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【メルマガ日台共栄:第476号】 3月21日(祝)、『共産中国にしてやられるアメリカ』の阮銘氏が日本人向け初講演

2007/02/25



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1>> 3月21日(祝)、『共産中国にしてやられるアメリカ』の阮銘氏が日本人向け初講演
2>>【読者投稿】台湾を知った若者の感想 [茨城県 田中 祐太]
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1>> 3月21日(祝)、『共産中国にしてやられるアメリカ』の阮銘氏が日本人向け初講演
   主催:在日台湾同郷会・怡友会、黄文雄氏との対談も【本会後援】

国際政治学者 阮銘氏、著書の日本語訳書出版記念に来日講演

 著名な台湾の国際政治学者であり、総統府国策顧問をつとめた阮銘先生(1931年、上海
生まれ)が渾身の力を込めて著した大作『歴史的錯誤−台美中関係探源』(台北玉山社、
2006年2月出版)の日本語訳書『共産中国にしてやられるアメリカ−民主台湾の孤立を招い
た歴史の誤り』(廖建龍訳、草思社)が昨年12月末に出版されたのを記念して来日して講演します。

 阮銘先生はかつて中国共産党総書記胡耀邦の一ブレーンでしたが、胡総書記が失脚する
と党籍を剥奪され、アメリカに亡命してハーバード大学やプリンストン大学などで国際政
治学の研究に没頭、その後、台湾に移住して以来、全身の情熱を傾けて台湾の民主化運動
に貢献し、2002年に台湾国籍を取得、2004年には総統府国策顧問にまで推された自由、民
主の闘士でもあります。また、李登輝前総統が理事長をつとめる台湾綜合研究院の顧問も
つとめています。

 講演は、阮銘先生がまず基調講演を行い、台湾と中国の真実について語ります。つぎに
著名な評論家黄文雄氏と対談を行い、台湾と中国の最新の情勢について語り合います。司
会と日本語通訳は『中国がひた隠す毛沢東の真実』(草思社)などを翻訳した廖建龍氏が
担当します。

 阮銘先生は『歴史の転換点における胡耀邦』『!)小平帝国』『中共人物論』『民主台湾VS.
共産中国』などの著書や論文は台湾や香港で刊行されていますが、日本語訳書は初めてで
あり、日本人向けの講演も初めてです。大勢の方々のご来聴を熱烈歓迎します。

 2007年2月

                           在日台湾同郷会会長 何 康夫
                           怡友会会長     林 哲正

■日 時 2007年3月21日(水・祝) 午後3:00〜5:00(受付2:30より)

■会 場 グランドヒル市ヶ谷 3F 珊瑚の間
     東京都新宿区市谷本村町4-1 TEL.03-3268-0111
     【交通】JR、地下鉄(南北線、新宿線、有楽町線)「市ヶ谷駅」より徒歩3分

■参加費 1,000円

■主 催 在日台湾同郷会、怡友会

■後 援 日本李登輝友の会

*当日午後1:00より在日台湾同郷会の定例総会を行いますので、会員の方にはお早めにご
 来場するようお願いいたします。
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2>>【読者投稿】台湾を知った若者の感想 [茨城県 田中 祐太]

 2月21日発行の本誌(第473号)において、産経新聞に掲載された蔡焜燦先生の「これが
殖民地の学校か」を転載して紹介したところ、それを読んだ茨城県に住む21歳の青年から
お便りをいただいた。

 李登輝前総統はじめ黄文雄、金美齢、蔡焜燦、謝雅梅、楊素秋など、台湾の方々の著書
を読んで、今までの自虐史観を緩和できたという。文章力もあり、自分の来し方をきちん
と見つめている大変瑞々しい内容だった。いささか力みがちなところはあるにはあるが、
それは青年特有のものだ。読者の多くも「日本の若者も捨てたものじゃない」という感想
を抱くのではないだろうか。

 来月、台湾へ行って日本語世代の方々と話したいともつづっている。蔡焜燦先生にこの
お便りを紹介すると、友愛会や台湾歌壇の会は毎月1回開いているから、タイミングが合え
ばぜひ参加してもらいたいとのことだった。早速、彼に連絡してみたい。
                  (メールマガジン「日台共栄」編集長 柚原正敬)
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台湾を知った若者の感想

                               茨城県 田中 祐太

 昨年の夏頃から本格的に台湾に興味を持ち、蔡焜燦氏、金美齢氏、黄文雄氏などまた、
多数の方の本を読みました。もちろん台湾前総統の李登輝氏の本『「武士道」解題』も読ん
でいます。

 私は元々歴史が好きなだけで、前総統の名前もどこの国の方なのかも知らず本を買いま
した。中身を読めば武士道を中心として台湾と日本が共に歩んだ歴史、また前総統の知識
や経験が書かれていました。内容の多少の難しさを感じながらも読み終え、主に二つの感
想を持ちました。

