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【メルマガ日台共栄:第541号】 私の奥の細道 李登輝(2)松島の海景色−「やっぱり西湖より美しい」

2007/06/13



>>>>> http://www.ritouki.jp/――――――――――――【平成19年(2007年) 6月13日】

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<<INDEX>>―――――――――――――――――――――――――――――[Vol.541]
1>> 私の奥の細道 李登輝(2)松島の海景色−「やっぱり西湖より美しい」
2>> 李登輝前総統への来日歓迎メッセージ【14】
3>> 成田空港でペットボトルを投げつけた中国人暴漢のその後
4>> 椎名素夫氏追悼式に陳総統が謝長廷・前行政院長を派遣
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1>> 私の奥の細道 李登輝(2)松島の海景色−「やっぱり西湖より美しい」

 6月9日、皇太子殿下ご成婚記念日の佳日、李登輝前総統は総統退任後、3度目となる日
本訪問の旅「学術・文化交流と『奥の細道』探訪の旅」を終えて帰台された。

 桃園国際空港に着いた李前総統は、同行者でも立っているのが辛いほどの疲れが溜ま
っているにもかかわらず、立ちっぱなしで訪日報告をされた。記者の質問も長く、1時間
をまわってやっと終了した。しかし、声の迫力は衰えることはなかった。

 6月12日から、李前総統の全行程に同行取材した産経新聞の長谷川周人・台北支局長が、
李氏が発信したメッセージは何だったかを探るべく「私の奥の細道 李登輝」と題する
レポートを同紙に連載し始めた。下記にご紹介したい。本日は第2回目である。

 ちなみに、「私の奥の細道」というタイトルは、李前総統が今回の旅の目的について
「芭蕉の『奥の細道』を歩いて、日本文化とはなにかを、『私の奥の細道』と題して世
界に紹介したい」と発言されたことに由来している。
                 (メールマガジン「日台共栄」編集長 柚原正敬)
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私の奥の細道 李登輝(2)松島の海景色−「やっぱり西湖より美しい」
【6月13日 産経新聞】

 松尾芭蕉の足跡をたどり、6月2日から東北入りした台湾の李登輝前総統は瑞巌寺(宮
城県松島町)を訪れた後、日本三景として知られる松島の海景色を一望して、感慨深げ
にぽつり漏らした。

「やっぱり西湖より美しいなぁ」

 西湖とは中国浙江省杭州市にある景勝の地で、三百数十年前に、磯伝いに船で松島に
たどり着いた芭蕉もやはり、西湖と松島を比較している。

 「抑(そもそも)ことにふりたれど、松島は扶桑第一の好風にして、凡(およそ)洞
庭、西湖を恥ず」

 湾内に点在する200を超す島々の美しさに心奪われた芭蕉は、句を詠むことすら忘れた
ともいわれ、「洞庭湖や西湖にもひけをとらない」と最大級の賛辞を贈る。それを意識
してか李氏も「西湖より美しい」とやったが、2人とも杭州を訪れた記録は見当たらな
い。

 政治対立する台湾と中国のはざまに立った李氏が、見たこともない西湖を引き合いに
日本を持ち上げたと解するのは、うがち過ぎた見方かもしれない。そんな雰囲気を打ち
消すかのように、曾文惠夫人は「松島や ロマンささやく 夏の海」とさわやかに詠
(うた)った。李氏も続けて「私のは下手くそなんだ」と照れながらも、「松島や 光
と影の 眩しかり」と松島の美景を詠む。

 ほほえましいシーンもあった。控えめな性格の曾文惠夫人は、俳句を詠むときも、「恥
ずかしい…」と、何とも声がか細い。そこで李氏が「聞こえないよ。もっと大きな声で」
と背中を押すが、どうもらちが明かない。苦笑する李氏はついに立ち上がり、「もう。
僕が詠むよ」と会見場に響き渡るような大きな声で「松島や〜」と始めた。

 読み終わるや、台湾から同行した若い女性リポーターが「ゾントン(総統)、シェマ
・イース(意味は)?」と、李氏本人に遠慮なく通訳を迫る。「礼節と調和を重んじ、
公に奉ずる日本人の生活文化」を賛美する李氏も、この無作法に笑顔を崩さず、日本語
から台湾語に切り替えて、懇切丁寧に解説を加えた。

