【メルマガ日台共栄:第630号】 李登輝前総統来日は安倍首相のぶれない姿勢が中国の譲歩を引き出して実現!
発行日:10/28
>>>>> http://www.ritouki.jp/――――――――――――【平成19年(2007年)10月28日】
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<<INDEX>>―――――――――――――――――――――――――――――[Vol.630]
1>> 李登輝前総統来日は安倍首相のぶれない姿勢が中国の譲歩を引き出して実現!
2>> 日台間の航路運行が子会社方式から直接運行に転換
3>> 台湾・馬前主席、11月13日の来日決まる
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1>> 李登輝前総統来日は安倍首相のぶれない姿勢が中国の譲歩を引き出して実現!
これは産経新聞のスクープだろう。今年5月の李登輝前総統来日が実現した背景に、
安倍首相の「中国に対する強い姿勢が奏功」していたことが判明した。
記事によれば「(胡錦濤主席との)『会談開催に李氏訪日の件を絡めるならば、会う
必要はない』という安倍氏の考えを伝えたところ、中国側は6月3日になって『条件は
つけない。ぜひ会談を行いたい』と全面的に譲歩」したことで、ドイツのハイリゲンダ
ム・サミットでの日中首脳会談が実現したのだという。
外務省幹部は「これまで日本は中国の機嫌を損ねることばかりを恐れ、相手の思惑通
りに動いていた。しかし、このときは日本がぶれず、譲歩を引き出した」と分析してい
るというが、信念に基づく、腹の据わった政治家の仕事を安倍首相は成し遂げたという
ことだろう。官僚にはできない仕事だ。
一事が万事、いずれ安倍首相の辞任に至る経過も追々明らかになる。ここまで「ぶれ
ない」首相が、突然辞任する訳がない。肉体的限界を超える切迫した理由が必ずやあっ
たはずだ。
李登輝前総統も中国側の出方を読んでいた。だから、日本外国特派員協会における記
者会見でも「私は兄の冥福を祈りに靖国神社へ行きましたが、私の見る限り、中国の上
の人は何も言い切れないですよ。下っ端の役人がくだらないことを言って騒がしている
だけです」と断じられたのだろう。
このような背景で実現した李登輝前総統の来日だ。本会ではその来日記録集『李登輝
訪日・日本国へのメッセージ』(まどか出版、定価:1,890円)を編纂して出版した。10
月31日、全国書店で発売される。ぜひお読みいただきたい。 (編集部)
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李登輝氏訪日めぐり…日中が神経戦
【10月27日 産経新聞Web版】
今年6月にドイツで開催された主要国首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)での安
倍晋三首相(当時)と中国の胡錦濤国家主席との首脳会談をめぐり、中国側がその直前
の台湾の李登輝前総統の訪日を理由に会談を拒否していたことが27日、複数の関係者の
証言で分かった。しかし、日本側が譲らず、中国側が全面的に折れるかたちで決着、会
談は行われた。安倍前政権の中国に対する強い姿勢が奏功したといえるが、外交関係者
には「親中色」が濃いとみられる福田政権が中国に「くみしやすし」と見られているの
ではないかとの見方が広がっている。
関係者によると、サミット開催に合わせた日中首脳会談は、日中間の戦略的互恵関係
の促進や北朝鮮問題などを話し合うため、早い段階で日本側が呼びかけ、中国も応じる
構えだった。
ところが、中国側は、5月末になって会談中止を通告してきた。理由は、5月30日の
李氏来日だ。中国政府は、28日の日中外相会談で楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)
外相が麻生太郎外相(当時)に李氏訪日への懸念を表明していた。それにもかかわらず、
日本側が李氏の入国に何の制限も加えなかったことを問題視したのだ。
これに対し、日本政府は、「サミット正式参加国は日本だ。招待国の中国と無理して
会談することはない」(当時の官邸筋)と会談の提案そのものを引っ込めた。
これにあわてたのが中国だった。すぐに「李氏は日本で講演を予定している。これを
(マスコミなどに)完全クローズにするなら安倍氏と会談してもいい」とハードルを下
げてきた。
それでも日本側が「会談開催に李氏訪日の件を絡めるならば、会う必要はない」とい
う安倍氏の考えを伝えたところ、中国側は6月3日になって「条件はつけない。ぜひ会
談を行いたい」と全面的に譲歩。8日の首脳会談が実現した。
李氏は7日に靖国神社参拝と講演を予定通り行い、講演では、「多くの人々が中国経
済の高度成長に惑わされ、危機の存在を否定するが的外れだ」などとも語った。
日本側は「首脳会談で胡主席が、李氏に靖国を参拝させた日本を批判すると予想し
