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 市民が社会に向けて情報を発信するには書くことが不可欠。書く力を養い、書くことで社会参加する「市民ライター」になろう。ここは、市民ライターの交流と情報発信の広場です!

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書く力、書く参加!「市民ライター通信」

発行日:1/20

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆★☆★
★☆★ 書く力、書く参加!
☆★
★          市民ライター通信
☆ 2012.1.20
--------------- http://f-ts.bb4u.ne.jp/~writer/  ★ 第99号★☆★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
■あなたも市民ライターに!■

市民が社会に向けて情報を発信するには、書くことが不可欠です。
多くの市民活動はそこから始まっています。《書く力》を養い、
《書くことで社会参加する》市民ライターになりませんか。
                  
  ========= 市民ライターのイメージ ==========
       
* 書くことによる社会的な発信が大切だと考えている。
* 心情吐露だけに終わらず“レポート性”のある文章がかける。
* ペンが剣よりも強い世界にしたいと思っている。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

■まいど おおきに!■
 いよいよ次号で100号の発行になります。1号を発行した時のことを思い
出してみると、10人以上もいた編集委員のメンバーは徐々に少なくなってい
きました。必然なのでしょう。しかし、8年余りにわたりこのメルマガを発行
してこられたのは、途中から編集委員のメンバーになってくれた人たちがモチ
ベーションを鼓舞し続けてくれたからと思っています。
 さて次号の100号では、「私の市民ライター通信」と題して出来るだけ多
くの方に書いていただきたいと思っています。200字ぐらいの短いものでも
結構ですので、是非ご投稿よろしくお願いします。

/////////////////////■□■ も く じ ■□■/////////////////////
 

【1】みどりを友だちに! (29) 
    冬の木々 ……………………………………………… かざりえみこ
【2】自分史「大阪ベイエリア」(37) 大正区編 
    寝台特急銀河 …………………………………………   トミ〜さん
【3】チョットかがく(36)
    ビール風の飲料あれこれ …………………………………… OHE
【4】自分史レクチャー(7)
    自分史の書き方(ロ)「テーマの決定と情報収集」 …… thayama
【5】投稿 「たちふるまい」…………………………………………   風
【6】編集後記


//////////////////////////////////////////////////////////////////////


 読んで、感じて、そして、あなたも発信してください。    
☆書く力を養い、書くことに慣れ、書くことで社会参加していきましょう。


  「論・RON・ロン」コーナーは、個人の論を世の中に論じよ
  うというコーナーです。といっても、個人的な問題を論じる場
  ではなく、社会的問題や時事ネタを、一市民の立場で論じよう
  ではないかというコーナーなのです。大いに論じて、あなたの
  考えを世に問うてください。個人の考えを発信することには意
  味があります。ひとりの力は小さくても“うわさが力になる”
  からです。あなたの論をお寄せください。反論や賛成論も歓迎、
  ここは「議論の場」です。


  その他「この○○を誉めよ!」などいずれも800〜1000字程度   
  (締切15日必着!メールに貼り付け添付でお願いします)
  感想・投稿大歓迎!お待ちしてま〜す。
  ★投稿先  E-mail: writer@f-ts.bb4u.ne.jp ★  

メルマガ「市民プロデューサー通信」の購読もよろしくお願いします。
http://isweb25.infoseek.co.jp/business/capnews/index.html

                                                 
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 ☆彡
■【1】みどりを友だちに! (29) ☆彡
□                        ★彡   
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                 ◆  冬の木々 ◆
                              
                             かざりえみこ

公園の木々の葉が散って寒風にさらされています。根元から梢の先まで一糸ま
とわぬ姿は、まさに裸木。あんなに葉が繁っていたのに、あれほど色づいてい
たのに、などという感傷をかなぐり捨てたいさぎよさです。天に枝を張って地
面からすっくと立つ様は力強さそのものです。裸になったばかりに、台風シー
ズン前、枝を落とされたのがばれてしまったような情けない姿の木には、都会
の樹木の悲哀をも感じてしまいます。

