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日本の「生命線」台湾との交流活動や、他では知りえない台湾情報などを、日本李登輝友の会の活動とともに配信するメールマガジン。

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【メルマガ日台共栄:第736号】 本日14時、許世楷代表と草開省三氏を講師に「鄭南榕先生を偲ぶ会」

2008/04/06



>>>>> http://www.ritouki.jp/━━━━━━━━【平成20年(2008年) 4月6日】

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<<INDEX>>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[Vol.736]
1>> 本日14時、許世楷代表と草開省三氏を講師に「鄭南榕先生を偲ぶ会」
2>>【対談】李登輝前総統・安藤忠雄氏─日台の未来 地球の未来(2)
3>> 私の考える台湾総統選挙と今後の日台交流 [石川 公弘]
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1>> 本日14時、許世楷代表と草開省三氏を講師に「鄭南榕先生を偲ぶ会」
   小田村四郎、宮崎正弘の各氏も参列。葉菊蘭夫人からもメッセージ

 平成17年(2005年)から日本人有志により、台湾に言論の自由と民主化を切り開いた
「台湾の三島由紀夫」と言われる鄭南榕(てい なんよう)烈士の慰霊・顕彰を続けて
います。

 本日4月6日(日)午後2時より、今年で第4回目となる「台湾建国烈士 鄭南榕先生を
偲ぶ会」を開催します。

 今年は鄭南榕烈士とは深いかかわりのある許世楷大使に第1回に引き続いてご登壇い
ただき、また、訪台の度に鄭南榕烈士が自決された編集室を訪問し、日本人にその偉業
を知らせつつ顕彰されてきた草開省三先生を講師にお招きしています。

 皆様には何かとご多忙のことと存じますが、台湾に言論の自由と民主化の道を切り開
いた鄭南榕烈士を追悼・顕彰し、日本人も台湾人もともに日台共栄の誓いを新たにいた
したいと存じます。

 台湾は鄭南榕烈士が望んだ言論の自由を確立できたのか、新憲法を制定して中華民国
体制を脱することができるのか──政権が変わろうと、鄭南榕精神は不変であり、台湾
が「日本の生命線」であることも変わりません。

 下記のような次第で執り行いますので、友人・知人をお誘い合わせでの上、ふるって
ご参加くださいますようお願い申し上げます。             (編集部)

*会場は文京区民センターの3階「3A」です。
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【プログラム】

第1部 偲ぶ会

 開会の辞  宗像 隆幸 鄭南榕顕彰会会長
 来賓挨拶  小田村四郎 日本李登輝友の会会長
       宮崎 正弘 作家・評論家
 メッセージ 邱  晃泉 鄭南榕基金会董事長
       葉  菊蘭 鄭南榕烈士夫人
 祭文奏上  佐藤 健二 日台交流教育会副会長
 参列者献花
 祭電披露

第2部 記念講演

 講演1 鄭南榕氏が切り開いた台湾の民主化
     許  世楷(台湾駐日代表処代表)

     1934年(昭和9年)、台湾・彰化市生まれ。台湾大学法学部を卒業。1959年、
     日本に留学。早稲田大学大学院修士課程修了後、東京大学大学院博士課程を
     修了。法学博士。津田塾大学教授、台湾文化学院院長、静宜大学教授などを
     歴任後、2004年7月、台北駐日経済文化代表処代表に就任。主な著書に『日本
     統治下の台湾』『台湾は台湾人の国』など多数。津田塾大学名誉教授。

 講演2 鄭南榕廟を台湾に
     草開 省三(日台交流教育会専務理事)

     昭和3年(1928年)、富山県高岡市生まれ。国立高岡高専卒業。陸軍士官学
     校に合格するも敗戦。工学院大学卒業後、高校教師の傍ら、1972年、日華断
     交に鑑み日華交流教育会を設立して台湾省教育会理事長の許國雄氏らと第1
     回日華教育研究会を台北で開催後、毎年、交互に開催。現在、日台交流教育
     会専務理事、日本李登輝友の会理事、東方国際学院校長。主な著書に『台湾
     と日本・交流秘話』ほか。

