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メールマガジン日台共栄

日本の「生命線」台湾との交流活動や、他では知りえない台湾情報などを、日本李登輝友の会の活動とともに配信するメールマガジン。

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日本李登輝友の会メールマガジン 「日台共栄」

2004/03/25

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 ☆★☆★日本李登輝友の会メールマガジン 「日台共栄」 ☆★☆★ 

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       ☆.* 新しい日台交流にあなたの力を *.☆ 
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1>> 陳水扁総統・呂秀蓮副総統、再選! 
             
2>> 「陳水扁総統 再選祝賀会」 ホテルメトロポリタン(東京)にて挙行される

3>> 民主党・長島昭久議員が台湾総統選挙視察に訪台

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1>> 陳水扁総統・呂秀蓮副総統、再選! 

既に皆様ご存知のとおり、総統選挙は僅か29,518票差で、陳水扁総統が再選されました。敗れた連宋陣営との得票差率は0.228%。台湾人にとって因縁深い「228」という数字に、天佑(天の配剤)を感じる台湾人も少なくないと聞きます。

その後、敗れた連宋陣営はいろいろとクレームをつけていますが、台湾の民主化がさらに進むことは間違いないと確信しています。

得票差率の「0.228」ともうひとつ、台湾のラジオなどでまことしやかに言われているエピソードがあります。
票数の差は「29518」。この数字をそれぞれ国語で発音すると、「爾救吾一発」と発音が一緒です。
「爾(なんじ)」とは神様のこと、「一発」は銃弾のことを指します。日本語に訳すと、「神はわれらを銃弾から救う」という意味になります。語呂合わせに過ぎないと言ってしまえばそれまでですが、信心深い台湾の人々は、こんなところにも神様の思し召しを感じているのです。


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2>> 「陳水扁総統 再選祝賀会」 ホテルメトロポリタン(東京・池袋)にて挙行される
    
   【主催:在日台湾同郷会 共催:日本李登輝友の会、在日台湾婦人会】 

かねてよりご案内申し上げてまいりました表題のイベントは、夕方より降り出した雨に影響されることなく、300人を越える参加者を迎え、盛大に開催されました。その模様を、簡単にご紹介いたします。 

陳明裕 在日台湾同郷会会長の挨拶で幕を開けた祝賀会は、続いて来賓の中津川博郷衆議院議員、羅福全台北駐日経済文化代表処代表、金美齢総統府国策顧問の熱気溢れるスピーチで彩りを添えた。

続いて、乾杯のご発声は小田村四郎日本李登輝友の会副会長。 

暫し歓談の際には、3月20日に向け台湾で、日本で、勝利のために一心に努力を続けた方々の相互の労いの場となり、会場のあちこちで笑顔の溢れる和やかな雰囲気となりました。

ハイライトは、昨年9月6日の正名運動から陳水扁総統再選までの軌跡を約20分に収めたビデオ上映。
長かったような、あっという間だったような、約7ヶ月間の熾烈な闘いを制したのは我々ひとりひとりの力なのです。

その後も各界の方々からの祝辞が続き、秋茜がア・カペラで「ふるさと」を歌うなど、会場のボルテージは最高潮となりました。

また、祝賀会の終盤には声明の採択が行われました。読み上げたのはエッセイストの謝雅梅女史。
声明文は以下の通り。 


【声明文】 
世界が注目していた台湾の総統選挙は、中国の圧力に屈した日米仏など海外からの横暴な選挙介入や、銃撃による暗殺未遂の衝撃を跳ね返し、陳水扁総統と呂秀蓮副総統が劇的な再選を果たした。その民意は明らかに台湾の自存自立を指し示した。 

しかし、稀に見る僅差に、敗北した中国国民党の連戦主席らは、その原因を不正操作による投票の不公平に求めて選挙の無効を訴え、一部民衆を煽動して台湾社会に不安と混乱をもたらしている。
 
だが、国の最高指導者を住民が直接選挙で選ぶという世界に範たる民主的な手続きをもって行われた総統選挙は、成熟しつつある台湾の民主化を伸展させるものであり、いかなる結果であろうとも厳粛に受け止めるべきものである。
 
