国際情勢

メールマガジン日台共栄

日本の「生命線」台湾との交流活動や、他では知りえない台湾情報などを、日本李登輝友の会の活動とともに配信するメールマガジン。

全て表示する >

【メルマガ日台共栄:第547号】 李登輝前総統の外国人特派員協会におけるブリーフィングと質疑応答【2】

2007/06/19



>>>>> http://www.ritouki.jp/――――――――――――【平成19年(2007年) 6月19日】

    ☆★☆★ 日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」 ☆★☆★
            新しい日台交流にあなたの力を!!
<<INDEX>>―――――――――――――――――――――――――――――[Vol.547]
1>> 李登輝前総統の外国人特派員協会におけるブリーフィングと質疑応答【2】
2>> 6月21日(木)、日本文化チャンネル桜が李登輝前総統の記者会見を放映
3>> 6月20日(水)、陳唐山・国家安全会議秘書長を講師に台湾講座特別講演会
4>> 台湾物産館開店一周年キャンペーンのお知らせ−台湾の旅や人気の茶器が当る!
5>> 愛文マンゴー(アップルマンゴー)、生産履歴をつけ日本へ輸出
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1>> 李登輝前総統の外国人特派員協会におけるブリーフィングと質疑応答【2】

 李登輝前総統は日本滞在最終日となる6月9日午前11時から、東京・有楽町の外国人特
派員協会(The Foreign Correspondents' Club of Japan)において、訪日中最後となる
会見を行った。会場には200人を超える記者、多数のテレビカメラが集まった。李氏は30
分間のブリーフィングで訪日の感想を述べ、残りの30分で記者たちの質疑に答えた。

 質問が靖国神社参拝について触れると、李氏は時に声を張り上げ、中韓に何も言えな
かった日本政府の弱腰を批判。「国家のために命を落とした若者を慰霊するのに、なぜ
外国に批判されなくちゃならないのか!」と語ると、記者団からは期せずして拍手が沸
いた。

 また、「日本の人々はあまりにも中国を知らな過ぎる。22歳まで日本人だった私も今
や86歳(台湾の旧暦で計算)。ずっと中国社会で生きてきた私が得たことは、中国人に
なりきって考えないと、中国人のやり口はわからない。日本的考え方で中国のことを考
えてもダメだ」と述べた。

 やはり日本の政治家とは役者が違うことをまざまざと感じた会見であった。なお、会
見のため、文章に起こしてわかりにくい箇所は適宜修正した。【早川友久・記】
------------------------------------------------------------------------------
李登輝前総統の外国人特派員協会におけるブリーフィングと質疑応答【2】

■日本の伝統は失われていなかった

 次に旅行の感想を申し上げましょう。

 私は一昨年、(名古屋へは)60年ぶりに家族4人で日本を一週間訪問し、観光する機会
を得ました。東京に出て来られないために、名古屋を中心に金沢、石川県をまわり京都
まででこの旅行を終えました。

 そして今回は、念願の「奥の細道」をたどる旅ができたわけですが、同時に、東京に
来られたということが私にとって、いろいろな面において今回の旅行を多種多様な形で
展開することができました。

 前回と今回の旅行で私が強く感じたことは、日本は戦後60年に大変な経済発展を遂げ
ているということです。たとえば、この有楽町。私はかつて戦後しばらく住んでおりま
したが、そのときの状態と比べてみれば天地の差があります(一堂笑い)。まったく変
わった状態であります。私は昭和21年まで、有楽町近く、新橋の焼け野原の中の一軒家
に住んでおりました。日本はこのような焦土の中から立ち上がり、遂に世界第2位の経済
大国を作り上げました。

 政治も大きく変わり、民主的な平和国家として世界各国の尊敬を得ることができまし
た。その間における国民の努力と、指導者の正確な指導に、敬意を表したいと思います。

 もうひとつ感じたことは、日本文化のすぐれた伝統が進歩した社会で失われていなか
ったということです。失われた面もあります。ところが、ほとんど失われていなかった
と私は思っています。

 日本人は敗戦の結果、耐え忍ぶしか道がありませんでした。忍耐する、それ以外には
何もできないと、経済一点張りの繁栄を求めることを余儀なくされたのです。そうした
中にあっても、日本人は伝統や文化を失わずに来たのです。

 日本での旅行で強く記憶に残っているのは、さまざまな産業におけるサービスの素晴
らしさでした。そこには戦前の日本人が持っていた真面目さ、細やかさがはっきりと感
じられました。

 今の日本の若者はだめだという声も聞きますが、私は決してそうは思いません。日本
人は戦前の日本人と同様、日本人の美徳をきちんと保持しています。社会が全部秩序よ
く運営されて、人民の生活が秩序よく守られているということです。確かに外見的には
緩んだ部分もあるでしょう。それはかつての社会的な束縛から解放されただけで、日本
人の多くは今も社会の規則にしたがって行動しています。

