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メールマガジン日台共栄

日本の「生命線」台湾との交流活動や、他では知りえない台湾情報などを、日本李登輝友の会の活動とともに配信するメールマガジン。

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【メルマガ日台共栄:第655号】 北海道を訪れる台湾人観光客は5年で倍増、台湾に「北の大地」ブーム

2007/12/02



>>>>> http://www.ritouki.jp/―――――――――――【平成19年(2007年) 12月2日】

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<<INDEX>>―――――――――――――――――――――――――――――[Vol.655]
1>> 北海道を訪れる台湾人観光客は5年で倍増、台湾に「北の大地」ブーム
2>>【新刊紹介】河添恵子著『中国人とは愛を語れない!』
3>>【新刊紹介】井沢元彦著『中国 地球人類の難題』
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1>> 北海道を訪れる台湾人観光客は5年で倍増、台湾に「北の大地」ブーム
   台湾の運転免許証が日本でも使えることが後押し

 台湾の運転免許証を日本でも使えるようにする道交法改正案が成立して、9月19日に施
行された。台湾でも9月21日から日本の免許証が使えるようになった。

 この日台による運転免許証の相互承認制度実施から2カ月ほどを経た11月29日、台湾外
交部日本事務会の蔡明燿・副執行長は、定例記者会見において、「本年9月21日に台日自
動車運転免許証の相互承認制度が実施されて以来、日本人観光客の台湾での申請は3,000
件近くに上り、この制度の反響は大きく、台湾の観光客も福岡や北海道などでレンタカ
ーを借りてすでに旅行を行なっている」と発表している。

 一方、台湾の運転免許証を日本でも使えるよう最初に北側国土交通大臣に働きかけた
高橋はるみ知事の北海道では、この5年で台湾人観光客が27万人にも倍増、2位の韓国(13
万4千人)、3位の香港(8万6千人)を大きく引き離し、来道した外国人の約45%を占めて
トップの座を守っているという。

 朝日新聞がかなり詳しくその状況を伝えているので下記にご紹介したい。台湾の人々
にとって北海道の魅力とはいったいなんだろう。             (編集部)
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台湾に「北の大地」ブーム お手軽 北欧感覚 運転免許使用可も後押し

【11月11日 朝日新聞「列島360°」】

 北海道を訪れる台湾人観光客が、この5年間で倍増し、いまでは外国人観光客の半数を
占める「最大のお得意様」になった。人気の源は北海道の気候や自然、食べ物。今年9月
からは台湾の免許があれば車を運転できるようになり、さらに追い風が吹く。民間業者
がレンタカー付きパック旅行を企画したり、道知事が訪台したり。北海道は官民あげて、
あの手この手で勧誘作戦を展開する。(杉崎慎弥)

 北海道の空の玄関口・新千歳空港。台北行きの便が発着する前後の国際線ロビーは、
まるで台湾にいるかのようだ。到着ロビーでは観光バスの運転手らが中国語で旅行会社
やツアー名の書かれた札を持って待機。出発ロビーは台湾に帰る人たちのスーツケース
や段ボール箱があちこちにうずたかく積まれている。

 箱には商品名や持ち主の名前が書かれ、中身の多くはチョコレートなどの甘いお菓子
やサケなどの北海道土産が詰まっている。添乗員が搭乗手続きをしている間にも新たな
お土産を買い求め、さらに箱詰めしている人もいる。

 台湾では歴史的に親日感情が強い。90年代後半からはテレビドラマの影響もあり、日
本ブームに拍車がかかった。日本が大好きな若者は「哈日族(ハーリーツー)」と呼ば
れ、日本観光協会台湾事務所の市川辰雄所長が「哈日という言葉はすでに一般名詞にな
っている」と言うほどだ。その土壌があったうえに、台湾では経験できないものとして
北海道の自然や食べ物の存在が現在の北海道人気に火をつけた。

 北海道庁のまとめでは、訪れた台湾人はほとんどが観光客と見られ、年々増える傾向
にある。97年度の約5万3千人が02年度には約13万3千人、05年度は約27万7千人になった。
06年度は約26万8千人と少し減ったものの来道した外国人の約45%を占め、トップの座を
守っている。

 新千歳空港で「北海道の魅力」を尋ねた。新婚旅行で訪れた江俊宏さん(野)と張娩紡
さん(27)は「台湾よりも景色がきれい。食べ物も最高で、ぜひまた来たいな」と笑顔に。
洞爺湖や函館などをめぐる4泊5日のツアーに添乗した黄順洲さん(52)は「北海道には台
湾にない自然の豊かさや四季の変化があって、国内旅行感覚で行ける北ヨーロッパのよ
うな存在なんです」と話した。

 9月には台湾人観光客の増加につながる動きがあった。道路交通法の改正によって、台
湾で取得した運転免許で日本でも車を運転できるようになったことだ。北海道には団体
旅行が多いが、個人旅行者やリピーターを増やすため、台湾人だけでなく日本の関係者
も改正を望んでいた。

 早速、レンタカー業界が動き始めた。ANAセールスは台湾のエバー航空などと提携して
レンタカー付きパック旅行を販売し、中国語の話せるスタッフを24時間体制で配置した。
担当者は「短い間ですが、予想以上の反応。来季も期待できるのでは」と意気込む。