そこで、われわれは、「陳水扁総統再選祝賀会」に集う日台の有志とともに、次の声明を発し、台湾および世界に向けて訴えるものである。 


一、われわれは、選挙結果に示された台湾の民意を尊重し、陳水扁総統と呂秀蓮副総統の勝利を心から祝福する。 

二、われわれは、総統選挙は、世界が注視する中、民主的な手続きの下に行われた適正かつ公正なものであり、不正を働く余地がなかったことを確信する。 

三、われわれは、選挙結果による混乱の早期終息と銃撃事件の速やかなる解明を求め、台湾の民主化を力でねじ伏せんとする反台湾勢力の駆逐に一致団結して当たる。 

四、台湾は日本にとってもっとも重要な国であり、われわれは、民主台湾の伸展と友邦日本との共存共栄をはかるべく努める。

 
在日台湾同郷会会長   陳 明裕 
陳水扁総統 再選祝賀会参加者一同 

盛り上がりに盛り上がった約2時間の祝宴はまたたく間に過ぎ、郭孫雪娥在日台湾婦人会会長の閉会のご挨拶の後に、いよいよ林建良世界台湾同郷会副会長と柚原正敬日本李登輝友の会事務局長の万歳三唱となりました。

林建良さん、大変感激されていたのでしょう、「本当によかった」という趣旨の話を何度も何度もかみしめるようにされました(時間が長くなったのもご愛嬌)。 

参加された皆様、ありがとうございました。また各種ご都合で参加できなかった方々も、今後ともよろしくお願い申し上げます。 

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台湾紙『自由時報』(25日付)で祝賀会の模様が報道されているのでご紹介します。

「再選祝賀会 日本の国会議員と在日台湾人、海を隔てて陳水扁再選を祝う」
自由時報25日〔駐日特派員張茂森/東京二十四日〕 

在日の台湾人団体が24日、東京池袋のホテルで、陳水扁大統領の再選祝賀会 
を行った。日本の国会議員、羅福全駐日代表、金美齢国策顧問をはじめ、台湾 
を支持する日本の各界、および在日台湾人500名あまりが出席する盛会と 
なった。 

この「陳水扁総統再選祝賀会」は、在日台湾同郷会が主催し、日本李登輝友の 
会、在日台湾婦女会の共催。出席者には、中津川博郷衆議院議員、西村眞悟衆 
議院議員、米田健三前衆議院議員、小田村四郎拓殖大学前総長、内川永一朗新 
渡戸稲造基金事務局長はじめ日本の台湾友好団体代表、在日台湾人団体代 
表をはじめ500名近くが参加した。 

中津川議員はスピーチで「(陳水扁再選は)台湾人の偉大な勝利」と評価し、 
日本の若手政治家が、台湾の民主の発展を全面的に支持すると述べた。 
羅福全代表は、陳水扁大統領の再選は、業績が認められたことを示すだけでは 
なく、台湾人の台湾アイデンティティーが固まりつつあることを証明するもの 
だとした。世界40ヶ国を超す国々から陳大統領再選を祝うメッセージが届い 
ているという。 
金美齢国策顧問は、200万人を超えた228人間の鎖という壮挙が陳水扁大 
統領再選の原動力であり、台湾人が台湾を愛するという情熱が、感動を呼んだ 
のだとした。
主催者側も、「228人間の鎖」や陳水扁大統領銃撃のドキュメンタリーDVDを放映した。 


【お詫びと訂正】 
当日会場で配布しました資料に誤りがありました。時間に追われチェックが甘くなっていましたことを反省し、お詫び申し上げます。 

対象資料:台湾総統選挙結果データ:各県市得票数と得票率 

訂正箇所:「台中市」の陳水扁得票数 
      誤 564,193 → 正 267,095


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3>> 民主党・長島昭久議員が台湾総統選挙視察に訪台


台湾総統選挙視察報告
 (2004年3月23日・その1) 

21日(日)まで、台湾総統選挙の視察に行ってきた。 
19日(金)に成田空港から飛行機に乗り込む直前に「陳総統が爆弾テロに遭遇し重傷」との第一報が入る。 

大変なことになった。もしかすると台湾全土に戒厳令が敷かれ、私たちは入れないかもしれない・・・。などと思いつつ、通常の手続きで搭乗。中華航空の乗務員たちも事件についてはまったく知らない様子。離陸直前に、もう少し正確な情報が入り、「銃撃による暗殺未遂で、総統、副総統共に負傷したが命に別状なし」と判明、少し安堵しつつも、緊張は否めず。 

