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【メルマガ日台共栄:第564号】 河津桜を詠んだ黄教子さんの歌が載る「台湾歌壇」第7集

2007/07/12



>>>>> http://www.ritouki.jp/――――――――――――【平成19年(2007年) 7月12日】

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<<INDEX>>―――――――――――――――――――――――――――――[Vol.564]
1>> 河津桜を詠んだ黄教子さんの歌が載る「台湾歌壇」第7集
2>> 台湾の李登輝之友会と神奈川李登輝友の会が交流 [神奈川県支部 宮本将英]
3>> 乗り物は安全第一で [産経新聞台北支局長 長谷川周人]
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1>> 河津桜を詠んだ黄教子さんの歌が載る「台湾歌壇」第7集
   これよりは桜前線台湾を起点となすと思へばうれしも

 先日、台湾から「台湾歌壇」第7集を丁重な暑中見舞いとともにお送りいただいた。表
紙の写真は集集線の電車で、南投県内の樹木におおわれた緑のトンネルを走っている、
いかにも台湾らしい風景だ。

 この「台湾歌壇」は、『台湾万葉集』の孤蓬万里こと故呉建堂氏が創刊した「台北歌
壇」を改題して刊行されている。この第7集(6月20日刊)で通巻144集になるという。

 昨秋、本会の阿川弘之名誉会長は、「台湾川柳会」の前会長李琢玉氏(本名李!)璋)
が日本で出版した『酔牛』という題の台湾川柳句集の寄贈を受け、「文藝春秋」の巻頭
随筆「葭の髄から」で「此の台湾の老齢者社会の中に、大勢ではないかも知れないが、
依然相当数の歌人がおり、俳人がおり、それぞれの結社を作つて今尚、日本流短詩創作
の活動をつづけてゐる」(11月号)と書いて、台湾に今も歌人や俳人のいることを紹介
しつつ、川柳まで作る人たちがいたのかと驚き、『酔牛』を紹介したエッセイだ。

 「台湾歌壇」は、鄭[土良]耀氏が代表を務め、蔡焜燦氏と徐奇芬女史が副代表を務
めている。

 この第7集に、本会と育桜会が台湾に寄贈を続けている河津桜のことを詠んだ歌が6首
掲載されている。作者は黄教子さん。

 祖国より贈られ来たる河津さくら紅ほのぼのと花開きをり

 日本より嫁ぎきたれる河津さくらこの地の人らの愛受けて咲く

 日本と台湾結ぶうるはしき河津さくらの花の橋かも

 雨かぜも厳しき日差しも耐えませと河津さくらの若木に手を当つ

 歳月を経りゆくほどに台湾の桜となりて満天に咲け

 これよりは桜前線台湾を起点となすと思へばうれしも

 黄教子さんは日本から台湾に嫁いだ方だ。昨年2月、河津桜の苗木1000本を寄贈した際、
育桜会の園田天光光理事長(現名誉会長)は、「桜を贈るのは、娘を嫁にやるような気
持ち」と挨拶されたので、それを踏まえて読まれたのかもしれない。

 しかし、一読したときから、河津桜に自分を重ねて詠まれたように思えた。繰り返し
て読んでも、その思いは強くなるばかりだ。歌とはそういうものだろう。二重にも三重
にも思いが込められている。

 最後の歌がいい。私どもも「これよりは桜前線台湾を起点となす」べく贈ろうと決意
した。台湾の方々と一緒に花見をしたい、満開の桜を眺めながら、ともに酒を酌み交わ
したいと思って桜を寄贈している。「雨かぜも厳しき日差しも耐え」しのびつつ、台湾
の大地からの養分でしっかり根を張り、「歳月を経りゆくほどに」すっかり「台湾の桜」
となった河津桜が「満天に咲」く下で、花見をしたいのである。

 日台共栄とは、台湾のそこかしこで日本人と台湾人の老いも若きも、男も女も一緒に
花見をする光景となる。それを実現したいのである。

 当たり前のことながら、台湾全土に桜が咲けば桜前線は台湾から始まることになる。
日本のニュースでそれが流れることも夢見ている。

 来年2月、また1000本の河津桜の苗木を寄贈する。最初に贈った河津桜が新竹市内で咲
いているので、そこで花見をする予定を立てている。こんな夢にお付き合いいただけれ
ば幸いである。

 桜苗木寄贈については本会ホームページに掲載しています。また、この「台湾歌壇」第
7集の表紙もホームページに掲載します。

                  (メールマガジン「日台共栄」編集長 柚原正敬)
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2>> 台湾の李登輝之友会と神奈川李登輝友の会が交流 [神奈川県支部 宮本将英]
   児玉神社や台湾少年工の「第二の故郷」大和市などを訪問