 北海道地区レンタカー協会連合会によると、改正法が施行された9月19日から10月末ま
での利用は約50件。台湾では車は右側通行だし、これからの季節は雪道が増えるという
心配もある。だが、同連合会の荒岡秀規専務理事は「台湾人観光客が利用すれば、母数
がでかいだけに効果も大きい。個人客も増えて底上げになるかも」と計算する。

 道庁も熱心だ。高橋はるみ知事は9月、自ら台湾を訪ね、「観光地・北海道」をPRした。
あらかじめ、台湾で使われている「繁体字」でのドライブマップを作って臨んだ。現地
では道交法が改正されたことやドライブでの観光の魅力などを説明、中国語で「熱烈歓
迎各位光臨北海道」(皆様ぜひ北海道へお越しください)と訴えた。

 角川グループの台湾国際角川書店は11月、北海道に絞ったガイドブックを出版する予
定。外岡宏長・雑誌部編集長は「ドライブ解禁で個人旅行が増える可能性もある。そう
なれば、北海道用のドライブマップも作る必要があるぐらいだ」と話している。

■道路交通法改正
 日本で外国人が車を運転するには、日本の免許を取得するか、道路交通に関する条約
(ジュネーブ条約)の加盟国で交付される国際運転免許証が必要だが・台湾は同条約に加
盟しておらず・台湾人観光客が日本国内で運転するケースはほとんどなかった。しかし、
台湾人観光客の訪日増加をふまえ、警察庁は今年の通常国会に、台湾の運転免許証を日
本でも使えるようにする道交法改正案を提出して成立。9月19日に施行された。

毎週日曜日に掲載します。ご感想や情報をお寄せください。
電子メールはhotline@asahi.com
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2>>【新刊紹介】河添恵子著『中国人とは愛を語れない!』
   台湾人を知るなら中国人と比較することが一番分かりやすい

 2007年も残すところ、1ヵ月となりました、月日の過ぎるのが年々早くなり……フクザ
ツな気持ちで過ごす今日この頃です。

 さて、新刊のご案内です。

 この度、『中国人とは愛を語れない!〜モノマネとニセモノの拝金主義者たち〜』が
並木書房より刊行となります。かれこれ10年以上にわたる執筆活動で(ご存知の方もい
らっしゃると思いますが)、台湾はじめアジア関連の書籍は何冊か出してきていますが、“まるごと中国”の本を翻訳書以外で出版するのはこれが初めてです。

 私が中国の大地に初めて両足を降ろしたのは1985年8月のこと。翌年10月より北京外国
語学院と遼寧師範大学(大連)での留学を経験していますので、かれこれ20余年、私の
半生で蓄積してきました中国、中国人、アジアの華人、世界のチャイニーズ、そして台
湾人について、独自の視点で洗いざらい書きなぐった<勝負の本!>です。

 是非、読んでいただき、また宣伝していただければ幸いです。

 2007年11月吉日

                                   河添 恵子

*河添恵子(かわそえ けいこ)さんはかつて政治・経済から冠婚葬祭にいたるまで丸
 ごと台湾を紹介した『台湾 それいけ探偵団』(トラベルジャーナル刊、1994年)を
 出し、日本の台湾ブームに火をつけました。編集子の手元には今でもそのサイン本が
 ありますが、本書は今でもその筆致の瑞々しさを残しつつ、しかし熟した趣がありま
 す。台湾人を知るなら、中国人と比較することが一番分かりやすいことを改めて実感
 させてくれます。                         (編集部)

■著者 河添恵子
■書名 『中国人とは愛を語れない!〜モノマネとニセモノの拝金主義者たち〜』
■版元 並木書房 http://www.namiki-shobo.co.jp/
■定価 1,575円(四六判、並製、248ページ)
■発売 平成19年12月20日(ネットで先行販売中)
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3>>【新刊紹介】井沢元彦著『中国 地球人類の難題』
   李登輝前総統との対談「台湾の選択、日本の将来」も収録

 本年1月末、李登輝前総統の「壹週刊」発言をめぐって「李登輝は転向した」とか「1
80度、方向転換した」と喧伝されたことがあった。その直後、これらは誤解や悪意に基
づくものだったことが判明したが、李登輝前総統から発言の真意を聞きだしたのが井沢
元彦氏で、それが「SAPIO」誌で行った対談「台湾の選択、日本の将来」だった。

 本誌では4月8日発行の第497号から4号にわたってこの対談を掲載したが、このたびこ
の対談を収録した単行本が発売された。

 中国がなぜ世界中に災厄をもたらすのか、その実態を詳細に取り上げて「近代人とし
ての未熟さ」を指摘している。第一章「北京オリンピックをボイコットせよ」に共感す
る日本人は少なくないだろう。

 中国および中国人の本質については、林建良氏の『日本よ、こんな中国とつきあえ
るか?』(並木書房)や、先に紹介した河添恵子氏の新刊『中国人とは愛を語れない
!』(並木書房)も併せて読まれんことをお薦めしたい。        (編集部)

■著者 井沢元彦
■書名 『中国 地球人類の難題』
■版元 小学館 http://www.namiki-shobo.co.jp/
■定価 1,260円(四六判、並製、192ページ)
■発売 平成19年11月29日
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