た」(官邸筋)。だが、胡主席は李氏の靖国参拝にさえ触れなかった。
中国側が強硬姿勢をあっさり転換したことについて、外務省幹部は「それが中国の交
渉術」とした上で、「これまで日本は中国の機嫌を損ねることばかりを恐れ、相手の思
惑通りに動いていた。しかし、このときは日本がぶれず、譲歩を引き出した」と振り返
る。
外交筋は「安倍氏は靖国神社に行くとも行かないとも言わない『あいまい戦術』とい
うかたちで靖国カードを保持していたので、中国も強く出られなかった」と解説する。
中国としては、あまり日本を刺激すると安倍氏が反中国の姿勢を鮮明にし、安倍氏の靖
国参拝を招き、中国国内の暴動や反政府活動を誘発しかねない状況になるのを恐れたと
いうわけだ。
政権交代後の今月11日に北京で開かれた東シナ海のガス田開発に関する局長級協議で、
中国側は、改めて強硬姿勢をみせている。外務省は「“親中派”の福田康夫首相に花を
持たせる考えはない」とみている。外交筋も「福田首相は早々に『靖国には参拝しない』
と述べ、靖国カードを手放しており、くみしやすいとみている」と指摘している。
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2>> 日台間の航路運行が子会社方式から直接運行に転換
航空会社が「一つの中国」という幻影から脱したことを祝福したい
日本でも徐々にではあるが「台湾正名運動」が浸透し始めている。「台湾正名運動」
とは、日台関係正常化と言ってもよい。
驚いたことに、台湾に乗り入れている航空路線で子会社方式を取り入れているのは、
世界中で「日本の2社だけ」だという。子会社方式とは、日本航空が日本アジア航空、
全日本空輸がエアーニッポンという子会社をつくって台湾便を出していることを言う。
なぜそのような子会社を作ったのかと言えば「中国への過剰な気配り」からだ。世界
の中で日本だけがそれを後生大事に守っていたというのだから、お笑いものだ。
それをようやく取りやめ、直接運航に転換するという。日台関係の正常化、すなわち、
日本における飛行機版「台湾正名運動」の実現だ。遅きに失したが、大いに祝福したい。
中国の影に怯えることはないのだ。マスメディアは、例えば李登輝前総統が来日した
り靖国神社に参拝するといえば「中国の反発は必至」と必ず書く。共同通信も読売新聞
も、そう書いた。それがすでに中国の術中にはまっているのだ。自ら言論規制している
ことに気がつかないのである。これが報道の自殺行為であることに気がついていないの
である。
ともかく、航空会社が「一つの中国」という幻影、あるいは迷妄から目覚めたのは画
期的であり、これを一里塚として、外国人登録証明書、住民票、地図問題など、日本に
おける台湾正名運動を推進して行きたい。 (本誌編集長 柚原正敬)
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日本の航空2社直接運航へ 台湾便の子会社方式に幕
【10月27日 山陰中央日報Web版】
【台北26日共同】日本航空と全日本空輸は、日中国交正常化後に中国への配慮からそ
れぞれ子会社を通じて実施してきた日本−台湾間の路線運航を改め、直接運航に乗り出
す方針を固めたことが26日、日台関係筋の話で明らかになった。来週後半にも発表され
る日台間の民間航空取り決めに盛り込まれる見通し。
子会社方式による運航は1975年に始まっており、廃止による「正常化」が年内に実現
すれば32年ぶりとなる。
台湾筋は「中国への過剰な気配りをやめる台日関係正常化の一歩」と歓迎しており、
両社は経営の効率化ができるほか、台湾でのイメージアップも期待できる。
日本と台湾は72年の日中国交正常化に伴って断交。いったんは日台間の航空便も途絶
えたが、日航は子会社の日本アジア航空(本社東京)を設立して75年運航を再開。全日
空も94年、子会社のエアーニッポン(同)を使って台湾便の運航を始めた。
子会社方式は当初、欧州の航空会社も採ったが、現在は日本の2社だけ。また、近年
は日航や全日空の機体や乗務員を「借用」することも多く、形骸化していた。
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3>> 台湾・馬前主席、11月13日の来日決まる
【10月27日 読売新聞Web版】
【台北=石井利尚】台湾の最大野党、国民党の総統選候補、馬英九前主席(57)が、
11月13日から15日まで日本を訪問する日程が、27日までに決まった。
馬氏の訪日は、台北市長と国民党主席を兼務していた2006年7月以来で、当時、台北
市への台風接近を理由に訪問を直前にキャンセルした関西を中心に回る。
馬氏は、再度の訪日で、2008年3月の総統選候補として、日本との関係を重視する姿
勢を示したい考えと見られる。
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