今回の総統選挙は、過去2回にわたって台湾関連で国会質問したことがきっかけとなり、旧知の金美齢さんが間に入ってくださり、台湾総統府から招待を受け実現したものだ。同期でもっとも仲のいい馬淵澄夫衆議院議員(奈良1区)を誘い、最終的には、民主党国際局の派遣で「選挙監視」に行くというのが名目となった。すでに立派な民主主義を実現している台湾に「選挙監視」とは、なんとも差し出がましい話だが、それでなければ、会期中ということもあり、国対(国会対策委員会)の許可が出ないので仕方がない。 

ともかくも、午後7時過ぎに緊迫の台北入り。 
そのまま、ホテルで荷物を降ろし、陳総統陣営の選対本部前での最終街頭演説へ。 

今日から数日間は、選挙後さらに混迷を深めている台湾情勢をアップデートしつつ、台湾総統選挙視察報告を行っていくつもり。日本のメディアからは読みきれない台湾の実情を含め、詳細にリポートするつもり。乞うご期待!  


 (2004年3月25日・その2) 

総統・副総統が銃撃で負傷したアクシデントを受け、与党・民進党陣営も野党の国民党・親民党連合陣営も、100万人規模の最終ラリーを急遽中止に。(この果断な決定も鮮やか!)

私達は、その代わりに民進党選対本部前に集まった支持者数千人の最終街頭集会を見学することに。金美齢さんとともに群衆の中に入って行くと、まるで候補者が到着したような騒ぎに。人々が金さんを取り囲み、身体の小さな金さんはたちまち握手と歓声に呑み込まれた。台湾独立の闘士である金さん、台湾では知らぬ者はいない。私と馬淵君はまるでSPのように金さんの背後からついて行く。そのまま、なんと中央の宣伝カーの上に。これまで経験したこともない聴衆の渦が四方に広がっている。しかも、大半は若い世代だ。これだけの若者が参加する民主主義・・・やはり国の存立がかかっている命懸けの民主主義に若者の「しらけ」や「無関心」は微塵もないのだ。

すでに、前の弁士が演説していたが、車上に金さんの姿を見つけると群衆からものすごい歓声が上がった。私達の紹介もあると言う。「選挙監視」が一方の陣営に肩入れしたと見なされるのはよくない(もちろん、心情的な面も含め、総合的な観点から私自身は陳総統支持だが・・・)ので、挨拶はさすがに固辞。金さんの演説の中で紹介される手筈とのことで、いつ紹介されるかと身構えていたら、最後の弁士の登壇とともに私達は全員降ろされた。

群衆を興奮させてしまうと、収拾がつかなくなる恐れがあるからという理由。すでに、大半の人々は陳総統暗殺未遂に憤慨しているからだ。超人気で抜群の扇動力をもった金さんが話し始めれば、ただでさえ興奮している群集にたちまち火を付けてしまう可能性が高い。それに代って、登壇した最後の弁士は、台湾民主化の象徴的な人物である林民進党元主席。彼は、有名な白色テロで、投獄中に留守を預かっていた母親と娘さん二人を惨殺された経験をもつ方。クリスチャンの林氏は、演説の最後を静かな祈りで締めくくり、このまま整然と帰宅するように訴えたのである。そういう方だけに、ものすごい説得力がある。辺は静まり返った。

はたして、数千人の群衆は見事なまでに柔順に、整然と散会したのである。驚くべき現象であった。翌日の選挙結果を巡ってさらなるドラマが待っているのであるが、終始一貫していたのは、この夜に私が目の当たりにした「台湾の民主主義を守ろう!」という台湾の人々の真摯な姿勢と、世代を超えてしっかりと根付いた規律正しさであった。

若者の政治参加と整然とした選挙プロセス。鮮烈な印象に胸を打たれた台湾での第一夜が更けた。明日はいよいよ台湾全土で運命の投開票が行われる。

(続きは次号で掲載します)


※長島昭久衆議院議員事務所HP「長島フォーラム21」より転載


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