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日本の「生命線」台湾との交流活動や、他では知りえない台湾情報などを、日本李登輝友の会の活動とともに配信するメールマガジン。

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【メルマガ日台共栄:第561号】 李登輝前総統の愛知県支部台湾研修団への講話−日本がアジアのリーダーに

2007/07/08



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<<INDEX>>―――――――――――――――――――――――――――――[Vol.561]
1>> 李登輝前総統の愛知県支部台湾研修団への講話−日本がアジアのリーダーに
2>> 李登輝前総統にお会いしたい【最終回】[愛知県支部長 重冨 亮]
3>> 愛知李登輝友の会よりのお知らせ 第 4号 【7月7日】
4>> 7月13日(金)、梶山憲一氏を講師に台湾研究フォーラムが第99回定例会
5>> 08年台湾総統選挙は3月22日(土)、立法委員選挙は1月12日(土)
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1>> 李登輝前総統の愛知県支部台湾研修団への講話−日本がアジアのリーダーに

日本がアジアのリーダーに

                                  李登輝前総統

 台湾の近代歴史は3つの時代に分けられる。1つは1895年から1945年まで。2つ目は1945
年から1990年まで。3つ目が1990年以降。

 第1の時代は、近代社会に邁進する時代。全身全霊で取り組んだ。1908年には鉄道建設、
嘉南大[土州]の大農業地帯をつくり上げたのもこのとき。台湾製糖等の産業育成、司
法制度の確立もなされた。1897年には総督府国防学校建設。文学・美術・音楽などにお
いて華僑の文化束縛から抜け出した時代である。教育大改革の時代、それまでは科挙の
制度。これでは数学も音楽も学ばず、近代化についていけない。

 この時代は華僑文化から離れ、台湾人に台湾意識が芽生えたとき。理念が力となって
いく時代だった。この時代を見直そうと、後藤新平の見直しが近年なされている。

 先日、日本で後藤新平賞が設けられ、その第1回受賞者に私が選ばれ、非常に嬉しく思
っている。

 第2の時代は、中国人の観点から国民を支配しようとした時代。日本語の取り締まり、
反日政策、日本を知らなくする政策が徹底してとられた。勤勉さや責任感などといった
価値観が崩され、日本を知らない時代となった。

 数万人の犠牲者を出した二二八事件やその後の五〇年代の白色テロ。政治に口を突っ
込む勇気を奪い去った。口が開けない、堂々と意見を言えない、いつなん時会話を聞か
れているかわからない。そんな国民党のワンマン独裁政治が徹底してなされた。

 戒厳令が38年間も敷かれた。こんな例は世界のどこにもない。司馬遼太郎先生との出
会いの中で「台湾人に生まれた悲哀」としてあらわされた世界だった。

 第3の時代は、万年国会から人民による総統直接選挙がなされ、民主的な一つの主権国
家が築き上げられた時代。台湾支庁はないし、憲法は変わった。まだ第4条の領土の規定
が残ってはいるが…。

 大陸を台湾の領土として国民に教えるのは現実的ではない。しかし、大陸の一省とし
ての存在ではない。終身国会議員などは不適切。「正名運動」を通して、台湾人として
自らを意識する国民が60%を超えるところまで来たが、まだまだ。これを80%、90%に
引き上げなければならない。台湾人としてのアイデンティティをつくり上げなくてはな
らない。

 しかし、わざわざ独立を言う必要はない。中国とは国と国との関係。名前は台湾か台
湾共和国か呼び名は別にして、実態は主権ある国家として存在している。「屈してもな
おやまず」の台湾精神を持って、台湾の時代を変えていかねばならない。

 日本文化の特徴は武士や大和魂を基にした高い精神性にある。公に忠誠をつくす。危
機にあってはおのれの身を捧げることをいとわない高貴な精神である。「板垣死すとも
自由は死せず」あの板垣退助が遊説中の岐阜で凶変に遭った時、後藤新平はすぐに駆け
つけた。医者であったから。正しきことの実現には生死すら問わない。この精神の高さ
こそ目本文化である。志のみならず、知恵を絞ってやる気を出させながらのみごとな統
治。