  くりくりと立派に枯れし堅木(かたぎ)かな  小林一茶
  日曜や匂ふばかりに枯木の秀(ほ)      楠本憲吉

ゆっくりした日曜日、少し離れて冬木を眺める。うん、なかなか立派な立ち姿
じゃないか、と。冬木にとって「匂ふばかりに」は最高のほめ言葉ですね。一
茶の句中、堅木とは薪になったらよく燃えるカシ、クヌギ、ナラ、ケヤキなど
を言う、と広辞苑にありました。でも、カシは常緑樹ですので、ここでは省き
ましょうか。

枯木になると、いままで見えなかった「木の向こう」が現れます。公園の先の
マンションは形だけ見えていたのが、木の葉が落ちたら、赤い小さいシャツが
見える。女の子がいて楽しそうね、なんて。ふっと、あちらに住む人への親し
みもわいてきます。

  枯れし木のうしろに雲の寄り易し       谷野予志

枯れ木の向こうに、空が見えるのも冬木のうれしいところです。空の雲は木の
枝が好きみたい。小鳥も木が好きで、昼と夕方にそれぞれ違うのが来ます。我
が家の裏のケヤキにも幾種類かの小鳥が来ます。工藤直子さんが詩を書いてい
ます。

『いのち』 けやきだいさく
 わしの しんぞうは/たくさんの/ことりたちである/ふところに だいて
/とても あたたかいのである/ だから わしは/いつまでも/いきていく
のである/だから わしは/いつまでも/いきていて よいのである

さいごの「だから わしは」の前に私なら何を書けば、「いきていてよいので
ある」と言えるでしょうか? 考えてしまいました。

   木の葉なきむなしき枝に年暮れて 又めぐむべき春ぞ近づく  京極為兼

パラパラと古い本をめくっていたらこんな一首に出会いました。この「めぐむ」
は「芽ぐむ」ですね。作者は藤原定家の曾孫です。冬枯れでも、待っていたら
かならず春が来ます。ともに待ちましょう。「むなしき枝」なんて言わず。こ
れはこれ、凛としていいものですよ、冬木は。ところで、裸木ということば、
なぜか大きな歳時記にも項目としては載ってません。冬木、枯木で代表するよ
うです。「裸」は失礼なのでしょうね。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                  ☆彡
■【2】自分史「大阪ベイエリア」(37) 大正区編
□                             ☆彡 ★彡 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

             〜 寝台特急銀河 〜
                               トミ〜さん

私は父のことを"おっさん"母のことを"おばはん"と呼んでいた。"お父さん"と
か"お母さん"と言った覚えはない。ただ、母の前では"おかん"と呼んでいたが、
それ以外は"おばはん"と言っていた。昭和51年9月、夕食時のささいな"おっさ
ん"の言葉から親子喧嘩が始まった。私はめったなことでは怒らないが、この
ときばかりは自分の気持ちを抑えることはできなかった。

連れ合いから"おっさん"の身勝手な言動を以前から聞いていたのが、喧嘩の誘
い水になった。"おっさん"は日雇労働者で"なまけ癖"があり、当時、ほとんど
仕事に行かなかった。母が生きていれば「働かざるもの食うべからず」と食事
などあたらないのに、母が亡くなっても仕事もせず家でブラブラしているだけ
だった。子どもに対して父親らしいことは何一つしてこなかった"おっさん"が、
あたりまえのように食事にありつけているだけでも感謝しなければならないに
もかかわらず、息子の連れ合いに好き勝手言ったのだ。