 閉会の辞 永山 英樹 台湾研究フォーラム会長

 *司会:多田 恵(桜美林大学非常勤講師)            〈敬称略〉
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■日 時 2008年4月6日(日) 午後2時〜4時30分(開場:1時30分)

■会 場 文京区民センター 3F 3A
     東京都文京区本郷4-15-14 TEL:03-3814-6731
     (文京シビックセンターの斜向い)
     【交通】都営地下鉄:三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
         東京メトロ:丸ノ内線・南北線「後楽園駅」徒歩3分
         JR総武中央線「水道橋駅」徒歩10分

■参加費 1,000円

■主 催 鄭南榕顕彰会[宗像隆幸会長]
 〒102-0075 東京都千代田区三番町7-5-104号 日本李登輝友の会内
 TEL: 03-5211-8838 FAX: 03-5211-8810
 E-mail: ritouki-japan@jeans.ocn.ne.jp
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2>>【対談】李登輝前総統・安藤忠雄氏─日台の未来 地球の未来(2)

 読売新聞による李登輝前総統へのインタビューが掲載された4月4日、産経新聞が李前
総統と建築家の安藤忠雄氏との大型対談を2ページの見開きで掲載しています。

 李前総統は安藤忠雄氏とは初対面だったそうですが、講演や論考の中で安藤氏の仕事
ぶりに言及し、また、安藤氏は台湾では最も関心の高い建築家であり、司馬遼太郎記念
館や西田幾多郎の哲学館(石川県かほく市)などの設計を通じて、間接的に李前総統の
考えをよく理解していたようです。

 世界的な政治家と建築家、住む世界は異なるにもかかわらず、その世界観や価値観が
一致しているのは不思議な感じもしましたが、対談では「場所の論理」がキーワードと
なっていて、得心するところがあります。

 4つに分けている対談ですので、4回に分けてご紹介します。本日はその2回目をお届
けします。                             (編集部)
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【対談】李登輝前総統・安藤忠雄氏─日台の未来 地球の未来(2)
【4月4日 産経新聞】

 総統選挙によって8年ぶりに政権が交代する台湾。この政権交代の制度を打ち立てた
前総統の李登輝氏と、日本を代表する建築家の安藤忠雄氏が台北郊外にある李氏の私邸
で対談を行った。二人は初対面だったが、作家の故司馬遼太郎氏にかかわる思い出話か
ら打ち解けた。話題は日本や台湾にとどまらず、情報化社会の進展、地球環境など人類
全体が直面する問題に及んだ。          (司会 長谷川周人台北支局長)

■ 2 教育 人を愛すること 哲学的に物事を考えること

安藤氏
 司馬遼太郎記念館を設計したとき、世界中を歩いた司馬さんが小説執筆に向けて集め
たという膨大な量の本を壁面一面に展示することで、物事を考えて生きてきた軌跡を感
じるものをつくりたいと考えました。15年ほど前に司馬遼太郎記念室がある姫路文学
館(兵庫県姫路市)を設計したことが縁で、司馬さんの記念館の設計者に指名されまし
た。
 姫路文学館は哲学者の和辻哲郎など姫路地方に縁の深い文学者を紹介した博物館です
が、李さんが学生時代に親しまれたという西田幾多郎の哲学館(石川県かほく市)も設
計を担当する機会をいただきました。

李氏
 2005年の暮れ、その哲学館に行きましたよ。西田の「善の研究」は旧制台北高校時代
から何度も読み返した本で、西田哲学は今も私の精神の根幹を成しているのです。哲学
館では自分の学生時代を懐かしみながら、当時の自分と現在の台湾を重ね合わせ、胸が
熱くなりました。

安藤氏
 設計者としてうれしく思います。設計に入るとき、若いころに読んだ西田と和辻をも
う一度読み直し、二人を理解しようと努めることから始めました。よく相手を知り、理
解する必要があるからです。
 その時に考えたのですが、西田と和辻はアプローチの仕方は違うものの、彼らが到達
しようとしたのは、「場所の論理」ではなかったか。書斎にこもって自らの内面と向か
い合う西田。対する和辻は逆に意識が外に向かい、旅することで何かを発見し、真理を
得ようとした…。