 さらに1つは、自然の中で育まれた情緒の豊かさだろう。人の生活全てに、人としての
道を見出す。口であげつろうのではなく、生活にそのまま反映させる。華道も茶道も日々
の立ち居振る舞いを芸術の世界にまで高めている。

 旅にせよ、感動を詠みつづり行く芭蕉の「奥の細道」の世界は情緒豊かな芸術の世界。
今回の訪日も「奥の細道」をめぐって、芭蕉の求めた風雅の道をたどってみたい。

 アジアはそんな日本が指導権を握らねばならない。2007年以降は、世界情勢は大いに
動くだろう。そのときこそ、新しいりリーダーシップが必要である。日本の存在がいよ
いよ重要になってくる。
                   【平成19年5月14日 文責:愛知李登輝友の会】
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2>> 李登輝前総統にお会いしたい【最終回】[愛知県支部長 重冨 亮]
   支部設立以来の念願だった台湾研修旅行を実現!

 去る5月11日から14日まで、日本李登輝友の会愛知県支部(重冨亮支部長)が念願の台
湾研修旅行を行い、重冨亮(しげとみ あきら)支部長や森藤左ェ門(もり とうざえ
もん)副支部長、唐沢康弘事務局長、服部守孝幹事ら22名が参加しました。

 李登輝前総統ともお会いしたその訪台記は、たくさんの写真とともに下記の「台湾研
修ツアー写真アルバム」に掲載されています。そこで「歴史的にも日本と縁の深い『台
湾』への『敬意』と更なる協力関係の礎とならんことを参加者一同、心ひとつとするツ
アーとなりました」と報告しているように、本当に充実した訪台だったようです。

 20回以上も訪台している重冨支部長(本会理事・医療法人香流会紘仁病院理事長)自
身も「これまで経験したことがなく、誠に有意義な旅行であった」と述懐しています。

 その重冨支部長が「李登輝前総統にお会いしたい」と題し、長文の訪台記を「雄飛」
という新聞(山口市・鴻輝新報)の6月10日号と6月20日号に発表していますので、ご紹
介します。今回が最終回です。

 重冨支部長は訪台記と併せて、5月14日に李登輝前総統を表敬訪問した際、李前総統が
話された内容を「日本がアジアのリーダーに」と題し、その要約を掲載していますので、
それは先にご紹介します。

 なお、原文は縦書きですので、読みやすくするため、漢数字は算用数字に、改行や読
点などをほどこしていることをお断わりします。             (編集部)

■愛知県支部台湾研修ツアー写真アルバム 平成19年5月11日〜14日
 http://www5c.biglobe.ne.jp/~n-aichi/gyoji/gyoji_0705taiwantour_top.html
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李登輝前総統にお会いしたい−支部結成以来の念願 研修旅行で実現【最終回】

                    日本李登輝友の会愛知県支部長 重冨 亮

■4日目(5月14日)ついに李登輝前総統にお会いできた!

 総統府見学のため午前8時出発。

 総統府はM16カービン銃を構えた憲兵隊に守られている。憲兵隊には身長175センチ以
上の者でなければ入隊できないそうだ。M16の弾創の底部には青色の丸いシール。「実
弾装填済み」という印だろうか。手荷物検査の廠しさは空港以上。金属探知機のゲート
は感度が上げてあるようで、ほとんどの参加者の通過時にブザーが鳴る。

 それでも総統府の一階部分は見学可能で、昨日に続き蕭錦文氏の熱き思い溢れる説明
を受ける。

 1940年(昭和15年)の航空写真をもとに、総督府などが米軍によって爆撃されたこと
を知っておいてほしいと強調された。つまり、開戦前に米軍は対日攻撃の準備に入って
いた証明である。

