ます。どしどしお申し込みください。

■割引
・1冊〜9冊のご注文 → 送料サービス
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■お申し込み【FAXかメールで 料金後納】
 1)お名前、2)ご住所、3)電話番号、4)注文冊数(『台湾建国』と書き添えて
 ください)を明記の上、FAXかメールでお申し込みください。1週間以内にお届け
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 払いください。

■お申し込み先
 日本李登輝友の会
 FAX: 03-5211-8810  E-mail: ritouki-japan@jeans.ocn.ne.jp
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3>>『「中国」の実態を告発する国民集会』報告

 豊島公会堂で行なわれた「『中国』の実態を告発する国民集会 北京五輪にNO!」
は、非常に内容の濃い、素晴らしい集会になりました。
 私の知り合いの方が、ご自身のブログにまとめて下さいました。是非、ご覧ください
ませ。以下は、知り合いの方から頂いたメール内容です。

                                   岡本 明子
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 少しでもその場の空気を伝えたいと思い、ブログに記事を書きました。気が向いたら
ご覧ください。

■家族がいちばん
 http://nonbe.way-nifty.com/blog/2008/04/8_e4e5.html
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 雨の中、800人収容の会場がほぼ満員でした。司会は三輪和雄さんです。

 まず全員で君が代斉唱。気持ちいいですね。

 次に、中国に虐殺された方々に黙祷を捧げ、ご冥福を祈りました。

 そして先生方のお話。司会者が絶叫調なのはいささか…でしたが、先生方はみなさん
冷静でした。簡単にメモを転記します。

<加瀬英明先生…はじめに>
・過去、オリンピックを独裁国家が開催したのはベルリンとモスクワ。それぞれ開催9
 年後にナチスドイツもソビエト連邦も崩壊した。ソ連は建国69年で崩壊。今年中華人
 民共和国は建国60年で、あと9年以内に崩壊する!
・コキントウの来日歓迎、宮中晩餐会で天皇陛下との乾杯などとんでもない。日本は世
 界中に嗤われる。

<陳惠運氏…中国の毒>
・中国の毒はすさまじい。食品、家具、服、薬品…となんでもござれ。その最大の被害
 者は中国人民。最高の医療や食事を享受している共産党最高幹部ですらその被害を免
 れない。

<西村眞悟議員…日本の危機>
・国民党が勝ったことで台湾の強力な武力が日本に向けられる、そのことに気づいてい
 る議員は誰もいない。朝鮮半島も北朝鮮が崩壊したら「国連」という名の中国が統治
 するため、韓国も事実上その支配下におかれ、38度線が対馬海峡になる。

<ペマ・ギャルポ先生…チベット問題>
・中国によってチベットは軍事、政治、経済、文化などあらゆる面で侵略されている。
 その一つの象徴はオリンピックのマスコット、5つの動物のうち2つ(パンダ、チベ
 ットカモシカ)がチベットのもの。
・チベットだけでなく、新疆ウイグル、内蒙古も中国の植民地。現在中国の「領土」の
 うち73%は本来は中国以外の土地。
・「チベット民族」という言い方は中国の勝手な言いぐさ。もちろん「チベット人」が
 正しい。600万人もいて少数民族ではない。
・チベットは第二次大戦のときも中立を守った。

<西村幸祐先生…ダライ・ラマ猊下記者会見報告>
 以下、猊下のご発言要旨。
・オリンピックに反対ではない、中国は立派にやってほしい、オリンピック開催国にふ
 さわしい国になってほしい。
・暴力的なオリンピック抗議活動には断固反対する。(暴力的な、がポイント)
・(中国の暴力が)ラサだけでなく、アジアのこの地域(日本)へも広がることが問題。
・オリンピックは情報開示が重要。
・第3者調査団がラサに入って、ラサで何が行われたか世界に報道してほしい。
・日本人には、ラサに来てラサを見て欲しい。

<ソウリンさん>
・ダムの水を農民が利用できなくなっている。
・オリンピックは民族主義を煽るための道具。反対しただけで国家反逆罪に問われた人
 もいる。
・中国人民を代表してチベットに謝りたい! ペマ・ギャルポさんと手に手を取って祖
 国に帰れる日が来ることを熱望している。

<殿岡昭郎先生…少数民族>
・中国のいわゆる「少数民族」はチベットだけでなく、新疆ウイグル、内蒙古、満州と
 ある。満州人はほぼ絶滅させられた。内蒙古も死に体に近い。新疆とチベットも危ない。
・新疆ウイグル国旗(左)、内蒙古国旗(右)、両国からの留学生を紹介。
・日本は既に第一戦線で中国に敗れているようなもの。日本の政財官、教育、宗教など
 あらゆる分野を中国が抑えている。
・日本が反撃するには、地味で時間のかかる方法だが、チベット、新疆ウイグル、内蒙
 古などのいわゆる「少数民族」と組んで挟み撃ちにするしかない。そのためには日本
 にいる留学生を交流し、トルコ、インド、モンゴルに脱出した人たちを応援すべき。
・李登輝閣下は、5つの中国と仰せになった。台湾、チベット、新疆、蒙古、それに漢
 民族の中国である。

