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【メルマガ日台共栄:第674号】 李登輝前総統の「週刊東洋経済」連載「長老の智慧」(4)

発行日:12/31



>>>>> http://www.ritouki.jp/―――――――――――【平成19年(2007年) 12月31日】

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            新しい日台交流にあなたの力を!!
<<INDEX>>―――――――――――――――――――――――――――――[Vol.674]
1>> 李登輝前総統の「週刊東洋経済」連載「長老の智慧」(4)
2>> 1月26日(土)、青森日台交流会がDVD鑑賞会と新年会【1月24日締切】
3>>「偽」から「真」へ切り替える日本 [西村 眞悟]

■日本李登輝友の会本部事務局の年末年始
 本部事務局は12月27日から1月4日までお休みします。今年もお世話になりました。良
 いお年をお迎えください。皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1>> 李登輝前総統の「週刊東洋経済」連載「長老の智慧」(4)
   有能な人間を特別部局に 試験だけに強い人材は無用

 本誌も今号で今年最後の発行となりました。お蔭様で、購読者数こそ2,220名と多くな
いものの、6万誌にのぼるという全メルマガの中で常に30位以内というランキング評価を
いただいています。これも皆さまのご支援の賜物です。改めて御礼申し上げます。

 今年を締めくくるに当たり、李登輝前総統が12月3日発売の12月8日号から「週刊東洋
経済」(東洋経済新報社発行)誌に連載されている「長老の智慧」の第4回目をご紹介し
ます。

 皆さまにはご健勝にて良いお年をお迎えください。本誌は祖国日本のため、そして友
邦台湾のため、来年も微力ながら力を尽くします。今後ともお力添えのほどよろしくお
願いいたします。            (メルマガ「日台共栄」編集長 柚原正敬)

 ■週刊 東洋経済
 http://www.toyokeizai.co.jp/mag/toyo/  
・その1 台湾の基礎を築いた後藤新平 独自の精神性にこそ惹かれる 
・その2 現実と仮想との混乱を憂う 最も重要なのは信仰心 
・その3 アジアでは米中の覇権争い 日本は自信を持って行動を 
・その4 有能な人間を特別部局に 試験だけに強い人材は無用
 ------------------------------------------------------------------------------ 「週刊東洋経済」12月29・2008年1月5日迎春合併特大号(12月25日発売)掲載「長老の
智慧」

李登輝 その4【全5回】  

台湾を発展に導いた経験から、リーダーシップの重要性は痛感している。真のリーダー
をつくるには、特別な部局を設けて実務経験を積ませることが大事だと、日本に提言す
る。

■李登輝 り・とうき●1923年台湾生まれ。京大農学部を経て49年台湾大卒。米コーネル
大博士。72年に政界入り。88年蒋経国・総統死去により副総統から総統に就く。96年に
は直接選挙制による初の総統に。2000年退任。台湾の民主化を指導した。 

有能な人間を特別部局に
試験だけに強い人材は無用

 日本では安倍前首相から福田首相に政権が代わりました。私は、日本が世界第2位の経
済大国にふさわしい政治的地位と影響力を持ってほしいと考えています。その点で、安
倍前首相が日本版NSC(国家安全保障会議)の設立を目指していたのを評価していま
した。現在は具体的な動きが進んでいないようですが、首相の下に安全保障の権限を一
元化して強化するのは大切なことです。

 日本の政治で欠けているのは強いリーダーシップです。総理と閣僚が別々の意見を平
気で言い、内閣はバラバラです。安倍内閣では失言も目立ちました。これでは駄目です。
総理の方針に従わない大臣はクビにする、これぐらいの覚悟がないといけません。安倍
内閣にはちょっと問題のある人がいましたね。

 昔は、政治指導者が何から何まで決めていたパトロン型で独裁的なこともできました
が、現代は民主主義の時代です。確かに、大きな権力を背景にしていたからこそ、息の
長い巨大プロジェクトや重要な政策決定を行うことができたのは事実です。だが今はそ
れが否定され、しかも権力は分散しています。

 では民主主義の中でどうやって指導力を発揮するか。それは課題ではありますが、指
導者は将来への提言、国の将来をはっきり示すことが必要です。

 私は小泉元首相は日本の政治を変えたと思っています。一つは根回し型の政治をなく
してしまいました。カネや部下(派閥)を持つ人間と調整するのではなく、意見を言わ
せて最後には自分で決めた。それまでのリーダーと違っていました。それに総選挙を前
に中曽根さんなどの長老を引退させた。世代を交代させた、これも功績です。

 リーダーシップを発揮するためには人材の活用も大切です。私の周りでも、新聞人に
しても学者にしても立派な人がたくさんいた。しかし、そうした中で有能な人材を無駄
にした例がある。それは階級だとか人間関係だとかで浮かび上がらなかったからです。