私は比較的温厚な性格で、言い争いや暴力は好まない。そのせいか、小学校や
中学校でも喧嘩はほとんどしたことがない。喧嘩などしても人より腕力が劣る
ので、勝負は初めから決まっている。中学校時代は不良から殴られたことはあ
るが、いじめられた経験はない。中学校では生徒会長をしていて、朝礼台の上
で好き放題言っていたがいじめの対象ではなかった。貧乏人の子どもに対して
は、いじめがいがなかったのかもしれない。社会人になってからも人と言い争
うこともほとんどなかった。私が怒ったときは、たいがいの場合、怒らした相
手が悪く言われる。そんな私が"おっさん"の言葉に激怒して喧嘩になり、連れ
合いとともに着の身着のまま家を飛び出した。傍から見れば信じられない事で
あったと思う。

私たち夫婦は家を飛び出し、歩いて5分ぐらいのバス停に向かった。どこに行
くかはアテもなかったが、とにかく実家から遠くに離れることだけを考えた。
酒癖の悪い"おっさん"は、たまに包丁を持って家族を威嚇することがあったの
で、そのことも頭の隅をよぎったのかもしれない。最初に来たバスが「大阪駅」
行きであった。私たちはそのバスに乗り込み大阪駅に向かった。アテもないが、
大阪駅に行けばどうにかなると思った。30分ぐらいで大阪駅に着き、東京行き
寝台特急"銀河"に乗った。当時、東京行き夜行列車として"銀河"は有名で、中
学校の修学旅行にもよく使われていたことは知っていた。

東京駅には翌朝に到着したが、別に行くアテはない。私たちが選んだ場所は大
井競馬場であった。私は24歳まで一度や二度は馬券を購入したことはあるが、
ギャンブルにハマるところまでいっていない。大勢の人が居て時間さえ過ぎれ
ばよいと思い競馬場を選択した。競馬新聞を持っている人のあとを追うように
ついて行くと、着いたところは平和島競艇場だった。競馬新聞と思ったのが競
艇新聞だったのだ。その日は少し勝ち新宿のホテルで泊まった。その間、連れ
合いは何も言わずに付いてきてくれた。私たちは結婚して4カ月しか経ってい
ない"新婚さん"であった。二度目の新婚旅行かもしれないが、先が見えない旅
行をしていた。

アテもない旅は、浅草寺から上野公園やアメ横とさまよった。さらに、上野か
ら上越本線に乗り新潟へ、そして、佐渡島に渡った。佐渡金山を見学し再び東
京へ戻った。アテもない旅とはこんなものかもしれない。ただ、フラフラさま
ようだけで何の目的もない旅であった。大正区の実家を出てから3〜4日が経っ
ていた。そして私は今後のことを考え、その結論が、大阪には戻らず東京で暮
らすことであった。連れ合いにも相談もせず、自分で勝手に会社を辞めること
を決め翌日会社に電話した。

私には何としても連れ合いを幸福にしなければならない義務がある。私を信じ
ここまで付いてきてくれた連れ合いを不幸にするわけにはいけない。中学校を
卒業し15歳から仕事をしている私は、東京であろうがどこであろうが稼ぐ自信
はあった。しかし、この行動は問題を真っ向から見ない逃避にほかならない。
私の欠点は幼い頃の生活環境の影響かもしれないが、もめごとにはかかわりた
くない性格である。そのため、その場から逃げることを選択することもあった。

大正区の実家は連れ合いと暮らした最初の家であり、青年期を過ごしたところ
である。愛着がないと言えばうそになる。二階建て長屋の端家で、通路を確保
するため隣の家より間取りは狭く、板の間も底が抜けているところもあり、建
てつけも悪く隙間風がどこからともなく入り、炊事場などは狭く汚い。家賃の
安いのが取り柄であるが、新婚の連れ合いには想像以上の非衛生的な古い建物
だったと思う。たまに大正区に出かけた時は、昔懐かしさに家の前を通ること
もある。