<民主党・吉田康一郎都議…挨拶>
・今の政治では誰を応援していいのか全くわからないのでは。党に関係なく、国のため
 になる政治家を選ぶべき。大変な作業だけど慎重に見極めて欲しい。
・このままでは、明日の台湾、明後日の日本はない。
・おかしいと思ったら、各方面に対し丁寧に抗議してほしい。それが国を動かす。

<安東幹氏…法輪功弾圧>
・中国の法輪功への弾圧はすさまじい。血液検査をして、臓器の需要があれば合う者を
 捕まえて臓器狩りを行っている。
・グローバル人権聖火リレーを行っている。日本にも6月に来る。応援して欲しい。

<宮崎正弘氏…経済>
・オリンピックまで中国経済が持つ保証は全くない。
・1月は日本への食料輸出が40%減、2月は大雪で大損害。また人民元が上がっており、
 輸出が苦しい。大気や水などの汚染も極めて深刻。
・景気を牽引してきたのは不動産と株だが、いずれも化けの皮がはがれており急激に下
 がり始めている。
・金利、通貨、為替などの経済政策が全く利かない。例えば、銀行の金利はプライムレ
 ート8%に加え賄賂4%などという無茶苦茶。地下銀行も蔓延。また、通貨供給量で
 制御しようにも、偽札が多すぎて、どれだけの「通貨」が供給されているか誰にもわ
 からない。
・経済はがたがたになっている。想像を超える速さで崩壊するのではないか。日本は下
 手に手出しせず傍観していれば勝手に崩壊すると思われる。

<大原康男先生…総括>
・中国は日本、アジア、世界の災厄の国。自由や民主など世界の共通理念から最遠の国。
・何より危険なのは、皇太子殿下の開会式出席。平成4年に天皇皇后両陛下が中国を訪
 問されたことで、天安門事件で危機に陥っていたところを脱却した。ところがそれで
 日中友好など全く進展せず、反日教育が推進された。賢所でもあの訪中はなんだった
 のか、という反省があるらしい。同じ愚を繰り返してはならない。
・先日産経新聞には皇太子殿下の開会式出席はない、と書かれたがまだまだ楽観できな
 い。なんと言ってもフクダ首相。決して油断してはいけない。
・なお、今回4月10日に開催したのはダライ・ラマ猊下の訪日に合わせたわけではなく
 偶然だが、なにか因縁めいたものを感じる。毒餃子問題以前から企画されていた。

 そして最後に岡本明子さんが決議案を読み上げられました。メモは取らなかったので
すが、そのうちどこかに載ったら転載します。

 非常に中身の濃い2時間半でした。主催者、講演者の皆様方に深く感謝。ほんのエッ
センスだけのご紹介になったこと、ご勘弁を。

<おまけ>
お土産に買いました(笑)

*お土産は、手錠を五輪マークにしたTシャツで、本会会員の方が販売しているTシャ
 ツです。                             (編集部)
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4>>【読者の声】長野の聖火リレーは返上して欲しい[埼玉 尾形 美明]

 「日本は明らかに現実を見誤っています」、「パリでの聖火リレー反対騒動は、日本
の放送の百倍のインパクトがありました」「北京のテレビ放送を見て、フランス人は、
皆呆れて哂っていました」「今、南京大虐殺のでっち上げの顛末を話すと、誰もが私た
ちの話を信じてくれます」

 このパリ在住の方が肌身に感じる「チベットへの絶大なシンパシー」と「中国への怒
り」が日本の新聞やテレビを見ていては全く分かりません。

 驚いたことに、今日の「日曜討論」でもどのテレビもチベット問題を取り上げていま
せん。何ということでしょうか!

 イージス艦が漁船と衝突した時は、連日の大報道です。「報告が数分遅れた」などと
細部にわたって海自の落ち度? を探しては攻め立てました。国会でもテレビ番組でも、
防衛大臣を連日糾弾していました。

 いまチベットで行われている中国の悪逆非道な行いは「海の事故」とは比較になりま
せん。数十万の軍や警官,治安関係者が非武装のチベット人を狩り立てているのです。

 今日の産経紙にもありますが、ダライ・ラマの生家は厳重な監視下に置かれ、親族は
軟禁状態にあります。チベットではダライ・ラマの写真や肖像画が摘発され、僧侶は「踏
み絵」を迫られています。

 仮に、イスラム教徒にマホメット、キリスト教徒にキリストの像を踏ませることを強
要したらどうなるでしょうか? 中国がチベット民衆に強要していることはまさにそう
したことなのです。

 長野の聖火リレーは返上して欲しいものです。さらに、5月の胡錦涛の来日は延期を
要請すべきだと思います。大原康夫教授が懸念されるように、政治家だけでなく、晩餐
会において天皇陛下がこの殺人者とにこやかに乾杯をされる映像が世界に流れる事の衝
撃は大き過ぎると思います。逆にそこが、中国の狙いでもあるのでしょうが……。

 そんな映像を、このパリ在住の方が見たらどのように思うでしょうか? さらに恐ろ
しいのは、「中国のチベット弾圧に加担する様な日本人なら、やはり、南京大虐殺もや
りかねない」とフランス人は思うのではないでしょうか?

 中国の圧力に屈して、殲滅の苦境にあるチベット人を見殺しにしては必ず天罰が下り
ます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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