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【メルマガ日台共栄:第482号】 なぜ、台湾の指導者たちは、台湾独立の意味を説明しないのか[宗像隆幸]

2007/03/13



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<<INDEX>>――――――――――――――――――――――――――――――[Vol.482]
1>> なぜ、台湾の指導者たちは、台湾独立の意味を説明しないのか[宗像隆幸]
2>> 3月21日(祝)、『共産中国にしてやられるアメリカ』の阮銘氏が日本人向け初講演
3>> 4月21日(土)、許千恵女史を講師に日台稲門会が講演会【要申込】
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1>> なぜ、台湾の指導者たちは、台湾独立の意味を説明しないのか[宗像隆幸]

【3月11日 台湾の声】

【寄稿】なぜ、台湾の指導者たちは、台湾独立の意味を説明しないのか

                      アジア安保フォーラム幹事    宗像隆幸

 台湾の陳水扁総統が3月4日に行った演説で、「台湾の独立は、台湾住民の共通の理想
であり、長期にわたる目標だ」と語ったことと、それに対して中国側は「武力を用いても
台湾の独立を阻止する」という反応を示したことが、日本のテレビや新聞で報道された。

 このような報道に接した視聴者の多くは、「台湾は中国の一部である」と誤解したので
はなかろうか。おそらく、世界各国でこのような報道が行われて、同じような誤解が生じ
たことであろう。陳総統が台湾の独立は何からの独立であるかを明確に説明しないから、
このような誤解が生じるのである。そのような誤解を避けるためは、「台湾の独立は、中
華人民共和国とは無関係である。中華人民共和国は台湾を支配したことがなく、現に支配
していないのだから、台湾の独立が中華人民共和国からの独立でないことは明白だ。」と
断った上で、台湾の独立は中華民国体制からの独立であることを説明すべきであろう。

 日本の敗戦後、蒋介石総統の中国国民党軍が台湾を占領したのは、マッカーサー連合国
軍総司令官の命令によるものであり、アメリカ軍が日本や朝鮮半島の南部などを占領した
り、ソ連軍が朝鮮半島北部や満州(現在の中国の東北)などを占領したのと同じように、
戦勝国軍による一時的な軍事占領にすぎなかった。

 しかし、蒋介石は台湾は中華民国の領土になったと一方的に宣言して、恐怖政治(台湾
では“白色テロ”と言う)で台湾人を支配した。これが中華民国体制である。李登輝総統
時代の民主化によって、蒋介石と一緒に中国から台湾に渡って来た中国国民党員が台湾人
を支配する専制独裁政治は崩壊したが、今なお占領体制の遺物である中華民国憲法が台湾
で施行されている。中華民国憲法は、中国で中国人によって作られた中国憲法であり、台
湾人の憲法ではない。

 民主主義とは、自分たちで自分たち自身を統治する制度、言い換えると、自分たちが直
接に制定した法か、自分たちが選出した代表によって制定された法に従う制度である。台
湾の政治的民主化は進展したが、台湾人が自分たちで自分たちの憲法を制定しない限り、
台湾の法的民主化は完成しないのだ。

 端的に言うと、台湾の独立とは、台湾憲法を制定して中華民国憲法を廃棄することであ
り、台湾の法的民主化と同義語なのである。このことが理解されたら、民主主義を支持す
る世界の人びとが台湾の独立を支持するはずだ。このような理解を促進するために、台湾
の指導者たちは全力を尽くすべきであろう。(2007年3月8日)

『台湾の声』 http://www.emaga.com/info/3407.html
『日本之声』 http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe (Big5漢文)
<投稿はこちら> koe@formosa.ne.jp
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2>> 3月21日(祝)、『共産中国にしてやられるアメリカ』の阮銘氏が日本人向け初講演
   主催:在日台湾同郷会・怡友会、黄文雄氏との対談も【本会後援】

 著名な台湾の国際政治学者であり、総統府国策顧問をつとめた阮銘先生(1931年、上海
生まれ)が渾身の力を込めて著した大作『歴史的錯誤−台美中関係探源』(台北玉山社、
2006年2月出版)の日本語訳書『共産中国にしてやられるアメリカ−民主台湾の孤立を招い
た歴史の誤り』(廖建龍訳、草思社)が昨年12月末に出版されたのを記念して来日して講
演します。

 阮銘先生はかつて中国共産党総書記胡耀邦の一ブレーンでしたが、胡総書記が失脚する
と党籍を剥奪され、アメリカに亡命してハーバード大学やプリンストン大学などで国際政
治学の研究に没頭、その後、台湾に移住して以来、全身の情熱を傾けて台湾の民主化運動
に貢献し、2002年に台湾国籍を取得、2004年には総統府国策顧問にまで推された自由、民
主の闘士でもあります。また、李登輝前総統が理事長をつとめる台湾綜合研究院の顧問も
つとめています。

 講演は、阮銘先生がまず基調講演を行い、台湾と中国の真実について語ります。つぎに
著名な評論家黄文雄氏と対談を行い、台湾と中国の最新の情勢について語り合います。司
会と日本語通訳は、同書や『中国がひた隠す毛沢東の真実』(草思社)などを翻訳した廖
建龍氏が担当します。

 阮銘先生は『歴史の転換点における胡耀邦』『!)小平帝国』『中共人物論』『民主台湾VS
.共産中国』などの著書や論文は台湾や香港で刊行されていますが、日本語訳書は初めてで
あり、日本人向けの講演も初めてです。大勢の方々のご来聴を熱烈歓迎します。

2007年2月
                           在日台湾同郷会会長 何 康夫
                           怡友会会長     林 哲正

■日 時 2007年3月21日(水・祝) 午後3:00〜5:00(受付2:30より)

■会 場 グランドヒル市ヶ谷 3F 珊瑚の間
     東京都新宿区市谷本村町4-1 TEL.03-3268-0111
     【交通】JR、地下鉄(南北線、新宿線、有楽町線)「市ヶ谷駅」より徒歩3分

■参加費 1,000円

■主 催 在日台湾同郷会、怡友会

■後 援 日本李登輝友の会

■連絡先 TEL.FAX:0296-57-7345(夜7:00以後  林)

*当日午後1:00より在日台湾同郷会の定例総会を行いますので、会員の方にはお早めにご
 来場するようお願いいたします。
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3>> 4月21日(土)、許千恵女史を講師に日台稲門会が講演会【要申込】
   テーマは「私の台湾児童文学」

■日 時 2007年4月21日(土)

     15時〜15時40分
     定期総会(日台稲門会会員のみ。会員一般は不可)

     16時〜16時50分
     記念講演「私の台湾児童文学」
     講師 許千恵女史(台北駐日経済文化代表処代表夫人)

     17時〜19時
     日台交流の集い 

■会 場 大隈会館 3F 301号室
     東京都新宿区戸塚町1-104 早稲田大学内
     【交通】地下鉄東西線「早稲田」下車徒歩、JR高田馬場駅より大学行きバス

■会 費 会員・一般 8,000円(台湾留学生:無料)

■連絡先 〒253-0061 茅ヶ崎市南湖5-15-5 小野間恒夫
     電話/FAX 0467-83-2611

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