 明石大佐の墓を移動する際、軍刀と長靴が入っていたと聞いた。台湾に骨を埋めた先
人の愛を深く学んでいかなければ、と思っているうちに、もう時間である。急ぎ淡水の
台湾綜合研究院・李登輝前総統のもとへ向かう。

 予定より30分遅れた時間を心配しつつ、一同李登輝先生にようやくお会いすることが
できた。興奮と感動と緊張の中、台湾の歴史を三つの時代に分けてお話し頂いた。李登
輝先生は、日本の統治は近代化社会の実現に向けて価値あるものだったこと、華僑の文
化から抜け出し、台湾意識の醸成に大きな成果を挙げた時代であったと話された。

(内容は別掲)

 お話の後、質疑応答が行われ、その中で李登輝先生は5月30日から6月9日にかけて訪日。
奥の細道を辿る「文化と感性の旅をしたい」と言われ、一同歓迎の意を表した。

 念願の李登輝前総統との面談も無事終わり、われわれの台湾での研修も終了となる。
その夜日本に帰国、わずか4日間ではあったが、濃密な時間を過ごした、

 愛知県支部の設立に向けた会合の際、「設立後は支部の研修旅行として台湾を訪問し、
李登輝前総統にお会いしよう」と話し合ったのだが、本当に実現できるとは。これも本
部の柚原事務局長をはじめ大勢の方々のご尽力の賜物。心から感謝している。

 また、研修旅行に参加して頂いた皆さんとの出会いも、今後の支部活動を進めるに当
たり、勇気を与えて頂いた愛知県支部は、今後とも日台共栄を目指して活動を続ける。
どうかご指導頂きたい。(了)
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3>> 愛知李登輝友の会よりのお知らせ 第 4号 【7月7日】
   設立1周年記念事業−日台友好地蔵を台中宝覚寺へ贈りましょう

☆★☆★ 新しい日台交流にあなたの力を!! ☆★☆★

平素のご支援に感謝申し上げます。

 去る7月1日、日本李登輝友の会愛知県支部の設立1周年総会並びに記念講演会が名古屋
市内において開催されました。会場は県内外から約100名の参加者が詰めかけ、用意した
座席はほぼ満席となりました。

 第1部総会では、先ず重冨亮支部長が主催者を代表して挨拶に立ち、これまでの支部活
動支援に対する謝辞がありました。

 続いて、来賓として塚本三郎氏(支部最高顧問・元民社党委員長)、前田雄吉氏(支
部顧問・衆議院議員)、天野正基氏(支部相談役・愛知県議会議員)がそれぞれ祝辞。
続いて柚原正敬氏(本部事務局長)より、先月来日された李登輝氏の滞在中の様子など
が報告されました。

 最後に、唐沢康弘氏(支部事務局長)より、昨年の活動報告と新年度の活動方針につ
き発表があり、満場一致で了承されました。

 続く第2部記念講演会では、宮崎正弘氏(評論家・作家)が「覇権国家中国に如何に立
ち向かうか」と題して講演されました。

 宮崎氏の長年にわたる中国研究の幅の広さと奥の深さには、他の追随を許さないほど
ですが、語り口は軽妙で例えも分かりやすく、時折りのジョークで会場からは笑いもこ
ぼれ和やかな雰囲気となりました。

 詳細はhttp://www5c.biglobe.ne.jp/~n-aichi/gyoji/h19ritokisoukaitop.html
 このサイトは日本会議愛知のホームページを間借りしております。

〜お知らせとお願い〜

 日台友好を祈念して、「日台家族地蔵」を宝覚寺(台中市)に贈る運動にご協力く
ださい。本年、9月を目途として宝覚寺境内に安置する予定です。
 
 併せて、「日台青年交流団」を派遣し、現地での交流活動を行ないます。現在、スケ
ジュール調整中です。次号にて詳細をお知らせいたします。
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愛知李登輝友の会設立1周年記念事業−日台友好地蔵を台中宝覚寺へ贈りましょう
「日台が家族のごとく 信頼と敬愛の念を持ち 未来永劫 強い絆で結ばれていくこと
を祈念する」

