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メールマガジン日台共栄

日本の「生命線」台湾との交流活動や、他では知りえない台湾情報などを、日本李登輝友の会の活動とともに配信するメールマガジン。

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【メルマガ日台共栄:第551号】 台湾の李登輝之友会が靖国神社を参拝

2007/06/25



>>>>> http://www.ritouki.jp/――――――――――――【平成19年(2007年) 6月25日】

    ☆★☆★ 日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」 ☆★☆★
            新しい日台交流にあなたの力を!!
<<INDEX>>―――――――――――――――――――――――――――――[Vol.551]
1>> 台湾の李登輝之友会が靖国神社を参拝 
2>> 機関誌『日台共栄』6月号(第17号)を発行
3>> 安倍首相の対中抑止外交[本会常務理事 伊藤哲夫]
4>> 李登輝先生への恩返し[本会理事 金子一夫]

■ホームページのメンテナンスを終了
 6月24日、セキュリティの一層強化のため行っておりましたメンテナンス(ホームペー
 ジサーバーの移転作業)が終了いたしました。ご不便をお掛けしまして申し訳ありま
 せんでした。万が一、リンク切れなどを発見された場合には本会事務局までお知らせ
 いただけますと大変助かります。ご協力よろしくお願いいたします。  (編集部)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1>> 台湾の李登輝之友会が靖国神社を参拝 
   マンゴーがお供え物の一つに

 6月22日から来日している前総統府国策顧問の黄崑虎総会長を団長とする李登輝之友会
の一行が昨日午前、靖国神社に昇殿参拝した。

 靖国神社には先の大東亜戦争で戦歿した台湾出身者30,304名のうち27,864柱が祀られ
ている。李登輝之友会として靖国神社に参拝するのは初めてであり、黄崑虎総会長をは
じめ参加者の多くも初めての参拝だ。

 午前9時30分過ぎ、「桜植樹式とお花見ツアー」に参加したノンフィクション作家の平
野久美子さん、本会の柚原正敬常務理事、片木裕一理事、松澤寛文理事、石戸谷慎吉理
事、冨澤賢公・事務局次長、育桜会の松前孝廣理事長、自由時報の張茂森特派員など20
名近くが出迎える中、一行は参集殿に到着した。

 控室で三井勝生・権宮司から靖国神社の来歴などの説明を受け、また靖国神社を知っ
てもらうためのプロモーション・ビデオを拝観したが、戦闘場面やご遺族などが登場す
る場面に涙する方も見られた。

 10時過ぎ、手水を取って心身を清めた後に拝殿でお払いを受け、黄崑虎総会長を先頭
にいよいよ本殿に向かう。本殿では、黄崑虎総会長が玉串を奉奠し、二拝二拍手一拝の
作法にのっとって拝礼するのに合わせ、参列者も拝礼した。

 洗米や野菜などがあがっているお供え物を何気なく見ていると、左端の方になんと台
湾のアップルマンゴーがお供えしてあるのに気づいた。靖国神社の春秋の例大祭では祀
られている御祭神の多くが吸っていた煙草もお供えされていると漏れ聞いていたが、こ
の日の李登輝之友会の参拝のため、靖国神社では台湾出身戦歿者なら生前は誰でも食べ
たであろうマンゴーをお供えしてくれたのである。靖国神社のご配慮に感謝したい。

 恐らく6月7日に李登輝前総統が参拝されたときも、マンゴーが供えられていたに違
いない。

 参拝を終えると、一行は遊就館へ。遊就館ではやはり李登輝前総統の実兄である李登
欽命(日本名:岩里武則)の写真を見たいとの要望で、時間も迫っていた関係で順路を
逆にたどってその場所へご案内いただいた。

 遊就館内は撮影が禁止されているため、皆さん李登欽命の写真をしっかり目に焼き付
けようとしてなかなか人垣が解けなかった。

 11時過ぎ、遊就館を後に一行はバスに乗り込んだ。出迎えた方々が見送る中、次の訪
問地である山梨県へ向かった。                    (編集部)
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2>> 機関誌『日台共栄』6月号(第17号)を発行
   李登輝前総統の「正常化すべき台湾の国家形態」など盛り沢山の内容

