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日本の「生命線」台湾との交流活動や、他では知りえない台湾情報などを、日本李登輝友の会の活動とともに配信するメールマガジン。

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【メルマガ日台共栄:第681号】 学研トイズが地球儀販売を中止!! 1月15日から返却手続き開始

2008/01/11



>>>>> http://www.ritouki.jp/―――――――――――【平成20年(2008年) 1月11日】

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<<INDEX>>―――――――――――――――――――――――――――――[Vol.681]
1>> 学研トイズが地球儀販売を中止!! 1月15日から返却手続き開始
2>> 台湾を矮小化する地球儀に駐日代表処が抗議、販売中止へ
3>>「学研」及び「学研トイズ」への読者の抗議
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1>> 学研トイズが地球儀販売を中止!! 1月15日から返却手続き開始
   ご協力いただいた方々に深く御礼申し上げます。

 一昨日、「夕刊フジ」の報道によって発覚した学研地球儀問題は、昨日午後、学研ト
イズが「不適切な表現・表記がありました。つきましては、当商品の販売中止を決定い
たしました」と発表、また、親会社の学研も「不適切な表現・表記がありました。当地
球儀に関しましては、販売中止を指示しました」と発表して、ついに私どもの要求どお
り販売中止が決定した。

 台湾や南樺太・千島列島の件はもちろんだが、日本の領土である尖閣諸島さえ中国領
土にしている地球儀を、日本で販売するとは正気の沙汰ではない。学研トイズと学研が
己が非を悔い改め、速やかに販売中止と製品回収を決断したことを評価したい。また、
日本の将来を担う子供たちのためにも、素早い販売中止決断は教育的効果を生むであろ
うと思い、素直に喜びたい。

 この地球儀問題では、これまでの様相とちがい、一般の方々がかなりの抗議をした。
例えば「いままで、こういったことに抗議のメールを送ったことは正直な話一度もあり
ません(申し訳有りません)。今回は衝動的に抗議のメールを送ってしまいました。『
台湾島』の表記に我慢がならなかったのです」というメールにそれが現れている。

 また、台湾駐日代表処の対応も素早かった。朱文清・広報部長が学研トイズの中村晃
一・代表取締役に対して抗議を表明し「台湾国民の感情を傷つける」として販売中止を
要求する強い姿勢を示したのだ。

 本誌も柚原編集長名で販売中止を申し入れたが、同じような声はかなり届いたに違い
ない。呼び掛けにご協力いただいた方々に深く御礼申し上げます。

 この学研地球儀問題で、日本人の感覚がまだまだ健全であることを証した。また、台
湾側も「台湾は中華人民共和国とは別の主権国家」と宣言、学研トイズの行為は「台湾
に対する主権侵害の加担にほかならない」と言い切ったことは、日本人の台湾認識を高
めるうえで大きな意義があった。

 この地球儀問題への対応は、私どもが展開している「台湾正名運動」の一環であるこ
とは先に表明しているが、日本人の正常な感覚こそがこの「台湾正名運動」を伸展させ
ることを改めて教えられた思いである。

 ここに、昨日午後、ホームページに発表された学研トイズの「お詫び」と、販売中止
を指示する学研の「『スマートグローブ』に関する重要なお知らせ」を紹介するととも
に、皆さんが寄せられた抗議文や販売中止を伝える報道などをご紹介したい。

                                  (編集部)
------------------------------------------------------------------------------
お詫び

                                 学研トイズ

弊社商品『スマートグローブ』におきまして、不適切な表現・表記がありました。
つきましては、当商品の販売中止を決定いたしました。
お客様はじめ、関係各位に多大なご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上
げます。
今後の商品製作には細心の注意をはらい、このような事態の再発防止に努めてまいる所
存です。
尚、『スマートグローブ』をお持ちで、返却をご希望のお客様におかれましては、税込
み価格\29400でお引取りさせていただきます。
返却手続き開始は1月15日(火)から開始いたします。手順につきましては、このペ
ージにて再度告知いたします。
よろしくお願い申し上げます。