着の身着のまま家を飛び出し、何日かの流浪の旅の果てに東京で暮らすことを
決意し、会社に電話した時の気持ちは今でも忘れない。あの当時の私は、怖い
もの知らずであった。すべてをリセットとして一から出直すための電話が、電
話を取った会社の上司の「何でもよいから一度大阪に帰ってこい」と言われた
言葉で大阪に戻ってきた。あれから新潟県には行っていない。この時代がなけ
れば今の自分はない。潮の匂いが感じられる大好きな街「大阪ベイエリア」。



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 ☆彡
■【3】チョットかがく(36)         ☆彡
□                          ★彡     
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

           ■  ビール風の飲料あれこれ ■
                                OHE

ビール風の飲料は種類が多く、それらの違いはなかなかイメージできない。す
ぐにもビール、発泡酒、第3のビール?、第4のビール?と思い浮かぶが、ビー
ル通でもこれらの違いはなかなか説明できない。この種類の多さにはアルコー
ル飲料への課税の複雑さ、それに少しでも安くアルコール飲料を味わいたいと
する消費者の気持ち、またできるだけ美味しいビールを安価に提供しようとす
るメーカーの"熱意"が反映されている。ビールを飲んだ時のすっきり感のよう
にもう少し分かりよくできないものだろうか。一方、素性の違うビール風の飲
料の違いを楽しむ御仁もいるので、ことの良し悪しを判断するのは控えたい。

もともと、ビールは麦芽、ホップそれに水が原料でビール酵母を用いて発酵さ
せたものである。しかし、市販されている中でこのようなビールはそれほど多
くない。麦は十分な水分と適度な温度や湿度をあたえると発芽する、それが麦
芽である。芽と根を麦粒の大きさ程度になるまで成長させるが、この間、麦芽
には澱粉を分解する糖化酵素が生成されてくる。これを熱風で乾燥させると、
麦芽の成長が止まり、同時に麦芽はビール特有の香ばしさを持つようになる。
効率よく糖化や発酵が進むように乾燥した麦芽は細かく粉砕され水に浸漬され
る。これを50℃程度に保つと麦芽のでんぷん質は糖化酵素の働きで糖に分解
され、液は甘い麦汁となる。

糖化が完了した時点で、麦汁から穀皮などを除くと、清澄な液になる。次にこ
の麦汁にホップ(クワ科植物一種、用いるのはその雌花穂)を加え、同時に煮
沸して酵素の働きを止める。ホップの添加は、麦汁にビール特有の香りと苦味
をつけ、さらに麦汁のさらなる清澄化も進める。麦汁にビール酵母を加えると
発酵が始まるが、発酵の過程で麦汁中の糖分の殆どがアルコールと炭酸ガスに
変換され、また味や香の成分も生成する。そして、アルコール分約5%程度の、
まだ本来の味や香りを持っていない若ビールができあがる。さらに少量のビー
ル酵母とともに、0℃近くの低温で1ヵ月間程度熟成すると、香味がまろやか
になり、同時に、発生した炭酸ガスが溶け込み、おいしいビールになる。役目
を終えた酵母は除かれ、ビールは瓶や缶などに充填される。

日本で最もよく飲まれているビールは原料に麦芽の代わりとして一部コーンや
米あるいはスターチ(デンプン)などが使われている。100%麦芽が使われ
ているわけではない。これら原料に含まれる澱粉も麦芽の澱粉とおなじように
糖化され、アルコールと炭酸ガスに変換されるので、同程度の原料を使う限り、
ビールのアルコール濃度や炭酸ガス量はそれほど変わらない。しかし、味や香
りは100%麦芽のものと違っているであろう。また、原料に麦芽以外のもの
を使うことはコストの抑制につながると思われる。ただ、ビールの名を冠する
には麦芽比率が原料の67%以上のものと酒税法で定義されている。ビールの
本場ドイツでは、「ビール製造にはホップ、麦芽、水、酵母だけを使用する」
ことが法律で定められている。