 日本でもそうです。国家発展特別局のような部署をつくって、有能な人間に仕事をさ
せる。実行力をつけるためにきついことをさせる。そうやってリーダーをつくることで
す。アメリカもイギリスもリーダーは経験を積ませて育てています。日本のように、単
に優秀な成績で東大で1番だったとか、法律ばかり覚えて試験のときだけ強いとかではし
ょうがありません。

*前々号でお伝えしたように、福田首相は12月24日の安全保障会議で、日本版「国家安
 全保障会議」(NSC)新設のための安全保障会議設置法改正案を、今国会で廃案に
 することを決めた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2>> 1月26日(土)、青森日台交流会がDVD鑑賞会と新年会【1月24日締切】
   第2部では李登輝先生奥の細道散策in秋田の映像も上映

 11月の許世楷台湾大使講演会は無事に成功に終えました。すべては皆様のお蔭です。
誠にありがとうございました。
 講演会後はご無沙汰いたしておりましたが、下の通りDVD観賞会&新年会を開催す
ることに致しました。新しい年を祝うとともにお互いの親睦を深めたいと存じます。ぜ
ひご参加ください。
 尚、DVD観賞会の出欠の有無はいりませんが、新年会の出欠につきましては、1月
24日(木)までに、 電話かFAXでお知らせくださいますようお願い申し上げます。

 2007年12月28日

                                青森日台交流会

                     記

■日 時 2008年1月26(土)12:30〜18:00

■場 所 青森県国際交流協会ラウンジ(水産ビル5F)

■会 費 DVD観賞会:無料 新年会会費:3000円(当日お支払いください)

     12:30〜12:40 挨拶・解説
     12:40〜14:10 第1部 DVD「台湾民主化之道」鑑賞会
     14:10〜14:20 休憩
     14:20〜15:50 第2部 李登輝先生奥の細道散策in秋田の映像上映
     15:50〜16:00 休憩
     16:00〜18:00 第3部 同場所で新年会
             立食パティー形式(台湾料理、お楽しみ抽選会など、もご
             用意しております。お楽しみに!) 

■申し込み・問い合わせ 青森日台交流会 出町まで。
 TEL:090−6685−6887
 FAX:0172−62−6936

■主催:青森日台交流会

■協力:青森李登輝友の会
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
3>>「偽」から「真」へ切り替える日本 [西村 眞悟]

 衆議院議員の西村眞悟氏が本日発行した「西村真悟の時事通信」(!)323)で、「偽」
をテーマに与野党の党首会談と国連中心主義という政界の「偽装」について触れたつい
でに、福田首相の訪中について記している。台湾の国連加盟の住民投票について、まこ
とに正鵠を射た発言である。

 全文はかなり長いものなので、ここでは関係箇所のみを抜粋してご紹介したい。全文
は下記をクリックしてください。

 なお、本文の中に「正論」2月号(12月25日発売)に掲載の西村氏が寄稿した「一衣帯
水の友邦を見失ってはならない」が出てくるが、この2月号では宮崎正弘氏の「終極統一
か独立か、台湾立法院選挙の行方」も掲載されている。併せて読まれることをお勧めし
たい。                                (編集部)

■西村真悟の時事通信
 http://www.emaga.com/bn/?2007120079386960009332.shingo

■正論2月号
 http://www.sankei.co.jp/seiron/wnews/0801/mokji.html
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「偽」から「真」へ切り替える日本

                                   西村 眞悟

 我が国の首相は、この年末に未だ中国にいる。そして日中関係に「春が来た」と実態
から遊離した歯の浮くようなことを言っている。

 このような折り、今発売中の月刊誌「正論」に投稿した私の台湾に関する「一衣帯水
の友邦を見失ってはならない」と題した一文にありがたい反響が寄せられてきた。その
なかに、会津若松の方からの親書があった。ご自分のお父上が台湾で小学校の先生をさ
れており、今の駐日代表の許先生の奥様が教え子であったと書かれてあった。そして台
湾に対する親愛の思いが書かれていた。このお手紙を拝読したとき、私は日本と台湾の
両国国民の深く暖かい繋がりを感じることができた。

 福田総理は、中国首脳から、台湾が台湾という名で国連加盟申請をすることに対して
反対の意見表明を求められ、「支持しない」と述べたと言うが、

「それは台湾の方々が決められることです。私がとやかく申すことではありません。そ
れが民主主義国家というものです。」

 と何故あっさりと言えないのか。

 私の「正論」誌に書いた一文の副題は「中国詣では愚の骨頂」というのであるが、な
るほど、この度の野党の大集団の訪中と首相の中国での発言は愚の骨頂だ。

 首相の中国滞在も長すぎる。もう三日目ではないか。訪問を二十四時間以内で済ませ
たワシントンDC滞在以下の時間にすべきである。アメリカと中国と日本は、「正三角
形」の関係ではないのだから。

 諸兄姉とご家族の、ご多幸を心よりお祈りもうしあげます。

 祖国への愛と誇りと希望をもって新しい年を迎えましょう。

 そして、友邦台湾の総統に民進党の謝長廷氏の当選を切に祈る。
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