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【メルマガ日台共栄:第557号】 7月8日(日)、葉菊蘭・前高雄市長を講師に日本台湾医師連合が講演会

2007/07/03



>>>>> http://www.ritouki.jp/――――――――――――【平成19年(2007年) 7月3日】

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<<INDEX>>―――――――――――――――――――――――――――――[Vol.557]
1>> 7月8日(日)、葉菊蘭・前高雄市長を講師に日本台湾医師連合が講演会
2>> 李登輝氏の訪日が残した教訓[宮崎 正弘]
3>> 7月12日、故八田與一氏への褒揚令(褒章)授与式を開催
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1>> 7月8日(日)、葉菊蘭・前高雄市長を講師に日本台湾医師連合が講演会
   テーマは「現代台湾人の歴史的使命」(仮題) 日本語通訳:林建良氏

 台湾は今、歴史の転換期を迎えている。中国人の外来政権による独裁体制から正常な
民主国家に生まれ変わる非常に苦痛な時期にさしかかっている。

 その転換を促したのは日本語世代の台湾人である。しかし、転換中の台湾を引き継い
だのは中国語教育世代の台湾人である。

 違った世界観、中華的な歴史観を持つ中国語世代は台湾をどのように導いていくので
しょうか。日本に何を期待しているのでしょうか。

 台湾の民主闘争の悲劇と勇気の化身のような人物であり、中国語世代でもっとも素晴
らしい女性政治家の葉菊蘭前市長が世界に向かって、台湾人の歴史的な使命を語ってく
れる。

【日 時】7月8日(日)午後3時より受付 3時半より講演会 午後6時半より懇親会

【ところ】ホテルオークラ東京 平安の間(港区虎ノ門2-10-4)TEL:03−3224−6700

     交通:銀座線「虎ノ門駅」、日比谷線「神谷町駅」、南北線・銀座線「溜池
        山王駅」

【演 題】(仮)現代台湾人的歴史使命 (日本語通訳 林建良)

【葉菊蘭さん略歴】苗栗県銅鑼郷出身。輔仁大学法律学部卒。元交通部長、元行政院副
院長、元高雄市代理市長。1989年、独立運動家であり夫の鄭南榕氏が、国民党政府の言
論の自由に対する弾圧への抗議から焼身自殺した。その後立法委員選挙に立候補し当選。
90〜00年 立法委員。90〜00年 立法院内政、外交、司法委員会召集委員。95年 民進
党立法院党団召集人。96年 民進党総統候補彭明敏選挙対策本部総幹事。交通部長や行
政院客家委員会主任委員、行政院副院長などを歴任した。2005年9月、女性としては初め
てとなる直轄市の代理市長となった。

【会 費】 講演会 1000円(学生無料)
      懇親会 10000円(懇親会参加者は講演会会費を免除)

【主 催】日本台湾医師連合

【共 催】日本台医人協会、日本李登輝友の会、在日台湾同郷会、在日台湾婦女会、台
     湾研究フォーラム、全日本台湾客家婦女会、東京崇正公会

【申込先】7月4日まで 蕭悧悧(しょう りり)常務理事まで
     fax 0297-45-6750  メール tcy628@hotmail.com
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葉菊蘭前高雄市市長講演会 申込書

講演会 懇親会(○で囲んで下さい)

ご氏名

ご連絡先
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2>> 李登輝氏の訪日が残した教訓[宮崎 正弘]

【6月21日 宮崎正弘の国際ニュース・早読み 通巻第1842号】

 李登輝前台湾総統は先日、三回目の来日を果たされ、日本各地をまわった。

 第一回後藤新平賞の授賞記念講演には筆者も招待されたので拝聴に伺った。たまたま
隣席が竹村健一氏、ほかに櫻井よしこ、岡崎久彦、日下公人、大宅映子氏ら錚々たる日
本の知識人が李氏の講話を拝聴に来ていた。

 李登輝氏は「後藤の功績は無私の精神で台湾復興につくし、教育にとくに力を入れた。
明治期の日本人がどうしてあれほど熱情的にほかの国の建設に汗を流したのか。明治天
皇の御叡慮に加えて新しい版図への日本全体の熱情、その”肯定的思考”にあったので
はないか」と台湾近代化への貢献を述べながらも、戦後、元気を喪ない、武士道精神を
曖昧にした日本人の欠陥をズバリと突かれた。

 しかしなぜ、かくも日本人の多くが李登輝氏に戦後日本が失ったカリスマ的な道徳指
導者の疑似像を見るのだろう?