 一つ目は、今まで知らなかった日本の台湾統治を善として書かれおり、純粋にうれしく
思うこと。二つ目は、今まで受けてきた歴史の授業(台湾や朝鮮を植民地にして弾圧)と
大きく食い違っており、それについての困惑。

 細かい説明をしますと、学校での歴史の授業は大正デモクラシー以降ほぼ細かい説明は
されていません。教科書の歴史の流れに合わせて授業を進めるだけです。その当時は特に
気にはしませんでしたが、今思い返せば先生は日本の陰の部分を話したくなかったのかも
しれません。そのため「戦前絶対悪」という考えにはなりませんでしたが、日本が他国を
統治している細かい歴史背景を教わらなかったので、他国を占領していたということは即
ち悪という考えが知らず知らずのうちに植え付けられていました。

 その先生が言った言葉で今でも印象に残っている言葉があります。それは「負けて良か
った」です。今でもその言葉をどんな意味を込めて言ったのか私にはわかりません。

 このように私の絶対的な自虐史観は中学時代から始まりました。日本という国は、私が
生まれるさらに前から「戦前絶対悪」を掲げて、メディアでも放送されています。だから
こそ台湾の方々の本を読んだときは本当に驚きました。この本の著者がもし日本人であれ
ば、自分の国を良く書きたいと思い、戦前を善としているのかもしれないと私は捉えたと
考えます。しかし、みなさん台湾人であり政治、経済の先頭に立って公平に社会を見てき
た方たちです。

 また、謝雅梅氏、楊素秋氏などの高い地位を持たない方の視点からも日本統治時代を賛
美してくださる本があります。そして、私が一番うれしく思うことは、どの本にも今の日
本国や日本人に対して叱咤激励してくださることです。本当に今の日本を心配してくださ
っているのがわかるので胸が一杯になります。統治時代の話も、どれも感動するものばか
りなので上げたら切りがありません。ですから、今は戦前日本のやったことは間違いでは
なかったと考えるようにしています。

 今現在、私の戦前の歴史が変わろうとしています。しかし、現在二十一歳になる私には
二十一年分の自虐史観がありますので完全には変わることができません。なぜなら、メデ
ィアは常に戦前悪のイメージを放送し社会は戦前を賛美する人をおかしな人と決めつける
傾向があるからです。

 それに関係するのかわかりませんが、台湾の方の本を読んでいると、途中で夢を見てい
るような錯覚に陥ります。これらの本は日本人を良いように書いたフィクションで、他に
何か裏があるのかもしれない。そこまで極端に考えたことはありませんが、このように心
のどこかで言葉にできないもやもや感があります。

 考えた理由として、一つはタイの博物館を見た経験があるからです。そこはカンチャナ
ブリにある元日本軍捕虜収容所があった場所です。映画「戦場に架ける橋」の舞台であり、
そこで捕虜が痩せ細った体で労働させられている絵を見ました。日本人が虐待していた絶
対的な証拠とは言えませんが、その絵に間違いはないと考えます。

 もう一つは台湾の方々が書かれた本は、日本人に対して良く書かれ過ぎていることです。
勇気があり、礼儀正しく、真面目で、潔く、滅私奉公の精神を持つ。戦前にはいたのかも
しれませんが、今の日本人では政治家であってもこのような人はいません。もしかすれば、
台湾を統治していた日本人と大陸から来た中国人を比べたために、本で書かれるような美
化された日本人が生まれたのかもしれないと考えました。

 つまり、私個人では入ってきた情報を確認するすべがありません。いくら戦前の日本を
賛美した本を読み、九割信じられたとしても一割は信じられないのです。それらはやはり
戦後の教育を受け一番重要な近代の歴史を教えられなかったためだと考えます。

 最終的な考えは、日本人の自虐史観は治りません。しかし、私のように緩和させること
はできます。それは、中国や韓国が言うように正しい歴史認識を知ることです。他の国か
ら言われるがままの歴史ではなく、日本人による日本の歴史を教えるべきです。その第一
歩が台湾の歴史を知り、朝鮮の歴史を知ること。そして、そのとき世界がどのような状況
だったのかを知る。良い部分も悪い部分もすべて認めることができれば、将来は戦前の日
本人に決して負けない日本人が現われることだと思います。

 当初は蔡焜燦氏の文章に対する感想を書いていたのですが、どうしても自分の考えを読
んでいただきたいと思い長々と締まりのない文章を書かせてもらいました。

 来月、私は一人旅で台湾に行きます。博物館や日本統治時代の遺跡などを見て回る予定
です。機会があれば日本語世代の方に話を聞きたいと考えています。

 最後に、私は政治や社会を語れるほど生きていませんし、世の中をまだ知っていません。
それでも日本をなんとかしてやると言う気持ちはあります。これからの若者に期待してい
てください。
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