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メールマガジン日台共栄

日本の「生命線」台湾との交流活動や、他では知りえない台湾情報などを、日本李登輝友の会の活動とともに配信するメールマガジン。

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【メルマガ日台共栄:第368号】10月1日(日)、台灣物産館が横浜・港南区に港南台店をオープン

2006/09/25



>>>>> http://www.ritouki.jp/―――――――――――――【平成18年(2006年) 9月25日】

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<<INDEX>>――――――――――――――――――――――――――――――[Vol.368]
1>> 10月1日(日)、台灣物産館が横浜・港南区に港南台店をオープン
2>> 李登輝前総統「日本の教育と私(4)−進歩と伝統築いた武士道精神」
3>>[感想]第5回台湾李登輝学校研修団に参加して(5)[酒井 旭、江川 永]

■柳本通彦氏よりお便り
  9月1日より、台湾史研究家の三田裕次氏が台湾関連書籍にコメントする連載「三田裕
 次の一口コメント」を掲載しています。
  昨日の第5回目に、柳本通彦氏の『明治の冒険科学者たち』を紹介したところ、早速、
 柳本さんご自身から三田さん宛に「真心のこもった簡潔かつパーフェクトなコメントに
 感激しています。ありがとうございます」というお便りをいただきました。ありがとう
 ございました。こういうお便りが何よりです。三田さんもすごく喜ばれています。
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1>> 10月1日(日)、台灣物産館が横浜・港南区に港南台店をオープン

 去る7月25日、「高品質、安全、安心」をキャッチフレーズに、台湾本場の農産品などを
豊富に取り揃え、東京・笹塚にオープンした日本初の「台灣物産館」はその後も順調に展
開し、好評を博しています。
 来る10月1日には横浜・港南区のメインストリートに港南台店がオープンすることになり
ました。高島屋の並びです。取り扱い商品は笹塚本店とは多少異なるそうですが、お近く
の方はぜひお出かけください。詳しくは下記のホームページをご覧ください。

■台灣物産館・港南台店
 〒234-0054 横浜市港南区港南台3-1-3 港南台バーズ1F
 TEL・FAX 045-830-5901

■台灣物産館HP http://www.taiwan-bussankan.com/index.html
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2>> 李登輝前総統「日本の教育と私(4)−進歩と伝統築いた武士道精神」

【9月17日付 産経新聞】

 私が初めて新渡戸先生の「武士道」−日本人の精神−という本に出会ったのは、旧制の
台北高等学校時代でした。武士道などというと、封建時代の亡霊のように言う人もいます
が、この本を精読すれば、そのような受け止め方がいかに浅薄なものか、すぐにわかるで
しょう。
 そしてこれに解説を加えた私の「『武士道』解題」の中で、声を大にして武士道精神を
再評価しようと言っているのは、日本および日本人本来の精神的価値観を今一度明確に想
起して欲しいと祈るような気持ちで切望しているからです。民族固有の歴史とは何か、伝
統とは何かということを、もう一度真剣に考えてほしいのです。
 文化の形成は、「伝統」と「進歩」という2つの概念を、いかに止揚(アウフヘーベン)
すべきかという問題ですが、「進歩」を重視するあまり「伝統」を軽んずるような二者択
一的な生き方は愚の骨頂だと思うのです。
 最近の日本では、一般的に、物質的な面に傾いていると言われますが、その結果、皮相
な「進歩」に目を奪われ、「伝統」や「文化」の重みを見失うことがあります。「伝統」
という基盤があるからこそ、初めて「進歩」が積み上げられるのであり、伝統なくしては
真の進歩など、あり得ないのです。
 戦後、1946年、私は台湾人に生まれ変わるために日本を離れた後、「新日本」が大きく
変わったことも承知しています。そしてその変化が、大きな進歩をもたらし、今日の世界
第2の経済大国を造り上げる原動力のひとつになったことも、また否定できない厳然たる
事実だと思っております。
 しかし、そのために最も大切な「伝統」まで捨て去ってしまったら、それはもはや本来
の意味における「進歩」ではあり得ないのではないでしょうか。
 有史以来、日本の文化は大陸などから滔滔(とうとう)と流れ込む変化の大波の中で、
驚異的な「進歩」を遂げ続けてきたわけですが、結局、それらの奔流に飲み込まれること
もなく、日本独自の伝統を立派に築き上げてきました。
 日本人には古来、そのような希有なる力と精神が備わっているのです。外来の文化を巧
みに取り入れながら、自分にとってより便利で都合のいいものに作り変えていく――のよ
うな「新しい文化」の創り方というのは、私は一国の成長、発展という未来への道にとっ
て、非常に大切なものだと思っているのです。
 そして、こうした天賦の才に恵まれた日本人がそう簡単に「武士道の精神」や「大和魂」
といった貴重な遺産や伝統を捨て去るはずはないと私は固く信じています。
 では、日本文化とは何か? その結論を言わなければなりません。私は高い精神と美を
尚(たっと)ぶ心の混合体が日本人の生活であると言わざるを得ません。(題字は李登輝
氏)
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3>>[感想]第5回台湾李登輝学校研修団に参加して(5)[酒井 旭、江川 永]