 去る5月28日、本会の機関誌『日台共栄』6月号(第17号、6月1日)が発行されました。
李登輝前総統の来日でメルマガでの報道が遅れましたが、ここに目次をご紹介します。

 また、毎号の巻頭言に、本会常務理事で日本政策研究センター所長である伊藤哲夫氏
に「安倍首相の対中抑止外交」と題して、安倍首相が取り組んできた対中抑止外交、す
なわち台湾政策について書いていただいたので、別項でご紹介します。

 さらに、巻頭エッセイ「台湾と私」に、先の総会で新たに理事に就任した日本青年会
議所・近現代史教育実践委員会委員長の金子一夫氏により「李登輝先生への恩返し」と
題した瑞々しいエッセイも別項でご紹介します。            (編集部)
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日台共栄 6月号(第17号) 目次

【巻頭言】安倍首相の対中抑止外交●伊藤哲夫
台湾と私(17) 李登輝先生への恩返し●金子一夫
李登輝氏の訪日が決定!●本会事務局
酒井亨氏の謬見を正す●柚原正敬
正常化すべき台湾の国家形態●李 登輝
李登輝学校で一番大事なこと●李 登輝
危急存亡のときを迎えた台湾と日本の役割●黄 昭堂
第五回総会報告−李登輝氏来日歓迎、正名運動の展開を●本誌編集部
靖国で蔡焜燦先生を囲む会●冨澤賢公
第三回鄭南榕先生を偲ぶ会−葉菊蘭夫人や李敏勇氏らが初参列●多田 恵
第六回李登輝学校研修団レポート−李登輝先生の迫力に感動!●石田益資
支部だより 岩手 万全の体制で李登輝先生を迎えたい●熊谷義弘
支部だより 福岡 大盛況だった設立三周年記念講演会●永嶋直之
李登輝学校日本校友会・第三回総会報告●片木裕一
日台交流日録(16)
事務局だより・編集後記 32
日台共栄写真館 5月6日 台湾のWHO加盟を支持する集い 表紙3
日本李登輝友の会 役員一覧 表紙4
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3>> 安倍首相の対中抑止外交[本会常務理事 伊藤哲夫]
   機関誌『日台共栄』6月号 巻頭言


安倍首相の対中抑止外交

                                   伊藤 哲夫

 先日の温家宝首相の来日について、安倍首相は彼の「微笑外交」にしてやられてしま
ったのではないか、といった危惧の念が語られている。果たしてそうなのだろうか。マ
スコミの一面的な報道に惑わされることなく、もっと広い視野から、トータルに問題を
眺めてみることが必要なのではないか。

 現在の中国にとって、今どうしてもやってほしくないのは、日米が一体となって「対
中抑止」の体制を築くことであろう。ということは、安倍首相が「してやられた」かど
うかは、まずこちら側からのこの仕掛けがどうなったかがポイントであり、温首相が日
本のあちこちで何をしたかではない筈だと思われるのである。

 それでは、この点で日本はどうだったか。安倍首相は新年早々欧州各国を歴訪、自由
・民主主義を基調にした戦略的関係の強化と、対中武器禁輸の解除反対を訴えた。一方、
豪州とは「日豪安保宣言」を締結し、更にその安保関係の輪をインドにも広げることを
広言している。また、麻生外相は「自由と繁栄の弧」という「対中包囲網」を推進して
もいる。そして、先日の日米首脳会談では、台湾有事も当然念頭におく集団的自衛権に
関する政府見解の見直しに安倍首相はあえて言及し、同盟関係の更なる深化が語り合わ
れた。

 つまり、ここでいいたいのは、そうした一連の構図の中で、今回の温首相訪日を捉え
るべきだということだ。個々のやりとりも重要だが、その裏でこちらが繰り出す攻め手
にも眼を向けなければ真相は見えないからだ。

 と同時に、「台湾独立を支持しない」との首相発言についても触れておきたい。これ
は日本政府の従来からの姿勢であり、最善ではないにしても、落胆の対象でもないこと
を指摘したい。ブッシュ大統領はむしろ「独立反対」を言明しており、日本はそうでは
ないことが逆に指摘されても良いからだ。中国は安倍首相にもそう言わせたかったのだ
ろうが、そこは賢明に押し返したのが真相だと理解したい。