 李氏一族が初日の旅程を終えて、別れ際、台湾メディアから「総統、バイバーイ!」
の一言が飛んだ。台湾では、こんななれなれしさも珍しくない。ただ、「22歳まで日本
国籍」だった李氏は、ふっと悲しげな表情を浮かべたように見えた。(長谷川周人)
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2>> 李登輝前総統への来日歓迎メッセージ【14】

 李登輝前総統への来日歓迎メッセージが届いています。到着順にご紹介し、李登輝前
総統にもお目通しいただきます。どうぞ、読者の皆さまも一言で結構ですのでメッセー
ジをお寄せ下さい。

 なお、メッセージは趣旨を変えないで添削させていただく場合もあることをご了承く
ださい。また、メッセージのタイトルは原則としてお寄せいただいたものを使わせてい
ただきますが、編集部で付け直す場合もあることをご了承ください。

 李登輝前総統への歓迎メッセージですので、余程のことがない場合を除き、お名前を
記してお寄せいただきますようお願いします。ペンネームなどの場合はその旨を記して
ください。

 これまでの歓迎メッセージはホームページに掲載しています。今回来日に関するこれ
までのすべての報道も掲載していますので、併せてご覧ください。    (編集部)

■日本李登輝友の会ホームページ
 http://www.ritouki.jp/
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幅広い階層、年代の人が集まったことにも感激

                               香港在住 好田良弘

 7日の講演会と歓迎会に香港から参加しました。

 李登輝先生のお姿を間近に拝見し、ご高説を拝聴できたことはもちろん大きな喜びで
すが、それとともに、著名人から市井の人、日本の台湾統治時代を知る年輩者から、昭
和も未の時期に生まれたであろう若者まで、幅広い階層、年代の人が李登輝先生をお慕
いし、集まったことにも感激しました。

 ご退席の際には「阿輝伯」の歌でお見送りしようと李登輝学校研修生仲間を探したの
ですが、急なことでしたので近くに見付からず、果たせませんでした。この歌が日本で
も広まり、次回のご来日の際には、折に触れて自然発生的に合唱できるといいな、と願
っています。
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13億を選んだ金色夜叉堂

                                 健康法師 58歳

拝啓 中尊寺様

 このたびは、台湾の李登輝前総統に対しまして、消防服の坊さんが対応をするという、
誠に無礼なふるまいをした事に猛省を求めるものであります。本来なら頭を丸めて謝罪
してもらいたいところであります。

 小生、岩手県出身者といたしまして、恥ずかしく涙の出る思いでありました。万人に
対して、すべて平等にという崇高なる慈悲の心。これからも中尊寺をお参りするときに
は、自費(変換間違いではありません)の心をという、その信念を曲げず、他のいかな
る国からの賓客に対しても、同じような対応をなされる事と期待申し上げます。

 今後とも、貴寺の名に恥じぬよう、「中******(どうやら余のパソコンにはこの国名
がないようである)を尊ぶ寺」とならぬように、我々は今後とも厳しく監視していきた
いとの思いであります。

 聞くところによりますと、貴寺は世界遺産指定を申請中とのこと。これからは、貴寺
が世間の人々の心の中の「負の世界遺産」にならぬよう心からお祈り申し上げます。

 ここで当日のエピソードを一つ、ご披露させていただきたいと思います。

 小生、不届きながら信仰心を持たぬ輩でありますが、岩手県の教育が良かったせいか
少しばかりの仏心は持っているつもりであります。当日、金色堂の入場券売り場の担当
の、お坊様に「台湾の前総統で84歳の膝の悪い、李登輝さんという方が、まもなく金色
堂を見学されます。坂道を登ってこられるので、つきましては休憩用の椅子を貸してく
ださい」とお願いしましたところ、快く貸してくれました。

 とりあえず事務用のキャスター付きで少々危ないと思いましたが、それを借りて、李
登輝さんをお待ちしていたら、件のお坊様が、自発的に安全な折りたたみの椅子に代え
てくださいました。まさに、禁を破り特別の扱いをしてくださいました。何卒、この慈
悲深いお坊様を罰しないよう、ひらに御願い申し上げる次第であります。