麦芽比率が67%以下のものはビールではなく発泡酒になる。発泡酒も製造工
程はビールとそれほど違わない。しかし、ビールは麦芽以外で使えるデンプン
などの原料が法律で定められているが、発泡酒はそれ以外のものも使えるとい
う違いがある。酒税法では麦芽比率が 25% 未満(350ml一缶につき税47円)、
 25% 以上 50% 未満(同77円)、 50% 以上 100% 以下(同77円)という三分
類で税率が決められている。ビールメーカーは、「発泡酒」に分類される商品
は全て麦芽比率を 25% 未満に抑えている。 

第3のビールや第4のビールは麦芽使用量ゼロが特徴で、ビール風味の発泡アル
コール飲料のことである。材料が違うが、ビールと同じようにビール酵母で発
酵したものと、発泡酒にスピリッツ(蒸留酒)を添加したものに分けられる。
前者はホップ、エンドウや大豆などから抽出したタンパク質、糖類や酵母エキ
スなどを原料として醸造している。風味を整えるために酸味料や香料を添加し
たり、あるいはカラメル色素などで着色しているものもある。後者は発泡酒に
麦焼酎などを添加し、アルコール濃度や味をビール風味に調えている。このよ
うにこのビール風味のアルコール飲料は原料や製造方法が様々であるので、味
や香りも当然様々となっている。ちなみに350ml一缶につき税は28円となって
いる。

こんな事を考えながらのビールの嗜みは如何なものであろうか。税金だけでも
一律にしたいものである。



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■【4】自分史レクチャー(7) ☆★☆ 彡
◇    
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

     自分史の書き方(ロ)「テーマの決定と情報収集」
                                   
                               thayama

「年表」が完成したら、自分史の方向性(テーマ)を決めましょう。どういう
個人史にするのか、という構想を練るのです。仕事の業績を中心に書くのか、
それとも妻や子どもとの家族愛の物語にするのか、はたまた趣味に生きてきた
自分を前面に押し出すのか……。例えば、第3回目に紹介した『道草の色』な
どは自分と妻との関係を中心的なテーマに据えており、それが成功しています。

ある程度の方向を決めないと、長大な全体小説のような自分史になってしまい、
誰も読んでくれません。テーマを掲げず、ただ誕生から現在までの"履歴"を綴
っても、よほど面白い(興味深い)人生でないと、他人に読み続けてもらうこ
とは不可能です。そもそも全体小説が書けるほどの筆力が自分にあると自惚れ
てはいけません。大長編小説『楡家の人々』が書けるのは、斎藤茂吉を父に持
ち、医師としての経験もある北杜夫ならではのことでしょう。

大体の構想(テーマ)が決まったら、次にすることは資料・データの収集です。
意外なものが記憶を確かなものにしてくれるので、いろんなものを集めている
コレクション・マニアはもうそれだけで他の人より自分史完成への道のりが短
くなります。

行ったコンサートのチケット、スポーツ観戦チケットなどは日付が入っている
から役に立つ資料です。また、パスポートなども記憶を蘇らせる重要な資料と
なります。自分のことで恐縮ですが、ぼくは蒐集癖がほとんどないので、若い
ころの海外遊学を思い出す縁(よすが)がパスポート以外ほとんどありません。
だから、訪れた外国への入国・出国の日付が残っている過去のパスポートはた
いへん貴重な資料です。できるだけ多彩な資料を数多く集めるほど、内容が充
実するばかりではなく、記録性の高い自分史になるでしょう。

役に立つ資料として最高のものは、もちろん日記です。日記を数十年間にわた
ってつけているという人は、もうそれだけで自分史作成の資格が充分にあると
言えます。その他に、過去のビジネス手帳、給料明細、スクラップブック、パ
スポート、卒業証書、年賀状や手紙・ハガキ類、通知簿や成績証明書、小遣帳
や家計簿、写真・アルバム等々。