 私が東京から仙台に行くまで、あるいは日光に行くまで、交通規則をよく観察してみ
て、日本人は本当に社会の規則にしたがって、みんな正しく行動しているということで
す。このような状態はなかなか他の国では見つかりません。社会的な秩序がきちんと保
たれ、公共の場所では最高のサービスを提供しています。公共の場所ではできるだけ清
潔な状態を維持しております。長い高速道路を走ってみても、チリひとつありません。
ここまでできる国は国際的に見て、恐らく日本だけではないでしょうか。

■大きく変わり始めた日本人の国家や社会に対する態度

 さらに私が感じたのは、日本人の国家や社会に対する態度が、何だか少しずつ変わっ
てきたような気がします。かつて日本の若い人々に会ったときに、私に言うには「自分
さえよければいい、国なんか必要ない」という考え方が強かったようでしたが、最近に
おいては、日本人の国家や社会に対する態度がここへきて大きく変わり始めたというこ
とです。

 戦後60年間の忍耐の時期を経て、日本は経済発展の追求だけでなく、アジアの一員と
してその自覚を持つに至りました。武士道精神に基づく日本文化の精神面が強調され始
めたのです。日本文化の持ついわゆる社会精神的な面がいま非常に高く評価され始めて
おります。

 日本の文化は歴史あって以来、大陸から西洋から、滔々と流れ込んできた変化の大波
の中で、驚異的な進歩を遂げ続けてきました。ところが、結局一度として、それらの本
流に飲み込まれることなく、日本独自の伝統を立派に築き上げて来ました。日本人には、
古来そのような稀なる力と精神が備わってきているのです。外来の文化を巧みに取り入
れながら、自分にとってより便利に、受け入れやすいものに作り変えています。

 このような新しい文化の創造、作り方というのは、一国の成長、発展という未来への
道について非常に大切なものと私は思っています。そしてこうした天賦の才、天から授
けられた日本人の持つこの才能に恵まれた日本人がそう簡単に日本的精神といった貴重
な遺産や伝統を捨て去ることはないと私は固く信じております。

 日本文化とは何か。このたびの旅行において感じたことを再度申し上げると、それは
高い精神と美を尊ぶ、いわゆる美学的な考え方を生活の中に織り込む、心の混合体こそ
が日本人の生活であり、日本文化そのものであると言わざるをえません。

 次に、日本を訪問する機会がありましたら、日本は歴史的にもっと創造的な、そして
生命力を持った国に生まれ変わっているものと私は信じております。これをもって私の
報告といたします。ありがとうございました。            【(3)に続く】
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2>> 6月21日(木)、日本文化チャンネル桜が李登輝前総統の記者会見を放映
   「靖国問題」とは、中・韓が作り出したもの

【6月16日 桜・ニュース・ダイジェスト】

 台湾総統退任後3回目の来日にして念願の「奥の細道」をたどる旅を実現したほか、
実兄が祀られている靖国神社への参拝も果たし、「最高の来日だった」と総括した李登
輝氏。台湾の民主化を進めた信念と確固たる国家観、そして日本に対する敬意と叱咤激
励に満ち、国内外から注目された離日直前の記者会見(6月9日/外国特派員協会)の模様
をお送りします。

■放送日時 6月 21日(木) 18:30 - 19:30

■日本文化チャンネル桜 SKY PerfecTV! 241ch

■「靖国問題」とは、中・韓が作り出したもの−親日国家・台湾の前総統が語る国家観
 と日本への叱咤激励 李登輝前台湾総統 記者会見

★インターネット放送 So-TV はこちら (6月21日公開予定) http://www.so-tv.jp/
 トップページの『番組案内』にて検索してください! 【キーワード例:李登輝】

★ニューズレターとして、PDF版も始まりました!
 http://www.ch-sakura.jp/sakura/newsletter_070616.pdf
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
3>> 6月20日(水)、陳唐山・国家安全会議秘書長を講師に台湾講座特別講演会
   演題「はるかなる民主化への道のり」(言語:日本語)

日時:2007年6月20日(水)10:30〜12:00

場所:早稲田大学14号館403教室
   以下の「学内マップ」をご参照ください。
   http://www.wiaps.waseda.ac.jp/Common/Traffic/CT_03Nml_JP.htm

講演者:陳唐山・国家安全会議秘書長

演題:「はるかなる民主化への道のり」

言語:日本語
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
4>> 台湾物産館開店一周年キャンペーンのお知らせ−台湾の旅や人気の茶器が当る!
   日頃のご愛顧に感謝して、台湾ならではの素晴らしい賞品をご用意

 台湾の農産物を日本で紹介し、知名度を高め、普及させることを目的に行政院農業委
員会が国家プロジェクトとして企画し、昨年「台湾物産館」が東京・笹塚にオープンし
ました。

 7月25日に「台湾物産館」は開店一周年を迎えることから、このたび、台湾2泊3日の旅、
茶器、お買い物券等が当たる開店一周年キャンペーンを実施します。皆様、ぜひご応募
ください。