李氏
 その通りですよ。そこに教育という問題が出てくる。教育には、建築をやったりする
専門教育と、教養の二つがある。哲学も歴史も芸術も科学も、基礎教養として専門以外
にある程度知っておく必要が人間としてあります。プラス、国を愛し、人民を愛するこ
と。昔の日本教育はこうだった。私は22歳まで日本籍ですよ。その日本教育を受けたか
ら、今も私なりの考えが出てくるんだ。
 日本全国、そして世界を渡り歩き、歴史的な小説を書こうとした司馬さんも、行き着
くところは「場所の論理」なんだな。人が集まれば場所ができる。これが大きくなると
国になる。つまり、若いときに教養を教え込まれてこそ、歴史を土台に哲学的に物事を
考えることができるのです。民主とは何か、人はなぜ人を愛せるのか、という問題を理
解してこそ、新しい将来へと突破することもできる。ところがね、人々が技術ばかりに
目を奪われる今の社会は、どうもへんてこになってきた。そうは思いませんか。

安藤氏
 同感ですね。経済至上主義が世界を画一化し、その弊害が叫ばれていますが、彼ら
(西田、和辻)の哲学には先見性があった。先人が卓越した哲学を残してくれたにもか
かわらず、日本人は1960年代以降の高度経済成長の中で、経済の論理を重んじるあまり、
何かを失い、随分と変わってしまった。そう、今や西田も和辻も、見向きもしませんよ
(笑い)。
 だから、技術の発展が世界で同時進行する中、よほど確立した自己を持っていないと、
精神構造がバラバラになってしまう。ところが、人々の実生活には確立した自己を持つ
ような時間がなく、瞬間的な情報を山のように抱え込むばかり。つまり心のよりどころ
を見失い、世界中の人たちの精神がバラバラになっている、と案じます。                                           (続く)
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李登輝氏 1923年、台北県生まれ。43年、京都帝国大学農学部入学後に学徒出陣。戦後
は帰台して台湾大学に編入。68年、米コーネル大学で農業経済学の博士号を取得。中国
国民党に入党後、台北市長、副総統などを歴任、88年、蒋経国総統の死去に伴い総統に
昇格。96年、台湾初の総統直接選挙で圧勝。2000年、国民党主席辞任後、党籍を剥奪さ
れ、独自の政治活動を繰り広げている。

安藤忠雄氏 1941年、大阪生まれ。69年、安藤忠雄建築研究所を設立。79年、日本建築
学会賞、96年、高松宮殿下記念世界文化賞を受賞。91年にはニューヨーク近代美術館で
日本人初の個展を開催。97年、東京大学教授、2003年から名誉教授。同年、文化功労者。
代表作に「住吉の長屋」(大阪市)「六甲の集合住宅」(神戸市)「光の教会」(大阪
府茨木市)など。
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3>> 私の考える台湾総統選挙と今後の日台交流 [石川 公弘]

 本会理事で、神奈川李登輝友の会支部長を務めていただいている石川公弘氏が自分の
ブログで台湾総統選における民進党敗因の分析をしている。同感である。

 なお、石川氏は神奈川県大和市の市議や議長を歴任。議長時代の平成5年6月、台湾か
ら1300人もの台湾少年工が来日した際、歓迎委員会委員長として厚木基地内を大型バス
40台を通過させる離れ業をもって台湾高座会歓迎会を開催している。詳しくは『台湾少
年工と第二の故郷』所収の石川氏の「台湾少年工と台湾を想う」を参照願いたい。

 昭和18年当時、小学校校長だった尊父が台湾少年工の寄宿舎の舎監となったことが台
湾との縁だった。

 石川氏はまた、4月5日の「世界一の知日家・李登輝さんと福田人気」と題したブログ
で、本誌でも連載している李登輝前総統と安藤忠雄氏の対談を取り上げ、次のように結
んでいる。