高校生のころ読んだ文庫本への書き込みが、青春時代の出来事や感性を思い出
させてくれることもあるでしょう。作成した年表を眺めながら方向性を決めた
ら、それに沿ってできるだけ多くの資料を集めることです。

年表が完成し、集められる資料が揃ったら、次の段階は目次づくりです。目次
づくりとは、自分史の編集企画づくりのようなもので、何と何を取り上げどう
いう配置(順番)で書くか、ということを明確化することです。これには時間
をかけてじっくり取り組んで欲しいと思います。ちゃんとした目次ができると、
半分ぐらい自分史ができたと思ってもよいぐらいです。なぜなら、あなたの心
の中で何を書くべきかが明確で、それが分かっていれば、後は実際に書き進め
ていくだけですから。

でも、執筆にかかる前にもう一つ必要なことがあります。それは、家族や友人、
職場の先輩や同僚など、自分と関係のある(あった)人たちへの取材です。次
回は、取材について述べることにしましょう。



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                          ★彡
■【5】投稿 「たちいふるまい」                                  ☆彡
□                 ★彡☆★              
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                                  風

お正月のテレビ番組は、つまらないバラエティ番組が多いからあまり見ないの
だが、たまたまスイッチを入れたところ、和服を着た女性が登場していて、司
会者がはっきりと「たちふるまい」とくり返して言っていた。(それはないだ
ろう)と記憶に留めていたところ、また別の時間にも、違う人が「たちふるま
い」と言ってくれた!。

そこで、広辞苑を開いてみた。「立ち居振る舞い」または「立居振舞」。送り
がなを消した書き方もあるようだ。立ったり座ったりする動作。からだのこな
し。と書いてある。「い」が抜けては四字熟語にもならないではないか。

それからというもの、気をつけてテレビやラジオに耳をすましていると、ある
ある、おかしな読み方やアクセントが。いちいちあげていたらキリがない。今
どきの若い人はどうも「イ音」の対応が苦手なようだ。たとえば、海域、体育、
全員。これが、かいき、たいく、ぜいいん。毛糸は「けえと」。これでは汚れ
た毛糸を想像してしまう。

あげ始めれば止まらなくなりそうだ。「自転車」は、「じてんしゃ」と言って
ほしい。たしかに、地方ことばでは、「じでんしゃ」のように「てん」が「で
ん」となるのもわかるが、正規のアナウンサーには標準語で読んでもらいたい。
日本語の乱れ云々は、その道の専門家が、言葉の進化だ乱れだ、なんて早くか
ら言ったり書いたりしているし、彼らに任せておくとして、公共の電波に乗せ
てものを言う人たちは、せめて確かめてからその場に臨んでほしい、とわたし
は思っている。これが小学生の漢字テストなら、まっさきに×になるのだ。 



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★【6】 編集後記                     ★☆★
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 東日本大震災を教訓とした地震・津波対策の見直しに関するニュースや、17
年目をむかえた阪神淡路大震災の追悼行事も、メディアで大きく取り上げられ
ている。人々の防災に関する意識が高くなったかと思えば、実際にはそうでも
ないようだ。地域に特化した防災連続講座を開催したが、参加者を集めるのが
大変だった。また週末に開催しても、参加したのはほとんどが60歳を過ぎた女
性たちである。新住民の子育て中の年代層の人々が参加し、地域を知り、そし
て子どもたちや家族を守る機会にしてほしかったので、とても残念だと思って
いる。一体どうしたら自分たちの問題だと感じてもらえるのだろうか(スー)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
===================================
このメルマガは、市民ライターの情報発信の場として、「市民ライター養成講
座」(大阪ボランティア協会主催)の修了生が、講師・チューターの協力を得
て運営しております。
===================================
■書く力、書く参加!『市民ライター通信』■
    編集:市民ライター通信編集委員会
    編集者:今村澄子 発行者:吐山継彦
URL: 
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