■台湾物産館ホームページ http://www.taiwan-bussankan.com/

◎プレゼント内容:
 A賞:台湾2泊3日の旅 5組10名様をご招待
    予定日程:2007年9月9日(日)〜9月11日(火)
    天候により変更になる場合があります。
 B賞:台湾陶磁器名産地−鶯歌の名作家の茶器 20名様
 C賞:お買い物券1000円分 50名様
    Yahoo!ショップ台湾物産館のお客様にはお買い物券の代わりに1,000円相当の景
    品を差し上げます。
    有効期限:2007年11月末まで、台湾物産館にてご利用ください。

◎応募期間:2007年5月21日(月)〜7月21日(土)まで

◎応募方法:台湾物産館(笹塚店、港南台店、台湾物産館Yahoo!ショップ)でお買い上
      げ頂きますと、3000円(税込)ごとに応募シール1枚を差し上げます。
      はがきに応募シールをお貼り頂き、1.氏名、2.年齢、3.性別、4.住
      所、5.電話番号、6.ファックス番号、7.E-mailアドレス、8.お買い
      上げ頂いた店舗名、9.ご感想など必要事項をご記入の上、ご来店の際に投
      函、またはご郵送ください。

◎郵 送 先:〒170−0013 東京都豊島区東池袋3−15−7 池栄青果!) 台湾物産館宛

◎応募締切:2007年7月21日(土)消印有効

◎当選発表:キャンペーン終了後、厳正な抽選の上、台湾物産館サイトと店頭にて発表
      致します。なお、ご当選者の方には、8月の上旬頃、電話ならびに郵送に
      て直接ご連絡致します。

◎注意事項:★ご当選はお一人様1回とさせていただきます。(A賞からC賞への当選
       順で決定)
      ★ご当選通知後、5日間以上ご連絡がない場合、当選権利が無効となる可
       能性があります。予めご了承ください。
      ★ご当選賞品の換金及び権利の譲渡はできません。
      ★A賞は旅行基本料金と保険のみとなり、指定空港までに交通費、旅程に
       含まれない個人的費用などはお客様のご負担となります。

本キャンペーンは台湾物産館が企画・主催しています。ご記入いただいた個人情報は、
本キャンペーンの抽選及び当選者に関する確認や必要書類送付等の目的以外の用途には
使用いたしません。

協賛:台湾観光協会、ベルフレッシュ株式会社、株式会社城北石田ハカリ

台湾物産館 笹塚本店
東京都渋谷区笹塚2丁目14−15ヴェルト笹塚ツインビル
TEL:03−5304−7801
営業時間:10:00〜20:00

台湾物産館 南港台店
横浜市港南区港南台3−1−3港南台バーズ1F
TEL:045−830−5901
営業時間:10:00〜21:00
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
5>> 愛文マンゴー(アップルマンゴー)、生産履歴をつけ日本へ輸出
   台南県政府が「日本輸出の高級愛文マンゴー初売り」記者会見で発表

【6月18日 台湾週報】

 6月14日、台南県政府は台北101ショッピングセンター(購物中心)で「2007台南県日
本輸出の高級愛文マンゴー初売り」の記者会見を開いた。

 台南県農業局ではマンゴーはすでに台湾の4大基幹輸出農産物の一つとなっており、
台南県はマンゴー栽培の気候に適し、良質なマンゴーを生産しており日本の消費者の口
に合う果物である。愛文マンゴーはアップルマンゴーの愛称で日本にも知られているが、
台湾でも高級果物に属している。台湾では毎年6、7月ごろが愛文マンゴー収穫の最盛
期であり、輸出の最盛期でもある。その中でも日本向けが最も多い。

 日本の市場では台湾の愛文マンゴーが最も人気があり、『太陽の卵』といわれており、
台湾の輸出果物の第1位はバナナであるが、第2位がマンゴーである。

 蘇煥智・台南県長(県知事)は「愛文マンゴー一つ一つの『生産証明』のラベルをつ
け、生産者および生産履歴のホームページ問い合わせ先を記入し、愛文マンゴー輸出市
場での信用を引き上げた」と強調した。

 台南県政府では「日本へ輸出できる愛文マンゴー農家(果樹園を含む)は324軒ある。
消費者はホームページを調べれば自分が買ったマンゴーの生産履歴がわかる」とアピー
ルした。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●メルマガのお申し込み・バックナンバーはホームページから
 http://www.ritouki.jp/
●投稿はこちらに
 ritouki-japan@jeans.ocn.ne.jp
------------------------------------------------------------------------------
日本の「生命線」台湾との交流活動や他では知りえない台湾情報を、日本李登輝友の会
の活動情報とともに配信するメールマガジン。
●マガジン名:メルマガ「日台共栄」
●発   行:日本李登輝友の会(小田村四郎会長)
●編集発行人:柚原正敬
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright(C) 2007 Friends of Lee Teng-Hui Association in Japan

規約に同意してこのメルマガに登録/解除する

メルマガ情報

創刊日:2003-10-06  
最終発行日:  
発行周期:週3回以上刊  
Score!: 99 点   

コメント一覧コメントを書く

この記事にコメントを書く

上の画像で表示されている文字を半角英数で入力してください。

※コメントの内容はこのページに公開されます。発行者さんだけが閲覧できるものではありません。 コメントの投稿時は投稿者規約への同意が必要です。

  • コメントはありません。