 これは一種精神的代替作用ではないのか。

 李登輝夫妻はそれから芭蕉「奥の細道」の旅をつづけ、即席の俳句を披露されたり、
松島、山寺、中尊寺、日光などを見学された。

 日本的な情感に溢れた旅先には必ず日の丸と台湾の緑の旗をふって歓迎する民衆が待
ちかまえていた。

 足跡をなぞってみると奥の細道の沿道には後藤新平、新渡戸稲造の記念館がある。秋
田の国際教養大学(中嶋嶺雄学長)ではアイデンティテイの恢復を力説される講演を英
語で行った。都内でも二回、講演されたが、オークラの会場には立錐の余地がないほど
の聴衆が参集し、李氏の世界情勢分析を聞いた。

 そうだ。そうやって日本人に或るメッセージを李登輝氏が発信されたのだ、と筆者が
気が付いたのは李氏が東京へもどって靖国神社へ参拝するという“離れ業”を目撃した
ときである。

 記者団に対して、「わたしの兄(李登欽)は昭和二十年にフィリピンで戦死したが、
父は兄の死を信じていなかった。父は十年前に96歳で天寿をまっとうしたが最後まで兄
が戦死したのを信ぜず、わが家には遺髪も位牌も墓もなかった。父がそういう立場であ
る以上、わたしは兄に対してなにも出来なかった。だが靖国神社には合祀していただい
ており、わたしは人間としてやっと冥福を祈ることが出来た。私自身はクリスチャンで
あり、今度の参拝はわが家の家庭の事情によるもの。政治的歴史的な解釈はしないで頂
きたい」と述べられた。

 中国の反応ばかりを懸念する日本政府は、同じ頃に来日した民主活動家の魏京生氏の
入国を認めないという失態を演じた(三日後に許可)。

 それほど北京に阿る日本の主流派を刺激しないように、周到に、しかし李氏は行動に
託してメッセージを残したのだ。

 日本が迎える多難な近未来。教育現場の荒廃、年金資金の枯渇、少子化、北朝鮮の核、
中国の軍事力、ロシアの横暴……。

 ところが日本の困難さ以上に深刻なのが台湾である。

 アイデンティテイの統合は難しく、中国のミサイルは台湾を照準にして九百基。戦闘
機など軍備を日々更新させている。

 そうした危険な情況にありながら日本にも警告を投げかけるという精神的余裕は、後
藤新平が台湾に遺した「肯定的思考」という人生への姿勢に支えられている。

(この文章は『北國新聞』、2007年6月18日付け、一面コラム「北風抄」からの再録です)。
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●文中「秋田の国際教養大学(中嶋嶺雄学長)ではアイデンティテイの恢復を力説され
 る講演を英語で行った」とありますが、これは日本語で行いました。(編集部)
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3>> 7月12日、故八田與一氏への褒揚令(褒章)授与式を開催

【7月2日 台湾週報】

  許世楷・台北駐日経済文化代表処代表は、7月12日午後3時30分より台北駐日経済文化
代表処官邸において、陳水扁総統が「嘉南平原の水利の父」である日本人技師、故八田
與一氏に追贈 した褒揚令(褒章・詳しくは下記を参照)を 代理として授与し、台湾の
政府が同氏の英賢を偲ぶ意を表わすものとする。この褒揚令は同氏の家族の代表が受け
ることになる。            【台北駐日経済文化代表処 2007年6月28日】
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嘉南平原の水利の父、故八田與一氏に陳総統より褒揚令(褒章)が追贈

 陳水扁・総統は、5月21日、嘉南平原の水利の父と呼ばれた日本人技師の八田與一氏
に対し、褒章令を出した。以下はその全文である。

 嘉南平原の水利の父である日本人技師、八田與一氏はこころざしに燃え、人徳に富み、
才気に満ちた人物であった。東京大学の土木科を卒業し、はるばる海を渡って台湾総督
府土木部に迎えられ、力をつくしてさまざまな功績を残された。とりわけ嘉南大&#22323;と烏
山頭ダムの建設を計画、先進国家のダム工法を視察し、技術設備の不足を克服して新機
軸を打ち出し、資金的困難と憂慮を乗りこえてついにアジア最大のダムを完成させた。
また、灌漑、洪水防止システムを計画、大計画による三年輪作の給水を推し進め、農耕
地の生産能力を大幅に拡大させるなど、嘉南平原の豊かで新しい一頁を開いた。大甲渓
の電源開発計画にも協力され、土地改良の基本方案を研究、計画し、遠大なその計画は
人々に恩恵をもたらした。厳しい時代に、新しく試みた水利建設で 台湾に大きな業績を
残し、こころざしの実現をはかるため仕事に専念、その名誉は全台湾に伝えられた。そ
の大きな遺徳は模範となり、歴史書により 語り継がれてきた。八田氏が世を去られ年月
は過ぎたが、心よりの哀悼の意を示し、特に褒章し、政府により英明なる八田氏を懐か
しむ意を表わすものである。              【総統府 2007年5月21日】
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  • 薛格芳2007/07/04

    仙台と山寺で、あなたの取材の様子に感動しました。台湾の取材陣と比べると天地雲泥の丁寧な、礼儀をわきまえられた取材態度でした。一生懸命で真摯な態度はとてもかわいいです。台湾留学生と一緒に飲みましょう。東京に来たときにはぜひ連絡ください。



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