 第5回台湾李登輝学校研修団(9月2日〜5日)に参加された方から続々と感想を寄せてい
ただいています。第5弾をお届けします。ただし、メルマガでご紹介するにはいささか長文
ですので、お二方といたします。                (編集部)
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■日本は台湾の国連復帰を支援すべし[千葉県 酒井 旭]

 昨今の台湾国内の動きが李登輝先生の意図しておられる方向から逸脱していることから
、使命感に燃えて、群策会を通じて、精力的に啓蒙活動を続けておられる李登輝先生のお
姿に感動しました。
 黄昭堂先生のお話は物事の表面だけでなく、裏面から、側面からと多面的な視点で解説
を加えておられ、感服しました。
 林明徳先生の台湾の歴史のお話の中で、中共が国連加盟を果たした時、蒋介石が国連脱
退に踏み切る動きを見せたので、岸信介元首相が台北へ飛んで行って慰留したことに加え
、米英も脱退を思い留まるよう忠告した由、もし蒋介石が李登輝総統のように忍耐強く、
国家百年の計を案ずる思慮深いリーダーであったなら、国連脱退のような愚行をせず、今日
、台湾が苦しんでいる問題の大半は解消していたであろうと、残念に思いました。
 米英両国が支持し、日本も国交断絶せず、台湾と中華人民共和国の2国共存が既存の事
実として国際社会で認知され、もし中共が武力で台湾を征服しようとすれば、レバノンの
ように、国連平和部隊(日本の海上自衛隊を含め)が台湾海峡を守備することも可能でし
ょう。日本の新政権も台湾の国連復帰を支援すべく努力しなければと思います。 (9月15
日)
*酒井旭氏は今回の副団長です。
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■日本人はもっとしっかりせねば!![大阪府 江川 永]

 先日、久々の海外脱出と言うこともあって、胸を弾ませて参加させていただきました。
授業内容もすごく興味あることばかりで、睡魔に襲われる隙もありませんでした。
 ただ周りを見れば日本人だらけで、台湾に来たという実感があまりなかったのですが、
宿泊・研修先の渇望学習センター内にあったセブンイレブンで起きた出来事がとても台湾
っぽいというか、ふと私の台湾での出来事を思い出させました。
 その出来事というのは、研修に参加されたある人(日光の女性)が日本宛にはがきを送
りたいと言って、「ここから送れますか?」と聞いたところ、レジのにいちゃんが店の外
にその女性を連れ出し「明日あそこに行けば送れます」と、片言の英語で説明していたこ
とです。
 中国ではこうはいきません。昨年、上海・浦東空港に降りたときのことです。案内所で
杭州行きのバス乗り場を聞いたのですが「あっち」と言うだけで、服務員はおしゃべりに
夢中、私は重い鞄を持って右往左往。
 このコンビニ店員の行動を見て「あぁ、台湾だなぁ。漢字だらけの商品が並んでいるけ
ど中国じゃない。台湾だなぁ」としみじみ感じました。