 本誌でもお伝えしましたように、去る6月22日、本会の台湾側カウンターである前総統
府国策顧問の黄崑虎総会長を団長とする李登輝之友会の一行30名が来日。本会の本部役
員や神奈川県・山梨県支部などと交流し、24日には靖国神社にも昇殿参拝し、26日に帰
台されました。

 神奈川県支部と交流した6月23日の模様を、同支部の宮本将英氏からお送りいただきま
したのでここにご紹介します。                     (編集部)
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台湾の李登輝之友会と神奈川李登輝友の会が交流
児玉神社や台湾少年工の「第二の故郷」大和市などを訪問

                    神奈川李登輝友の会事務局次長 宮本将英

 台湾李登輝友の会一行約32名が6月22日に来日。翌23日に江ノ島を訪問した。

 当日午前8時半、本部の片木祐一、薛格芳、神奈川県支部の呉正男、佐藤雅彦、宮本
将英が、一行が滞在しているみなとみらいのパンパシフィックホテルに出迎えた。

 午前8時50分、一行を乗せたバスがパンパシフィックホテルを出発し、みなとみらいイ
ンターから高速道路に入る。ガイドを務めた許徳聡氏が台湾語で横浜や江ノ島について
説明。逗子インターで高速道路を下りて国道134号線を走行。午前10時半ごろ江ノ島に到
着。江ノ島では石川公弘神奈川支部長ほか、神奈川支部の役員、高座日台交流の会など
約20名が出迎えた。

 江ノ島で一行は児玉神社を昇殿参拝。参拝後は山本白鳥宮司と記念撮影。参拝者全員
に児玉神社からご誕生150年記念卓上屏風が贈呈された。児玉神社は台湾統治に大きな功
績を残した児玉源太郎将軍を祀っており、李登輝前総統の揮毫された扁額が飾られてい
る。また、一部の人は江ノ島神社を参観。その後は江ノ島の入り口付近にある仙水とい
う食堂で昼食。山本宮司や石川公弘神奈川県支部長、黄崑虎・李登輝之友会全国総会総
会長らが挨拶した後、乾杯をした。

 昼食後、バスで大和市へ移動。バスの中で石川支部長が大和市にある厚木基地と台湾
の関係について説明した。(1)戦時中は帝都防衛の第一線基地で、そこに配属されていた
局地戦闘機・雷電は、台湾少年工8400名の汗と涙の結晶であったこと。(2)1996年の台湾
海峡危機のとき、派遣された米空母インデペンデンスの艦載機は、この基地に所属だっ
たこと。(3)こんど台湾は対潜哨戒機P3Cの購入予算を承認したが、海上自衛隊のP3
C部隊の司令部も厚木にあり、将来的には連携関係に入るのではないかということ。台
湾少年工だった台中李登輝友の会会長・何春樹氏が通訳した。

 午後3時過ぎ、台湾高座会と日本高座会によって1997年10月に建立され,大和市へ寄贈
された台湾亭に到着。この日は黄崑虎総会長夫人邱碧玉氏の誕生日のため、みんなでHappy
Birthdayを歌ってお祝いした。会長夫人も突然の誕生祝いに感激しておられた。

 午後4時ごろ一行はバスで東京へ向かった。日本側の参加者のうち、東京へ同行しない
約10名は大和駅付近で下車し、一行と別れた。
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3>> 乗り物は安全第一で [産経新聞台北支局長 長谷川周人]

【6月12日 産経新聞「台湾有情」】

 台北郊外に「猫空」という茶所がある。200年も前に中国大陸から持ち込まれた苗木が
事の始まりといわれ、やがて烏龍茶の中でも有名な鉄観音の名産地となった。芳醇な香
りと甘みが特徴で、今では観光地化の波に乗って茶店が並び、週末ともなれば、カップ
ルや家族連れでにぎわう。

 その猫空に今月上旬、台北南部の動物園との間を結ぶ台湾最長のロープウエー(全長
4.03キロ)が開業、新しい観光の目玉として脚光を浴びている。だが、手放しで喜ぶわ
けにはいかない。フランス製のシステムには冷房がなく、車内は蒸し風呂状態。しかも
内外メディアを招いての開通式では何と8回にわたり運転不能に陥ってしまった。

 緊急停止した時間は計20分ほどで、けが人もなかったものの、記念すべき1号車に乗
っていたのは中国国民党前主席で台北前市長の馬英九氏と●龍斌現市長。新旧市長はプ
ロジェクト推進役で、馬英九氏は次期総統選を控えて功績を訴える絶好のチャンスだっ
たのに、この体たらくで思惑は大きく外れてしまった。

 新しい交通システムのトラブルといえば、今年1月に営業運転に入った台湾高速鉄道
(台湾新幹線)を思いだす。人命にかかわる重大な問題は起きていないとはいえ、開業
式の実施時期をめぐり、与党の民主進歩党による選挙利用が批判された。選挙も大切な
がら、乗り物はまずは安全第一でお願いしたい。(長谷川周人)
●=赤におおざと
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