 ただ、国民が首相に期待するのはその程度の対応ではない。首相にはさらなる進一歩
も求められよう。

                   (本会常務理事・日本政策研究センター所長)
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4>> 李登輝先生への恩返し[本会理事 金子一夫]
   機関誌『日台共栄』6月号 巻頭エッセイ「台湾と私」

李登輝先生への恩返し
                                  金子 一夫

 四十年の私の人生で、今年ほど「台湾」を学び、「台湾」から日本や日本人、日本精
神を学んだ年はなかった。そのきっかけは、三月に参加した第六回台湾李登輝学校研修
団である。

 数年前から沢山の武士道に関する本を読んでいるが、李登輝先生の書かれた『「武士
道」解題−ノーブレス・オブリージュ』が非常にわかりやすかったため李登輝先生に大
変興味が湧き、生き方や考え方をもっと知り、同時に多くの人に伝えたいと思っていた。

 研修期間中に、日本李登輝友の会の柚原正敬事務局長に無理を言って李登輝先生への
ご挨拶の時間をいただいた。

 講演を前に待機されていた控え室におそるおそる入り、初めてお目にかかる李登輝先
生は手を前に組み、大きな体をソファーに深く沈められていた。今でもその光景と感動
は忘れない。

 挨拶の後、私が所属する社団法人日本青年会議所(JC)の世界平和を目的とする運
動や取り組みをご説明し、全国四万人のメンバーへのビデオメッセージ出演をお願いし
たところ、気持ちよく了解していただいた。

 しかし、この研修期間、とても不思議な気持ちになっていた。実のところ、今回の参
加はビデオメッセージ出演依頼が主たる目的であったのに、沢山の有能な講師より、台
湾の歴史や民主化への道、主体性やアイデンティティ、先住民や安全保障について学び、
また最終日にも校長である李登輝先生より直接ご講演をいただき、なぜだか懐かしさを
感じていた。心地よい充実感と感動に包まれていた。日本では学べない何かがあった。

 それは「台湾」を知ることにより、日本国や日本人、日本精神を感じ、アジアや世界
において日本国として、日本人としてどうあるべきかを考える機会を得られ、まさに私
が探求しつづけている「自分とは一体何者であるのか」「これから一体どこに向かうべ
きか」の答えに近づいたと感じたからであった。

 李登輝先生からは「世界の有力者や有識者の間では、日本ほど道徳や規範、利他の精
神などを持ち合わせている国はない」「まさに日本が日本精神を強く自覚し、アジアや
世界のリーダーたる振る舞いをすることが世界の貢献になる」「このことを意外と知ら
ないのは日本人だ。これからあなた達のような若者に大変期待をしてるよ」と、情熱的
で思いやり溢れる講演をいただいたことに対し、本当に感謝・感動以外に言葉が見つか
らなかった。

 それから日本に帰ってビデオメッセージ撮影日を調整し、再度四月二十四日から二十
六日に仲間十一名と台湾へ向かった。今回はより多くの仲間に台湾と李登輝先生を感じ
てもらいたく声をかけた。

 収録は李登輝先生の事務所で行い、約束の三〇分が過ぎてビデオテープも終了し、そ
れでもなお先生の熱弁は続く。時計を見ると九〇分があっという間に過ぎていた。その
後、全員で写真を撮り収録は終了した。

 帰りのバスでは仲間十一名とあらためて李登輝先生の教養・思想・哲学、また生き方
・姿勢・振る舞いの話となり、我々はこの経験を自分たちだけの感動で終わりにするこ
となく、今日学んだことを日本で身近なところから広め、実践に移し、日本人としてア
ジアや世界に貢献すべく行動することが何よりも李登輝先生への感謝と恩返しであると
確認しあった。

 なんとなく懐かしい不思議な気持ちにしてくれる「台湾」を通じて日本を知る、日本
人を知ることがスタートしたばかりだ。今年はあと二回ほど訪台することになっている。
さらに台湾の歴史やアイデンティティを深く学び、台湾の出来事には当事者意識でさら
に強く関心を持っていきたい。

     (本会理事、2007年度(社)日本青年会議所・近現代史教育実践委員会委員長)
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