■学研トイズ
 http://www.gakkentoys.co.jp/
-----------------------------------------------------------------------------
『スマートグローブ』に関する重要なお知らせ

                                    学研

 弊社子会社学研トイズが製作販売いたしました地球儀『スマートグローブ』の内容に
つきまして、不適切な表現・表記がありました。
 当地球儀に関しましては、販売中止を指示しました。
 皆様には多大なご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。今後、
弊社ではグループ経営の観点から、指導・監督をより徹底してまいる所存です。
 なお、『スマートグローブ』をお持ちで、返却をご希望のお客様におかれましては、
税込み価格2万9400円でお引取りさせていただきますので下記アドレスにアクセス
いただき、手続きいただきますようお願い申し上げます。

■学研
 http://www.gakken.co.jp/news/20080110.html
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中国指示で「台湾島」表記、地球儀の販売中止…学研子会社
【1月10日 読売新聞Web版】

 学習教材大手「学研」の子会社「学研トイズ」(東京都大田区)は10日、中国で生産
した音声ガイド機能付き地球儀「スマートグローブ」の販売中止を発表した。

 地球儀上の台湾を「台湾島」と表記し、音声では「中華人民共和国」と紹介している
ことや、樺太の南半分と千島列島をロシア連邦に区分したことに、顧客から苦情が相次
いだため。

 同社によると、この商品は、付属のペン型部品で地球儀の表面に触れると、国名や首
都などが読み上げられる。昨年8月から販売を開始し、初回生産分の1万個は完売した。

 生産したのは中国・深センの工場で、同社は「中国政府の指示により」表現を変更し
たとする断り書きを商品に同封していた。しかし、同社は販売中止の公表にあたって「
直接の指示は受けていなかった」と説明し、「台湾島」といった表現になった原因につ
いては「調査中」としている。(センは土ヘンに「川」)
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2>> 台湾を矮小化する地球儀に駐日代表処が抗議、販売中止へ 

【1月10日 台湾週報】

 学習教材大手「学研」グループである「学研トイズ」が販売する地球儀「スマートグ
ローブ」が、台湾を「台湾島」と矮小化して表記していたことがわかり、台北駐日経済
文化代表処は1月10日に販売元の「学研トイズ」に対し厳正なる抗議を行った。

 同製品は、備えつきのペンで地球儀上の地図を指すと音声ガイドが流れる仕組みにな
っており、「台湾島」を指すと「中華人民共和国」の情報が流れるようになっていた。

 また、同製品の説明書には「この地球儀は生産国の中華人民共和国政府の指示により、
地球儀表面の『台湾』の表記が『台湾島』 音声が『中華人民共和国』となっておりま
すことをあらかじめお断りさせていただきます」というメモが添付されており、中華人
民共和国政府の意向を受けたものであることを同社は認めていた。

 1月10日付の「産経新聞」は一面記事でこの地球儀問題を取り上げ、「工場が中国
にあり、中国政府から表記を変更しないと日本への輸出を認めないと迫られた」という
学研トイズの説明を伝えている。

 台北駐日経済文化代表処の朱文清・広報部長は同日、学研トイズの中村晃一・代表取
締役に対し、厳正なる抗議を表明した。

 朱部長は抗議文のなかで「(学研トイズは)故意に台湾を中華人民共和国の一部とし
て表記することを黙認した」と指摘し、「台湾は中華人民共和国とは別の主権国家であ
り、(学研トイズの行為は)台湾に対する主権侵害の加担にほかならない。…速やかに
事実に基づいた正しい表記に改め、中華人民共和国による台湾への主権侵害に加担しな
いよう、…台湾国民の感情を傷つける同製品の販売中止を要求する」と訴えた。

 同日午後、学研トイズは同社のホームページ上で「弊社商品『スマートグローブ』に
おきまして、不適切な表現・表記がありました」と認め、販売中止および返却希望者へ
の商品回収を決定したことを発表した。 
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3>>「学研」及び「学研トイズ」への読者の抗議