 ちなみに、お土産売り場の、オバサンは「紀子様も下からお歩きになられました」と
のたもうていらっしゃいました。ここまで徹底していたのかと感心した次第で御座いま
す。

 へたなことを言うと、商売に響くからかと勘ぐったりもいたしました。まだまだ、お
若い紀子様と膝の悪い84歳のご老体を一緒にするなんて、あまりにも平等すぎるのでは
御座いませんでしょうか。

 小生は22歳まで岩手県人として育ちました。平民宰相の原敬、台湾で業績を残した後
藤新平、新渡戸稲造、伊能嘉矩、三田定則ほか宮沢賢治、石川啄木、数々の偉人を生み、
このような世界的な遺産を残した岩手県を誇りに思っていました。

 このような様変わりに、藤原三代の栄華に泥を塗ったことに、ただただ悲しむばかり
であります。6月8日の日光での李登輝前総統の歓迎振りとは、まさに雲泥の差、天と
地、いや天国と地獄の差でありました。県知事、市長、東照宮の禰宜、二荒山神社の権
宮司、輪王寺の門跡と錚々たる方々の歓迎セレモニーでありました。
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3>> 成田空港でペットボトルを投げつけた中国人暴漢のその後

 李登輝前総統一行が帰台する際、成田空港第2ターミナルビルの出発ロビーで李前総
統に向かって、中国人の暴漢が中身の入ったペットボトル2本を投げつけた事件が起こ
った。中国人の本性をあからさまにした事件として、心ある多くの人々は憤慨した。

 この逮捕された薛義(せつぎ)という中国人暴漢のその後だが、裁判所から10日間の
拘留を認められ、未だ成田国際空港警察署で取り調べ中だ。告訴をするかしないかで刑
罰の多寡が決まるが、厳罰を下して欲しいものだ。           (編集部)
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李登輝氏にペットボトル けがなし 投げた中国人逮捕
【6月10日 産経新聞】

 9日午後3時半ごろ、成田空港第2ターミナルビルの出発ロビーで、出国直前だった
台湾の李登輝前総統に、男が中身の入ったペットボトル2本を投げつけた。千葉県警成
田国際空港署は暴行の現行犯で、千葉市美浜区高洲、自称中国人のエンジニア、薛義(
せつぎ)容疑者(34)を逮捕した。ペットボトルは当たらず、けが人はなかった。李氏
は予定通り離日した。

 薛容疑者は「台湾を独立させようとする李前総統が嫌いだから抗議に来た。『台湾独
立』のプラカードを見て頭にきた」などと供述しているという。

 調べでは、薛容疑者は支持者らが見送りをしていた中から、清涼飲料水のペットボト
ル2本を投げつけた。ペットボトルは空港内の自販機で購入したとみられるという。
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4>> 椎名素夫氏追悼式に陳総統が謝長廷・前行政院長を派遣

【6月12日 台湾週報】

 陳水扁総統は、6月20日に東京で開かれる故・椎名素夫・参院議員をしのぶ会に謝長
廷・元行政院長を代表とする派遣団を送り、追悼文を代読することを発表した。

 椎名素夫氏をしのぶ会の発起人から先日案内状を受け取った陳総統は、台湾の椎名氏
に対する追悼と台日関係を重視したことへの感謝の意を示すため、日本に留学経験があ
り、京都大学大学院法学研究科法学修士の学位を取得し、積極的に台日交流を推進して
いる謝長廷氏を代表として派遣し、哀悼の意を捧げる。

 故・椎名素夫氏は、自民党の故・椎名悦三郎・元副総裁の子息であり、親子二代にわ
たって台湾に対して友好的であった。椎名素夫氏は国際外交に精通し、生前は度々訪台
し、台日米安全保障の分野で重要な役割を担い、台湾のために正義の声を発した。陳総
統は2003年に台日米安全保障外交に卓越した貢献があったとして、椎名氏へ「紫色大綬
景星勲章」を授与している。【総統府 2007年6月11日】
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  • 名無しさん2007/06/14

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