「世界一の知日家・李登輝さんが再び脚光を浴びている。産経のスクープとなったイン
タビューといい、今回の大型対談といい、李登輝さんはまだまだ健在だ。読売も『対日
顧問役に意欲』の見出しで、台北の石井利尚記者による、李登輝さんとの対談記事を掲
載した。もし台湾がそれを要求してきたら、受け入れるべきだ。それなら福田人気も必
ず反転する」

 これまた至言である。福田康夫総理は「隠れたる民の声」を聞き入れ、ぜひそうして
もらいたいものだ。民進党が敗れた真因は、「民の声」を聞き入れなかったことにあっ
たのだから。
                   (メルマガ「日台共栄」編集長 柚原 正敬)
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私の考える台湾総統選挙と今後の日台交流
【4月1日 ブログ「台湾春秋」】
http://blogs.yahoo.co.jp/kim123hiro/archive/2008/4/1?m=lc

 台湾総統選挙は、馬英九国民党候補の大勝で幕を閉じた。私自身は選挙結果に失望し
た一人であるが、ただ今回の総統選挙は、親中反日と親日反中、統一か独立かの単純な
争いでなく、台湾人の生活に密接に結びついたものだったのを知ったのは収穫だった。

 選挙の結果、台湾では民進党から国民党への8年ぶりに政権交代が行われる。選挙終
盤でチベットにおける中国共産党政権による弾圧事件が発生したが、わずか61年前には、
台湾でも同様な軍事的弾圧が行われ、多くの人が虐殺されたことを、鮮烈に思い出させ
た。

 また、チベット暴動の発生は、この60年間の台湾における民主政治の確立を見事に立
証するものだった。台湾で平和裡に政権交代が行われるのは、台湾人の血と涙と知恵が
導いたものだ。その成果に敬意を表し、総統選挙に示された台湾人の選択に素直に従い
たい。

 台湾の民意を素直に認めるとしても、自分たちの応援した民進党候補の敗因は何であ
ったかを考えておくのも必要である。地方政治ではあるが、およそ人生の半分を選挙に
関係してきた者として、私は今回の民進党の敗因を以下の五点に集約できると考える。

1)対米外交の失敗
  台湾の存立はアメリカの後ろ盾によって保たれている。対日外交には目覚ましい成
 果を上げた民進党だったが、アメリカには自分たちの意思を伝えることに失敗し、ア
 メリカに足を引っ張られた。それが台湾人を不安に陥れたと思う。

2)陳水扁総統周辺の汚職
  戦後、進駐してきた国民党の汚職体質は台湾人を驚かせた。汚職は中国人、国民党
 の専売特許のはずなのに、民進党政権は総統周辺から汚職にまみれ、国民の信望を失
 った。国民党候補の方が清廉に見えたのでは話にならない。

3)小選挙区制と与党間の分裂
  民進党は国民党と組んで小選挙区制を導入し、李登輝前総統を精神的バックボーン
 とする小党の台湾団結連盟を締め出してしまった。台湾に民主制度を導入し、建国の
 父と仰がれるべき李登輝氏への背信であり、非礼である。

4)台湾人意識への過度の依存
  民進党は台湾の産業空洞化、生活の安定に対する適切な対策を打ち出せなかった。
 台湾人に生まれたというだけでは、台湾語、客家語、原住民語まで話そうと努力する
 イケメンの外省人候補に勝つことはできないのである。また、汚職を台湾人意識で消
 しさることもできない。

5)台湾日本語世代の影響力後退
  1947年の228事件や、その後の白色テロは風化しつつある。その時代を知る台湾日
 本語世代は急激に第一線から引退し、その影響力を減じている。逆に高度成長を謳歌
 した時代の国民党を知る人が現役の世代である。

 さて、台湾総統に当選した馬英九氏が最初に行ったのは、李登輝前総統を訪問し、対
日政策遂行への指導と協力の依頼だった。李登輝氏も虚心に応じたという。独裁国家・
中国の強大化は、日台の結びつきをますます必要としている。私も一隅にいて力を尽く
したい。
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