 今回は多くの方から「このような抗議文を送りました」と、それを送っていただいて
います。兄弟誌「台湾の声」でもずいぶん紹介していますが、ここでは本誌に届いた中
から2編だけご紹介します。いずれも切々とした内容で、胸を打たれました。
 なお、タイトルは編集部で付けたものです。             (編集部)
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万死に値する間違い

                              自営業 冨澤 賢公

 貴社発売の地球儀「スマートグローブ」における台湾の表記が間違っています。どう
してそのような安易な間違いを犯したのか理解に苦しみます。日本の多くの子供たちに
事実とは違ったメッセージを送ったことは万死に値することです。また、2300万人の台
湾に住む方達への最大の侮辱であります。

 小生、還暦を迎えますが、子供の頃から「学習研究社」といえば「小学館」などと並
び最高の学習雑誌を提供してくれる会社だと思っていました。兄弟が多かったので買っ
て貰うこともできず、手にできる子は羨望の的でありました。その会社がこの体たらく。
誠に嘆かわしく情けない。

 食品の偽装問題などとは比較にならないほどの重大な問題です。今ならまだ間に合い
 ます。即時、謝罪の広告と、製品の回収を開始してください。

 大手の某家電メーカーは自社製品の欠陥に対して全国民に葉書を送り対処しました。
それが逆に企業としての姿勢を評価されました。これは子供たちへの隠れた教育になっ
たと思います。

 どうか目先の利益にとらわれず長い目で見た大局を見失わない仕事をしてください。
きっとこのことで、忸怩たる思いをしている社員の方達もたくさんいらっしゃると思い
ます。その方達を大事にしてください。

 私など今回の件に対してかなり優しい言い方をしていると思います。不買運動などに
なったら大変なことになります。私の友人は偽装問題で会社が消滅して職を失いました。
今後の貴社の発展のために何を今一番しなければならないかを良く考えてください。
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二度と学研商品を手にすることはない

                                   匿名希望

 昭和時代の幼い頃、「学研のおばちゃん」が毎月家に届けてくれた「科学と学習」を
心待ちにしていた子供でした。それだけに本件激しく裏切られた気持ちです。

 今回の御社販売の地球儀における台湾の表記に強く抗議します。

 私の家内は台湾人であり中国人ではありません。彼女のナショナルアイデンティティ
を否定し、間に生まれる子供には自分のアイデンティティに迷うように教育しようとし
たことに激しい怒りを感じます。

 未来を担う子供たちへの教育を貫くのではなく、経済特区での低コスト生産と利益確
保を貫くために、中国主導の「日本の中国化」教育に加担。国で待つ子供たちに嘘を教
える表記を認めることは食品偽装と同等の行為。

 中国側とこの意思決定をした担当者は「中華人民共和国は台湾島は中国領土と主張こ
そしていても、彼らが台湾を統治したことは一秒もない」ことを勉強済みなのでしょう
か?

 台湾を訪れたことのある日本人のどれだけが「どこに行ってきたの?」と声をかけて
「中国」と答えるのでしょうか?

 公の場での謝罪会見と、国内生産まで要求しないまでも、当たり前の事が通用する国
で生産された製品での製造を強く要求します。

 政治的に微妙な問題だから、などと正式な謝罪を避けるのであれば、学研の教育に対
する意識はNOVA同様、地に堕ちたと捉え、二度と学研商品を手にすることはないと
宣言し、不買運動を全力で支援します。
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創刊日:2003-10-06  
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  • 名無しさん2008/01/14

    「スマートグローブ」の販売中止!めったに抗議メールを送ることの無い私ですが、学研に「断固販売中止を要求する!」メールを送ってしまいました。販売中止になったことを知り、本当に良かったと思います。また、企業や財界はチャイナリスクをもっと考え、それ以上に政治家の方々には中国の脅威を真剣に考えて貰いたいと思います。

  • 名無しさん2008/01/11

    日台共栄は東アジア平和維持の基本です。

    中華人民共和国の恫喝政策に負けずに頑張ってください。