 愛知李登輝友の会では、岡崎市の仏師、長岡初慶氏が日台友好の願いを込めて製作さ
れたこの「台日家族地蔵」を、台湾研修ツアーでもお世話になった台中・宝覚寺へ、日
台友好の証として寄贈するべく運動を進めており、輸送費等のご寄付を現在募って下り
ます。皆様のご寄付をお願いします。

■郵便振替口座
 日本李登輝友の会愛知県支部 00870−5−186859

□■愛知李登輝友の会事務局■□
tokai-seikyo@mtc.biglobe.ne.jp
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4>> 7月13日(金)、梶山憲一氏を講師に台湾研究フォーラムが第99回定例会

台湾研究フォーラム(台湾研究論壇)第99回定例会

講師 梶山憲一(まどか出版編集長・『な〜るほど・ザ・台湾』前編集長)

演題 日本人と台湾−台湾おたくの系譜

 日本人は、なぜ台湾を好きになるのか? 日本統治時代から現代まで、台湾を愛した
日本人たちを訊ねながら、また自らの「台湾おたく」ぶりを振り返りつつ、日本と台湾
との関わりを考えていく。
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(かじやま・けんいち)早稲田大学卒業。書籍・雑誌編集者。編集に携わった書籍に『
故宮博物院』全15巻(NHK出版)など。現在、まどか出版編集長。1991年、石田浩・関西
大学教授(故人)を会長として台湾文化研究会を立ち上げ、92年、仲間とともに季刊台
湾専門誌『ふぉるもさ』を創刊。書籍編集に従事する傍ら、台湾に関する記事を書籍や
雑誌に発表する。2003年4月〜06年9月まで、月刊『な〜るほど・ザ・台湾』編集長。現
在、同誌顧問。執筆した書籍に『ワールド・カルチャーガイド10台湾』(トラベルジャ
ーナル社)など。また、『目で見る世界の国々64 台湾』メアリー・M・ロジャース著(
国土社)など、英語や中国語からの翻訳書もある。台湾研究フォーラム運営委員、新日
台交流の会世話人、日本李登輝友の会理事。
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【日 時】 7月13日(金)午後5時45分〜8時00分

【場 所】 文京シビック3F 第一会議室(TEL:03-5803-1100)
      JR「水道橋駅」徒歩10分
      都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分
      東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」徒歩1分

【参加費】 会員500円 一般1000円

【懇親会】 閉会後、会場付近にて。(会費3000円、学生1000円)

【問合せ】 090−4138−6397

【申込み】 Mail:taiwan_kenkyu_forum@yahoo.co.jp
      FAX :03−3626−1520
      お名前と懇親会参加の有無をご連絡ください
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第99回台湾研究フォーラム定例会に参加

お名前

懇親会     出席     欠席
いずれかに○を記してください
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5>> 08年台湾総統選挙は3月22日(土)、立法委員選挙は1月12日(土)

台湾:08年次期総統選の投開票日 来年3月22日
【7月7日 毎日新聞】

 【台北・庄司哲也】台湾の中央選挙管理委員会は6日、08年の次期総統選の投開票日
を来年3月22日とする日程を決定した。次期総統選については、直前の来年1月12日に
行われる立法委員(国会議員)選挙と同時実施する案も浮上していたが、二つの選挙が
約2カ月の短期間に次々と実施されることになった。

 同選管は現総統の任期満了は来年5月20日で、両選挙を同時に実施した場合、次期総
統は当選から就任まで4カ月以上の期間が空くことになり不適当と判断した。

 1月の立法委員選は初めて小選挙区比例代表制で実施され、総統選で激突する2大政
党の民進党と国民党が議席を争う。議席定数が現在の225から113に減るため、個々の立
法委員の地位が相対的に高まることが予想されている。
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