 私が初めて台湾を訪れたときも、トランク抱えてタクシーに乗ったとき、初めて「ここ
は中国ではない」と知りました。「知った」というのは、それまで台湾は中国の一部なの
に「中国ではない」などとわがままを言っているところだと思っていたのです。台湾につ
いては小中高の授業で教えられたことくらいしか知らなかったので、仕方ないのかもしれ
ませんが、今から思えばとんでもなく見当違いな印象を持っていたものです。
 そのタクシーの運転手はいきなり「ニホンジン?」と言い出しました。トランクのバン
ドに名前が書いてあることに運転手が気づいてしまったのです。その瞬間「しまった!」
と思いました。しかし、日本人であることを白状しても遠回りなどされることもなく無事
ホテルに着きました。杞憂だったのです。
 その当時は中国に留学していて、タクシーに関してはトラブルをたくさん経験しました。
タクシーが目的地にすんなり到着するのは当たり前のことなのですが、中国にいるとだま
される方が当たり前のような感覚になってしまっていたのです。
 この至って普通の出来事が「台湾の人は中国人とは何か違うみたいだ。台湾は中国とは
同じではない」と感じるきっかけになりました。
 中国語をしゃべっているけど中国じゃない台湾。よく考えてみれば選挙という制度まで
ある台湾。台湾は中国の一部だと思っていたのですが、このとき肌で感じた「中国と台湾
はなんか違う」ことを少しでも多くの人に知ってほしいと思いました。
 それ以来、台湾の新聞を中国人のクラスメートに見せたり、日本から送ってもらった李
登輝VS連戦総統選挙ニュースのビデオを見せたり、台湾は中国ではないと中国人に論戦を
挑んだり、その結果、留学先の担当教授に怒られたり……。
 しかし、目で見て耳で聞いて台湾で体験したことは伝えられますが、基礎知識がないた
めに理屈抜きの結論を周囲にわめき立てるだけで、うまく説明ができません。
 感覚的にはわかっていますが、台湾は中国ではないという根拠を、台湾とは何かを知り
たくて、日本に帰って台湾に関する本を手に取りました。
 そして、知れば知るほど台湾は中国ではなくて、この変な状態をなんとかしたいと思う
ようになり、「どうすれば何とかなるのか、一般人でもできることは何か」を知りたくて
今回の研修の話を聞いていました。

 どの授業も印象に残りましたが、特に印象に残ったのが張良澤先生の授業です。
 文学史を通してそこまで当時の社会の様子がわかるとも思っておりませんでしたし、日
本語で表現する台湾の心、採硫記、水戸ラーメン、などの話も興味深く聞かせていただき
ました。また、台湾語、国語家庭、改姓名などは生の声ならではのお話で非常に印象に残
りました。
 そして、研修を通して何となくわかったことは「日本人は本来持っているはずの日本人
のいいところが見えていない」ということでした。日本人が以前のような日本人らしくな
ることが結局は日本や台湾そして世界のためになり、この異常な状態をまともな状態にさ
せる力になるのではないかと感じました。日本人はもっとしっかりせねば!!
 李登輝前総統はそのためには教育改革が大切だともおっしゃっていましたが、台湾は中
国の一部だと教えられる教育は改める必要があると思いました。台湾だけに限らず、隣国
についても客観的史実に基づいた教育への改革は待ったなしでしょう。あのとき本当のこ
とを教えられていたら、もっと私の人生も変わっていたかもしれません。そして、少なく
ない日本人は今でも台湾と中国の区別がつかないのではないかと思うと歯がゆくてなりま
せん。

「土台を失った日本人は武士ではない」
 最後にみんなで“仰げば尊し”を歌ったとき、李登輝前総統が最後まで歌っておられた
ことが印象的でした。私はほんのさわりの部分しか知らず口をパクパクするだけで、土台
がない日本人だと冷や汗をかきつつ反省しました。
 と言うわけで、10月末に台湾に行って、少し「土台」を分けてもらってきます。総統府
を案内していただいた蕭錦文さんに感動しましたので、日程が確定したら予約を入れてみ
ようと思っています。 (9月23日)
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